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バックスイングは円弧を大きく!フォロースルーのイメージはハンマー投げでヘッドスピードUP!

三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」VOL.8

2020/11/08 ゴルフサプリ 編集部

2011年の日本女子プロなどツアー通算4勝。屈指のロングヒッターとしても知られた三塚優子がドライバーの飛ばしのテクニックを親切レッスン。飛距離が出なくて悩んでいるゴルファーにとって最高のクスリとなること請け合いだ。第8回は飛距離がぐっと伸びるフォロースルーのアドバイスを願った。

三塚優子
みつか・ゆうこ/1984年9月21日生まれ、茨城県出身。172センチ。埼玉栄高校ゴルフ部を経て2007年プロ転向。11年の日本女子プロなど通算4勝。現在は水戸市の『東野ジャンボゴルフレンジ』で多くのアマチュアゴルファーを指導している。

クラブヘッドとカラダの引き合いで大きな円弧を描くのがコツ

フォロースルーはクラブヘッドとカラダを引き離すイメージ

フォロースルーとはボールをヒットし、クラブをフィニッシュへと振り抜いていくまでの過程をいいますが、インパクトと同じくらい重要なスイングパーツです。いかに大きな円弧を描き、クラブヘッドを加速させるかが飛ばしの法則だからです。フォロースルーの体勢としては体重が左足に乗っていきますが、上体は右サイドにキープしておかなくてはなりません。

私のフォロースルーのイメージはハンマー投げです。ハンマーのようにクラブヘッドはターゲットのほうに向かっていくんだけど、カラダをしっかり残してお互いに引っ張り合うという感覚です。VOL.7のインパクトで説明した「ヘッド・ビハインド・ボール」を思い出してください。インパクトで頭をボールの右側にキープしておく位置関係をフォロースルーでも継続しつつ、クラブヘッドで大きな円を描きながらカラダを一気に回転しましょう。クラブヘッドが進もうとする方向にカラダが一緒に動いてしまうと、フォロースルーの円弧が小さくなってしまいます。ハンマー投げのイメージでクラブヘッドとカラダをできるだけ遠くに離すことで、クラブヘッドの遠心力が大きく働き、ヘッドスピードが上がるんですよ。

体重は左足に乗るが、カラダはボールの位置よりも右にキープ。クラブヘッドとクラブヘッドが引っ張り合うようなフォロースルーが飛ばしに直結する。
クラブを振り抜く方向にカラダが一緒に動いてしまうとクラブヘッドの遠心力が働かない。

バックスイングでもクラブを大きく上げることが大事

そのためにはバックスイングでも大きな円弧を描くつもりでクラブを振り上げましょう。私のイメージでは、バックスイングとフォロースルーは左右対称。大きなフォロースルーは、バックスイングでクラブヘッドを自分のカラダと引き離せるかにかかっています。バックスイングではフォロースルーほど腕を真っすぐ伸ばすのは難しいかもしれません。とくにカラダが硬い人たちは、腕を伸ばしたままでは肩が回りにくいことでしょう。だとしたらアドレスの両肩と両腕の三角形をできるだけ崩さないでバックスイングしてみてください。バックスイングの途中で右ヒジが自然にたたまれますが、左腕はなるべく曲げないように心がけましょう。

ゴルフのスイングは、すべて左手リードです。左手主導でバックスイングし、ダウンスイングも左手主導で振り下ろし、さらに左手でダイナミックに振り抜きましょう。左手が方向の安定性を、右手がパワーを生み出すといいますが、左手主導でクラブを大きく振る感覚は飛距離アップにも直結します。バックスイングで左腕が縮んでしまうと、フォロースルーでも左腕が縮んでスイングの円弧が小さくなり、ヘッドスピードが上がりません。

大きなフォロースルーで振り抜くには、バックスイングでも大きく振り上げることが大切なポイント。両肩と両腕の三角形をイメージするといい。
トップで右ヒジが自然にたたまれるが、左腕はできるだけ伸ばしておこう。
バックスイングで左腕が縮むと、フォロースルーでも左腕が縮みやすい。
バックスイングもフォロースルーも大きな円弧を描くイメージを持とう。

左隣の人と握手できるような右手使いも意識しよう

私がフォロースルーで大事にしているポイントがもう一つあります。それは左隣にいる人と右手で握手するイメージで振り抜くこと。自分のすぐ左側に誰かが立っているとしますね。カラダをグルッと回して、お互いに右手で握手。そうすると右手の親指が上を向くはずです。実はこれ、フェースの向きをコントロールするコツなんです。ここで右手のヒラが上を向けばフェースが開いてしまいますし、右手のヒラが下を向くとフェースがかぶって当たってしまうことになります。インパクトからフォロースルーにかけてフェース面をスクエアにキープし、ボールを正確にとらえるためにも右手の握手をイメージして振り抜くようにしてくださいね。

フォロースルーの右手は左隣の人と握手するイメージ。
右腕をスッと伸ばして、右手の親指が上を向くのが正しい形だ。
右手の握手のイメージでフェースをスクエアにキープしやすい。ショットの正確性がアップして飛距離も劇的に伸びる。
フォロースルーで右手のヒラが上や下を向くとミスショットの原因となる。

最後に動画でチェック!

ハンマー投げのイメージでクラブを大きく振り抜こう


取材・文・写真/三代 崇
協力/サザンヤードカントリークラブ


三塚優子がレクチャーする「ドライバーの飛ばしテク」

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【シリーズ一覧】
VOL.1:左手小指側の3本が緩まないようにクラブを短く持つことが重要です!
VOL.2:アゴを上げて高く構えれば、飛ばせるアドレスが作れる!
VOL.3:飛ばしたいならテークバックは「おヘソの回転」で始動!
VOL.4:飛ばしたいなら、体重移動は使わずおヘソを回してテークバック!!
VOL.5:もっと飛ばしたいなら、トップの位置を安定させるべし!!
VOL.6:切り返しでは体重を左足内側の母趾球に乗せよう!
VOL.7:飛ばしたいならインパクトまで前傾角度を徹底キープ!!
VOL.8:ハンマー投げのようなフォロースルーがビッグドライブのお手本!!
VOL.9:フィニッシュは左足だけでも立つ! これなら安定して飛ばせる!!
VOL.10:カラダが柔軟な人は「一軸」、カラダが硬い人は「ニ軸」が飛ばしのカギ。
VOL.11:フェースターンは手の動作ではない! 下半身の動きが最大の肝!!

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