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400ヤード男 ドラコンプロのドライバー飛距離アップの裏技|ダウンスイング

【連載】第1回

2019/03/19 ゴルフサプリ編集部

禁断の飛ばしを知ったらゴルフは病みつきだ!

スコアも大事だけど、やっぱりゴルフは「1ヤードでも遠くに飛ばしたい」。その夢を400ヤード超えの記録を誇るドラコンプロが叶えます!

ドライバーの飛距離を伸ばしたいゴルファーは是非参考に!

●第1回ダウンスイング
●第2回グリップ
●第3回下半身
●第4回ダウンスイング2
●第5回スイング軸
●第6回フックグリップの利点
●第7回テークバック
●第8回風のある日のティアップ
●最終回ドラコン打法のまとめ

飛ばしのドライバースイングはインパクトまでの準備が最重要ポイント

一般的なレッスンではよく、「フォローを大きくとろう」といいますが、ドラコンの場合、そのイメージは不要です。フォローを意識するとそこばかりに気を取られて、スイングが弱くなるからです。

飛ばしのスイングの最重要ポイントは、スイングプレーンというよりも「点」です。インパクトがすべてであり、それまでの予備動作でエネルギーをいかに最大限に作るかが大切です。インパクト以降のことは、考えなくてもいい。たとえフォローで左ヒジが引けてもかまいません。あくまでも、大切なのはインパクトまでの準備なのです。

そのためには、クラブを遠く、高く上げて一気に下ろすことが必要ですが、イメージは超タテ振り。高いところから振り下ろすことで重力が大きくなる、という考え方です。グリップエンドを地面に突き刺すイメージで振り下ろしてください。

ポイントは、トップでできた右ヒジの角度をキープしたまま下ろすこと。こうすることで、手がカラダの近くを通り、自然にタメができてインパクトまでにフル加速できます。

ヘッドを振ろうとか、フォローを取ろうとするとカラダが先行し、右ヒジが開いてしまいます。そのまま飛ばそうとすると、ヨコ振りになり、ヘッドスピードが上がりません。

ドラコン流の技がコレ!超タテ振りでインパクトの''点''へ加速する!

グリップエンドを地面に突き刺すように下ろそう

インパクトで最大のパワーを爆発させるには、超タテ振りが鉄則だ。

グリップエンドをボールにぶつけるイメージでは、カラダが流れてパワーが逃げる。

右ヒジの角度をキープしたまま下ろすイメージです

ダウンスイングでは右ヒジを伸ばさずに、角度をキープしたままクラブを下ろす。

右ヒジの角度を意識すると自然にタメができる

右ヒジの角度をキープしたまま下ろすイメージをもつと、右ヒジがカラダの近くを通り、自然にタメができヘッドスピードが上がる。フォローは意識せず、インパクトに集中する。

ヘッドやフォローを意識するとタメができない

ダウンでヘッドを意識したり、フォローを取るイメージをもつと、右ヒジが早くほどけてしまい、タメができない。カラダも流れてヘッドスピードが上がらない。

巽 英樹 | Hideki Tatsumi
1968年12月21日生まれ。176㎝、85㎏。18歳でゴルフを始め、ツアープロを目指しロイヤルメドウゴルフ倶楽部の研修生に。2009年にPGAプロ入会。現在は、飛距離を追求するドラコンプロとして活躍。

自己最高記録 412ヤード


<次回のテーマ>グリップ


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取材協力/ロイヤルメドウゴルフ倶楽部

GOLF TODAY本誌 No.561 98〜99ページより

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