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イライラ解消！ラウンド中の待ち時間は「自分のできることをやる時間」に変換する

イライラ解消！ラウンド中の待ち時間は「自分のできることをやる時間」に変換する

2023/05/21　ゴルフサプリ編集部

あと一歩で念願の90切り！そんなチャンスに恵まれながら、最後でミスが出てしまった………。今ではつねに80台で回れるゴルファーたちにも、そんな悔しい経験がたくさんあるはずだ。
90切りに欠かせないスイング論とメンタル学を磨いて日々精進していこう。

Q.「待ち時間があるときはイライラしてしまいます」

待っている間にやるべきことは実はたくさんある

待ち時間ができたときはピンの位置を確認したり風向きを見るなど、自分のできることをやればイライラはすぐに消える。

前の組が詰まっていて待たされているとき、「遅いなあ」とすぐにイライラしてしまうゴルファーは結構多いものです。「早く打てよ。どうせ届かないんだからさ～」と怒り口調になる人もよく見ますよね。

ようやく自分の打つ順番が来てもイライラを引きずっていると、スイングリズムがいつもより早くなってチョロやダフリなどの凡ミスが生じてしまいがち。でもこれは誰の責任でもありません。自分のメンタルのコントロールが上手にできていないだけです。人間がどうしてイライラするかというと、今やりたいことができないからです。待ち合わせの時間があるのに電車が遅れたり、道路が渋滞していたりするのもそうですよね。

では、そんなときどうすればいいかというと、自分のやりたいことを変えてしまうのです。自分が打ちたいのにそれができないのなら、ピンの位置をもう一度確認する、手前のグリーンエッジまでの距離を確認する、風向きを見るなど、今できることに意識を持たせることです。自分のやりたいことを変えてしまえばイライラはすぐに消えます。

プロたちは自分の与えられた時間の中で優先順位を決めて、できる限りの努力をしています。それなのにイライラする人ほど、やるべきことを案外やっていません。

学力テストにたとえて考えてみてください。難しくて分からない問題にきたとき、そこでずっと回答が見つけられないまま悶々としていると、すぐに分かるはずの他の問題もできずに結果的に終わってしまうことになります。分からない問題は後回しにして、他のところの解ける問題からどんどん取り組めばいいのです。ゴルフも同じで、今ボールを打つことができないなら、それを後回しにして先にできることから取り組むように心掛けてみてください。

A.「今できることをやってイライラを解消しましょう」

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