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ゴルフルールを深読み|旗竿(ピン)を立てたままパッティングできるようになったが…

2019/02/26 ゴルフトゥデイ 編集部

2019年より改正されたゴルフ新ルールでは、旗竿(ピン)を立てたままパッティングができるようになった。これによりプレーの進行がスムーズになるが、一方でプレーの公平性や安全性、また旗竿(ピン)を立てたままプレーするための“事前の宣言”が的確にできるかなどが懸念されている。

【規則13.2aより】

  • 球が立てたままの旗竿に当たっても罰はない。
  • プレーヤーが立てたままと決めた旗竿を動かすと2罰打。
  • ただし打球に気づかなかった場合は抜いても無罰。

旗竿(ピン)をホールに立てたままでも利益はない?

2019年1月第1週に開催された米ツアー「セントリートーナメントオブチャンピオンズ」は、新ルールへ改正されてから最初のトーナメントということでも注目されていた。

選手たちの間で話題に上った規則は主に2つ。1つは、前回取り上げた「ドロップ」で、初日から旧方式の肩の高さから落とし、やり直す選手がいた模様。やはり長年の習慣は切り替えにくいようだ。

さて、話題のもう1つが今回のテーマ「旗竿(ピン)を立てたままのパッティング」だ。

旧ルールでは、グリーン上のプレーでは旗竿を抜くことがマストだったが、そのことがプレーの遅延につながっているのでは、とルールの総本山R&Aが考え始めたのがきっかけ。プレーヤー同士が交代で旗竿に付き添う動きがなくなれば、グリーン周りに留まる時間が短縮できる、と考えたらしい。

個々のプレーヤーに1人ずつキャディがついていれば、このような発想にはならなかったかもしれない。しかし、現状は4人1組に1人のキャディ、またはセルフプレーが主流。日本では小振りな2グリーンを改造して、大きな1グリーンにする流れもある。

その点で、この新規則は有効となる可能性は高い。だが、気になることが3つある。

1つは、プレーの公平性が保たれるかどうか。ツアープロの間では、下りのパットでは旗竿を立てたままの方が有利、という意見が出始めている。逆に、風などで揺れていると弾かれやすくなる、という意見もあるようだ。

“パッティング前の宣言”に慣れることが普及のカギ

R&Aでは、旗竿に当たって打球の勢いが吸収されてホールに入る可能性と、逆に弾かれて外れる可能性はほぼ同じと判断。旗竿を立てたままでも、特に有利にはならないから、立てたままでのプレーを認めたという。

実際に有利になる条件(下りなど)がないかどうかは、今年のツアープロのプレーが検証してくれると思う。また、有利になったとしても全プレーヤーの公平性が認められれば、問題はないだろう。

もう1つ気になっているのは、的確に“パッティング前の宣言”ができるかどうか。

プレーヤーは旗竿を立てたままにするために、パットの前に「立てといて」「抜いて」「付き添って(入る前に抜いて)」のいずれかを“宣言”する必要がある。これをしないと、気を利かせたつもりで他のプレーヤーやキャディが打球後に抜いてしまい、思わぬペナルティが発生する危険性もあるのだ。

だが、この“宣言”自体、慣れていないプレーヤーには結構ハードルが高いのではないだろうか。同伴プレーヤーの目を気にして“今までどおり”のプレーに終始してしまうような気もする。

最後に最も気になっているのは、プレーの安全性に関わることで、たとえば打ち上げのホールで旗竿の先端が見えた(ホールに立っている)から打ったら、まだグリーン上で前の組がプレーしていて、打ち込んでしまった、ということが起きないかどうか。

打つ前に声をかけるのも、 パットの邪魔になりそう。この対策は急務だと思う。

【関連】2019年ゴルフ新ルール「旗竿(ピン)を立てたまま」パットしてみた!|野村タケオのゴルフ実験室

GOLF TODAY本誌 No.561 121ページより

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