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<title>ゴルフサプリ</title>
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<description>ゴルフサプリは「月刊ゴルフトゥデイ」編集部監修のもとに、新しい切り口でゴルフクラブ・ギアやゴルフ場の徹底解説からスコアに伸び悩むゴルファーのための科学的で楽しいレッスン方法まで幅広い層のゴルフファンをサポートする情報サイトです。</description>
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	<title>ゴルフサプリ</title>
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	<title><![CDATA[スイング中の振り遅れはなぜ起こる？　原因は切り返しでの「もたつき」かも]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ミスの原因としてよく挙げられる「振り遅れ」。それを自分のスイングが悪いと日々スイング改造。それでも直らない？　その原因、スイングではなかったんです。]]></description>
	<pubDate>Sun, 26 Jul 2026 11:58:00 +0900</pubDate>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>フィッティングに来られる方で、ドライバーに悩んでいるゴルファーは本当に多いです。</p>



<p>中でも多い相談が、「当たらない」「左右に散ってしまう」というものです。</p>



<p>もちろん、原因は一つではありませんが、振り遅れの場合が多いと考えています。</p>



<p>例えば、振り遅れたままだと、ボールは右へ飛びますし、逆に、その振り遅れを何とかしようとしてクラブを引っ張り込んだり、無理につかまえにいったりすると、今度は左へ曲がってしまいます。</p>



<p>では、その振り遅れは、なぜ起こってしまうのでしょうか？</p>



<p>私は、その要因はスイング中の「もたつき」だと考えています。</p>



<p>「もたつき」とは、文字どおり、もたもたして動きが遅れることです。</p>



<p>ゴルフで言えば、シャフトが自分のタイミングで戻ってこないため、クラブがワンテンポ遅れてついてくるような感覚です。この「もたつき」は、わずかでも振り遅れの要因になります。</p>



<p>では、その「もたつき」は、いつ起こるのでしょうか？</p>



<p>それは、切り返しなんです。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%2597%25e3%2581%25aa%25e3%2582%258a%25e3%2581%25a8%25e3%2582%2582%25e3%2581%259f%25e3%2581%25a4%25e3%2581%258d%25e3%2581%25ae%25e9%2581%2595%25e3%2581%2584%25e3%2581%25af"><strong>「しなり」と「もたつき」の違いは？</strong></h2>


<p>もう少し説明しましょう。</p>



<p>実は、シャフトがスイング中のインパクトまでの間で、最もしなるのは切り返しです。</p>



<p>その大きくしなったシャフトが、自分の思ったタイミングで戻ってこなかったり、少しでも戻りが遅れたりすると、「もたつく」という現象になるわけです。</p>



<p>そして、「もたつく」から、振り遅れる、という図式です。</p>



<p>つまり、フィッティングでは、そのシャフトが切り返しでどのようにしなっているのか？そしてどのように戻っていくのか？もしくは打っている方がどのようにしなりを戻しているのか？を確認することが必要となってきます。</p>



<p>これがいわゆるタイミングの取り方、と言えるわけです。</p>



<p>そのタイミングの取り方は、人それぞれで、すっと降りてくる人もいれば、独特の間で降ろしてくる方もいらっしゃいます。</p>



<p>いずれのパターンでも、自分のタイミング、というものをお持ちで、そのタイミングは、シャフトのしなり方、特に切り返しでのシャフトの挙動で変わることが多いです。</p>



<p>それをよく見ていると、「もたついている」という現象もよく見て取ることができます。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e4%25bd%2595%25e6%259c%25ac%25e3%2581%258b%25e6%25af%2594%25e8%25bc%2583%25e3%2581%25a7%25e3%2581%258d%25e3%2582%258c%25e3%2581%25b0%25e3%2582%2582%25e3%2581%259f%25e3%2581%25a4%25e3%2581%258d%25e3%2581%25af%25e3%2582%258f%25e3%2581%258b%25e3%2582%258b%25e3%2581%258c"><strong>何本か比較できれば「もたつき」はわかるが</strong></h2>


<p>ただ、この「もたつき」は、言葉だけではなかなか伝わりません。</p>



<p>そこで、実際に、フィッティングでは、しなり方の異なるシャフト（手元側の硬いものと違うもの）をブラインドテストで打ち比べていただきます。</p>



<p>すると、最初は意味が分からなかった方でも、何本か打ち比べていただくうちに、</p>



<p>「あ、これが『もたつき』なんですね。」と、ご自身で気づかれる方が多いです。</p>



<p>もたついていると、明らかにタイミングが取りにくくなることを実感していただけるのです。</p>



<p>そして、その「もたつき」が少ないシャフトというのは、手元側がしっかりしたシャフトになる方が多いです。</p>



<p>手元側がやわらかく、手元からしなるシャフトでは、切り返しで負荷をかけるとシャフト全体が大きくしなりやすくなります。</p>



<p>大きくしなったシャフトは、その後のしなり戻りも大きくしないと間に合わないですよね？</p>



<p>そのしなりも大きい、しなり戻りも大きいシャフトが、自分のタイミングと合えば問題ありませんが、自分のタイミングよりワンテンポ遅れて戻ってきたり、切り返しで少し待たないと降りてこなかったりとなるので、それを「もたついている」と感じるようになるわけです。</p>



<p>手元側がしっかりしたシャフトだと、切り返しでシャフトに負荷をかけても、シャフト全体がしなるわけではなく、しなり戻り、もしくは、しなりを戻すタイミングが取りやすい、となるわけです。</p>



