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NEW・名門ゴルフ場|サニーカントリークラブ(長野県佐久市) Part3

リサオの『NEW・名門ゴルフ場』探訪

2019/10/08 リサオ(大隈 里砂)

名門ゴルフ場という言葉があります。名門テニスクラブはあるけど、名門卓球場は聞かないので、たぶんハイソサエティの人々が集まる方便にスポーツを使った名残なんでしょう。イメージは歴史がある、閉鎖的、特権階級。でもゴルフは草っ原で始まったスポーツ。肩肘張らない開かれた名門ゴルフ場も実は数多くあるのです

文・写真・絵
リサオ(大隈里砂)
元超インドア文学少女。遅咲き・狂い咲きゴルファー

コラムニスト、似顔絵作家、イラストレーター、フォトグラファー、翻訳家(英語)として(自称・ひとりスキマ産業)、主にゴルフ業界で活動

プレースタイル:山っ気たっぷり、策に溺れ式
特技:無駄ロブ(不必要なロブショット)
好きなライ:ヘンなライ、下りフック
苦手なライ:フェアウェイど真ん中
好きな言葉:インテンショナル
子供の頃の将来の夢:電気屋さん

前回、前々回と『ゴルフ合宿の名門』サニーカントリークラブの名門なところをお伝えしてまいりました。これまで出てきたのは

・『周囲の山々が美しい名門』
・『ティーイングエリア選択肢の名門』
・『雲模様の名門』

さて、今回はいよいよ『練習設備の名門』篇に突入です!でもその前にまだまだご紹介したいコースの写真があるのでしばしお付き合いくださいまし。なにしろ美しくて楽しいコースなんです。キーワードは、高原、リゾート、広々、ややこしくない、標高。

高原感満載の小屋
  • 標識があるということは

  • きっとここが一番高いところ。標高1,218m!

もうほんとに騙されたと思って振り返りまくっていただきたいのです

そういえば前回、人生は振り返らず、コースでは振り返る、のススメとして、ゴルフ場では、前ばっかり見てないで、スキあらば振り返ることをオススメしました。その好例がこちら8番PAR3。普通にグリーン方向を見ると特になんてことのない、言ってしまえば凡庸な景色。

ところが、振り返って見ると!

如何でしょう。グっと趣が増しました。しかも、ちらりと覗いているのは名峰・蓼科山。またの名を『諏訪富士』。ほんのちょびっと見えてるだけなのに佇まいに雰囲気があります。さすが日本百名山♡せっかくなので別の角度からもういっちょーう。

ゴルフ場で五感を研ぎ澄ませることのススメ

もちろん振り返る前に打ってく方向を素直に見るのが大前提です。わたしは常に気が散っているので、打つ前に景色に心奪われてたり、鳥の鳴き声を聞いて種類を当てることに集中してたり、全くゴルフについて考えてないことが多いんだけど、他のひとはだいたい景色にも鳥の存在にも気づかずスイングのこととか考えてるっぽい。せっかくお外で遊んでるのにもったいないです。もちろんわたしだって「あのへんに打とう」みたいなマネジメント的なことは一応考えます。でも一瞬。あとは自然を満喫してます。超インドアの活字中毒で、ゴルフのこと食わず嫌いで小馬鹿にしてたのが、40歳直前でうっかりゴルフに触れ、一文無しになってもいいやと思うほどゴルフにハマった一番の理由は自然の中でやる遊びだからです。それまで室内では季節の変化や昼夜の区別さえついてなかった。目が覚めて時計見たら5時で、外を見たら薄暗くて「あーまだ寝てたかったのにー」って思ったら夕方の5時だったってときにはさすがにうなだれましたが。でも、お外に出て、特にゴルフ場にしょっちゅう行ってると、いろんな変化を勝手に感じるようになります。特に夏好きなので、夏の中に潜む秋の風は絶対に見逃さない。秋といえば、シベリアから渡り鳥が戻ってきたな、なんてのもあります。まあとにかくゴルフってゴルフだけじゃない。ゴルフ場でゴルフしかしないなんてもったいない。

