1. TOP メニュー
  2. テクニックに効く
  3. スイング作り
  4. 松山英樹のドライバースイングを分析|連載「大判写真で見る、一流ドライバーのマネどころ」VOL.3

松山英樹のドライバースイングを分析|連載「大判写真で見る、一流ドライバーのマネどころ」VOL.3

2019/01/01 ゴルフトゥデイ 編集部

5年間の米国ツアーで計5勝を挙げて、30名しか出場できないプレーオフ最終戦に5年連続で出場。堂々たるトップ選手となった松山が、世界で戦えるポイントは?今回は松山英樹のドライバースイングを大判写真とともに解説していく。


【解説・レッスン:永井延宏】
1969年生まれ、埼玉県出身。10歳からゴルフをはじめ、25歳でアメリカにゴルフ留学。フロリダのミニツアーに参戦しながら最先端のティーチング理論を学ぶ。帰国後、本格的にレッスン活動をスタート。わかりやすい指導で多くの信奉者をもつ。

松山英樹のドライバースイングを分析

《松山英樹のドライバースイングのインパクトのポイント》

頭が右にある理想のビハインド・ザ・ボール
特徴的なのは、インパクトの瞬間に頭と首がボールの右サイドにあり、理想的なビハインド・ザ・ボールになっていること。左肩と首にスペースがあることで、ヘッドが走る体勢になる。

《松山英樹のドライバースイングを分析》

首を中心にして、左肩と右肩を入れ替える!
体を左右半分ずつ動かすイメージで、首周りの入れ替え動作をしている。これによりアタックアングルがアッパーになり飛距離と方向性が安定する。

POINT 1
テークバックでは首の位置をキープしたまま左半身をしっかり回すことで深い捻転になっている。(2カット目)

POINT 2
切り返し以降は左足をしっかり踏ん張る反動によって、頭が自然と右サイドに動いている。(10カット目)

POINT 3
頭を右にキープしたまま両肩を回すことで、軸が安定したパワフルなスイングになる。(11カット目)

《グリップの握り方にも松山流があり!》

右手は親指から添える
練習中に撮影した松山英樹の握り方。このときは、右手の親指と人差し指の位置を慎重に決めてから、グリップを作っていた。

アマチュアは左肩と首がくっついてしまう!

私もよくアマチュアゴルファーのレッスンをしていますが、飛ばない人の共通点は、ダウンスイング以降 に肩と首を一緒に回転させることで、インパクトの瞬間に左肩と首がくっついてしまうタイプです。

松山選手のインパクトの体勢は、 米国メディアでも理想的と言われていますが、インパクトの瞬間に首が 右に残ることで、左肩と首の間に十分なスペースができています。実は、飛ばすためにはこの姿勢が大切なのです。首が右にあることで体が突っ込まず、トップでは首の下にあった左肩がインパクトではしっかりアドレスポジションに戻ることで、腕がスピーディに動くようになります。

アマチュアの多くはテークバックでは左肩も首も右に動いて、ダウンスイングでは左肩と首が一緒に左に 動いている。それではスイングパワーが生まれません。

松山選手は首と肩の動きが分離していて、首を右サイドに残したまま肩を回しているので米国のトップ選手と対等の飛距離で戦うことができているのです。

松山英樹のドライバースイングのマネどころ

首と肩は逆方向に動かすのが正解!
アマチュアの多くはフック部分の角度が変わらないハンガーのイメージで、肩を回すと首までつられて動いてしまいます。これでは左右のバネの伸縮ができず、反射の動きが生まれません。

イメージするのは、「見返り美人」。カラダを右に回したとき頭は左、左に回したとき頭は右。これを意識しながら素振りなどで首周りの動きを練習しましょう。

【GOOD】
首と肩が逆方向に動くことを意識してスイングしよう。(写真左下)

【NG】
ハンガーに例えるとフック部分の角度が変わらないスイングでは、肩回りが一体になってしまう。(写真左上)

GOLF TODAY本誌 No.558 15〜17ページより

関連記事