<p>そのため「もたつき」を感じにくくなります。</p>



<p>その結果、「もたつき」が少ないシャフトは手元側がしっかりしたシャフトになりやすい、となるわけです。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%2582%25e3%2581%259f%25e3%2581%25a4%25e3%2581%258d%25e3%2581%258c%25e5%25b0%2591%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2582%2592%25e5%25a5%25bd%25e3%2582%2580%25e4%25ba%25ba%25e3%2581%258c%25e5%25a4%259a%25e3%2581%2584"><strong>「もたつき」が少ないシャフトを好む人が多い</strong></h2>


<p>また、当方がフィッティングで使用している「ShaftWave」という計測器では、主にシャフトのしならせ方、しなっている量、そしてどの方向にしならせているのかを確認していますが、その際に、切り返しでシャフトがどのようにしなり、どのようにしなり戻っていくのか、さらに打っている方がそのシャフトをどのようなタイミングで戻しているのかまで細かく確認することができます。</p>



<p>その「ShaftWave」を用いて、これまで約700名以上を測定・分析してフィッティングをした結果、約8割の方が手元側のしっかりしたシャフトを好むという結果になりました。</p>



<p>この記事でご紹介した考え方に当てはめると、約8割の方は、「もたつき」にくいシャフトを好んでいたと考えることもできます。</p>



<p>この結果から、実はドライバーに悩む方の多くは、「もたつき」が要因の振り遅れだったと考えるのが妥当だと考えています。</p>



<p>ですが、手元側がしっかりしたシャフトは、一般的には「先調子」と呼ばれるシャフトが多く含まれるため、「先調子」と聞くと、</p>



<p>「暴れる」「曲がる」「方向性が悪い」</p>



<p>という先入観から、敬遠されることも少なくありません。</p>



<p>ただし、実際には、世間で言われている「先調子」は、手元が硬いものばかりではありません。そのため、「先調子を打って結果が悪かった」と思っていても、本当に手元側が硬いシャフトを打った結果ではなかったという場合が多いと考えています。</p>



<p>つまりは、振り遅れ（もたつき）が要因と気づいていたとしても、その振り遅れにくいシャフトを実際には使ったことがない方が大多数だともいえるのです。</p>



<p>このような理由から、フィッティングに来る前は「先調子は合わない」と思われていた方でも、本当に手元側が硬いシャフトを打つと、「もたつかない」という感覚を初めて体感される方が少なくありません。そして、自分なりのタイミングが取りやすくなり、結果が改善するケースも多く見られます。</p>



<p>まだまだ推論の域を脱してはいませんが、現時点では、この様に考察をしています。</p>



<p>ご参考になれば幸いです。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
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		<media:description type="plain"><![CDATA[Low angle view of a professional golfer swinging with a blue sky in the background]]></media:description>
		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[スライスしたら「アウトサイド・イン」に振ったからだ、と思ってない？　ミスしたらスイングよりもクラブを疑え]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[弾道計測器を使い、ヘッドの軌道やボールのデータを見て判断するのが現在のフィッティングの主流。ダグ三瓶がそこで感じた違和感とは？]]></description>
	<pubDate>Sun, 19 Jul 2026 11:58:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20037016/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>最近のフィッティングで、少し気になることがありました。</p>



<p>トラックマンをはじめとする測定器が普及し、多くの方が数値を見ながらスイングを分析するようになりました。もちろん、測定器はフィッティングにも欠かせない道具です。</p>



<p>しかし、その一方で、<strong>数値に頼り過ぎてしまい、判断を見誤るケース</strong>が増えているように感じます。</p>



<p>例えば、お悩みがスライスボールだとします。すると、多くの方は、「アウトサイド・インだからかな？」と考え出します。</p>



<p><strong>でも、なぜ、アウトサイド・インだと思ったのでしょうか？</strong></p>



<p>ミスをするとスライスするからでしょうか？　クラブパスの数値を見たからでしょうか？　あるいは、レッスンプロやフィッターさんにそう教わったからでしょうか？</p>



<p>実は、多くの方は、<strong>ボールがどこへ飛び出して、どのように曲がったのかまで、考慮していない場合が多いです。</strong></p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e5%259b%25ba%25e5%25ae%259a%25e8%25a6%25b3%25e5%25bf%25b5%25e3%2581%25a0%25e3%2581%2591%25e3%2581%25a7%25e3%2583%259f%25e3%2582%25b9%25e3%2581%25ae%25e5%258e%259f%25e5%259b%25a0%25e3%2582%2592%25e6%25b1%25ba%25e3%2582%2581%25e3%2581%25a6%25e3%2581%2584%25e3%2582%258b">固定観念だけでミスの原因を決めている</h2>


<p>ミスショットを</p>



<p><strong>「スライスした」→「アウトサイド・イン」</strong></p>



<p>という固定観念だけで判断してしまいがちです。</p>



<p>しかし、左へ打ち出して右へ曲がるスライスと、右へ打ち出して右へ曲がるスライスでは、</p>



<p>原因はまったく違います。</p>



<p>球筋は、<strong>「どこへ飛び出して、どこへ曲がったのか。」</strong>そこまで観察して初めて分析が始まります。</p>



<p>同じことは、測定器の数値にも言えます。例えば、クラブパスがアウトサイドインだったとします。</p>



<p>すると、</p>



<p>「アウトサイドインですね。」</p>



<p>「もっとインサイドから振りましょう。」</p>



<p>という話になるのは当然なのですが……、しかし、その数値だけによる判断は本当に正しいかを疑ってみることも必要です。</p>



<p>実は、実際にクラブ全体の動きを観察すると、すでに十分インサイドからクラブが下りてきているケースも少なくありません。</p>



<p>その状態で、さらにインサイドから振ろうとすると、かえって別のミスを招いてしまうこともあります。ここで誤解していただきたくないのは、</p>



<p><strong>測定器を否定したいわけではありません。</strong>測定器は、多くの情報を与えてくれます。</p>



<p>アドレスの向きや、もともとの狙いどころと測定器の基準になるターゲットとの差によって、こういった現象と数値が逆転することもあるということを覚えていただきたいです。</p>