まあ、ゴルフ場でゴルフしかしてないひとを見てると、100パースコアつけてます。つけてもいいんだけど、数字に支配されてしまうと目が曇って周りが見えなくなっちゃう。スコア至上主義はゴルフを楽しめない諸悪の根源です。競技ゴルファーじゃない限り、スコアなんかつけなくていいし、つけなきゃスコアが悪いことも気にならない。自分もスコアのことばっかり考えてた時期はありましたが、始めて5年ぐらいずっとかな、辛かった。その頃は景色や鳥なんてそこまで気にしてませんでした。でも遊びで辛いっておかしいだろー、いつまで生きてるかわからんのに今を楽しまなきゃ後悔するだろーって気がついた。今はゴルフの好不調にかかわらず、とにかくゴルフ場に行くのが楽しいです。また脱線しましたが、打ってく方向を素直に撮ったのが次の写真2枚です。

  • 11番PAR4はちょっと狭く見えるドッグレッグ

  • 振り返らなくてもじゅうぶん美しいです

そういえば『シグネチャーホール間』という概念もあります

あ、下の写真を見て思い出しました。『振り返り』と同じく、いや、それ以上に発見するとたいそう嬉しいやつがあるってことを。よくシグネチャーホールって言いますよね。そのコースで一番印象的なホールのこと。でも印象的なホールがいくつもあるコースは存在するし、明らかに圧倒的にモーレツに美しい、あるいは、死にそうにややこしい、そんなホールなら満場一致で納得のシグネチャーホールかもしれませんが、そんなとこなかなかないし、ややこしいところは確かに印象的ではあるもののシグネチャーとは呼びたくない。そもそも、そのひとの印象に残るかどうかなんてことは、主観です。だからひとそれぞれ。わたしが「うをおおおー!」って思っても誰かには「ふーん」ぐらいの光景かもしれません。それはまあさておき。

で、シグネチャーホール間。区切るところは『シグネチャーホール・間』じゃなくて『シグネチャー・ホール間』です。つまり、ホールとホールの間、ホールと全然関係ないとこで印象に残る場所のこと。って、勝手に命名して、流行ったらいいなーと思ってインスタグラムでタグにしてるのに全然流行りません。わたしが一番好きな『シグネチャーホール間』は太平洋クラブ佐野ヒルクレストコースの13番と12番が交錯するところ。あと、マグレガーカントリークラブの18番フェアウェイからの10番方向も好きな『シグネチャーホール間』です。どこかで必ずご紹介いたしますね。いずれも何か特徴があるポイントというわけでもなく、設計者の意図とも全然違うだろうけど、なぜだか心に引っかかる光景なのです。それを踏まえて、次の写真は12番PAR3の「丘(ティーイングエリア改め。前回参照のこと)」から終わったばかりの11番PAR4を眺めるの図です。シグネチャーってほどじゃあないけど、ポコポコした植木が可愛かったのと、パースのかかった並木が美しかったのと、この角度で見たグリーン横のバンカーが不思議な感じだったので撮りました。

その12番は谷超えのPAR3。とても雰囲気がありました。時間帯によって差す光がいろいろで表情が変わるんだろうなあと。とにかくグリーンの向こうが『壁』になってるホールが大好物なのです。それが緑の山でも岩山でも背の高い並木でも。

12番でもしつこく振り返ってます。こちらは野趣あふれる光景でした。

唯一あった池絡みドッグレッグのややこしいホール

ところで、先ほどキーワードのなかに「ややこしくない」とあったのを覚えておられるでしょうか。全体的にリゾートコース感のあるホールが多いなか、唯一のややこしいホールが16番、鋭角ドッグレッグのPAR4になります。そのややこしさが看板にあらわれていました。「池があります」じゃなくて「池が待っています」。待たれているのです。超右ドッグ。落としどころが狭かった。ティーショットは赤ティーからもサニーティーからも難しかったです。待たれてる池にビビリまくって右にパカーンと行って、2打目も右に行って、右ドッグ攻略できず。2日目はたまたま誰にもオススメできない裏街道を見つけたけど攻略はできず。

  • わかりにくいけど、右にあるカートの先で右に急カーブ

  • そしてカーブの先。ギリギリセーフの黄色いボールが見えるでしょうか

なんで池を見るといちいちビビっちゃうのかしら。
いつもみんなに言ってるのに。
「命とられるわけじゃなし」って

ゴルフ合宿に最適な『練習設備の名門』

さて、やっと本日のメインエベント、練習設備についてです。第1回にて似顔絵でご紹介したのが、新たにサニーCCのトップになられたかたなんですが、そのK氏はバリバリのゴルファー。当然ゴルファーの気持ちがわかるわけで、もともと合宿ができる宿泊施設があるんだから練習環境を整えなければ!と奮闘してくださっているのです。

