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男子ツアープロのゴルフスイング連続写真|市原弘大 編

2019/02/26 ゴルフトゥデイ 編集部

2018年の日本男子ツアーを湧かせたプロゴルファーのスイングを、自身もツアーで戦う田島創志に解説してもらった。活躍できる理由は、スイングにハッキリと表れていた!今回は、市原弘大プロのスイングを連続写真とともに紹介する。


市原弘大(フリー)
1982年5月29日生まれ。東京都出身。国内メジャー「日本ゴルフツアー選手権森ビル杯」でツアー初優勝。さらに、「ダンロップフェニックス」で2勝目を挙げ、賞金ランキングを4位で終えて2018年を、これまでにない飛躍の年とした。


解説:田島創志(ニドムクラシックC)
1976年9月25日生まれ。群馬県出身。2000年にプロへ転向。 初優勝は2003年の「久光製薬 KBCオーガスタ」。2014年にはチャレンジ開幕戦「Novil Cup」で逆転優勝。ツアーに挑戦するかたわら、解説やレッスン活動等でも活躍中。

市原弘大プロのスイング連続写真とポイント解説

市原弘大プロのスイング連続写真①

ポイント1
フェースのスクエア感を出すために、少しシャットにテークバックがされているが、腕のローテーションを入れることで体の動きとの同調が乱れずに上がっていく。

ポイント2
捻転は深めだが、「体が柔軟なわけではなく、関節がしなやかに使われているのでは」、と田島プロ。

ポイント3
深いタメからの腕とクラブのリリースは見事の一言。腕の適度な脱力感が、インパクトゾーンでのスピード感を作り出している。

市原弘大プロのスイング連続写真②

ポイント1
「2017シーズンよりも、体が少し起きてポスチャーがきれいになったことも、好調の要因のひとつに挙げられる」と田島プロ。(写真:1カット目)

ポイント2
ハーフウェイダウン時にグリップとヘッドが重なって見える。体の回転とクラブの動きに逆らわず、腕にムダな力が入っていない証拠。(写真:7カット目)

力みのない自然体スイングはアマチュアが絶対マネすべき!

市原選手も今平選手、稲森選手同様に体に対する腕と手の位置関係がスイング中に変わらない、体の回転が主役となるスイングです。

若干の違いといえば、適度な脱力感とスイングプレーンがややフラットな点くらい。フラットな分、バックスイング時の捻転は、やや深めになっています。

特徴的なのは、腕の脱力感ですね。アドレスからフィニッシュまで、よけいな力が一切感じられず、体を使ってクラブを振る良い見本だと言えます。

GOLF TODAY本誌 No.560 180〜181ページより

【男子ツアープロのゴルフスイング連続写真】

今平周吾 編
稲森佑貴 編
●市原弘大 編
石川遼 編
谷口徹 編
池田勇太 編
額賀辰徳 編
秋吉翔太 編
時松隆光 編
川村昌弘 編
岩田寛 編
出水田大二郎 編
堀川未来夢 編
重永亜斗夢 編
星野陸也 編
チェ・ホソン 編
ハンジュンゴン 編
プラヤド・マークセン 編