<p><strong>つまり、その情報をどう読み解くかが非常に重要になるということなのです。</strong></p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e6%2595%25b0%25e5%2580%25a4%25e3%2581%25af%25e3%2581%2599%25e3%2581%25b9%25e3%2581%25a6%25e3%2581%25a7%25e3%2581%25aa%25e3%2581%258f%25e5%2588%25a4%25e6%2596%25ad%25e6%259d%2590%25e6%2596%2599%25e3%2581%25ae%25e3%2581%25b2%25e3%2581%25a8%25e3%2581%25a4">数値はすべてでなく判断材料のひとつ</h2>


<p><strong>では、どうすればよいのでしょうか？</strong></p>



<p>まず、よ～く観察することです。ボールはどこへ飛び出して、どのように曲がったのか？　クラブは実際にどのように動いたのか？　そして、打った本人はどう感じたのか？</p>



<p>意外に思われるかもしれませんが、インドアで3メートルほど先のネットに当たる環境でも、</p>



<p>「今のは右へ出た」</p>



<p>「少し引っかけた」</p>



<p>と感じる方は少なくありません。そして、その感覚は当たっていることが多いです。</p>



<p>その感覚も、大切な情報の一つです。</p>



<p>測定器には、クラブパスやスピン軸など、さまざまな数値が表示されます。もちろん非常に参考になります。</p>



<p>しかし、それぞれの数値だけで原因を決めることはできません。特にインドアでは、測定環境によって数値の出方が気になる場面もあります。だからこそ、</p>



<p><strong>数値はあくまでも参考情報の一つ。</strong></p>



<p>球筋、クラブの動き、打った本人の感覚、それらを総合的に判断することが必要です。</p>



<p>もう一つ大切なのは、測定器が計測しているのは、主にインパクト前後の現象だということです。もちろん、インパクト情報は非常に重要です。</p>



<p>物理現象を数値化してくれているので、興味深いのも理解できます。</p>



<p>しかし、本当に知りたいのは、<strong>「なぜ、そのインパクトになったのか。」</strong>です。</p>



<p>そのためには、見るべき順番は逆になっていきます。</p>



<p>そのインパクトの原因は、インパクト前のダウンスイングにあります。</p>



<p>そのダウンスイングになった原因は、切り返しにあります。</p>



<p>その切り返しになった原因は、バックスイングにあります。</p>



<p>そのバックスイングになった原因は、始動にあります。</p>



<p>そして、その始動になった要因は、アドレスにあります。</p>



<p>さらに、そのアドレスの要因には、クラブスペックがあります。</p>



<p><strong>つまり、インパクトを理解するためには、アドレスまで逆算して観察することが重要</strong>なのです。</p>



<p>さらに、スイングの結果は、フィニッシュに出ます。</p>



<p>心地よく振り切れているのかは、フィニッシュでバランスよく立てているのかに現れます。</p>



<p>フィニッシュには、そのインパクトが良かったのかだけではなく、そのスイング全体が自然に行えたのかという結果になっています。</p>



<p>測定器の数値は、<strong>打っている人にとって、とても大切な情報</strong>です。</p>



<p>自分の感覚と現実を照らし合わせるためには、大きな助けになります。</p>



<p>一方で、フィッターの仕事は、数値を読むことではありません。</p>



<p><strong>なぜ、その数値になったのか。</strong></p>



<p>その原因を読み解くことです。</p>



<p>だから、球筋、クラブの動き、インパクト音、打った本人の感覚、アドレスからフィニッシュまで、すべてのことを観察することから始まります。</p>



<p>その上で、測定器の数値を確認する。この順番が大切だと考えています。</p>



<p>多くのゴルファーは、数値だけを見て、「スイングを直しましょう」</p>



<p>と考えがちですが、その前に、一度立ち止まって考えていただきたいのです。</p>



<p>その現象は、本当に技術だけが原因なのでしょうか。</p>



<p>ゴルファーは、とても真面目です。だからこそ、思い通りに打てなかったり、測定器に気になる数値が表示されたりすると、</p>



<p>「自分の技術が悪い」</p>



<p>「もっと練習しなければ」</p>



<p>と考えてしまいます。</p>



<p>もちろん、技術が原因のこともありますが、<strong>クラブがそういう現象を引き起こしている</strong>ケースの方が多いと考えています。</p>



<p>長さや重さの感じ方、振り重さ、そして、それらに影響するシャフト重量やヘッド重量、グリップの太さなど。クラブにはさまざまな要素があります。</p>



<p>それらが微小に変化しても、人間は無意識に反応し、対応しようとします。</p>



<p>その結果として現れた球筋や数値を見て、「技術が悪い。」</p>



<p>と判断してしまい、さらに技術を修正しようとしてしまうと、本当の原因からどんどん離れてしまうこともあります。</p>



<p>だからこそ、まず現象をよーく観察する。その現象が、本当に技術によるものなのか？それともクラブによって引き起こされているのか？　そこを見極めることが、フィッティングでは最も重要だと考えています。</p>



