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理想のフェースローテーションができて球がラクにつかまる5STEPドリル|重田栄作のドリルシリーズPart1

《全5回》第1回

2019/01/16 ゴルフサプリ編集部

「飛ばしたい」と力が入るほど、その思いに反して弱々しくペラペラ〜と右方向へ飛んでしまう球。飛距離はでないし、かっこ悪いし、恥ずかしいし……、そんな惨めなゴルフとは、スッキリおさらば!ビシッと球がつかまってプラス30ヤードを実現できる「5つのステップドリル」を紹介。STEP1からSTEP5まで、段階を踏んでマスターすれば、効率よく&カッコよく飛ばせる理想のフェースローテーションが手に入る!

STEP1 フェースの返りやすいサンドウェッジで正しいローテーションを確認する

サンドウェッジで足をそろえて、真っすぐ強い球を打とう!

足を閉じると振り遅れることなく手と体が自然と一体化する→スムーズにフェースターンするからつかまりを実感しやすい!

ドライバーで球をつかまえるには、しっかりとフェースをローテーションすることが不可欠です。しかし、初めから長くて操作が難しいドライバーを持って手首を返そうとしても、なかなか正しいローテーションをつかむことはできません。

ということで、最初は短くて操作性がよく、ロフトが一番寝ていてフェースが返りやすいサンドウェッジを使って、正しいローテーションをマスターすることからスタートしましょう。

両足をくっつけて立ち、決して大振りはせず9時から3時までのハーフスイングでティアップした球を打ちます。なぜ足をそろえるかというと、足を閉じることで体の余計な動きをブロックできるため、自然と手と体が一体化して動いてよりスムーズにフェースがターンしやすくなるからです。

安定して低く強い球で真っすぐ飛ばせるようになるまで何度も繰り返して、このときの手の使い方をしっかり覚えましょう。

振り抜きやすいように少しオープンスタンスで。

足をそろえて立つと体重移動ができないぶん回転が不足しやすい。左足を少し引いて構えることで補って、振り抜きをサポートしよう。

《ポイント》フォローで上腕の内側がくっつけばOK。

手首を意識することに加えて、両腕の上腕内側がくっついたフォローを目指すと、右手と左手が自然と入れ替わりよりスムーズにフェースが返る。

◯合格ならSTEP1はクリア!

STEP2に進みましょう!!


重田栄作
1968年6月18日生まれ。神奈川県出身。ジャンボ軍団・金子柱憲の専属キャディで4勝に貢献した後、2003年にプロテスト合格。2007年より山梨アーバングリーン八田でレッスン開始。現在は関東ゴルフ連盟チームKGAジュニアのコーチを務める傍ら、アマチュアからプロまで幅広くレッスン活動を展開中。

取材協力・ヴィンテージゴルフ倶楽部(山梨県)

GOLF TODAY本誌 No.544 53ページ〜より

■理想のフェースローテーションができて球がラクにつかまる5STEPドリル