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初のキャプテンで米国チームが大逆転!タイガーの涙と笑顔。1年で最も、熱くなった理由

TEE-UP WORLD WIDE TOPICS & NEWS|2019年の名勝負を振り返りの1枚

2020/01/29 ゴルフサプリ編集部

米国選抜はダスティン・ジョンソン、ジャスティン・トーマスなどの世界ランカーが並び、世界選抜ではアダム・スコットと松山英樹が中心メンバー。2日目にはタイガー&ジャスティン組と松山&A・ビョンハン組が対決。最終ホールまで熱戦が続くも最後はタイガー組が1UPで勝利。

今回の「プレジデンツカップ」は例年以上に注目されていた。それはタイガー・ウッズが史上最年少でキャプテンを務め、さらにキャプテン推薦で自分を推薦してプレーヤーとしても出場することになったからだ。その結末にはめったに見られないタイガーの涙があった。

プレジデンツカップ最終日、タイガーの目に“勝利の涙”

マスターズで復活したときも涙を見せなかったタイガーが、12月の「プレジデンツカップ」の最終日には目に涙を浮かべていた。盟友であり米国選抜の副キャプテンを務めたスティーブ・ストリッカーは「人が泣くのを見るのは楽しい、タイガーは特にね」と笑っていた。

米国選抜と欧州選抜が対決する「ライダーカップ」と米国選抜と世界選抜が戦う「プレジデンツカップ」は毎年交互に開催されるビッグマッチ。タイガーは今回のプレジデンツカップでは史上最年少の43歳でキャプテンとなり、プレーイングキャプテンとしての出場を決めたことで、例年以上に注目される大会となった。

タイガーにとっては前年の「ライダーカップ」で4戦全敗に終わったことへのリベンジでもある。しかし、今大会も米国選抜の劣勢が続いていた。初日に世界選抜が4勝1敗と大量リードを奪うと、その後も世界選抜リードのまま最終日を迎えた。

このまま行けば、10大会振りに世界選抜の勝利となったが、最終日のシングルス戦で米国選抜が大逆転。試合後には

「キャプテンとしてチームをまとめることと選手として勝つことの両立は大変だった。最終日のプレー中には松山が前半で大量リードしているリーダーズボードが目に入って、もう2度と(ボードは)見ないと思ったよ(笑)」

と語った。ちなみに前年は4戦全敗だったタイガーが、今回は3戦全勝で19年を締めくくった。20年以降も、タイガーの活躍が続くことを予感させる試合だった。

タイガー・ウッズ
1975年12月30日生まれ。185cm、84kg。2019年は4月の「マスターズ」でメジャー15勝目を飾ると、10月の「ZOZOチャンピオンシップ」でPGAツアー最多タイの82勝目をマーク。また今大会で「プレジデンツカップ」の最多勝利27勝目を達成。

GOLF TODAY本誌 No.572 8〜9ページより

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