<p>ゴルフで一番怖いのは、</p>



<p><strong>間違った原因に対して、一生懸命努力してしまうこと。</strong></p>



<p>測定器は、とても便利な道具です。しかし、答えを教えてくれる道具ではありません。</p>



<p><strong>現象を観察し、原因を考え、その答え合わせをするための道具です。</strong></p>



<p>その順番を間違えなければ、測定器はこれ以上ないほど心強い味方になってくれるはずです。</p>



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<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
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		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[なんでピッタリのクラブがわかるの？　フィッターはフィッティングで何を見ているのか？]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[「クラブはフィッティングしてから買う」がやっと浸透してきた。フィッティングを受けた人は「フィッターはどこを見てクラブを選んでくれているのだろう？」と思ったことありませんか？（写真／Getty Images）]]></description>
	<pubDate>Sun, 12 Jul 2026 11:54:18 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20036503/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>よく、お客様から</p>



<p>「フィッティング中は何を見ているのですか？」と聞かれます。</p>



<p>スイングですか？ クラブの動きですか？ ラウンチモニターのデータですか？ などです。</p>



<p>もちろん、それも確認していますが、実際には、クラブをお渡しした瞬間からお客様の一挙手一投足を見ています。</p>



<p>クラブをお渡しして、持ち替えた時の雰囲気や、その時の最初の一言。</p>



<p>そして、構えた時の様子、ワッグルの仕方、始動までの動きや、バックスイング、切り返しの間など。その上で、インパクト音やボールの飛び方を確認します。</p>



<p>もちろん、ご本人のご感想も非常に重要で、そのすべてを見ています。</p>



<p>クラブスペックはその前に、よーく聞いておきます。長さ、ライ角、重さなどの数値上の確認も重要ですが、本人がどう感じているのかを、気にします。長く感じている、硬く感じている、重く感じている、などです。</p>



<p>そして、実際に、お客様のクラブを構えさせていただき、確認をします。「どういう意味」で、そういったクラブに対する感想を持たれているのかを予想しておきます。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2582%25b9%25e3%2583%259a%25e3%2583%2583%25e3%2582%25af%25e3%2582%2592%25e8%25a6%258b%25e3%2582%258b%25e3%2581%2593%25e3%2581%25a8%25e3%2581%25af%25e7%258f%25be%25e5%259c%25a8%25e3%2581%25ae%25e7%258a%25b6%25e6%2585%258b%25e3%2582%2592%25e6%258a%258a%25e6%258f%25a1%25e3%2581%2599">クラブスペックを見ることは現在の状態を把握するため</h2>


<p>30年以上フィッティングを続けていると、お客様のクラブのスペックや実際に触れた段階で、お客様のお悩みの真意はなんとなく見えるようにはなってきました。</p>



<p>というのも、現在のクラブは種類が多くお悩みも多種にわたると考えがちですが、実際には似たような特性のものが多く、経験則としてのパターンに当てはまる場合が多いからです。</p>



<p>ですから、クラブスペックを見ることは答えを探すためというよりも、現在どのような状態なのかを把握するためだと考えています。</p>



<p>その後に、ようやく、実際にクラブを振っていただきます。ここからが本来のフィッティングのスタートです。ただし、クラブそのものをじっくりと見ているのではありません。</p>



<p><strong>そのクラブをどのように使っているか？（振っているか？）</strong></p>



<p>そこを観察しています。</p>



<p>動きの特徴ですね。上述しましたように、渡した瞬間から、人は反応して、そのクラブをどう扱おうか考えてらっしゃいます。（実際に考えている、というより体が反応している）</p>



<p>そして、ミスした時などは、どういう時にそれが出やすいのか？　そのクセはどんな癖なのか？そして、その癖の原因は何なのか？</p>



<p>その時に、基本的にはクラブが起因でその現象（ミスショットなど）が出ていると仮定して、原因を探ります。</p>



<p>クラブスペックはある程度頭に入れていますので、予想をしながら対処しているといってもいいでしょう。</p>



<p>そのうえで、シャフトを変えるべきなのか？長さを変えるべきなのか？</p>



<p>ライ角やロフト角を変えたら？グリップを変えたら？と予測しながら、試打クラブを渡していきます。</p>



<p>そして、そのクラブに対す変化に対して、お客様がどういう反応（どういう結果の変化）が出るのかを確認しながら、フィッティングを進めていきます。</p>



<p>もちろん、その反応は前に渡したクラブによって結果は変わってきます。変わらない方もいらっしゃいます。</p>



<p>しかし、たとえそれが小さい調整でも共通していることがあります。</p>



<p><strong>人は必ず反応している</strong>ということです。</p>



<p>その反応が大きい方もいれば、小さい方もいます。同じ調整をしても、まったく違う結果になることも珍しくありません。スペックが変わる方向と、反応する方向、そこを見ています。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%258f%25e3%2581%258b%25e3%2582%2589%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584%25e5%25a4%2589%25e5%258c%2596%25e3%2581%2593%25e3%2581%259d%25e8%25a8%25b1%25e5%25ae%25b9%25e7%25af%2584%25e5%259b%25b2">わからない変化こそ許容範囲</h2>


