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2019年 全米オープンレポート|海水浴をしながら観戦できちゃう!? 白砂が輝くカーメルビーチ

ゴルフトゥデイ編集部員あいり 初めての全米オープンレポート【その4】

2019/06/16 ゴルフサプリ編集部

さて、全米オープンも2日間の予選が終わり、テレビ中継で試合を楽しんでいる日本のゴルフファンの気分もさらに盛り上がってきたのではないだろうか。そこで、今日はテレビには映らない全米オープン“ネタ”をお届けします。

取材中、9番ホールのグリーンから10番ホールにかけて、両ホールの右側に広がっているビーチが気になっていた。ということで、行ってきました。そのビーチの名前は、カーメルビーチ。ペブルビーチから車で15分くらい。モントレーという町にある。

三日月形のビーチの全長は約2km。天気がいいときには、白砂が輝く美しいビーチである。サーフスポットとしても知られているようで、ローカルのサーファーの姿がちらほら見られた。

火曜日、10番ホールで練習中の堀川未来夢。奥に見えている砂浜がカーメルビーチ!
カーメルビーチから見上げる10番ホールの景色がこちら。あいにくの天気でかなりわかりにくいのだが、この崖の上が10番ホールのフェアウェイ。

カーメルビーチには、珍しいシーンを見られるチャンスがあるかも?

予選1日目の木曜日。私が写真を撮りに行った時は本当に天気が悪くて、とっても残念だった。だけど、砂浜からプレーをする選手の姿を見ることができ、ギャラリーの歓声が砂浜まで聞こえてくる。

なるほど。カーメルビーチでは、ゆったりと海水浴をしながら、メジャー出場選手を見て、歓声も聞くことができるのか。ゴルフファンにとっては、夢のようなビーチではないか。でも、カーメルビーチの魅力はそれだけではないのである。

10番ホール(495ヤード・パー4)のティショットをカーメルビーチまで飛ばしてしまったイアン・ポールター(イングランド出身、世界ランキング33位)。

カーメルビーチからコースを撮影し終え、会場に戻ろうとした矢先、崖の上から一人の男性が降りてくる。なんと、イアン・ポールターではありませんか。

砂浜に降り立ったポールターは、ライを確認した後にボールをピックアップ。残念ながら、全長2kmの“ビッグなバンカー”からのリカバリーショットを見ることはできなかった。けれども、崖の下から、ポールターの最高のリカバリーショットを間近で見ることができた。

砂浜までボールが飛んでくることは、そうそうあることではないのだろうけど。会場外で、選手のショットを間近で見られるチャンスが、カーメルビーチにはあるようだ。

それにしても、大会会場の外にも、ゴルフファンを興奮させる材料があるなんて。さすがメジャー、さすが米ツアーといったところか。

浜から崖の上に戻ってレイアップ。このホールはボギーでホールアウト。残念ながら、イアン・ポールターは初日73、2日目73で予選カットという結果に。

さて、本日はここまで!
全米オープンでの取材を通して感じたことを、ありのままに更新していきたいと思います!

●取材・文/ゴルフトゥデイ編集部 岩崎愛里
●撮影/和田慎太郎

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