1. TOP メニュー
  2. HOTニュース
  3. キャンペーン
  4. ポパイにはほうれん草、ゴルファーには甘いもの!ひと口サイズのお菓子を食べてエネルギー補給&集中力アップ!

ポパイにはほうれん草、ゴルファーには甘いもの!ひと口サイズのお菓子を食べてエネルギー補給&集中力アップ!

ラウンド中のオススメおやつを紹介! ゴルフを変える腸活エキストラ

2023/04/14 ゴルフサプリ編集部

18ホールスループレーが普及して間食の必要性がアップしている昨今、腸活エキスパートの小林暁子先生に、ラウンド中の賢い間食の摂り方をアドバイスしていただきました。ゴルフシーズンを楽しみつついいスコアを出すためにも、コンビニで手軽に買えるオススメおやつでエネルギーも集中力もしっかりチャージしましょう!!

指導・小林暁子先生(医学博士)
順天堂大学医学部を卒業、2012年小林メディカルクリニック東京を開業。便秘外来、内科、皮膚科、女性専門外来などさまざまな不調に対応。一般の患者さんだけでなくトップアスリートからも厚い信頼を寄せられている。便秘外来では、のべ20万人以上の治療に携わるとともに腸内環境の正しい知識普及につとめる。『今日からはじめる健美腸ルール(講談社エディトリアル)』『2週間で腸が若返る!美腸ダイエット(世界文化社)』など著書多数。

テーマ 第7回【お菓子編】

疲労回復、活力アップにも効果大!! 甘いおやつで気分転換しましょう

ラウンド中の疲れを甘いおやつで払拭しよう

午後に食べる間食を「おさんじ」と言うことがあります。これは「3時のおやつ」から来ているのですが、元々は「八つ時」つまり午後2時から4時ごろの間に食べるから「おやつ」と言われるようになったそうです。1日2食、食糧が決して豊富ではなかった時代に生きた人たちは、おやつタイムを楽しみにしていたことでしょう。昔と今とではライフスタイルは全く違いますが、食事だけでは不足しがちな栄養を補ったり、運動や労働の疲労回復を図る、休憩・気分転換・リラックスなどお菓子の役割は同じです。先人の知恵は心身の潤いにつながっているんですね。ぜひゴルファー流にアレンジして有効活用したいものです。

和菓子、洋菓子、駄菓子も有効なおやつ

さて、今回の本題に入ります。おやつというと、いわゆる甘味のお菓子が真っ先に思い浮かぶ方も多いと思います。堅い言い方をすると、お菓子というのは、砂糖、卵、小麦粉などの穀粉、油脂、乳製品などを原材料として加工した嗜好品のことです。甘いものは確かに多いと思います。

子供のころ遠足で「◯円まで」でどれにしようか迷った袋菓子、頂き物の老舗の和菓子、お訪ねした先で紅茶とともに振舞われたケーキ…実に多種多様で、コンビニにも和菓子、洋菓子、スナック、せんべい、駄菓子など、甘いものだけでなく塩っぱいもの、酸っぱいものなど沢山のお菓子が並べられています。

どら焼き、大福はスループレー時の昼食にも

先ほども言いましたが、特に甘いお菓子は、運動の疲労回復、気分転換・リラックスを促してくれます。ゴルフの合間、休憩時間に食べるのに最適です。ハーフターンの休憩時、後半疲れてきたパ−3のティショット待ち、ミスが続いて切り替えたい時などに食べれば、束の間の落ち着きを得られ、活力が戻ってきます。これからの時期そう神経質にならなくても良いとは思いますが、生菓子については、朝コンビニで買ったら18ホールが終わるまでに食べきるようにしましょう。

では何をチョイスするのがいいかというと、ゴルフの合間ですからスプーンやフォークを使わず、散らかすことなく、開封して清潔に食べられることが一番大切です。そうするとポテトチップスやスナックなどの袋ものはNGとなり、個包装で、できるだけ一口で食べられるものが条件になります。

私のオススメは、和菓子でしたら小さめのどら焼き、一口羊羹、大福や草大福、きな粉餅、カステラ、おこし、せんべいなどです。大福はあんこを餅で包んだもの、どら焼きは小麦粉・卵・砂糖を混ぜて焼いた生地で挟んだもの。せんべいはもち米またはうるち米を乾燥させて焼いたり、揚げたりしたもの。いずれもしつこい甘さがなくエネルギー補給に最適ですから、朝食を食べずに来てしまったり、スループレーでお腹が空いてしまった時に良いと思います。昔大福は昼食の代わりとしても食べられていたと言います。個包装を開封して一口でスマートに食べられるものを選びましょう。

片手で食べられる一口羊羹はゴルフに最高!!

最近はコンビニのレジ付近にちょっとした和菓子が置かれていることがあります。中でもゴルファーにとってスグレモノなのは一口羊羹です。封を切って片手で押し出すようにすれば少しも手を汚すことなく、するっと口に入っていきますのでスマートに食べられます。パウチになっていて日持ちもするので、2〜3本バッグに入れておくとよいでしょう。

洋菓子ならバームクーヘンやマドレーヌ、飴、ガム、キャラメルも遠足気分で選ぼう!

洋菓子では、個包装のクッキー、バームクーヘン、マドレーヌなど、小麦粉、卵、砂糖などの原材料を焼いたものが中心でしょう。私自身ゴルフの時は、コンビニで買うのではありませんが、サツマイモを練り込んだ繊維質豊富なクッキーを焼いて持参することがあります。コンビニでどれを買うか迷った場合は、原材料をチェックして、サツマイモやバナナなども使われているものを選ぶようにしてはいかがでしょうか。ちなみに表面にチョコレートが塗ってあるクッキーは、冬場でもバッグの中で溶けてしまうことがありますので、ゴルフ向きとは言えません。

そのほか駄菓子系の洋菓子では、グミ、飴、キャラメル、ゼリー、ガムなどを遠足気分で選ぶのも楽しいと思います。個包装やチャック袋のお菓子が気分転換になることがあります。後半パートナーたちも疲れ気味で口数が減ってきたなという時に袋を開けて配れば、みんなに笑顔と活力が戻ることでしょう。咀嚼と唾液の促進にもなり、プレーへの集中力も高まるはずです。

【お菓子の効能は…】
・食事だけでは不足しがちな栄養を補う
・激しい運動や労働の疲労回復を図る
・休憩、気分転換、リラックスなど心身を潤わせる
・甘いものでエネルギー補給

【ゴルフへの影響】
・ラウンド中の疲労回復
・エネルギー補給
・集中力アップ

【オススメのお菓子リスト】
・小さめのどら焼き、一口羊羹、大福、草大福、きな粉餅、カステラ
・一口せんべい、おこし
・クッキー、バームクーヘン、マドレーヌ
・グミ、飴、キャラメル、ゼリー、ガム

【いつどこで食べる?】
・個包装やチャック袋のものをバッグに入れておく
・ショットの待ち時間
・疲れてきた時、気分転換したい時

【食べ方注意点】
・大袋を抱えて食べるのはNG
・片手で、カスをこぼさず食べる

取材・文/野上雅子



ラウンド中のオススメおやつを紹介! ゴルフを変える腸活エキストラ

 第6回(前回)へ 第8回(次回)へ

【シリーズ一覧】
●第1回【フルーツ編】
●第2回【ナッツ豆類編】
●第3回【肉魚類編】
●第4回【海藻類編】
●第5回【ドライフルーツ編】
●第6回【卵・乳製品編】
●第7回【お菓子編】
●第8回【いも栗類編】
●第9回【野菜編】
●第10回【米類編】