<p>お客様からよく言われる言葉の一つに、</p>



<p>「変わったかどうか分かりません。」</p>



<p>と言われることがあります。</p>



<p>お客様としては、わからないことを申し訳なさそうにおっしゃいますが、私は、その言葉を聞くと逆に嬉しくなります。</p>



<p>なぜなら、その変化は、この方にとって許容範囲であるということがわかるからです。</p>



<p>今回お渡ししたクラブスペックや、調整内容は、その人にとって対応可能な範囲ですよ！と宣言していただいたように考えます。</p>



<p>もちろん、人は1gでも2gでも反応しています。が、その変化が自然に吸収できているだけだと考えます。</p>



<p>逆に、</p>



<p>「重くなりました？」</p>



<p>「長さかわりました？」</p>



<p>など正直な反応が出たら、それはすごく重要な情報になります。</p>



<p>当方の調整では、ゴルフクラブのスペックの変化量としては、目で見える範囲で大きく変えないことが多いです。</p>



<p>長さも数センチ以下。重さも数グラム以下。ライ角も１～２度以下です。</p>



<p>その限られた調整の中で、その方が自然に反応して、自然に改善方向に向かうことを目指していきます。その少し変えるだけでも、大きく反応を示す人もいらっしゃいます。</p>



<p>ですから、どんなに小さい変化量でも、その人にとっては変化が起きすぎたとういことになるので、その場合、戻すこともあります。</p>



<p>だからこそ、一つひとつの変化を丁寧に観察し、結果を整えて行くことに細心の注意を払っています。</p>



<p>つまり、フィッティングとは、実は、クラブを変えることも含めて、そのスペックが、その人にとって自然にゴルフができる状態になるように、いい塩梅を探していく仕事だと思っています。</p>



<p>クラブも見ますし、スイングも見ます。インパクト音も聞きますし、球筋も見ます。</p>



<p>そして、コメントも聞きます。</p>



<p>しかし、それらを一つひとつ別々ではなく、<strong>因果関係をしっかり見極めて、調整につなげていく、</strong>ということを行っています。<strong></strong></p>



<p>繰り返しになりますが、同じようなスペックの変化であっても、人が違えば反応は違いますし、過剰に反応する人、少ししか反応しない人がいます。</p>



<p>その様々な変化を、状況状況によって合わせることが、本当のフィッティングだと思っています。</p>



<p>それを、こういった流れのことを僕は調律と呼んでいます。</p>



<p>スイングとクラブの調和を取る、という意味合いでご理解いただけると嬉しいです。</p>



<p>そして、単体だけで見て行ってもクラブとしては機能しないでしょう。</p>



<p>こちらで再三申し上げているように、つながりが重要になってきます。</p>



<p>調整前後のクラブだけではなく、実際にコースの様にクラブを持ちかえれば、そのスペックの違いで、人は反応しています。</p>



<p>ドライバーを持てば長いなと思いますし、ウェッジを持てば短いし重いな、と思うのは当然です。</p>



<p>ですが、それが、その人それぞれのクラブを制御できる許容範囲内に収まっていれば、ティーショットドライバーを打って行って、セカンドショットでウェッジを握ったとしても、ナイスショット出来るはずなのです。</p>



<p>それを、ざっくりと、つながりと呼んでいるわけです。</p>



<p>どこまで、お客様が変化に対応できるのか？そのあたりを見極めながら、まずは単体のクラブでシャフトを変え、長さを変え、ライ角やロフト角を調整し、時にはグリップも変える、その上で、全体のつながりも同様に整えていく、ということやっていくのが当方のフィッティングとなります。</p>



<p>クラブとの調和、皆さん取れていますか？</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
	<media:content
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		<media:description type="plain"><![CDATA[Golf instructor uses tablet and launch monitor while teaching female player at driving range. Alignment sticks are placed on practice mat as they review swing technique and ball flight data. Adapting sport ai technology for training.]]></media:description>
		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[ドライバーは、本当に一番難しいクラブ？　そうしているのはあなたの考え方かもしれない]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[アマチュアゴルファーはドライバーを苦手とする人が多い。本当は14本の中で一番簡単なクラブのはずなのに、自分で難しくしてしまっているとダグ三瓶はいう。（写真／Getty Images）]]></description>
	<pubDate>Sun, 05 Jul 2026 11:30:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20036239/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%25af%25e3%2582%2584%25e3%2581%2595%25e3%2581%2597%25e3%2581%2584%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596">ドライバーはやさしいクラブ</h2>

<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%258c%25e3%2582%2584%25e3%2581%2595%25e3%2581%2597%25e3%2581%2584%25e7%2590%2586%25e7%2594%25b1%25e2%2591%25a0">ドライバーがやさしい理由①</h3>


<p>「ドライバーが一番苦手です。」</p>



<p>「ドライバーさえ良くなれば。」</p>



<p>「ドライバーが良かったことが一度もありません。」</p>



<p>フィッティングで、本当によく聞く言葉です。</p>



<p>しかし、当方は少し違う考えを持っています。多くを望まなければ、ドライバーは14本の中で一番簡単なクラブだと考えています。</p>



<p>まず、ドライバーは他のクラブに比べて圧倒的に使用する際の条件が良いクラブです。ドライバーを打つティーイングエリアは平らですし、しかも、範囲内で自分で打つ場所を選ぶことができます。</p>



<p>そして、ボールをティーアップできます。つまり、ライの影響はないと言っても良いでしょう。</p>



<p>さらに、ドライバーは14本の中で最も長いクラブです。長いというとヘッドスピードが速くなる効果だけで考えがちですが、「スイングの時間が長くなる」というメリットもあります。</p>



