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ゴルフQ&A|ドライバーの方向性やミート率を向上させる練習方法は?【池田プロ】

2019/08/28 ゴルフサプリ編集部

アマチュアゴルファーのお悩みにティーチングプロがお答えする「ゴルフQ&A」のコーナー。今回は、ドライバーの方向性やミート率を向上させる練習方法について、ティーチングプロの池田貞仁プロにアドバイスしてもらいました。ドライバーの方向性やミート率にお悩みのゴルファーは、是非ご参考ください。

ドライバーの方向性やミート率を向上させるには、どのような練習をすべきでしょう?

相談者 男性 / 36歳 / ゴルフ歴15年 / スコア100
使用ドライバー ヤマハ インプレス RMX 02 ドライバー

このドライバーを選んだ理由
学生の頃に野球をやっていたためか、ゴルフを始めてからドライバーのスライスに悩んでいます。

インターネットなどでドライバーを調べていたところ、「ヤマハ インプレス RMX 02 ドライバー」について、捕まりが良くスライスが出にくいと評価されていたため購入しました。

またシャフトについても思っていたもので、価格も手頃だったことが購入の決め手となりました。

ドライバーの方向性やミート率が悪く飛距離が伸びません。

私の悩みは、OBにならない範囲でドライバーの飛距離が伸びないことです。きちんと捕えたと思う時は大体OBで、コース内に打つと思った飛距離が出ていません。

OBの時はビックリするくらい良く飛んだと思う時があるのですが、フェアウェイに飛ぶ時には「たった、ここまで…」ということが多くて困っています。

スイングスピードは比較的ある方だと思っていますし、少々重いクラブセッティングでも問題なく振り抜けています。

しかし、きちんとヒットする時はほとんどOBで、フェアウェイに飛ぶ時はテンプラやトップであることがほとんどです。そのような当たりなので、当然飛距離も出ていません。

ドライバーのグリップの握り方
以前から右方向にボールを打ち出す傾向があったため、ストロング気味のグリップで握っています。とにかく右方向へのOBを打たないことを念頭にグリップを握り、多少捕まり過ぎてしまうことには目をつむっています。

ドライバーのアドレスの構え方
アドレスは左足かかとの前にボールを置き、スタンス時にボールから15cmほどクラブを離してアドレスしています。なんとなくアウトサイドインの傾向が強いかなと思っているため、インサイドアウトの打ち方になるように現在のようなアドレスをしています。

ドライバーの打ち方(ストローク)
素振りからアドレス、スイングまで、とにかく同じルーティンで打っています。実際には、なかなかフェアウェイの範囲で遠くに飛ばせず、力が入ってしまうことも多いです。

他人にはとてもきれいなスイングだと言われるため、スイング自体は比較的きれいなのだと思います。

現在のドライバーの練習方法
とにかく同じスイング軌道でスイングできるように、同じルーティンを徹底して練習しています。練習場でも必ず一球一球打席を外して、素振りからのルーティンをやってから打つようにしています。

またクラブも一球一球変えて、それでも同じ軌道で同じボールを打ち出せるように練習しています。

パワーやスイングスピードには問題ないと考えているため、とにかくきちんとボールをミートすることが重要だと考えています。そのため、どんな状況でも確実にミートできるように、このような練習方法を実践しています。

池田貞仁プロへの相談
ただミートするだけでなく、ミートしてコントロールすることで飛距離が伸びると考えており、そのためのコツを教えてほしいと思います。

特に同じポイントで打つために、アドレスから注意することがあれば教えてほしいです。よろしくお願いします。

今回のお悩みには池田貞仁プロが即断回答!!

池田貞仁(いけださだひと)
1976年8月9日生まれ。中央学院大学ゴルフ部出身(主将)。ジーウイングスクール事業部統括部長。公益社団法人日本プロゴルフ協会 ティーチングプロA級を取得。自身のツアープレーヤーとしての経験を活かし、初心者から上級者、プロ志望のジュニアに至るまで、丁寧かつ分かりやすいレッスンを行っている。

スクール開催店舗|ダンロップスポーツクラブ(流山おおたかの森店、北松戸店、南柏店、仙台店)、スポーツクラブNAS(戸塚店、中山店)、TOBUフィットネスクラブ えきスポ土呂店、東武スポーツクラブ(プレオンふじみ野店、プレオン船橋店、リ・プレオン新越谷店)

池田貞仁プロのアドバイス「ドライバースイングの上半身の回転速度を見直してみましょう」

ドライバーの方向性がズレる原因として、上半身と下半身の回転スピードが違うことが考えられます。

ドライバースイングでは、上半身と下半身の回転角度が90度(上半身)、45度(下半身)となります。上半身の方が下半身よりも2倍回るので、同じ回転スピードでスイングすると、腰が開いた状態でインパクトを迎えます。

しかし、アマチュアゴルファーの方の場合には、インパクトで上半身と下半身が両方揃っているケースが多いです。つまり、スイング時に腰よりも肩の方が速く回っているということです。

回転速度が肩の方が速いということは、腕で打ちにいっている確率が高く、方向性のズレやスライスの原因につながります。

また、テンプラやトップの原因も、ドライバースイングをあまりにも速く振り過ぎていることが一因です。速く振り過ぎているため、ミート率が悪くなってしまいます。

ドライバーの回転速度をショートアイアンと同じにしましょう

上半身を速く振り過ぎてしまう方は、ドライバーとショートアイアン(9番アイアン)の回転速度を同じにしましょう。

ショートアイアンをいっぱい打ち、ショートアイアンと同じ回転速度でドライバーを打つ。このような練習をすることで、ドライバーのミート率が上がり飛距離も伸びます。

またアドレス時には、グリップエンドとお腹との距離感に注意しましょう。(腕の長さなどにもよりますが)握りこぶし約1.5個分の間隔を開けると良いです。

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