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BMW M850i xDrive Gran Coupe|最高のラウンドをイメージさせるウォームアップのベストパートナー

最上級に乗る|極致のクオリティを求めたクルマの味わい vol.02

2020/01/26 ゴルフトゥデイ 編集部

ゴルフ場に乗っていくなら、こんな車がいい。そう思わせてくれる最高のクオリティを備えた“最上級のクルマ”たちをご紹介します。

530ps+4WDの 豪快かつ安定した走りは まるでビッグキャリー

BMWの最上級クーペである8シリーズ。1990年に登場した初代は、元メジャーリーガーの松井秀喜氏をはじめ、クルマにこだわる多くのVIPに愛された。

その販売終了からおよそ20年、2018年に復活した際には、初代になかったカブリオレも設定。翌年に加わったグランクーペは、クーペタイプの4ドアだ。セダンよりスタイリッシュだが、2ドアのクーペより後席も荷室も広い。

今回ご紹介するM850i xドライブは最高出力530ps・最大トルク750Nmの4.4ℓV8ツインターボと4WDを搭載する、グランクーペの最強版だ。

3.9秒で100㎞/hに達するインパクトと、四輪で路面を捉えて一直線に突き進む走りは、ビッグキャリーを叩き出す快心のドライバーショットに重なるイメージがある。それでいて、ゴルフ場へのアプローチでは、連続するカーブを正確無比に駆け抜けるハンドリングを発揮する。

そのエキサイティングなドライブを、ほどよく身体を支えるレザーシートと上質なオーディオを備えた、クラブハウスのようにリラックスできる空間で堪能していれば、コースのエントランスまではあっという間。最高潮のメンタルで、ラウンドに臨めそうだ。

開放的で乗り心地も快適な前席。メリノレザーのシートは左右ともメモリー機能付きで、ホールドもアジャスト性も上々。ヒーターのほか、蒸れを防ぐベンチレーション機能も備わる。

カタログ上の乗車定員は5名だが、中央席前にはコンソールが陣取るため実質4名。左右席の足元の広さは文句なしで、頭上は身長175㎝程度なら余地あり。乗り心地はまずまず良好。

トランクは2ドアクーペ比+20ℓの440ℓ。後席3分割可倒式で容量拡大もできる。フルサイズのキャディバッグは斜めにして1セット、シートを倒せば2セットが収まるサイズだ。

シフトレバーなどはスワロフスキー製クリスタルのインテリア。このフルレザーメリノ仕様は56.2万円、高音質のバウワース&ウィルキンス製オーディオは61.1万円のオプションだ。

SPECIFICATIONS BMW M850i xDrive Gran Coupe

■ボディサイズ(㎜):全長5085×全幅1930×全高1405
■ホイールベース(㎜):3025
■車両重量(㎏)[サンルーフ装着車]:2090[2130]
■エンジン:V型8気筒 DOHC ツインターボ
■総排気量(㏄):4394
■最高出力:390kw(530ps)/5500rpm
■最大トルク:750Nm/1800-4600rpm
■駆動方式:4WD
■トランスミッション:電子油圧制御式8速AT
■車両本体価格:1715万円(税込み)

文/高橋 アキラ
撮影協力/メイプルポイントゴルフクラブ

GOLF TODAY本誌 No.572 70〜71ページより


<最上級に乗る>シリーズ

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【最上級に乗る】シリーズ一覧
vol.01:JAGUAR F-PACE SVR
vol.02:BMW M850i xDrive Gran Coupe
vol.03:Bアウディ A8 55 TFSI クワトロ
vol.04:メルセデス・ベンツ G 350 d|最新ディーゼルは快適性もバツグン
vol.05:ポルシェ マカンS|鋭いプレー感覚を研ぎ澄ますクルマ
vol.06:レクサス LS500 F スポーツ|ブレないリズムは明鏡止水の境地
vol.07:アロファロメオ STELVIO 2.2 TURBO DISEL Q4 SPORT PAKAGE|ギンギラギンにさりげなく
vol.08:
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vol.09:SPECIFICATIONS DS 7 CROSSBACK GRAND CHIC|アートに目覚めた優等生

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