春の初ラウンドに向けたゴルフ練習方法|第1回 ドライバー練習法①
《全7回》第1回
ゴルフのベストシーズン到来!冬の間になまった感覚をとりもどして、春の初ラウンドでも大叩きしないための、とっておきゴルフ練習方法を紹介。ドライバーからアプローチまで“これさえやっときゃなんとかなる!” 簡単&即効ドリルを全7回でお届け!!
レッスン:堀尾研仁
●第1回:ドライバー練習法1
●第2回:ドライバー練習法2
●第3回:フェアウェイウッド練習法
●第4回:アイアン練習法1
●第5回:アイアン練習法2
●第6回:アプローチ練習法
●第7回:バンカー練習法
朝イチでもギューンと飛ばせる!ドライバー練習法
右に半歩ステップ打ちで、理想的なスイング軌道を手に入れよう!
簡単で、しかもすぐに効果が出る、ドライバー飛ばしのドリルを教えましょう。
足を肩幅よりも狭く構えて、テークバックする時に、右足を半歩だけスタンスを広げるのです。大切なのは、右足をステップさせる時に、顔も一緒に右に向けること。そうすることで、テークバックのタイミングをつかみやすくなり、体が大きく回るようになります。
そして、ダウンスイングでも、顔は右に向けたままでキープする。そうすることで、クラブは正しい軌道を描いてインサイドから下り、ヘッドスピードが上がってよくつかまるようになります。
ポイント1
スタンスを小さくして、肩幅よりも狭く構える。ボールの位置は体のセンターに。
ポイント2
右足を半歩、右へ動かす。その反動を使ってクラブを上げていく。この時、体の回転
に合わせ、顔も右に向ける。
ポイント3
顔の向きは右に向けたままガマンしてクラブを振り切ることが大切。
《GOOD》 顔を右に向ければインサイドから下りる!
顔を右に向けたままダウンスイングすると、クラブがインサイドから下りてボールがつかまる。
《NG》 顔が左を向くと体が開いてカット軌道に!
切り返しで顔が先に左を向いてしまうと、体が開き、クラブが外から下りてスライスになる。
堀尾研仁
1971年4月16日生まれ。岐阜県出身。デビッド・レッドベターに師事してゴルフティーチングの世界に入る。2001年に独立。2002年からツアープロ帯同コーチとして活動を始め、田島創志、高橋竜彦の初優勝や、谷口徹の海外での活躍に貢献する。ツアープロコーチとして活動しながら、アマチュアゴルファーのためのKEN HORIO GOLF ACADEMYを運営している。
取材協力/トーキョージャンボゴルフセンター
GOLT TODAY本誌 No.538 42~55ページより