新しくできた練習施設はその名もサニーCCゴルフレンジ。本コースをプレーするひとだけでなく、外来のゴルファーも利用できる施設です。

サニーCCゴルフレンジについて(公式サイト)

◎天然芝からの打撃練習や、クロスバンカーからの打撃練習も可能な 300ヤード(15打席)のドライビングレンジ
◎アプローチ、バンカー、パッティングなどの練習エリア
◎テラス席完備の専用センターハウス(2段ベッドあり)

そして!
◎営業時間内であれば回り放題で練習可能な6ホール(PAR23、1,852ヤード)のプラクティスホール。これが、もんのすごいの。もともと浅間コース9ホールだったところを練習用にしちゃったという贅沢さ。

ドライビングレンジからセンターハウス方向
ドライビングレンジは300yかっ飛ばし可。なんせもともと本コースですから
ピッカピカ
バンカー練習もとことん飽きるまで
いろんな場所から距離感を養えるアプローチエリア。ここに住みたい
  • 双子のリリーズ(昭和生まれ向け)

センターハウス前にあるファイヤーな一画。もちょっと日が暮れると雰囲気抜群です

そして噂のプラクティスホール♩

サニーCCはもともとは27ホールありまして、そのうちの浅間コース(9ホール)というのが、アップダウンがモーレツで、かなりの不人気だったらしいんですね。実はわたしも何年か前にまわったことがあるんだけど、あまりにやらかして記憶が残っていません。そこで、不人気な浅間コースを潔く諦めて、有効活用の道を模索したわけです。英断ですよね。結果、9ホールのうち3ホールは前述のレンジなど練習エリアに、残りの6ホールはまるまるそのまま練習ホールとしてどーんとお使いくださいってことになりました。しかも本コースと同じコンディションに整備してあるんです。なんという贅沢。ジュニアや学生がキャディバッグを担いでぐるぐる回り続けている姿が目に浮かぶようです。ちなみにわたしがキャディバッグを担いだら、たぶん最初のホールで膝がガクガクして力尽きることになるでしょう。回るときはクラブ5本ぐらい握りしめていきたいと思います。だって、最初のホールがこれですから。5本でもじゅうぶんトレーニングになるはずだわ。

いきなりモーレツな打ち下ろし。そして果てしない
本コースと同じコンディションのグリーン
オーディアー!
このホールは、一日中レッスンに使うことも可能。その場合、他の利用者はこのホールをスキップして次のホールに進みます。林からの脱出ショットなど心置きなく練習できます
後ろ姿だけど

なんと!山の鳥、アオゲラがいましたよー!美しい色彩♡赤が効いてます。正面から確認できなかったので雌雄はわかりませんでした。アカゲラとかクマゲラとか、『ゲラ』とつくのはキツツキの仲間。だから木にひっついてるのですね。アオゲラは日本固有種。英名でも『Japanese green woodpecker』と、日本の表記が入っています。学名は『Picus awokera』。和名のアオゲラが『awokera』と読まれてそのまま採用されたんだそうです。なんか嬉しい。

似たようなとこで、や、ちょっと違うけど、日本の布団はアメリカでは『FUTON(フートン。モノはだいぶ違うけど名前は布団から)』、写真のボケは『Bokeh』って言うみたいな例もあります。ボケの概念は欧米にもともとなかったのかな。ロバート・キャパの『ちょっとピンぼけ』ってありましたが、原題は『Slightly Out of Focus』。アウトオブフォーカス。長いです。ティーイングエリアと同じぐらい長くて言いにくい。だからきっと短くて便利な『Bokeh』が採用されたんだろうな。厳密に言うとアウトオブフォーカスは残念なボケでBokehは意図したボケだから別物なんだけど。ま、いっか。

アオゲラについて

サニーCCゴルフレンジでさんざん遊び倒したところで、落日のコース。こんな情緒のある光景を見られるのも泊まりの合宿ならではです。いつも渋滞がいやですぐに帰っちゃうからこういう趣のある光景を見逃してるんだなあ。ラウンドと、練習と、景色と、そよ風と、もっふもふな雲と、BBQと、くつろぎと、飲みとついでにカラオケと、いーっぱい堪能できました。ありがとう。ゴルフ合宿の名門、サニーカントリークラブ。

最後まで読んでくださりありがとうございます。
次回はどんな『NEW・名門ゴルフ場』が出てくるか、お楽しみに。

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