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<title>ゴルフサプリ</title>
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<description>ゴルフサプリは「月刊ゴルフトゥデイ」編集部監修のもとに、新しい切り口でゴルフクラブ・ギアやゴルフ場の徹底解説からスコアに伸び悩むゴルファーのための科学的で楽しいレッスン方法まで幅広い層のゴルフファンをサポートする情報サイトです。</description>
<lastBuildDate>Tue, 23 Jun 2026 11:39:40 +0900</lastBuildDate>
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	<title>ゴルフサプリ</title>
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	<title><![CDATA[朝の練習でドライバー絶不調…その“不安”に引っ張られない人の考え方とは？]]></title>
	<category><![CDATA[レッスン]]></category>
	<description><![CDATA[スタート前の練習でドライバーが曲がる、アイアンが当たらない。そんなとき、「今日はもうダメかも…」と不安を抱えたままラウンドに入ってしまうアマチュアは少なくない。しかし今野一哉プロは、「調子の良し悪しを決めているのは、意外とショットではなくスコア」と話す。朝イチの不安を引きずって自滅してしまう人と、そこから徐々に調子を上げていける人の違いとは？ “下から積み上げる”という発想を軸に、その考え方を聞いた。]]></description>
	<pubDate>Sat, 09 May 2026 07:00:00 +0900</pubDate>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2597%25e3%2583%25ad%25e3%2581%25af%25e3%2581%25a7%25e3%2581%258d%25e3%2582%258b%25e3%2581%2593%25e3%2581%25a8%25e3%2582%2592%25e7%25a9%258d%25e3%2581%25bf%25e4%25b8%258a%25e3%2581%2592%25e3%2581%25a6%25e3%2581%2584%25e3%2581%258f">プロはできることを積み上げていく</h2>


<p><strong>サプリ</strong>　前の日の練習だったり、スタート前の練習で、たとえばドライバーが全然当たらなかったりすると、「今日はドライバーがダメだな……」っていう気持ちでスタートしてしまうんですよ。</p>



<p><strong>今野</strong>　それで、その感覚がプレー全体に影響を与えてしまう、ということですね。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　はい。朝イチのティーショットも、「とりあえず置きにいこう」とか、「今日はぶん回すのやめておこう」とか、すごく消極的になったりして。そうなると、ゴルフのリズムがめちゃくちゃというか、うまく流れに乗れなくなってしまうんですよ。</p>



<p><strong>今野</strong>　あるあるですね。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　メンタル的な問題だと思うんですが、こういう負のサイクルにハマらないようにするには、どうしたらいいんでしょう？</p>



<p><strong>今野</strong>　そういえば、江連忠さんが似たような話をされていて、すごく面白かったんですよ。<br>「アマチュアはフルスイングからサイズダウンしていく。でもプロゴルファーはミニマムスイングからフルスイングに向かっていく」っていう話なんです。</p>



<p>イメージとしては、「できることを選んで、それを少しずつ伸ばしていく」という考え方と、「ここまではできないから、じゃあそれ以下のことをやろう」という考え方。この2つでは、18番ホールで迎える結果が大きく変わる、と。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　アマチュアの場合は、「ドライバーの調子が悪いからフルスイングしないようにしよう」とか、後ろ向きな選択になりがちですけど、プロは前向きな選択をしているということですか？</p>



<p><strong>今野</strong>　そんな感じですね。<br>じゃあ具体的にどうするかなんですけど、まず「今日はドライバーダメだ！」みたいに早計しないことです。</p>



<p>結局、メンタル的に調子の良し悪しを決めているのって、スコアなんですよ。<br>よく「バーディーはプロゴルファーにとって一番いい薬」なんて言いますけど、自分の好不調を判断している基準の大半って、実はスコアなんです。</p>



<p>だから、たとえば「今日はドライバー苦手だな」「アイアン良くないな」って思っていても、その状態でなんだかんだスコアがまとまると、だんだんキレが良くなってくるんですよ。</p>



<p>たとえばティーショットもセカンドもミスしたとしても、なんとかグリーン周りまで行って、アプローチが寄って1メートルをワンパットで入れてパーだったら、「よかった！」ってなりますよね。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　なりますね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうすると、前日や直前に当たりが悪かったドライバーも、その“良かった”の中に含まれ始めるんですよ。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　確かに、入っちゃいますね。</p>



<p><strong>今野</strong>　すると、朝イチのティーショットより10ヤードくらい伸びてたり、なんとなくフェアウェイにいたりする状態が起き始めるんです。</p>



<p>「やっぱり当たり悪いな」なんて言いながらも、次はセカンドがたまたま乗ったりして、鮮やかにパーで上がったりすると、「あれ？ 今日いいんじゃね？」ってなってくる。</p>



