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ゴルフお悩みレッスン「飛距離が物足りない、、、そして『腰のキレ』というのがイマイチ理解できてない」

連載「われらアマチュアお助け隊」【第34回】

2021/05/30 ゴルフサプリ編集部

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!

ゴルフトゥデイ本誌588号/122〜124ページより

今月のアマチュア|小原さんのお悩みは……。

今月のアマチュア
小原雅之さん
年齢/61才
平均スコア /110
スポーツ歴 /ヨットセーリング
ドライバー飛距離/ 220ヤード
好きなクラブ/6番アイアン
好きなプロ /大山志保プロ

小原さんのお悩み「体格やパワーには自信があるんですが飛距離がもの足りません!「腰のキレ」というのがよくわからなくて……」

今月のお助け隊員|赤坂友昭プロ

小原さんのドライバーショットを見てみましょう!

小原さんのスイング
体格もすばらしく、力もあるのですが、それを生かせていませんね。パワーを効率的に球に伝えられれば、飛距離は一気に伸びそうです!(赤坂友昭プロ)

ダウンで「時間差を作る」ことでパワーが「貯蓄」されます!
写真 左)腕とヘッドを「同時」に下ろしてしまわずに……。
写真 右)「時間差」を作ればヘッドは後からついてくる。

インパクトで体を正面に残さず体を先行させて回転していい!
写真 上)体を正面に残したインパクトでは球に力が伝わらない。
写真 下)体を目標方向に先行させることで「腰のキレ」が生まれる!

『主な原因は』ココだ!!

腕とヘッドを同時に下ろすダウンスイングや体が正面を向くインパクトでは腰がキレずにパワーが貯蓄されなかった! スイングには「時間差」がなければ飛距離は稼げないのです!

ワンポイント・LESSON

Point!

重い2本のアイアンが体の近くを通過して後からついてくるイメージ
2本のアイアンを握って素振りしてみるだけで体が先行してヘッドが遅れる「時間差」を体感できる

腕の力に頼るのではなく体の回転に任せてヘッドを自然と落とす!
写真 左)アイアン2本だと腕の力頼みでは重いヘッドが下りてきてくれないが…
写真 右)ここからは体の回転でヘッドが自然と落ちてくる感じをつかもう!

「腰のキレ」で飛ばせるスイングはジャブではなくストレートパンチ!
写真 左)体を動かさずに手だけで打つ弱いジャブより…
写真 右)体を回転させて「腰のキレ」で打つストレートの方が強烈なんです!

小原さんのスイング【Before】
腕だけでクラブを操作していた以前のフィニッシュ。

小原さんのスイング【After】
体を回転させた力感あるフィニッシュに!!

ミス撲滅のための[お助けドリル]|シャフト肩くっつけドリル

まずドライバーをゆるゆるに握る。テークバックでシャフトをあえて右肩につけたら、ダウンでクラブではなく腕だけを下ろす。シャフトで右肩を撫でるような感覚。アイアン2本素振りと同様に、時間差を作ろうとしなくとも自然と身につくドリル!

「2本のアイアンを振りヘッドの重さを感じてみて初めて体の回転と腰のキレの大切さが理解できました!」(小原さん)

赤坂友昭

『数多くのプロに教える理論をアマチュアにも』

プロ時代からトータルゴルフフィットネスにてトレーニングを学ぶなど精力的に活動。巷にある感覚論にも疑問を感じ、コーチに転向後は、クラブ力学・物理学・運動力学という根拠のあるものを日々追求。現在は東京ゴルフスタジオ、トータルゴルフフィットネスにて、数多くのプロに教えている理論を、わかりやすくアマチュアにも指導している。

協力/トータルゴルフフィットネス 


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