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女子ゴルフ トッププレイヤーの得意クラブ&スイングテクニック|比嘉真美子 編

2019/03/29 ゴルフトゥデイ 編集部

2018年シーズンは若手選手の活躍が目立った1年となったが、ふたを開けてみれば賞金ランキングにはベテラン勢がズラリ。

地力で勝る強い彼女たちが、得意クラブを元に語った“スイングのコツ”を、横田プロが解説。私たちアマチュアもスグに使えそうな、スイングテクニックを頂いちゃいましょう!

今回は、比嘉真美子プロのスイングとテクニックについてご紹介します。

比嘉真美子(TOYO TIRES)
1993年10月11日生まれ。沖縄県出身。2013年に2勝で先行き順調かと思われたが、その後スランプに陥り昨年までは優勝からは遠ざかった。しかし、2018年にも1勝を挙げ賞金ランクは4位。堂々の復活をアピールした。

トップでの深い捻転がフォローでの遠心力を生む!

トップまでにためこんだパワーをフォローで大解放

まず、パワー「小」の状態から、どんどん出力を上げてインパクトの時に「大」のパワーにする必要があります。

これをアマチュアが飛ばそうと思った時に、「大」パワーでトップまで勢いよく振り上げ、そのまま「大」でインパクトしようとしますが、一度「大」になったパワーはどんどん「小」になっていくだけです。

比嘉のトップは深い捻転でスイングがギュッとコンパクトになっています。この「小」から「大」にした時に生まれるのが、比嘉の大きなフォローであったり、右足の蹴りです。

●大きなフォローは小さく凝縮したエネルギーから生まれる

トップでの捻転の深さによって力の押さえ込みができている。ヘッドスピードを生んでいるのはバックスイングの捻転の深さから。

\実戦で使える強さの素!/
フォローで頭とヘッドの距離を最大にする

ダウンスイングで大きなアークを描いてしまうとフォローでヘッドが走らない(伸びない)から、なるべく小さいスイングから大きなスイングアークで、フォローでは自分の頭とヘッドとの距離が最長距離になるように意識する。

飛距離の要である右足の蹴りもトップでの捻転から生まれる。

解説:横田英治(ETGS)
1971年1月17日生まれ。15歳からゴルフをはじめ、1996年にプロテスト合格。豊富なツアー経験に基づく、独自のメソッドによる指導で、アマチュア・プロの指導を行う。

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GOLF TODAY本誌 No.560 46ページより