<p>そうなると、「ドライバーも無理しなければ耐えられるんじゃね？」みたいな感じで次のホールに入っていくんですよ。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　そうなると、「なんか当たり始めたな」って思って、ちょっと調子に乗ってきますよね（笑）。グリーン外してもボギーで上がれたりすると、「ボギーだけどドライバー芯食ったから、もうちょっと振ってみようかな」みたいになりそうです。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうそう。そうやって少しずつ、「ラフでもなんでもいいから、とりあえずコースアウトせず、2打目が打てるところにあればいいや」っていう感じでスタートしていくんです。</p>



<p>ドライバーがダメなら、アプローチとパットでフォローすればいいや、って考える。</p>



<p>サプリ　アイアンがダメならドライバーで、アプローチがダメならパットやショットで……みたいに、他で補えばいいわけですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうです。チーム戦みたいに考えるんですよ。<br>「こいつが調子悪い時は、こいつとこいつでフォローしろ」みたいな感じ。</p>



<p>それでスコアがまとまり始めると、“全体が調子いい塊”みたいなものができ始めるんです。すると、その流れが、苦手だった分野に伝播することがある。</p>



<p>18ホール続けていくと、最終ホールでマン振りして快芯を食ったりするんですよ。</p>



<p>結局、スコアがどんどん良くなると、人って「自分は調子がいい」って錯覚し始めるんです。そうすると、朝の不安が一気に払拭されるような、思いもよらないハイパフォーマンスが出たりする。</p>



<p>でもスタートは、本当に“期待値1”くらいの状態でいいんですよ。そこから成功体験を積み重ねて、本来の自分のパフォーマンスまで18ホールかけて育てていくイメージです。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e4%25bb%258a%25e6%2597%25a5%25e3%2581%25af%25e3%2583%2580%25e3%2583%25a1%25e3%2581%258b%25e3%2582%2582%25e3%2581%25a8%25e6%2580%259d%25e3%2581%25a3%25e3%2581%259f%25e6%2597%25a5%25e3%2581%25af%25e3%2582%25ae%25e3%2582%25a2%25e3%2582%2592%25e4%25bd%258e%25e3%2582%2581%25e3%2581%258b%25e3%2582%2589%25e5%2585%25a5%25e3%2582%258b">“今日はダメかも”と思った日は、ギアを低めから入る</h2>


<p><strong>サプリ</strong>　なるほど。これって、「風邪ひいて練習できなかった」とか、「仕事が忙しくて全然クラブ握れなかった」とか、久しぶりのラウンドで不安な時に、ミニマムでスタートしたら意外と普通にできた、みたいな現象にも近いですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうですね。逆に、「これだけ練習したんだから結果が欲しい」っていう状態で、トップギアで朝イチのティーショットを打って、しかもいい当たりだったのにダボだったりすると、「あんなに頑張ったのに、なんでダボなんだ」ってなってくる。</p>



<p>すると、「俺のティーショット、間違ってたんじゃないか？」って不安になって、どんどんパフォーマンスが下がっていくんですよ。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　ありますね……。</p>



<p><strong>今野</strong>　で、OBが怖くなって、スイングがサイズダウンしていく。10だったギアを9にして、8にして……って。<br>18番に行く頃には、もうドライバーイップスみたいになってる。</p>



<p>だから江連さんの「できるところから伸ばしていく」っていう考え方は深いなと思うんです。</p>



<p>4日間競技なんかだと、本当にいろんな流れを見るんでしょうね。不安いっぱいで出ていった選手が優勝して帰ってきたり、絶好調に見えた選手が予選落ちしたり。</p>



<p>だから、前日に調子が悪くて不安なら、まずはティーショットでコースアウトしないこと。<br>そこからスコアが良くなるチャンスが少しずつ出てくると、苦手だった部分も底上げされてくるんです。</p>



<p>だから、“ギアは低めからスタート”っていうのを定石にしておくといい。特に期待値が低い日はなおさらです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　結果や内容に目を向けるって大事ですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうなんです。どうしても「調子悪い」を否定したくなるんですよ。<br>「イップスじゃないですか？」って言われても、認めたらゴルフできなくなりそうだから認めたくない、みたいな。</p>



<p>でも、本当に強い人って、「怖い」って言える人なんですよ。<br>「怖いからこうする」っていう選択ができる人。そういう人が、本当の意味で泥臭くて強い人なんだと思います。</p>



<p>だから、下から上げていこうぜ、って話なんです。<br>全力で振るなとは言わない。でも、その全力をちょっと後ろに持っていきませんか、ってことなんですよね。</p>



<p>他の不安がないスキルで下支えして、スコアをまとめていく。すると、苦手だったドライバーも、アプローチも、パットも、少しずつ引っ張られて良くなってくる。</p>



