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マスターズ公式サイト|タイガー・ウッズなど昨年出場全選手の全ショットが動画で見られる!

北村収のもっと知りたくなるWebの世界 第3回

2020/04/25 ゴルフサプリ編集部

世界最高峰の夢舞台と言われるマスターズ。毎年4月上旬に開催されるが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期となった。残念に思っているファンに向けて、今回はマスターズの公式サイトを紹介。世界中を感動させた昨年のタイガー・ウッズの優勝パットなど、全選手の全ショットを動画でチェックできるのだ。

Profile
北村 収(きたむらおさむ)
1968年東京都生まれ。ゴルフ雑誌(ALBA)編集部、ゴルフダイジェスト・オンラインメディア部門に所属後、2011年に株式会社ナインバリューズを設立。ゴルフ分野を中心に、取材・執筆・編集からソーシャルメディア、web、Eコマースの企画運営まで総合プロデュースを手掛ける。

タイガー・ウッズなど昨年出場全選手の全ショットが動画で見られる!

マスターズ公式サイト
https://www.masters.com/

ホールイラスト上に弾道が再現されるだけでなく、右側で映像も視聴できる。

18ホールで競技が繰り広げられ、各選手別々の場所でプレーをしているゴルフは、野球やサッカーのように試合のすべてを見ることが不可能だ。また、テレビのトーナメント中継でも、映像で視聴できるのはカメラが追っている一部の選手に限られる。

この常識を、マスターズが昨年覆した。新しいデジタルプラットフォームにより、すべての選手のすべてのラウンドにおけるすべてのショットを映像に収めることをスタート。しかも、数分のタイムラグはあったがほぼライブで配信を行った。

昨年復活優勝を果たしたタイガーの全ショットを動画で振り返る

1年経った今も昨年の全選手、全ショットを動画で振り返ることができる。サイトの上部にあるグローバルナビゲーションの「Track」をクリック。右側の検索窓「Search for player」からお気に入りの選手を選ぼう。

例えばタイガー・ウッズを選択すると、第4ラウンド(最終日)の18番ホールが表示され、「Shots」の番号を押すと、そのショット弾道がホールイラスト上に表示されるだけでなく、右側にはショットの映像も流れる。優勝を決めた直後のガッツポーズやギャラリーの大歓声も視聴ができ、昨年の感動を再現できる。

表彰式の様子や優勝インタビューなどの動画も充実

年代もののお宝映像が満載。

また、Leader Board(リーダーボード)やTee Times(ティータイム)のページからも、各選手の各ホールでのショット動画視聴が可能だ。

ハイライト動画も充実している。グリーンジャケットが贈呈される表彰式の様子はもちろん、優勝インタビー、その日のハイライト映像、開幕前日のパー3コンテストなどがある。さらに、マスターズのアーカイブ動画も豊富。ゲーリー・プレーヤーがジャック・ニクラスにグリーンジャケットを渡すシーンなど、過去の貴重な映像も視聴可能。マスターズ好きにはたまらないお宝映像が満載だ。

開幕前日には念入りな準備

開幕前日、日が暮れようとするコースでチェックをするスタッフ。

昨年、筆者はオーガスタナショナルGCにいた。開幕前日、選手のほとんどが練習ラウンドを終え、パトロンもまばらになったコース内で見かけたのが、棒にタブレットのような機器で何かしらのチェックをしているスタッフ。世界最高峰のWebサイトで世界中のマスターズファンに現地の魅力を伝えるための最終チェックは、日が暮れかけるまで行われていた。

本戦同様、パトロンが熱狂するパー3コンテストの様子も、公式サイトのWebで閲覧可能だ。

GOLF TODAY本誌 No.575 130ページより


北村収のもっと知りたくなるWebの世界

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【シリーズ一覧】
●第1回:PGAツアー「STATS」でタイガー・ウッズ、松山英樹のショットデータが見放題!
●第2回:渋野日向子のスイング動画やデータが見られる!日本女子プロゴルフ選手権の1Hティーショット動画
●第3回:マスターズ公式サイト|タイガー・ウッズなど昨年出場全選手の全ショットが動画で見られる!
●第4回:GOLFWRX|タイガー・ウッズなど米PGAツアー選手の使用クラブ情報が分かる!
●第5回:FAIRWAY GOLF USA|レアな米国仕様のゴルフギアを日本語サイトで購入できる!
●第6回:JGAニュース(ゴルフを愛する皆様へ)|世界でゴルファーが増加中!? 3密を避けられるゴルフに注目が集まる!
●第7回:YouTubeは今やテレビで見る時代!字幕が付くので英語放送も分かりやすい
●第8回:世界中のコースを航空写真や360°写真で疑似ラウンド
●第9回:世界の超人気選手はSNSでもファンを魅了!
●第10回:SNSと公式サイトを活用すればマスターズのテレビ観戦はさらに楽しめる!
●第11回:年末年始はネットで今年のトーナメントを振り返ってみよう!