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タイガー・ウッズと松山英樹の一騎打ちを振り返る(2/2)|ZOZO CHAMPIONSHIP

挑戦的なショットを連発した18番。松山の凄みあるプレーに魅せられた終盤戦

2019/11/04 ゴルフトゥデイ 編集部

「ZOZO CHAMPIONSHIP」(千葉県・アコーディア ゴルフ 習志野カントリークラブ)の最終日、タイガー・ウッズ(米国)と松山英樹(LEXUS)の一騎打ちを振り返る。現地での観戦やテレビ観戦が叶わなかった方、この記事で少しでも二人の激闘を感じてほしい。

最終ラウンドの残り6ホールを13番から再開し、バーディチャンスを決めきれずに3ホール続けてパーとしてきた松山英樹。対して、タイガー・ウッズは残り7ホールを12番から再開。このスタートホールをボギーとして、松山との差が2打差に縮めてしまったが、14番でバーディを奪ってふりだしに戻すことに成功した。

そして、二人の激闘は最終盤へと突入する。16番ホールは183ヤードのパー3。この日は、手前から17ヤード、左サイドから5ヤードというピンポジション。

松山英樹のティショットはピン右約5メートルにオン。難しいラインを読み切って、このバーディパットを沈めると、ギャラリーから大歓声が沸き起こった。タイガーとの差が、再び2打に縮まった。そして、このバーディを決めた瞬間、今日初めてのガッツポーズを見せた松山。残りは2ホール。

最後まで攻めのプレーで観客を沸きに沸かせた松山英樹

16番のティグラウンドで、目前のグリーンで沸き起こった大声援を聞いたであろうタイガーのティショットは、ピン手前約6メートルにオン。しかし、バーディとはいかず、2パットのパー。

いよいよ残り2ホール。17番は491ヤードのパー4。この日のピンポジションは手前から12ヤード、右サイドから5ヤード。松山のティショットはドライバーでしっかりとフェアウェイをとらえた。そして、セカンドショットはピン手前2メートル。バーディチャンス。これを決めれば、タイガーとの差を1打差に縮められる。しかし、ボールは無情にもカップの左へ外れてしまい、前ホールのバーディの勢いを続けることはできなかった。

タイガー・ウッズも17番、ティショットはフェアウェイをとらえる。アイアンでのセカンドショット、松山のグリーン上でのプレーが終わるのを待ってオンさせ、2パットのパー。松山との差を2打差としたまま、最終ホールと臨む。

最後まで諦めないプレーで観客を沸きに沸かせた松山英樹

18番の2打目。打った後には、すぐ球の行方を追ってバンカーを駆け上がっていた松山。

18番ホールは562ヤード・パー5。
ピンポジションは手前から20ヤード、左サイドから4ヤード。

ここでイーグルを狙うしかない松山。だが、ティショットを右に曲げてしまい、セカンドショットをフェアウェイバンカーからとしてしまう。グリーンまでは約260ヤードあったが、3Wでスライスをかけてピンを狙うという決断を下す。松山が3Wを手にした瞬間、周囲は松山がまだまだ諦めていないことを知り、空気が張り詰める。

しかし、気持ちが乗ったことを感じさせる渾身のショットは、スライスがそこまでかからず、ボールはグリーン左のガードバンカーへ。そして、3打目は60度のウェッジでバンカーからのアプローチ。チップインを狙っている。シーンと静まるギャラリーだが、皆胸中は沸き立っていたはずだ。「これが入れば!」と。だが、カップインを狙いすぎたか、浅めにインパクトしてしまい、ピンを超えて約7メートルほどのオーバー。しかし、ウェッジからパターに持ち替え、4打目に向かう松山の表情に落胆の色など微塵も感じられなかった。

7メートルものラインをしっかりと読み込み、打ったバーディパット。あわやカップイン、と思わせたが、無情にもボールはカップの手前で止まってしまう。パーパットをタップしてカップインさせ、トータル16アンダー。ここでようやく松山の表情が、ほんの少し緩んだように見えた。

18番のガードバンカー。カッインプを狙って打った。
18番のパーパットを終えた後の松山。ようやく終わった、というふうにこの日初めての笑顔。相当なプレッシャーがあったはずだ。
18番のタイガーの3打目。このバンカーショットをピン近くにきっちり寄せる。

タイガーの18番、ティショットは安全に3Wを選択。後の会見で、「最終ホールはパーを出せば勝てると思った」と発言していた。セカンドショットはグリーン右のガードバンカーへ。顎はそこまで高くない。ヘッドを振り抜けられるのか心配になるほどエッジと近かったが、これをうまく振り抜き、ピン手前3メートルへ。このバーディパットをしっかりと決め、トータル19アンダーでフィニッシュ。松山との一騎打ちを、3打差のまま勝ち切った。

やっぱり、タイガーは強かった。ここぞという時に、本当に強い。日本の芝への適応力、コースセッティングに適応した球筋の調整や修正力などなど、その強さの要因は数え上げればキリがない。日本初開催のPGAツアーを、これ以上はないというくらい盛り上げてくれた。大会出場以外でも、様々なイベントに登場し、ゴルフファンを楽しませてもくれた。82勝目おめでとう。タイガーのヒザと腰が良くなりますように。そして、最後まで夢をつないでくれた松山英樹のプレーにも、最大級の賛辞を贈りたい。

取材・ 文:角田柊二
写真:圓岡紀夫、岩崎愛里

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