<p><strong>スイング時間が長いということは、スイング中に修正が可能な時間も長いということです。</strong></p>



<p>パターやウェッジショットと比べると、その違いはよく分かります。</p>



<p>パターやウェッジなどは、反射でしか対応できませんが、その時間も限られていますから、バックスイングしたら、もう、そのまま打つしかない時が多いでしょう。</p>



<p>ドライバーは、あれ？と思ってからも修正をかけられます。もちろん、それが必ずしも良い結果に結びつくとは限りませんが、そういうことができるのがドライバーショットと考えていただけると嬉しいです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%258c%25e3%2582%2584%25e3%2581%2595%25e3%2581%2597%25e3%2581%2584%25e7%2590%2586%25e7%2594%25b1%25e2%2591%25a1">ドライバーがやさしい理由②</h3>


<p>そして、ドライバーはショットの種類もそれほど多くありません。</p>



<p>もちろん、上級者は低い球やフェード、ドローを打ち分けたり、距離を打ち分けたりします。</p>



<p>しかし、アベレージ90前後、もしくはそれ以上でプレーされる多くのアマチュアゴルファーに必要なのは、そこではありません。</p>



<p>距離も、何十ヤードも打ち分けるというより、ある程度決まった距離を目指して打って行くことでしょう。</p>



<p>つまりは、普通に振って、フェアウェイ付近まで運ぶこと。</p>



<p>極端に言えば、<strong>「ぽーん」と打っておけば良いクラブ</strong>なのです。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%25aa%25e3%2581%259c%25e9%259b%25a3%25e3%2581%2597%25e3%2581%258f%25e6%2584%259f%25e3%2581%2598%25e3%2582%258b%25e3%2581%25ae%25e3%2581%258b">なぜ難しく感じるのか</h2>


<p>では、なぜドライバーは難しいと感じるのでしょうか？</p>



<p>それは、皆さんがドライバーに求めることが多すぎるからです。</p>



<p>普通に打てば飛ぶのに、<strong>さらにもっと飛ばしたい。</strong></p>



<p><strong>限りなくまっすぐ打ちたい。</strong></p>



<p><strong>もしくは曲げたくない。</strong></p>



<p>そして、<strong>できれば人より飛ばしたい。1ヤードでも前へ飛ばしたい</strong>。</p>



<p>その上で、<strong>完璧なショットを毎回打ちたい。</strong></p>



<p>そう考えれば考えるほど、ドライバーは難しいクラブになってしまいます。</p>



<p>つまり、ドライバーが難しいのではなく、私たち自身がドライバーに多くの役割を求めることで、自ら難しいクラブにしてしまっているのです。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2597%25e3%2583%25ab%25e3%2581%25ab%25e8%2580%2583%25e3%2581%2588%25e3%2582%258b%25e3%2581%25a8%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%25af%25e3%2582%2584%25e3%2581%2595%25e3%2581%2597%25e3%2581%258f%25e3%2581%25aa%25e3%2582%258b">シンプルに考えるとドライバーはやさしくなる</h2>


<p>当方がドライバーに求めることは、たった一つです。</p>



<p><strong>「普通に振って、その人の14本の中で一番飛び、次のショットが打てる場所まで運ぶこと」</strong></p>



<p>極端に言えば、それがティーショットで使うクラブの役割です。</p>



<p>そのため、フィッティングでもドライバーを最初に調整することは、ほとんどありません。ドライバーが苦手だから来られた方でも、まず見直していただくのは、</p>



<p><strong>パター→ウェッジ→アイアン、</strong>です。</p>



<p>やはり、パターはスコアに直結するクラブです。そして、ショートゲームの要のウェッジはラウンドで必ず使うクラブでしょう。アイアンは1本では機能しません。</p>



<p>番手ごとの距離差を整える必要があり、そのためには、長さ、ライ角、振り重さが、すべてがつながって初めて、本来の性能を発揮します。</p>



<p>すなわち、クラブセッティングの要ですから、最初に整えるべきクラブなのです。</p>



<p>一方で、FWやUTは目的が比較的はっきりしています。</p>



<p>どの距離を打ちたいのか。どんな場面で使いたいのか。</p>



<p><strong>その目的に合わせれば、比較的選びやすいクラブです。</strong></p>



<p>なので、これも最後でも良いクラブです。</p>



<p>こうしてパター、ウェッジ、アイアンを整えたあと、最後にドライバーを合わせます。</p>



<p>ティーショットでスコアを崩している方ほど、まずはティーショットのプレッシャーから解放してあげることが大切です。</p>



<p><strong>プレッシャーと呼びましたが、ドライバーに対する期待度を下げる</strong>と言った方が良いかもしれません。</p>



<p>ドライバーが限られた役割と理解してもらえれば、苦手意識が減るのでは？と考えています。</p>



<p><strong>例えば、セカンドショットが打てる場所まで運ぶこと。</strong></p>



<p>だけにしてみてはいかがでしょうか？</p>



<p>すると、ティーショットのプレッシャーは驚くほど小さくなります。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%25b8%25e3%2581%25ae%25e6%259c%259f%25e5%25be%2585%25e5%25ba%25a6%25e3%2582%2592%25e4%25b8%258b%25e3%2581%2592%25e3%2582%258b%25e3%2581%25a8">ドライバーへの期待度を下げると…</h2>


<p>例えば、ドライバー以外のクラブが次のような調子になっていたらどうでしょう。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>セカンドショットが届かなくても、3打目が近い距離であれば、確実にグリーンに乗せられる。</strong></li>