<p>パッティングも同じなんですよ。<br>「今日はスリーパットばっかりなんじゃないか」って不安になることあるじゃないですか。</p>



<p>でもまずは、「全力でツーパットで上がる」をやる。<br>それで「よし、ツーパットでいけた！」っていうホールが一つできると、“スリーパットの呪縛”から解放される瞬間が来るんです。そこが出口なんですよ。</p>



<p>だからドライバーなら「コースアウトしない」。<br>アイアンなら「とりあえずアプローチできるところまで運ぶ」。<br>パットなら「スリーパットしない」。</p>



<p>もちろん本当は、「フェアウェイど真ん中に飛ばしたい」「ピンに刺したい」「ワンパットで決めたい」っていう理想はあります。</p>



<p>でも、それができない精神状態の時は、まず最低限のラインをクリアしていく。<br>そこからスコアを整えて、自信を作って、18番までに調子を戻していく。</p>



<p>そういう考え方ができると、朝イチの不安に引っ張られずに済むようになると思います。</p>



<p><strong>今野一哉（こんの・かずや）</strong><br><strong>JGTOツアープレーヤー。18GOLFプロデュース / キッズゴルフ代表。アマチュアゴルファーの指導やジュニアゴルファーの育成に力を注ぎながら、各ゴルフメディアで活躍中。蝶ネクタイスタイルはゴルファーへ「サービスし、尽くす」と言う意味を表す。</strong></p>
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		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[「安全に行こう」がなぜミスになる？中途半端なレイアップを生む思考の正体とは]]></title>
	<category><![CDATA[レッスン]]></category>
	<description><![CDATA[「ここは無理せず安全に」そう思って打ったショットほどミスになる。刻むつもりで番手を落としたのにトップやダフリ、距離も方向も中途半端になる“あるある”だ。なぜ安全策が裏目に出るのか。今野一哉プロは、その原因を「成功を増やそうとする発想」にあると指摘する。スコアを崩さないために本当に必要なのは“安全に打つこと”ではなく、“失敗の仕方をコントロールすること”だという。]]></description>
	<pubDate>Sat, 02 May 2026 07:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20029148/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e5%25ae%2589%25e5%2585%25a8%25e3%2581%25ab%25e8%25a1%258c%25e3%2581%258f%25e3%2581%25af%25e6%2588%2590%25e5%258a%259f%25e3%2582%2592%25e7%258b%2599%25e3%2581%2586%25e6%2580%259d%25e8%2580%2583%25e3%2581%25ab%25e3%2581%25aa%25e3%2581%25a3%25e3%2581%25a6%25e3%2581%2584%25e3%2582%258b">「安全に行く」は“成功を狙う思考”になっている</h2>


<p><strong>サプリ</strong>　今回は「ここは無理せず安全に行こう」と判断して打ったのに、結局ミスしてしまう、という“あるある”です。刻むつもりで打ったのにトップしたり、距離も方向も中途半端になってしまうことって多いですよね。</p>



<p><strong>今野</strong>　ありますね。先日もまさにその話をしながらラウンドレッスンしました。多くの人は「無理をしない＝スコアを良くする選択」と考えていますよね。でもそれって結局、「成功を増やそう」としているだけなんです。</p>



<p>例えば、3パットを減らしてボギーやダボを防ぎたいからワンパットを増やそうとするのと同じで、「いかに成功するか」を考えている。やっていることは普通のショットと変わらないんですよ。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　確かに、守っているつもりで攻めているとも言えますね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうなんです。でも上級者は違います。「失敗の質を高める」とか「どうやって失敗するか」を考えている。スコアを良くしたいという目的は同じでも、アプローチが真逆なんです。</p>



<p>ゴルフって、本来はティーイングエリアに立ったら全ホールでホールインワンを狙うのが究極の攻めですよね。でもそれをやるとOBや池があるから、「次の1打が楽になる場所」にボールを運ぶという妥協をする。そのためのショットがレイアップなんです。</p>



<p>でも実際は、「とりあえずあの辺に行けばいいだろう」とか、「軽く打てば大丈夫だろう」という曖昧な考えで打っている人が多い。だから中途半端なミスになるんです。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e5%2588%25bb%25e3%2582%2580%25e3%2581%25aa%25e3%2582%2589%25e5%2585%25a8%25e5%258a%259b%25e3%2581%25a7%25e5%2588%25bb%25e3%2582%2580%25e4%25b8%25ad%25e9%2580%2594%25e5%258d%258a%25e7%25ab%25af%25e3%2581%258c%25e4%25b8%2580%25e7%2595%25aa%25e3%2583%2580%25e3%2583%25a1">刻むなら“全力で刻む”。中途半端が一番ダメ</h2>


