1. TOP メニュー
  2. ゴルフ実験室
  3. PINGでG410ドライバーをフィッティングしてきた!【動画あり】

PINGでG410ドライバーをフィッティングしてきた!【動画あり】

2019/11/22 ゴルフサプリ編集部

野村タケオのゴルフ実験室タイトル画像

最近、契約プロが絶好調のPING(ピン)。全英女子オープンを勝った渋野日向子プロはもちろんのこと、今季7勝を上げている鈴木愛プロ(11月18日時点)、男子でもチャン・キムプロが勝ったりと本当に絶好調です。

それ以外でも契約外のプロがPINGのクラブを使って勝ったりもしているので、ますますPINGのクラブへの注目が集まっています。

特にドライバーは最新モデルのG410が飛んで曲がらないと大人気。あれだけプロが使って結果を出していると、我々アマチュアも使ってみたくなるものです。

そこでゴルフバカイラストレーターの野村タケオが、自分に合うG410ドライバーを探すためにPINGのドライバーフィッティングを受けてきました!

撮影/野村タケオ

PINGでG410ドライバーをフィッティング!

PINGのG410Plusの9度を使ってフィッティングしている様子の写真

まずはシャフトを決めていきます

現在自分が使っているドライバーのスペックを元に、まずはどういうシャフトが合うのかを探していきます。

僕はPINGのG400LSテックの8.5度を少しカチャカチャで寝かせて使っているので、スタンダードなヘッドのG410Plusの9度を使ってフィッティングしていきます(この取材の時点ではまだG410LSテックは発表されていなかったので、ヘッドはPlusとSFテックの2種類でした)僕が使っているシャフトが60g台後半の重量なので、それを目安に試打していきます。

フィッターさんがいろいろなシャフトをセットしてくれるのですが、基本的には詳しいシャフトの情報は教えてもらわずに試打します。これは変な先入観なく試打するためで、とても大事なことです。

フィッターさんと一緒に色んなシャフトを試している様子の写真

僕はやはり打ち出しが高くてスピン量が多いので、シャフトで少しでもスピン量が減るようにしたいわけです。

同じ挙動で長さの違うものや、重さの違うものを試したり、フレックスやしなりの調子の違うものを試打して、スピン量、打ち出し角、方向性などをチェックしていきます。

フィッターさんがいろいろなシャフトをセットしてくれている様子の写真

カチャカチャでロフトを変えたりもしてみる

スピン量や打ち出し角を最適なものに近づけるために、シャフトを色々とテストしながらも、同時にカチャカチャを使ってロフトも変更したりして試打していきます。

G410ドライバーは以前のモデルよりも調整幅が広がって、ロフトだけでなくライ角も変えることが出来るようになりました。
しかもG410ドライバーからはヘッド後方部にあるウェイトを動かすことで、弾道をフェードやドローに変えることも出来るので、そのあたりもいろいろとフィッターさんと相談して、弾道を見ながら調整していきます。

ここまでいろいろな調整機能が増えてくると、自分ひとりでいろいろやっていると、何がいいんだかわからなくなっちゃいそうなので、やはりフィッティングのプロに見てもらえるというのはありがたいですね。

ヘッド後方部にあるウェイト部分をフィッターさんと相談している写真

自分の感覚も大事です

いろいろなバリエーションで試打するわけですが、もちろんトラックマンで出たスピン量や打ち出し角、曲がり幅などの数値は参考にしますけれども、PINGのフィッティングでは最終的には自分の感覚というものを大切にしてくれます。
数値はけっこう良くても振った感じに違和感があれば、実際にラウンドでいい結果が出ませんからね。

そしてプレースタイルや自分の求める球筋などを考慮してスペックを決めていきます。

たとえばほぼ真っ直ぐの球が出ているセッティングでも大きく右に曲がる珠が出る可能性があるものと、軽く左に曲がってしまうことが多いけど、右には絶対に行かないし、左に行ってもせいぜいラフまでしか行かないセッティングがあるとしたら、どちらを選ぶのかはその人次第ということになります。

僕は後者を選びますが、そうでない人もいるでしょう。

フィッターさんからデータの説明を受けている写真

ゴルフクラブのフィッティングは定期的に

アイアンフィッティングの時にも思いましたが、やはりフィッティングしたクラブは安心感が違います。「こういう球しか出ないクラブだ」という自信があれば、思い切って振っていくことが出来ます。

特にドライバーはしっかりと振り切ることが大事なので、その効果は大きいと思います。フィッティングしたクラブと安心感というメンタル面の相乗効果でさらに飛距離が伸びたりするもんです。

そしてフィッティングというのは定期的に行うことが大事だとフィッターさんは言います。

やはりスイングというのは少しずつ変わるものだし、体型や柔軟性なども変わっていくものです。理想を言えば1年に1回くらいはフィッティングを受けたほうが良いと思うのですが、なかなかそこまでは出来ないでしょうから、2年に1度くらいはチェックしてもらったほうが良いかもしれませんね。

PINGのフィッティングは基本的には新宿にあるPINGのフィッティングスタジオで受けることができるのですが、完全予約制となっています。
かなり人気ということでだいたい1ヶ月先くらいまでは予約が埋まっているような状態らしいですが、これは待ってでも受けたほうが良いんじゃないかと僕は思います。ぜひPINGのサイトから確認して行ってみてください。

東京近郊でない人は、PINGの公認フィッターさんがいるゴルフ量販店などで受けることも出来るようですので、それもPINGのサイトで確認してみてくださいね。

今回のドライバーフィッティングの動画をアップしましたので、フィッティングってどうやってやっているのかってことをぜひご覧ください。

パターのフィッティングも受けましたので、それはまた紹介しますね。

(取材・文)ゴルフバカイラストレーター野村タケオ

野村タケオの自画像イラスト,親指立ててナイスのサイン


野村タケオの記事をもっと読む!

 一覧へ

【関連】ゴルフクラブのフィッティングスタジオへ行こう!メーカー直営12店を紹介