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マスターズチャンピオン・松山英樹が凱旋。緊急・帰国記者会見

グリーンジャケットを着た世界のHIDEKIが自身の快挙を振り返った!

2021/04/14 ゴルフサプリ編集部

14日(水)夕方、マスターズで日本人として初のメジャー制覇の快挙を成し遂げた松山英樹の帰国記者会見が実施された。海外渡航帰りの自主隔離中(2週間)のため完全リモートでの開催となった。

開幕前日の水曜に優勝の予感

最初にマスターズでは何が良かったのかを聞かれた松山は、今年に入ってからの状況も含めて丁寧に言葉を選びながら話し出した。少し長いが、松山の言葉をそのままお伝えする。

「技術的には今年に入ってから少しずつ良くなる気配がありながらなかなか結果に結びつけることができなくて、すごくもどかしい日々をすごしていたんですけど、マスターズの週の水曜日、練習が終わってから今週はいけるかもしれないとうのは自分の中で何かあって、それがなんなのかは僕自身わかってないんですけど、そういう気持ちになったということが一番大きかったんじゃないかと思っています」。

早藤キャディのお辞儀について「僕も一緒にできたら良かった」

メジャーの優勝会見ということもあり和かな表情が多かった。マスターズ期間中も笑顔が多かったことに多くの質問が飛んだ。「心がけてやっていたというのもあると思うんですけど、状態が上がってきたということでミスを許せるというかそういう気持ちになったんじゃないか」と松山は自己分析。さらに早藤将太キャディがコースに一礼したことが世界でも話題になったことに質問が飛ぶと、「僕も一緒にできたら良かったなと思っています」と笑顔で話した。

目澤秀憲コーチとの出会いで今までと違う感じでプレーができた

注目を集めている目澤秀憲コーチについても、一つ一つの言葉を選びながらもじっくりと回答。こちらも少し長いが、松山の言葉をそのままお伝えする。

「去年の夏くらいだったか、すごくスイングについても悩んでいましたし、なかなか思うような結果がでない時に(目澤)コーチとお会いして話をしていく上で、自分が大事なことを忘れていたとかそういうところもあったので、それは感覚的なことなのでお話することができないですけど、そういうところを見つけてくれたというか、それを(今年の)2月の頭から2ヶ月弱毎日過ごしていく中で、毎日毎日僕が新たな発見とか、こうしたらいいんじゃないかというところに、いろんな意見を出してくれて、それは違うんじゃないかとかいいながら、でもこれは合っているよねとかそういうコミュニケーションがとれて今までとは違う感じでプレーはずっとできていました」。

マスターズで最高の状態に持って行けた理由とは!?

今年はトップ10が一度もなかった松山だが、何故このマスターズで最高の状態に持って行けたのかにも多くの質問が飛んだ。そこには本人の葛藤、さらにはチーム松山のメンバーとの密なコミュニケーションがあったそうだが、こちらも本人の言葉をそのまま紹介する。

「(3月の)プレーヤーズ選手権で予選落ちして、自分では悪い状態でないと思っていたんですけど、結果がでないというところで、スイングが少しずれているのかそのきっかけがまだ分からない状況だったのですけど、その後の2試合で自分が良かった時からすごく真逆な感じがあって、本当になんでこうなったんだろうというのが、すごく1月からやっていたことが無駄だったような感じがした週があって、それから少しずつコーチと話して、キャディと話して、トレーナーとも話して、それから徐々に徐々に前の週も少し良くなっていましたし、マスターズの週に入ったあとここが上手くいけばなとうところで、月、火、水で練習ラウンドを普段なら2ラウンドするのに、あえて1ラウンドしかしなかったのも逆に良かったのではないかと思います」

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