<p><strong>サプリ</strong>　確かに「軽く打てばいい」と思ってしまいます。</p>



<p><strong>今野</strong>　そこが一番の勘違いです。本当に刻むなら、ドライバーで軽く打つんじゃなくて、確実にその距離を打てる番手を持つか、長いクラブでも距離をコントロールする前提で打たないといけない。</p>



<p>でも多くの人は、「とりあえず軽く振る」という選択をしてしまう。それはレイアップではなくて、ただの中途半端なショットです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　たしかに“ちゃんと刻む”という感覚ではないですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　上級者は“抜き方”がうまいんです。ラウンド中って、実はフルスイングよりも「抜いたショット」の方が多いくらいなんですよ。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　抜く、というのはどういうことですか？</p>



<p><strong>今野</strong>　簡単に言うと、「全力でやらないことを、全力でやる」ということです。全力で飛ばさない、全力で狙わない、全力で当てにいかない。そして、全力で刻む、ということです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　全力で外す、ですか。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうです。例えばレイアップでも、「ここに絶対に運ぶ」と決めて、そのために外していい方向、外してはいけない方向を決める。そのうえで、その範囲の中で“全力で外す”ように打つんです。</p>



<p>中途半端に「なんとなくあの辺」で打つから、ミスになる。だったら最初から「こっちに外す」と決めて、その通りに打った方が結果はまとまります。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e5%25ae%2588%25e3%2582%258b%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a7%25e3%2583%2583%25e3%2583%2588%25e3%2581%25bb%25e3%2581%25a9%25e9%259b%25a3%25e3%2581%2597%25e3%2581%2584%25e7%25b7%25b4%25e7%25bf%2592%25e3%2581%2597%25e3%2581%25a6%25e3%2581%2584%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584%25e3%2581%258b%25e3%2582%2589%25e3%2581%25a7%25e3%2581%258d">守るショットほど難しい。練習していないからできない</h2>


<p><strong>今野</strong>　多くの人は、守りに行って「軽く打つなんて簡単」と思っていますけど、実際は逆なんです。フルスイングよりもコントロールショットの方が難しい。</p>



<p>フルスイングって、ある意味では“やることがシンプル”なんですよ。しっかり振る、しっかり当てる、それだけです。でも守るショットって、「どのくらい飛ばすか」「どこまで飛ばさないか」「どう外すか」まで全部考えないといけない。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　確かに、考えることが多いですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうなんです。しかも、そのうえでスイングの精度も求められる。<br>フルスイングで10ヤード飛ばす練習はみんなやるんですよ。でも10ヤード抑える練習はやっていない。</p>



<p>例えば、「この番手で150ヤード飛ぶけど、今日は130ヤードで止めたい」とか、「この距離を絶対に超えないように打つ」とか、そういう練習をしていないんです。</p>



<p>サプリ　確かに、振り幅を変えて距離の調整まではしていますけど、そうした考え方でそこまでやっていないです…。</p>



<p><strong>今野</strong>　だから「刻もう」と思ったときに再現性がない。軽く打とうとしても緩んでダフるかトップするか、もしくは思ったより飛んでしまうか。どっちにしても“中途半端なミス”になる。</p>



<p>本当は、守るショットこそフルショットと同じくらい練習しないといけないんです。<br>それなのに「軽く打つだけだから大丈夫」くらいに思っている。そこにギャップがある。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　なるほど…。</p>



<p><strong>今野</strong>　守る方が難しいんですよ。だからこそ、本当にスコアをまとめられる人は“守るのがうまい人”なんです。飛ばすのがうまい人じゃなくて、守れる人の方が強い。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2591%25e3%2583%2583%25e3%2583%2588%25e3%2582%2582%25e5%2590%258c%25e3%2581%2598%25e5%25a4%2596%25e3%2581%2599%25e5%2589%258d%25e6%258f%2590%25e3%2581%25a7%25e3%2582%25bf%25e3%2583%2583%25e3%2583%2581%25e3%2582%2592%25e4%25bd%259c%25e3%2581%25a3%25e3%2581%25a6%25e3%2581%2584%25e3%2582%258b">パットも同じ。“外す前提”でタッチを作っている</h2>


