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左足下がりライから打ち上げるアプローチでグリーンに乗せる|the プロテク 香妻陣一朗プロ

2018/10/15 ゴルフトゥデイ 編集部

アマチュアが最も苦手とする左足下がり。今回はそのライから5メートル打ち上げ、35ヤード先のグリーンに乗せるミッション。若手の有望株、香妻はどんなテクニックを見せてくれるのか!?

【香妻陣一朗(フリー)】
1994年7月7日生まれ。165cm、71kg。鹿児島県出身。アマチュア時代から活躍し18歳でプロ転向。チャレンジで初優勝を挙げた2016年にシード選手の仲間入りを果たした。姉は美人プロの香妻琴乃。

乗れば最高。ボールを上げるのも距離感を出すのも難しいライ。

<シチュエーション>
・左足下がりのライ
・5メートルの打ち上げ
・グリーンまで35ヤード

ピンまで35ヤードで5メートルの打ち上げ。通常ならフェースを開いて高いボールを打てばOKですが、ここは左足下がりで、芝も薄くなったライ。ボールが上がらない悪条件が揃っています。左足下がりだけでもボールが上がらないのに、芝が薄くてペタっとしていると、開いてバンスが効いたウエッジのソールが地面に弾かれる可能性があるのです。

しかも打っていく方向に植え込みがあるので、ダフリもトップも許されません。正直、プロにとっても一か八かのアプローチです。

ピタッとピンにつけたいところですが、ボールを上げるのも距離感を出すのも難しいのでグリーンに乗れば最高。多少オーバーしてもいいくらいの感じで攻めるしかありません。

思い切りフェースを開き傾斜に沿って低く振り抜く!

左足下がりのライからボールを上げるにはフェースを開くしかありません。このケースでは正面に植え込みがあるので限界まで開き、ソールしたときにフェースが空を向くようにしましょう。右サイドが高くてダフりやすいライなので、ボールの位置を右足寄りにして左足体重で構えます。

スイングは上から打ち込むイメージでOK。芝が薄いのでソールが弾かれるかもしれませんが、そこは覚悟を決めていくしかありません。ポイントは手首の角度を変えずに振ること。高いボールをイメージするとダウンスイングで手首がほどけたり、インパクトからフォローで前に出てくる。これらは絶対にNGです。また、自分でボールを上げようとするとトップしやすいので、フォローは低く出すこと。上から入れたヘッドを傾斜に沿って振り抜くことが大事です。

アドレス:右足寄りにボールを置き左足体重で構える。

右サイドが高いとヘッドが早く落ちてダフりやすい。そのためボールの位置は右足寄り。谷側の左足に体重をかけて、ややハンドファーストの構えをつくる。

ボールの位置は右足寄り。限界までフェースを開いたら、それに合わせてややオープンに構える。

完成型のアドレスではスタンスラインは目標より左、フェースは目標のやや右を向く。

スイング:ボールを上げようとしない!

自分でボールを上げようとするとダフリやトップになる。開いたフェースにボールを乗せるイメージで傾斜に沿って低く振る。

手首の角度を変えずにスイング。
ポイントは手首の角度を変えないこと。手首をほどいたり、目標方向に押し出すとダフリやトップになる。

開いたフェースを見ながら振るイメージ。
ボールを上げようとするとヘッドがハネ上がってミスになる。フェースを見ながら振り抜く感じだ。

左足下がりライから打ち上げるアプローチの打ち方(一連の流れ)

ボールを右に置き左足体重で構える

飛ばない構えなのでバックスイングは大きく

手首の角度をキープ

傾斜に沿ってフォローを出す

【今回の結果:90点】
障害は越えたが、ライのせいでボールが上がりきらず、わずかにグリーンをオーバーしてカラーで止まった。

GOLF TODAY本誌 No.547 130〜133ページより

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