<li><strong>例：ウェッジで、サードショットを50ヤード以内から打てるところまで運べれば、グリーンを狙える</strong>。</li>



<li><strong>パターは5m以内であれば、2パットで上がる自信がある</strong>。</li>
</ul>



<p>このようなクラブセッティングができていれば、たとえティーショットが思ったようなショットではなくても、ボギーオンしてボギーで上がることは決して難しくありません。</p>



<p>そう考えると、ティーショットで多少曲がっても慌てなくなります。</p>



<p>つまり、<strong>ティーショットの重要性そのものを下げることができるのです</strong>。</p>



<p>その結果、</p>



<p>「セカンドショットが届くところまで飛ばさなければ！」や「絶対にフェアウェイに置かなければ！」というプレッシャーから解放されます。</p>



<p>すると、これはなかなか信じてもらえないのですが、ドライバーを楽に振るようになった結果、以前より飛ぶようになる方も少なくありません。</p>



<p>これは、無理にクラブを操作しようとしなくなることで、本来のスイングがしやすくなるからだと考えています。飛ばそうとして力むよりも、自然に振った方がタイミングが合い、当たりが良くなって、結果として飛距離が伸びることもあるのです。</p>



<p>ドライバーは、一番飛ぶクラブです。その魅力があるクラブでもあるでしょう。</p>



<p>しかし、なかなかスコアアップに直結するクラブではありません。</p>



<p><strong>普通に振って、一番飛ぶ。そして、次のショットが打てる場所まで運ぶ。</strong></p>



<p>それだけで十分です。</p>



<p>だからこそ、多くを望まなければ、ドライバーは14本の中で最もシンプルで、最も簡単なクラブなのだと考えています。</p>



<p>そう考えられるようになると、ドライバー選びにも余裕が生まれます。</p>



<p>「新しいモデルを使ってみたい。」</p>



<p>そんな楽しみ方もできるでしょう。</p>



<p>もちろん、シャフトや長さ、重さ、振り重さなど、14本のつながりは大切です。</p>



<p>飛ばす能力、球を上げる能力は、皆さんもクラブもすでに持っています。<br>それ以上のことを求めるのではなく、その能力を普通に発揮できるクラブを選ぶことが、本当のクラブ選びだと考えています。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
	<media:content
		url="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/07/GettyImages-932061732%E4%BD%BF%E3%81%86-800x450.jpg"
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	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[初めに「欲しいモデル」を選んでない？　本当のクラブ選びの順番とは？]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[クラブを買い替える時、まず欲しいモデルから決めていないだろうか？　じつはその前に考えることがあるとダグ三瓶はいう。本当の順番とは？]]></description>
	<pubDate>Sun, 28 Jun 2026 11:55:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20035867/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>ゴルフクラブを選ぶ時、多くの方はまずモデルを選びます。そして、その後にシャフトやスペックを選びます。つまり、</p>



<p>①モデル選び</p>



<p>②スペック選び</p>



<p>という順番です。</p>



<p>使いたいクラブ（メーカーやモデル）があると、どうしてもそうなりやすいです。</p>



<p>しかし、本当にその順番で良いのでしょうか。</p>



<p>フィッティングを続けていると、その前に考えるべきことがあると感じています。それは、<strong>どのように構えるのが自然なのか。</strong>です。</p>



<p>もちろん、ゴルフでは毎回同じショットを打つわけではありません。高い球も打ったり、低い球を打ったり、ドローもフェードも打ちます。</p>



<p>その打ちたい球筋や、ライコンディションの状況によってボール位置も変わります。</p>



<p>そのため、「理想のボール位置」というものは状況によって変わります。</p>



<p>しかし、その一方で、人にはそれぞれ自然に構えられる場所があります。</p>



<p>身長や、腕の長さや、柔軟性や、体の傾きは人それぞれ違いますし、人は完全な左右対称ではありません。</p>



<p>また、生活習慣によってついたクセもあれば、様々な動きの制限もあるでしょう。そうした要素によって、自然に立てる位置や姿勢は人それぞれ異なります。</p>



<p>フィッティングで最初に確認したいことは、その人にとっての自然な構えがどんなものか？　です。ただし、自分ではそれがなかなか分かりません。だからこそ、人に見てもらう必要があります。</p>



<p>前傾角度や、手の上下左右の位置や、ハンドダウンの度合い、そして、腕と体のスペースなど、そういったことをチェックしてもらいましょう。</p>



<p>逆に、クラブに合わせて構えることになると、例えば、長く見えれば離れたくなりますし、アップライトに見えればハンドアップで構えたくなります。</p>



<p>また、レッスンなどで理想の構えを教わった結果、構えの形ばかりを意識しすぎてしまう方もいます。</p>



<p>どんなクラブを渡されても、自然ではなく、ぎこちない構えになってしまいます。</p>



<p>そうなれば、思ったところに振り上げたり、振りおろすことが難しくなってしまいます。</p>



<p>本来の順番は、</p>



<p>⓪ 自然に構えられるアドレスをつかむ</p>



<p>① それに対してのスペックを決める</p>



<p>② モデルを選ぶ</p>



<p>です。</p>



<p>自然な構えができる人は、ボール位置を少し変えても対応できます。その結果、高い球も、低い球も、そしてドローもフェードも打てるようになりやすいです。</p>



<p>つまり、対応できる範囲が広くなります。</p>



<p>また、もちろん長さが変わりますから、クラブによって構えは変わりますが、それは自然の流れで変わるものです。</p>



<p>ドライバーではこう構える、アイアンではこう構える、ウェッジではこう構えるなど、クラブが変わったことに影響されすぎる状態では、14本のつながりは作れません。</p>



