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SPECIFICATIONS DS 7 CROSSBACK GRAND CHIC|自分の世界があるオトナの選択

最上級に乗る|極致のクオリティを求めたクルマの味わい vol.8

2020/12/10 ゴルフトゥデイ 編集部

ゴルフ場に乗っていくなら、こんな車がいい。そう思わせてくれる最高のクオリティを備えた“最上級のクルマ”たちをご紹介します。

GOLF TODAY本誌 No.582/110〜111ページより

フランスの伝統を実感させる小粋で人とは違う装いでいて機能も充実

DSは2015年、シトロエンの上級機種が独立して設立されたブランドで、クルマ好きでないと馴染みが薄いかもしれない。その名のルーツは1955年登場の、革新性と実用性を兼ね備え、大統領専用車にもなったシトロエンの象徴的モデルにある。

このDSブランド、今年初めに大型セダンの9を公開したが、現時点で購入できる最上位機種が、17年に登場した7クロスバック。都会的な雰囲気のSUVだが、乗ってみるとこれがなかなかゴルフ向きではないかと思えてくる。

まず、このクラスとしては荷室が広い。後席を倒さずにキャディバッグが積めるので、家族旅行や帰省のついでにラウンドを、などという場合にはもってこいだ。

また小回りの効きは、全幅1・9m近いふくよかなボディを忘れさせる。低速時に車両周囲を映すカメラも備わるので、ゴルフ場近くで細い道に遭遇しても安心だ。

そして前席のマッサージ機能は、力加減が絶妙。プレー後の疲れた身体での運転が楽になる。

シティファッションのようにスタイリッシュながら、プレーを支える機能性も充実。それこそ、ゴルフウェアもクルマも、フランスのブランドに一貫して感じられる強みではないだろうか。

ルーブルのピラミッドを思わせる多角形モチーフをちりばめたインテリア。エンジンオンで立ち上がるB.R.M社製のアナログ時計や、クリスタルガラスを埋め込んだ操作ダイヤルなどが、さらに上質感を高める。
赤外線カメラで、約100m先までの歩行者や動物を検知するDSナイトビジョン。日の出前や日没後のゴルフ場周辺で、路上に佇む鹿などにヒヤリとしたことがあるならば、この機能のありがたみがわかるだろう。
腕時計をイメージしたナッパレザーのシートは、30.6万円のオプションであるオペラ仕様に含まれる。ヒーターやベンチレーション、背中と腰のマッサージも行えるランバーサポートが、ラウンド後の疲れた身体に優しい。
通常時555ℓのラゲッジルームは、キャディバッグを斜めにすればそのまま積み込める。後席を倒せば、段差のないフロアと最大1750ℓの容量が生まれる。フロア下の収納は浅いが、ほぼ荷室の幅と奥行きいっぱいの広さがある。

SPECIFICATIONS DS 7 CROSSBACK GRAND CHIC【スペック】

■ボディサイズ(㎜):全長4590×全幅1895×全高1635
■ホイールベース(㎜):2730
■車両重量(kg):1570
■エンジン:直列4気筒 DOHCターボ
■総排気量(cc):1598
■最高出力:165kw(225ps)/5500rpm
■最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1900rpm
■駆動方式:FF
■トランスミッション:電子制御式8速AT
■車両本体価格:589万円・税込み

文/高橋 アキラ
撮影協力/千葉バーディクラブ


<最上級に乗る>シリーズ

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vol.08:SPECIFICATIONS DS 7 CROSSBACK GRAND CHIC|自分の世界がある
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