<p><strong>今野</strong>　この考え方はパッティングにもそのまま当てはまります。</p>



<p>「お先です」のパットって、これは“入る”という確証があって、入れにいく状態が100％まで満ちた時のタッチなんですよ。</p>



<p>でもそれを例えば10メートルのパットで、4メートルオーバーするくらいのタッチで打てるかというと、絶対にやらないですよね。</p>



<p>つまり、10メートルのパットっていうのは、みんな100％入れにいっていないんです。<br>もうその時点で「1メートル以内に収めたい」とか、「次をワンパット圏内に残したい」という考えがある。だからラインも大きく膨らませているわけじゃないですか。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　うん、確かにそうですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　で、それが5メートルくらいになってくると、「入れにいくタッチ」と「外しにいくタッチ」の意識が半々くらいになるんです。でも10メートルになると、もう入れにいっていない。「入っちゃうかもしれない」はあるけど、「入れにいく」ではない。</p>



<p>ダーツで例えると、ブル（中心）は狙っているけど、外側の枠の中には入れておきたい、くらいの感覚で投げている感じなんですよ。つまり、完全に“外した後のことを考えてタッチを出している”んです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　10メートルだと、確かに100％入れにいこうとはしていないですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうなんです。で、これが例えば2メートルのパットになるとまた変わってきます。それが2メートルのバーディパットなのか、2メートルのボギーパットなのかでも違う。</p>



<p>例えばボギーパットだったら、「もうダボでもいいや」くらいの感覚で、入れにいく成分が強くなるから、強めに打てるんですよ。</p>



<p>いわゆるタップイン寄りのタッチになる。だから結果的に入るんです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　ありますね、そんな経験。</p>



<p><strong>今野</strong>　でも同じ2メートルでもバーディパットになると、「最悪パーで上がりたい」という気持ちが働く。そうするとジャストタッチを使い始めるんです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　これも身に覚えがあります…。</p>



<p><strong>今野</strong>　それは「バーディパットをスリーパットしてボギーにしたくない」という気持ちがあるからで、タップインパーを守れる範囲の中で狙いたい、という意識が働いている。</p>



<p>だからすごく複雑なんですよ。人によっては、その状態って“全力で入れにいっていない”んです。言い方を変えれば、“全力で外しにいっている”状態とも言える。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　グリーン上での“どうしてこうなるんだろう？”が具体的にわかってきました。</p>



<p><strong>今野</strong>　だから結局、自分がその瞬間にどんな気持ちを抱いているかで、やることも難易度も変わるんですよ。</p>



<p>例えば、すごく消極的な自分が出てきた時に、「それでも2メートルのバーディーパットは、2パットで上がるという条件を絶対にクリアする」と決めて打つのか、それともただ「ビビって弱く打った」で終わるのか。</p>



<p>この差って、実はすごく大きいんです。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e5%2585%25a8%25e5%258a%259b%25e3%2581%25a7%25e9%25a3%259b%25e3%2581%25b0%25e3%2581%2595%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584%25e3%2582%2592%25e5%2585%25a8%25e5%258a%259b%25e3%2581%25a7%25e3%2582%2584%25e3%2582%258b">「全力で飛ばさないを、全力でやる」</h2>


<p><strong>今野</strong>　結局、ゴルフはその瞬間に何を考えているかでプレーの質が変わります。</p>



<p>「ワンパットを狙って外した2パット」なのか<br>「外したくなくて守りに入った2パット」なのか</p>



<p>同じ結果でも意味がまったく違う。レイアップも同じで、“全力で守った結果のミス”と<br>“中途半端に逃げたミス”では価値が全然違うんです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　確かに、その違いは大きいですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　だから大事なのは、安全に行くなら中途半端にやらないこと。</p>



<p>全力で飛ばさない<br>全力で狙わない<br>全力で外す</p>



<p>これをちゃんとやることなんです。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　“全力で外す”というのが印象的ですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうですね。一見すると逆のことを言っているように聞こえるかもしれませんが、これができるようになるとミスの質が変わります。</p>



<p>どこに外すかを決めて、その範囲の中で外す。それができれば大叩きは減るんです。逆に、何も決めずに「とりあえず安全に」と打つと、一番中途半端なミスになる。<br>「安全に行く」というのは、逃げることじゃないんです。“設計すること”なんです。</p>



