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ゴルフ練習方法|ボールを曲げる練習をすればストレートの打ち方が分かる!|連載「東大式“時短”でスコアUP!」【第5回】

2018/11/13 ゴルフトゥデイ 編集部

スコアアップのためには、もちろん練習は欠かせません。しかし、100を切れないというアマチュアゴルファーの方を見ていると、皆さんは『自分が上手くなるための練習』ばかりやっているように思えます。私は東大ゴルフ部の時代から練習には次の2種類があると思っています。

・今の自分を測るための練習
・自分を伸ばすための練習

今の自分を測るための練習とは具体的には、ドライバーで何ヤード飛ぶのか、3番ウッドでは何ヤード飛ぶのか、残り150ヤードは何番アイアンで打つのかという、自分の状態を知るための練習です。

また、自分のミスの確率を知ることも大切です。ドライバーでは何球中、何球くらいのナイスショットが出て、何球くらいミスが出るのか。また、ミスして曲がったときには、何ヤードくらい左右に曲がるのか。例えば、スライサーの人でも、自分の曲がり幅がどのくらいなのかを知っていれば、ティショットでも狙いどころが明確になります。

実はこの飛距離を知る、ミスの確率を知る、球筋とミスの幅を知ることができれば、ラウンド攻略を考えたときに圧倒的に有利です。だから、『自分の能力を伸ばす練習』には時間が必要ですが、『今の自分を測る練習』にはそれほどの時間は必要はないですし、短期的なスコアアップにつながります。

【解説:谷垣圭太(たにがきけいた)】
1987年生まれ。東京大学入学とともに、ゴルフを本格的にはじめて、1年でスコア83をマーク。4年のときには東大ゴルフ部主将をつとめ、72のベストスコアを更新。現在も都内の監査法人で勤務する社会人ゴルファーとして、ゴルフを続けている。

ドロー、フェードを打つことが、 ストレートに打つ練習にもなる!

もう1つの『自分を伸ばすための練習』についても、例えば球筋の問題があります。球筋をストレートに近づけたいという悩みを抱えている方はよく見かけますが、真っすぐに打つことばかり意識するよりも、実はボールを曲げる練習をする方が、結果的にストレートに近い球筋につながると思います。

例えば、アイアンなどを使って、クローズスタンスに構えてインサイド・アウト軌道で打つと、ドローボールが打てます。逆にオープンスタンスにして、アウトサイド・イン軌道にするとフェードが出ます。

そうすると、ドロー、フェードのボールの打ち方がわかるだけでなく、こういう軌道になったときに曲がるということが感覚的につかめてくるので、ストレートに近い球を打つ軌道をマスターできるようになります。

東大式時短上達のゴルフ練習法

《インテンショナルのショットを打つ!》

ドロー、フェードのインテンショナルボールを打つことで、ストレートに打つ軌道も確認できる。最初はドロー、フェードを打つときはスタンスのラインにクラブを置いて打つことでスイング軌道が確認できる。

《色んなクラブで、100ヤードを打つ!》

ドライバーでも7番アイアンでもウェッジでも100ヤードを打つ練習は、ドライバーでは腰から腰のスイング軌道、7番やウェッジでは例えば木の下から転がしで狙う時などのショット練習にもなる。

《時間があるときは、上半身の捻転を鍛える!》

練習というよりは、もうクセのようにやっていたのが、ドライバーを肩にかけて上半身を捻転するストレッチ。この動きはゴルフ特有の動きなので、練習場やラウンド前などにしっかり確認することが大切。

傾斜地を想定して、片足ショットの練習を!

よく、練習場と本番のコースは違うと言いますが、練習場とコースで最も違うのは、傾斜のあり・なしです。しかし、練習場でも傾斜を想定した練習はできます。

私はよく左足1本だけで立って、ボールを打つ練習をしていました。これはバランス良くスイングできる効果もありますし、左足上がりのライからクラブを入れる感覚がわかります。最初は左足1本で打つのが難しいのであれば、右足のツマ先だけ地面につけて打つことからはじめても良いでしょう。

よくコース内の傾斜地などからミスショットが出る要因としては、スイング中に体のバランスが崩れていることが挙げられます。だから、片足立ちや練習グッズの『バランスディスク』を使って、スイング中のバランス感覚を磨く練習が効果的です。

練習内容によって“最適な練習場”がある

今回は『自分を測る練習』と『自分を伸ばす練習』についての話をしましたが、実はそれぞれの練習に最適な練習場というものがあります。

  • 自分を測る練習=屋外の広い練習場
  • スイングを安定させる =インドア練習場
  • 自分の能力を伸ばす練習 =河川敷の練習場

例えば、自分の距離を知る上では、やはりボールの落下地点がわかる2階から打てる屋外練習場がオススメですが、例えば、スイングの安定が目的であったり、スイング改造中の人には打球結果が気にならないようなインドアの方が、スイング作りに集中した練習ができます。

また、自分の能力を伸ばすための練習では、土の上から打てたりする河川敷の練習場は、最も本番に近い状況なので練習効率も上がると思います。

GOLF TODAY本誌 No.552 76〜77ページより

連載「東大式“時短”でスコアUP!」【全6回】

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