1. TOP メニュー
  2. テクニックに効く
  3. スイング作り
  4. ジャスティン・トーマスのドライバースイングを分析|連載「大判写真で見る、一流ドライバーのマネどころ」VOL.4

ジャスティン・トーマスのドライバースイングを分析|連載「大判写真で見る、一流ドライバーのマネどころ」VOL.4

2019/01/18 ゴルフトゥデイ 編集部

25歳にして世界ランク4位(1月15日現在)という、米国ゴルフ界の若きスーパースターであるジャスティン・トーマス。昨年の「全米プロ」では松山英樹の前に立ちはだかりメジャー初制覇、年間5勝の年間王者に輝いた。身長178センチと外国人選手としては小柄だが、それでも飛ばせるポイントは?今回は、細身の170センチ台の若き飛ばし屋ジャスティン・トーマスのドライバースイングを分析する。


【解説・レッスン:永井延宏】
1969年生まれ、埼玉県出身。10歳からゴルフをはじめ、25歳でアメリカにゴルフ留学。フロリダのミニツアーに参戦しながら最先端のティーチング理論を学ぶ。帰国後、本格的にレッスン活動をスタート。わかりやすい指導で多くの信奉者をもつ。

ジャスティン・トーマスのドライバースイングを分析

《ジャスティン・トーマスのドライバースイング》

ポイント:体を大きく動かし出力を最大限に使う。
宙に浮かんばかりに体を跳ね上げながら、高くティアップしたボールをヒット。体の出力を最大限に使ったパワフルなドライバースイングだ。

《ジャスティン・トーマスのドライバースイングを分析》

トップでは90度以上の深い捻転でパワーを溜める!
トップで右の肩甲骨が見えるくらい深く捻転。下半身リードで捻転差を作りながらクラブを下ろしつつ、地面を強く蹴って跳ね上がる。

POINT 1
頭がやや右にある右重心アドレスから、クラブは低く動かすことでインパクトゾーンを長くしている。(2カット目)

POINT 2
ハーフウェイダウンの状態で、すでに右足はカカト立ちになっていて、地面を蹴っていることがわかる。(9カット目)

POINT 3
地面を強く蹴ることで下半身が流れることなく、安定した状態で上半身がスピーディに回転。(11カット目)

《ジャスティン・トーマスの打点のヒミツ》

※ユーティリティの打球痕です。

重心よりもやや上め、一番飛ぶところで打つ。
重心位置よりもやや上めに打球痕があるのが特徴。これはスピンを抑え、高弾道のストレートボールで飛ばすイメージがあるため。逆に飛距離を抑えるときにはやや低めの打点で打っています。

インパクトでは左右のカカトが浮く!

インパクトの瞬間に右足がツマ先立ちになっているのは、強く地面を踏むことで足元をジャンプさせているからです。よく見ると、左足もカカトが浮くくらいジャンプしています。そのジャンプによって、地面からのパワーが床反力となって、170センチ台の身長でも飛距離が出ていると思います。

一方で、両足ともベタ足でスイングする選手もいますが、それは安定感・方向性を優先したスイングと言えます。単純に飛距離を出すなら、ジャスティン・トーマスのように地面を蹴る動きは有効です。

地面を蹴るときのポイントは、 ティアップを少し高くすることで す。地面を蹴ることで、クラブのヘッ ド軌道はアッパー軌道になりやすい ので、ジャスティン・トーマスもティは高めにしています。

ツアープロとしては少し体のラインは細身ですが、上半身の可動域はすごく大きい。たとえばトップでは右の肩甲骨が見えるほど回っています。そのためダウンスイング時に上半身と下半身に大きな捻転差が作れます。それにジャンプするパワーが加わってツアーでも屈指の飛ばし屋になっていると思います。

ジャスティン・トーマスのドライバースイングのマネどころ

左右対称のスイングを前提に出力マックスで振る。
ジャスティン・トーマスのドライバースイングを見習うなら、体の出力を最大限に使うこと。各々体力は違いますが460㎤ヘッドなら必ずしも真芯に当たらなくても飛びます。技巧的にクラブを使うのではなくマックスの力で振ってみましょう。

その際、体に対するヒジの位置をなるべく変えないことが大事。それを実現するためにもジャスティン・トーマスのように左右対称の動きでスイングすることを心がけましょう。

スクエアグリップで左右対称に振るのが基本。手のヒラが常に向き合うようにスイングする。

体とヒジの位置関係をキープしてスイング。バックスイングは右ヒジ、フォローサイドは左ヒジ支点で振る。

GOLF TODAY本誌 No.559 13〜15ページより

関連記事