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ゴルフのスコアアップに繋がるダボ対策ワンポイントレッスン|第8回

2019/04/05 ゴルフサプリ編集部

ゴルフのスコアアップを目指すうえで、ダボ(ダブルボギー)対策は重要なポイントだ。そこでゴルフコースでの様々なシチュエーションを想定しながら、ダボを防ぐためのショット・アプローチのワンポイントレッスンをお届けする。

今回は、距離のあるバンカーショットでピンに寄せるコツについて紹介する。

●第1回風の強い日のティショットのコツ
●第2回薄芝の花道からピンに寄せるコツ
●第3回湿った砂のバンカーからピンに寄せるコツ
●第4回下りのショートパットを確実にカップインするコツ
●第5回グリーン奥からピンに寄せるコツ
●第6回つま先上がりのセカンドで確実にグリーンに乗せるコツ
●第7回グリーン周りからパターで寄せるコツ
●第8回距離のあるバンカーショットでピンに寄せるコツ

第8回 ピンまで40ヤードのバンカーからピンに寄せるコツ

ピンまで30ヤード以上の場合は、アプローチウェッジかピッチングウェッジで砂を遠くに飛ばすように振ろう!

バンカーショットの場合、サンドウェッジでフルスイングしても一般男性でせいぜい30ヤードくらいしか飛びません。40ヤード先のピンには到底届かないし、下手するとグリーンに届かないという結果に終わることも考えられます。アドレスは通常と同じですが、クラブはアプローチウェッジ、飛距離に自信のない人はピッチングウェッジを使いましょう。

スイングで大切なポイントは、体の回転を使って砂を前にしっかり飛ばすために、クラブを左に振り抜くことです。ボールを上げようとしたり、クラブをピンのほうに振り出そうとすると、体を十分に回し切れず、砂を飛ばせず、ボールのキャリーも不足してしまいます。パワーがうまく伝わるスイングをできることが成功の秘訣です。

一般男性でもサンドウェッジで飛ばせるのは30ヤード。

ピンが遠い場合は、的確なクラブ選択とパワー効率のいいスイングを実行することが大切なポイント。

40ヤードならアプローチウェッジ。ピッチングウェッジも選択肢に!

40ヤードになるとサンドウェッジでは届かない。アプローチウェッジが◎。飛距離に自信のない人ならピッチングウェッジも選択肢に入れよう。

キャリーを十分に出すには砂を前に飛ばす意識が大切!

アドレスはフェースを軽く開き、オープンスタンスに構える。キャリーを十分に出すために、バックスイングを大きめにとってボール周りの砂をしっかり打ち抜こう。

山名英統(やまな・ひでのり)
1993年1月10日生まれ。20歳でプロ転向し、現在はチャレンジツアーに出場。サザンヤードCC所属。

※ゴルフトゥデイ526号211~215ページを再編集したものです。

取材協力/サザンヤードカントリークラブ(茨城県)

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