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ゴルフのスコアアップに繋がるダボ対策ワンポイントレッスン|第6回
ゴルフのスコアアップを目指すうえで、ダボ(ダブルボギー)対策は重要なポイントだ。そこでゴルフコースでの様々なシチュエーションを想定しながら、ダボを防ぐためのショット・アプローチのワンポイントレッスンをお届けする。
今回は、つま先上がりのセカンドで確実にグリーンに乗せるコツについて紹介する。
●第1回:風の強い日のティショットのコツ
●第2回:薄芝の花道からピンに寄せるコツ
●第3回:湿った砂のバンカーからピンに寄せるコツ
●第4回:下りのショートパットを確実にカップインするコツ
●第5回:グリーン奥からピンに寄せるコツ
●第6回:つま先上がりのセカンドで確実にグリーンに乗せるコツ
●第7回:グリーン周りからパターで寄せるコツ
●第8回:距離のあるバンカーショットでピンに寄せるコツ
第6回 ツマ先上がりのセカンドで確実にグリーンに乗せるコツ
右からフックは危険! フェースを開いてコンパクトに振ろう!
「ツマ先上がりはフックが出る」という先入観のせいか、目標よりもかなり右を向いて打とうとする人をよく見ます。しかし、ツマ先上がりで曲がりをコントロールしたフックは高難度のテクニックで、結果的に右にプッシュしてしまいやすいのです。
こういうケースでは、花道から狙いを外さないようにしましょう。1~2番手大きめのクラブを短く持ち、フェースを少し開いて構え、コンパクトにスイングすればグリーン方向に飛んでいきます。フックを意識してOBゾーンを向いたりすると、不安が生じてクラブが気持ちよく振れませんが、グリーンのほうを向けば安心して振れます。
フックを想定して右を向くのはダメ!
フックを計算して目標の右を向き、インサイドアウトに振ろうとすると、ボールを右に押し出してしまいやすい。右斜面に球があるということはティショットを右に曲げた人。スライスが出る人は、フックを打つのが苦手という要素もある。
フェースを開いてヒッカケを防ぐ!
ハンドファーストに構え、フェースを少し開いておけば左に引っかかりにくく、グリーン方向に飛んでいく。
大振りせずにフォローを低く収めよう。
クラブを短く持ち、コンパクトなスイングを心掛ける。フォローを低めに止めれば、曲がりは少なく抑えられる。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。わかりやすいレッスンで本誌でもお馴染みのプロ。所属の松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCCでアマチュアを指導。
※ゴルフトゥデイ526号211~215ページを再編集したものです。
※第7回は「グリーン周りからパターで寄せるワンヒント」をお届けします。お楽しみに!
取材協力/サザンヤードカントリークラブ(茨城県)