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元賞金女王・古閑美保が教える! 女子プロからの飛ばしのヒント|Vol.2 笹生優花

注目選手の激うまポイントとマネどころを紹介

2020/12/28 ゴルフサプリ編集部

いま注目を集める女子プロたちにみる〝飛ばし〟のヒントを、元賞金女王・古閑美保が、簡潔明瞭にレクチャーする本シリーズ。第2回はスーパールーキー・笹生優花の飛ばしの秘密と、アマが参考にしたいマネどころを紹介。ドライバーショット格上げのご参考にどうぞ!!

GOLF TODAY 本誌 No.583 104ページより

強い「腕っぷし」から生まれるストレートボールが魅力!

笹生優花

さそう・ゆうか(ICTSI)
2001年6月20日生まれ。
東京都出身。166㎝。B型。19年プロテスト合格。ツアー2勝。日本人の父とフィリピン人の母を持つ。今季プロデビューを果たすと、いきなり2戦目の「NEC 軽井沢72」と3戦目の「ニトリレディス」で立て続けに優勝。賞金ランクは堂々のトップに立ち2020年シーズンを終えている。

ココが“笹生”流飛ばしの秘密

体の強さを生かして「前腕」で押し込むから精度もパワーも最上級!!

安定感抜群の下半身に、体幹もしっかりしていて軸がブレない。いかにも体の強さを感じさせるスイングです。その中でも一番私が注目するのは「腕っぷし」の強さ!! 米ツアーの選手は「前腕※」をものすごく鍛えるそうですが、まさにそこがめちゃくちゃ強い。手首の返しが強いから球を強く押し込めてインパクトゾーンも長くなるし、万が一スイングがブレてもアジャストできる! このスイングから生まれるネジレのない強いストレートボールはツアーナンバーワンです。
※手首とヒジの間

ココがアマのマネどころ

右ワキがビシッと締まった理想のダウン軌道は「直ドラ」で体感!

腕っぷしの強さに加えて、彼女が秀でているのはダウンスイング時の腕の引き込みの巧さ。右ワキが締まって毎回同じ場所に手が下りてくるから精度が高い! これをマネるのは至難の技ですが、少しでも近づけるべく練習するなら「直ドラ」がオススメです。クラブを短く持って、つかまりにくいぶん少し左を向いて打つだけ。球が浮くようなれば芯で球をとらえられている証拠!! ミスの許容範囲が狭いので、繰り返すことでだんだんと理想的な軌道に近づけるはずです。


こがみほ/1982年7月30日生まれ。167㎝。01年プロ入りし、03年にツアー初優勝。08年には年間4勝を挙げて賞金女王に。11年、左手首の故障もあり29歳の若さで現役を引退。通算勝利数は12勝。『FOXスポーツ&エンターテインメント』で『古閑美保のスマートゴルフレッスン』を放送中。


取材・文/今泉純子 撮影トーナメント/2020NEC軽井沢72ゴルフトーナメント、2020ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント
撮影/JGMA


注目選手の激うまポイントとマネどころを紹介

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