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アイアンのライン出しショットで重要な右グリップの握り方|「教えて!ホーガン先生」

2018/12/04 ゴルフトゥデイ 編集部

その正確無比なアイアンショットを駆使し、屈指の難コースで行われる全米オープンで最多タイの4勝を挙げているベン・ホーガン。弾道を自在に操る技術ポイントは、どうやら右グリップの握り方にあるようだ。

【ベン・ホーガン(Ben Hogan)】
アメリカ・テキサス州出身。ツアー通算64勝。メジャー3勝後の1949年に自動車事故で瀕死の重傷を負うが、翌年に復帰。以後、メジャーでは1953年の3冠を含む6勝を加え、グランドスラマーに。1948年に『パワー・ゴルフ』、1957年にレッスンのバイブルと呼ばれる『モダン・ゴルフ』を著し、現代でもそのスイング理論は多くのゴルファーに影響を与え続けている。

【森 守洋/ホーガンアナリスト】
ベン・ホーガンを手本としたダウンブローの達人・陳清波に師事。現在もホーガンの技術研究に余念がない。

ホーガンがアイアンのグリップの握り方で“右手の指”を重視した理由

ホーガンは左利きで、左打ちからスタート。だが、当時は左打ち用のクラブが手に入りにくかったので、すぐに右打ちに転向。そのためクロスハンドで打っていた時期もあったが、これも修正。インターロッキングを経て、オーバーラッピングになり、プロ入りした。

「ホーガンは(アイアンショットで)“厚い”インパクトを得るために、右手で強く叩くことと同時に、両手の一体感を重視しました。そのため右手の小指の位置にはこだわっています。また、右手はヘッドを走らせるスナップと、弾道を操作する微妙なフェースコントロールを担わせています」(森)

右手の親指と人差し指、中指と 薬指、小指の3パーツに分けて役割分担させることで、アイアンショットでインパクトの“厚み”を生み出せるのだ。

【POINT1】中指・薬指はグリップとの接点にこだわる

手のひらを目標方向に向けて、指のつけ根寄りの腹部分に沿ってアイアンのグリップにあてがう。中指と薬指を曲げ、指先の腹と指の付け根で挟むイメージ。これで右手のヒラとフェース向きがシンクロするし、手首のスナップも使える。

【POINT2】アイアンを握る時に小指は左の指にかぶせずに引っかける

ホーガンは、アイアンを握る時に右手の小指を左人差し指にかぶせるのではなく、左中指との間に引っかけることを重視。スイング時に左右の手が滑って離れることを防ぐため、という理由だが、それだけ右手を能動的に使うという証拠。

《POINT1・POINT2の理由》

正しいダウンの右手の動きは「サイドスロー」
ホーガンは、右腕のしなやかなスナップは、野球のゴロをさばいて送球する動きと似ているという。右ヒジが右腰の近くにスッと下り、右手のヒラが目標方向に振り出される。投げた後、手のひらは地面を向く。

【POINT3】親指・人差し指のV字を締める

ホーガンのアイアンのグリップの握り方

親指と人差し指でギュッとグリップを握り込むと右腕や右肩に力が入り、スイングを台なしに。その対策として、人差し指を親指に押しつけるように密着させるのがホーガン流。なぜゆるめるだけではダメなのだろう?

▼この理由は?

【これがホーガン流】「受け」の人差し指が促すフェースコントロール

右人差し指の第三関節で「面」を感じ取る

「ヘッドを走らせて、ボールを弾くだけなら右手の親指と人差し指は外してスイングしてもいいんです。実際、ホーガンも両手の一体感を高めるドリルとして『モダン・ゴルフ』で紹介しています。

ですが、そのドリルで“一方で、それとは逆の感覚、つまり右人差し指の第三関節が、親指とターゲットの方向に押しつけられる感じを味わってほしい”とも述べているんです。ホーガンはそれを“上級者にとっては確かに微妙なタッチを可能にする部分”と呼び、スピンコントロールや弾道の変更に重要なフェース面の動きのフィー ドバックを“受ける”パーツとして考えていたようです。この部分で“押し込む” のではなく“圧”を感じ取るようにするんです」(森)

フェースを立てるように手元が先行すると、右人差し指に“圧”がかかる。そのかかり方でフェースの向きの変化を感じ取るようにする。

《人差し指の“圧”で感じ取る》

アドレス時に目標を向いていた右手のヒラが、フェースを立てるインパクトでは飛球線より左下を向いて正解。右人差し指の第三関節で“圧”を受け止める感覚になる。

フェースを寝かせると右ヒジが入るから「押せる」体勢になる!

「切り返しでフェースを寝かせる意識を持つと、右手のヒラが上向き、右ヒジが下がる。そこからソールを右足前に落とすようにして、フェースを立てるつもりで左に振ると、ホーガンの“サイドスロー”のイメージと合います」(森)

【あっ!これもホーガン流】マキロイも右手のセンサーを駆使している

スイング効率の良さで体格以上の飛距離を生んでいるローリー・マキロイ。アイアンの切れ味にも定評があるが、ダウンでの右手首のしなやかさ、インパクトエリアでの右人差し指の「受け」の動きはバツグン。

「弾くのではなく、押し込む感じが出ています。バックスピンの利いたコントロール性の高いドローやフェードを打てるポイントです」(森)

GOLF TODAY本誌 No.554 59〜63ページより

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