1. TOP メニュー
  2. スコアに効く
  3. 練習方法
  4. ゴルフスイングQ&A|第15回「シンプルなクラブの振り方」

ゴルフスイングQ&A|第15回「シンプルなクラブの振り方」

長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたへ!

2019/05/26 ゴルフサプリ編集部

ティーチングプロの三浦氏が、長年ゴルフをやっててもうまくならないあなたのために、即効&簡単な解決法をレクチャー。第15回のテーマは「シンプルなクラブの振り方」。なかなかうまくならない人は、手首を返す動きを意識しすぎ! 体の前で左右を入れ替えるだけでOK!

●第 1 回スイングの順番と手の通り道
●第 2 回迷路にハマらないスイングの考え方
●第 3 回発想の転換で上達の道を探そう
●第 4 回ヘッド中心のスイング作り
●第 5 回アドレスでのよくあるカン違い
●第 6 回体の開きを止めよう
●第 7 回振り遅れの原因と対策
●第 8 回チーピンの意外な原因とは?
●第 9 回正しい頭の残し方
●第10回飛ばしのカン違い
●第11回ドライバーの苦手克服術
●第12回上達のカギは切り返しにあり!
●第13回一番大事なのはインパクト!
●第14回スイングの良し悪しを知る
●第15回シンプルなクラブの振り方
●第16回迷わないクラブの上げ方
●第17回腕とクラブの理想の角度
●第18回オーバースイングを修正
●第19回厄介なチーピンを直す
●第20回頭はどこまで残すのか?

第15回 テーマ「シンプルなクラブの振り方」

Q.「クラブを振る」ってどういうこと?

A.クラブを体の前で左右に入れ替えるだけ!

 直立してヘッドを頭の高さに持ち上げたら、肩と腕の三角形をキープしたまま胸を右に向け、次に左に向けます。体の中心(背骨)から見ると、体と手の関係性が変わらずに、クラブのポジションが左右に入れ替わっているだけですよね。手首は使っていません。この動きに下半身の動きを加えるのがシンプルなクラブの振り方。
 手首を意図的に返してヘッドを走らせるのは、タイミング次第で曲がってしまいます。長年やってもうまくならない人は、このようなシンプルな方法で、再現性の高いスイングを追求したほうがいい結果が出るはずです。

手首を返すのはダメ!

「クラブを振る」=「手首を返してヘッドを走らせること」だと思っている人は、いつまでたってもショットが安定しない。方向性を高めるには発想の転換が必要だ。

フォローまで三角形を保てば方向性アップ!

肩と腕の三角形を保って振り抜くことが重要。フォロー以降、クラブの遠心力によって手首が自然に返っていくのが理想的。意図的に返してはいけない。

ティーチングプロ
三浦辰施
1975年生まれ。「ゴルフでやせる」方法を独自に編み出し、2年で約60キロのダイエットに成功した異色のプロ。上達と健康を両立させたレッスンが注目を集めている。

取材協力/井山ゴルフ練習場

GOLF TODAY本誌 No.535 198ページより

【関連】ゴルフスイング新常識|スイング中クラブは引きながら使う