<p>その設計をしたうえで、全力でやらないことを、全力でやる。これができるようになると、ゴルフは一気に変わってきます。</p>



<p><strong>今野一哉（こんの・かずや）</strong><br><strong>JGTOツアープレーヤー。18GOLFプロデュース / キッズゴルフ代表。アマチュアゴルファーの指導やジュニアゴルファーの育成に力を注ぎながら、各ゴルフメディアで活躍中。蝶ネクタイスタイルはゴルファーへ「サービスし、尽くす」と言う意味を表す。</strong></p>
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	<title><![CDATA[また100叩き…スランプ中にクラブを取っ替え引っ替えするのは逆効果？ プロが“それ絶対NG”と言う理由]]></title>
	<category><![CDATA[レッスン]]></category>
	<description><![CDATA[スランプに陥ると、「アイアンを替えれば当たるかも」「UTを増やせばラクになるかも」とクラブセッティングを見直したくなるもの。実際にスコア100超えが続くと、道具に助けを求めたくなる気持ちはよくわかります。ところが今野一哉プロは、スランプ中の安易なセッティング変更は“絶対やっちゃダメ”と断言。その理由は、クラブ性能だけではなく、芝との相性やスイングとの関係にありました。今回もゴルフサプリ編集部との対話形式でお届けします。]]></description>
	<pubDate>Sat, 18 Apr 2026 06:30:00 +0900</pubDate>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25b9%25e3%2583%25a9%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2597%25e4%25b8%25ad%25e3%2581%25ab%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2582%2592%25e6%259b%25bf%25e3%2581%2588%25e3%2581%259f%25e3%2581%258f%25e3%2581%25aa%25e3%2582%258b%25e3%2581%259d%25e3%2582%258c%25e3%2581%25a3%25e3%2581%25a6%25e3%2582%25a2%25e3%2583%25aa">スランプ中にクラブを替えたくなる…それってアリ？</h2>


<p><strong>サプリ</strong>　前回、スランプ脱出には自分のゴルフを俯瞰して、毎ショット分析しながら冷静に現状を受け止めることが大事だと教えてもらいました。</p>



<p>ところで、私はスランプ中にクラブセッティングをいじることで、何とか良い方向に転がらないかといろいろやったんです。</p>



<p><strong>今野</strong>　どんなことをしましたか？</p>



<p><strong>サプリ</strong>　まず、アイアンを替えました。今どきのストロングロフトアイアンから、昔のグースネックでソールの広いやさしいアイアンに替えたんです。</p>



<p>ウッドもFW（5W、7W）を抜いて、25度と28度のUTを入れました。長い距離を無理に打とうとせず、そこそこ稼いで安全に前進しよう、みたいな感じです（笑）。</p>



<p>パターもコロコロ替えましたね……。これってアリですか？</p>



<p><strong>今野</strong>　あまり良くないですね。では、アイアンにフォーカスして解説しましょう。アイアンって、芝を切るための“刃物”なんですよ。魚を捌く包丁だとイメージしてみてください。マグロを解体する時の包丁と、アジを三枚おろしにする時の包丁って、同じものは使わないですよね。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　はい。大きさも刃の突き方も全然違うと思います。</p>



<p><strong>今野</strong>　では、ワイドソールのアイアンとマッスルバックのアイアン、どんな風に振りますか？ 当てますか？ ヘッドを入れていきますか？ </p>



<p><strong>サプリ</strong>　なんとなくスイングイメージもヘッドの入り方も違うイメージが湧きますね。アイアンを替えるのは、まずかったようですね……。</p>



<p><strong>今野</strong>　調子が悪くなってきた冬の間にアイアンを変えたというのもよろしくないですね。それまではソールが極端に幅広というわけではないアイアンを使っていたのに、真逆とも言えるソール幅のアイアンを打とうとすればミスショットが出て当然です。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25a2%25e3%2582%25a4%25e3%2582%25a2%25e3%2583%25b3%25e3%2581%25af%25e3%2582%2584%25e3%2581%2595%25e3%2581%2597%25e3%2581%2595%25e3%2581%25a0%25e3%2581%2591%25e3%2581%25a7%25e9%2581%25b8%25e3%2581%25b6%25e3%2581%25a8%25e5%25a4%25b1%25e6%2595%2597%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b">アイアンは“やさしさ”だけで選ぶと失敗する</h2>


<p><strong>今野</strong>　多くの人が、アイアンをやさしさとか慣性モーメントだけで語ってしまうんです。でも本来は、それだけじゃ浅いんですよ。</p>



<p>そのクラブが、どういう芝と相性がいいのか。どういうゴルフ場で性能を発揮するのか。そこまで考えて選んでいる人は、ほとんどいません。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　そこまで考えたことはなかったです。</p>



<p><strong>今野</strong>　プロゴルファーって、年間を通してフィーリングを維持したいので、意外と汎用性の高いクラブを使います。</p>



<p>北海道から沖縄まで行っても、ある程度同じように使えるクラブですね。切りたい時には切れて、滑らせたい時には滑らせられる。そういうクラブです。</p>



<p>本当は、その週の芝やコース条件に合わせてクラブを替えたほうがいい場合もあります。でも、それをやると距離感もスピン量も変わる。翌週いきなり別のクラブに替えて合わせるのは難しいんです。</p>



<p>だから結果的に、“固定してなんとなく安定しているクラブ”を使うようになるんですよ。</p>


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<p><strong>サプリ</strong>　なるほど。地面から打つクラブは特にそうですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうなんです。芝を切るか、切らないか、という考え方もあります。</p>



<p>ユーティリティやフェアウェイウッドは、基本的に地面を切らないようにできています。ゼクシオなんかもそうですね。</p>



<p>逆に、ターフをしっかり取って打つタイプの人は、マッスルバックのほうが相性が出たりします。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　イメージできます。</p>



<p><strong>今野</strong>　ベアグラウンドみたいな硬い地面なら、ワイドソールで滑らせたほうがいい。</p>



<p>でも、ふかふかの芝でボールが少し浮いているような状態だと、マッスルバックだとくぐってしまうこともある。そうなると球が浮いて飛ばなくなる。だからストロングロフトとの相性が出たりするわけです。</p>



<p>要するに、クラブ形状と芝の相性があるんです。そこを無視して「やさしいクラブに替えたから安心」と思っても、うまくいかないことがあります。</p>


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<p><strong>今野</strong>　さらに言えば、クラブを替えるとスイングとの相性も変わります。</p>



<p>たとえば、芝を切って打ちたいタイプの人にワイドソールのアイアンを渡しても、ずっとイメージが湧かないことがあります。</p>



<p>うちの母親が、昔ずっと本間のマッスルバックを使っていたんですが、その後やさしいモデルに替えたら「ゴルフがわからなくなった」と言っていました。</p>



<p>理論上はやさしいはずなんです。でも前みたいに芝が切れなくなって、ソリッドなインパクトができなくなったんでしょうね。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　やさしいクラブが、必ずしも正解じゃないんですね。</p>



<p><strong>今野</strong>　そうです。スランプ中こそ、道具替えでごまかそうとしないこと。</p>



<p>まずは何が悪いのか、自分のミスの原因は何かを冷静に見ることです。クラブ変更は、その原因が明確になってからでも遅くありません。</p>



<p><strong>サプリ</strong>　100叩きしたあとほど、通販サイトを見ちゃうんですけどね……。</p>



<p><strong>今野</strong>　気持ちはわかります（笑）。でも、その1本が救世主になることは、そんなに多くないですよ。</p>



<p><strong>今野一哉（こんの・かずや）</strong><br><strong>JGTOツアープレーヤー。18GOLFプロデュース / キッズゴルフ代表。アマチュアゴルファーの指導やジュニアゴルファーの育成に力を注ぎながら、各ゴルフメディアで活躍中。蝶ネクタイスタイルはゴルファーへ「サービスし、尽くす」と言う意味を表す。</strong></p>



<p></p>
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	<title><![CDATA[スコアが悪い時期が続く…その悪循環どう抜け出す？　自信を取り戻すための考え方とは]]></title>
	<category><![CDATA[レッスン]]></category>
	<description><![CDATA[ここ数カ月スコアが悪い状態が続き、「これが実力なのか」と不安になる。ティーショット前からミスを恐れて振り切れず、さらにスコアが悪化する。そんな負のループに陥ることは多くのアマチュアが経験しているはずだ。調子を取り戻そうとして練習やクラブ変更を繰り返すほど、逆に悪化してしまうこともある。スランプはなぜ起きるのか。そしてどう抜け出せばいいのか。今野一哉プロにその考え方を聞いた。]]></description>
	<pubDate>Sat, 11 Apr 2026 07:00:00 +0900</pubDate>
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<p>サプリ　年明けから調子が悪くて、ラウンドを重ねるごとにスコアがどんどん悪くなっているんです。それが実力なんだと受け入れてはいるものの、何か原因があるのはないかとも思うんです。それで、最近ではラウンド前から不安があり、打つ前に「またミスするかもしれない」と考えてしまうようになりました。振り切れなくなって、中途半端なスイングばかり。結果としてミスが出て、さらに自信を失うという流れに入ってしまっているようです。</p>



<p>今野　これは典型的な悪循環ですね。スコアが悪くなると自信がなくなる。自信がなくなると消極的になる。消極的になるとスイングが中途半端になる。その結果ミスが出る。このループに入ると、どんどん抜け出しにくくなります。</p>



<p>サプリ　たしかに、ミスを避けようとして安全策を選んでいるつもりでも、判断が中途半端になっているのでしょうね。振り返ってみると、飛距離が安定しない、弾道がバラつく、番手選びに迷うといった状態になり、プレー全体が不安定になっています。</p>



<p>今野　不調の時ほど「ミスしないように」という意識が強くなります。でもそれが一番危ない。悪循環に陥っているのは確かですね。でも、他にも原因があるかもしれません。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e4%25b8%258d%25e8%25aa%25bf%25e3%2581%258c%25e7%25b6%259a%25e3%2581%258f%25e3%2581%25ae%25e3%2581%25af%25e5%25ad%25a3%25e7%25af%2580%25e3%2582%2584%25e6%259d%25a1%25e4%25bb%25b6%25e3%2581%25ae%25e5%25bd%25b1%25e9%259f%25bf%25e3%2582%2582%25e3%2581%2582%25e3%2582%258b">不調が続くのは季節や条件の影響もある</h2>


<p>今野　スコアが悪い時期は、スイングだけが原因ではない場合もあります。春先は芝の状態が安定せず、ライが毎回変わります。ボールが浮く場所もあれば沈む場所もあり、距離感も合いにくくなります。同じ打ち方でも結果が変わるので、イメージとのズレが出やすい時期なんです。</p>



<p>サプリ　同じように見えて、ゴルフ場によって芝の状態は違うということですね。</p>



<p>今野　そうですね。それから、うまく打てた時のイメージにこだわるほど、そのズレが大きくなります。結果として「スイングがおかしいのではないか」と考え、さらに迷いが増えていきます。本来はライや条件によって打ち方やイメージを変える必要があります。</p>



<p>サプリ　ゴルフは一期一会のスポーツですものね。一打一打、番手も違えばライも状況も違います。</p>



<p>今野　でも調子が悪い時はそれができなくなります。一つの打ち方に固執してしまうんです。それがスランプを長引かせます。</p>



<p>サプリ　どうすればいいかわからなくなって、最近ではスイングを修正しようしたり、番手選びを変えたり、ハーフショットを取り入れたりと、解決策を探そうとしていたのですが、これも悪循環に入った原因ですか？</p>



<p>今野　そうですね。逆効果になることも多いです。調子が悪い時に新しいことをしようとすると、考えることが増えてしまいます。ラウンド中に迷いが生まれることにつながります。一時的に結果が出ても、条件が変わるとまた合わなくなります。そのたびに別の方法を試すことになり、さらに混乱します。</p>



<p>サプリ　そう言われると、毎ショット、いつもと違ったことをしなきゃと考えてしまっていました。</p>



<p>今野　悪い時は悪い時期だと割り切ることも大事です。無理に直そうとすると長引きます。自然に戻ることも多いですから、まずは慌てないことです。</p>


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<p>今野　不調の時期は、結果を求めるのではなく観察を重視します。例えば「ショートしそう」「右に出そう」と感じた予測と、実際の結果を確認する。イメージと結果のズレを確認することが大事です。ナイスショットかどうかではなく、ボールを打った結果が予想通りだったかどうかを見る。これを繰り返すと精度が上がります。ミスショットでも予測通りなら意味があります。逆にナイスショットでも想定外なら次につながりません。</p>



<p>サプリ　自分のゴルフを俯瞰しながらプレーするような感じですか？</p>



<p>今野　そうですね。調子が悪いから、ミスがこわいからこうしよう、といったことをせずに普通にプレーするんです。その上で、自分のショットを分析しながらプレーしていく。</p>



<p>サプリ　なんとなく冷静にプレーできそうな気がしますね。</p>



<p>今野　調子が悪い時は、ミスショットが続いても慌てず騒がずプレーするのが大事です。ゴルフは狙ったところにボールを運ぶスポーツです。ゴミ箱にティッシュを投げて入れるのと同じだと思ってください。強めに握って固めたティッシュを強く投げてゴミ箱に入れたり、ゆるく握ったティッシュをふわっと投げ入れるのか。毎回距離やティッシュの形が違う中で、結果を見ながら調整していく。その積み重ねがゴルフです。自信はナイスショットではなく、イメージと結果の一致から生まれます。「こうなると思ったらこうなった」という経験を増やすことで安心感が生まれます。</p>



<p>サプリ　それで結果が伴わなくても、一喜一憂してはいけない？</p>



<p>今野　すぐに調子が良くなることはありませんからね。まずは分析しながらプレーする。そうして冷静になれれば、その日のラウンドで同じミスを繰り返しにくくなります。</p>



<p>サプリ　次のラウンドは少し冷静にプレーできそうです。</p>



<p>今野　打つ前に嫌な予感がする時はありませんか？</p>



<p>サプリ　最近は毎回、嫌な予感がします。</p>



<p>今野　それも大事だったりするんですよ。「トップしそう」「右に出そう」と感じたら、その予感を前提に狙いを判断してください。予測できるようになれば大きなミスも減ります。</p>



<p>サプリ　そうしているつもりでしたが、もっとミスの可能性の幅を広げて狙いを定めてみます。</p>



<p>今野　スランプは誰にでもありますが、観察を重ねることで抜け出すことができます。結果に一喜一憂せず、内容を見ることです。予測と結果の一致を増やすことで、自信は自然と戻ってきます。不調の時期は、自分の精度を高めるチャンスでもあります。</p>
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