<p>前傾角度、手の位置、ハンドダウンの度合いなど、アドレスの特徴が、14本でつながっている人ほどゴルフ場での安定感が高くなります。だからこそ、まずは自然に構えられるようになること。そして、その構え方で14本でつなげていくことが重要だと考えています。</p>



<p>当方のフィッティングがパターから始まるのも、そのためです。</p>



<p>パターは最も短く、最もシンプルなクラブです。</p>



<p>だからこそ、どのように立つのか、どのようにボールを置くのか、どこに手を置くのかなど、その人の自然な構えが見えやすいのです。</p>



<p>そして、その自然な構え方は他のクラブにも大きく影響します。</p>



<p>その構え方を基準として、ウェッジ、アイアン、ドライバーへとつながるようにしていきます。クラブのスペックとは、飛距離や方向性だけを決めるものではありません。</p>



<p>まずは、</p>



<p><strong>その人がクラブをコントロールできるかどうか。</strong></p>



<p>そのために合わせるべき、と考えています。</p>



<p>だからこそ、構え方にクラブを合わせる必要があり、そしてクラブのスペックは、制御できる長さ、制御できる振り重さを目指すことになります。フィッティングとは、クラブを人に合わせることだと言われます。</p>



<p>しかし、本当の意味で、「人に合わせる」とは、その人が自然に構えられる状態を作ることだと考えています。</p>



<p>そして、その構え方を14本でつなげていくこと。それこそが、</p>



<p>究極の「人に合わせるフィッティング」なのだと考えています。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
	<media:content
		url="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/06/94C8C628-33F1-4A81-A507-720B9D44DE77-800x450.jpg"
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[年齢とともにクラブは軽くすべきなのか？ シャフトを軽くしても解決しないことがある]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[歳をとってきたらいままで使っていたクラブが振りにくくなってきた。それじゃ、シャフトを軽くしよう！　ちょっと待った、それ間違いかもしれません！
（写真／Getty Images）]]></description>
	<pubDate>Sun, 21 Jun 2026 11:30:18 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20033259/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>年齢を重ねると、今まで普通に打てていたクラブが打ちにくくなることがあります。</p>



<p>飛ばなくなった。当たらなくなった。振りにくくなった。そんな経験をされた方も多いのではないでしょうか。</p>



<p>そして、その原因を「筋力が落ちたから」と考える方も少なくありません。</p>



<p>「だから、軽いクラブに替える」という選択になります。</p>



<p>確かに、それは自然な考え方です。もちろん筋力の低下もあるでしょう。しかし実際には、それだけではありません。</p>



<p>年齢とともに柔軟性が低下すると、以前と同じような対応が難しくなってきます。</p>



<p>すると、これまで通りのタイミングでクラブを扱えなくなる。結果として、振りにくくなる→当たらなくなる→飛ばなくなる。</p>



<p>そんなことが起こります。</p>



<p>つまり、<strong>クラブを重く感じることは、原因そのものではなく、変化の一つの現れに過ぎない</strong>のです。</p>



<p>重く感じることは結果であって、原因ではない。だからこそ、重く感じるからシャフトを軽くする。という発想だけでは、根本的な解決に至らないことがあります。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2582%2592%25e8%25bb%25bd%25e3%2581%258f%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b%25e3%2581%2593%25e3%2581%25a8%25e3%2581%25ae%25e3%2583%25a1%25e3%2583%25aa%25e3%2583%2583%25e3%2583%2588%25e3%2583%2587%25e3%2583%25a1%25e3%2583%25aa%25e3%2583%2583%25e3%2583%2588">シャフトを軽くすることのメリット、デメリット</h2>


<p>では、軽いシャフトへ替えていくことのメリットとデメリットを考えてみましょう。</p>



<p>確かに軽いシャフトにすると、持った瞬間は軽く感じ、最初は楽に振り切れるので、ヘッドスピードも上がるかもしれません。飛距離が伸びる方もいるでしょう。</p>



<p>しかし、人間はその状態に慣れていき、軽く感じなくなる時が来ます。すると、最初に感じていた軽さや振りやすさは次第に薄れていきます。</p>



<p>そして、以前と同じようにはクラブが振れなくなる。</p>



<p>タイミングが取りにくくなる。以前より当たらなくなった。そして飛ばなくなった。ということが起こりえます。そしてさらに軽いシャフトへ。そんな悪循環に入ってしまう方も少なくありません。</p>



<p>なぜ、軽いシャフトが、軽く感じなくなるのか？</p>



<p><strong>実は、シャフトを軽くすると、振り重くなり、タイミングが取りにくくなることがあります。</strong></p>



<p>もちろん、物理的な重量は軽くなっています。しかし、人間が感じているのは重量そのものではありません。</p>



<p>感じているのは「振り感」です。</p>



<p>シャフトを軽くすると、クラブ全体の重心は相対的にヘッド側へ移動します。つまり、クラブの重心が体から遠くなる。すると、持った時は軽い。しかし振ると重い。</p>



<p>そんな現象が起こることがあります。</p>



<p>これを始動で感じる方もいれば、スイング中に感じる方もいます。感じる場所は人それぞれですが、シャフトを軽くしたのに、振り感は重くなっている。そんなことは決して珍しくありません。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e9%2587%258d%25e3%2581%2595%25e3%2581%25ae%25e6%2584%259f%25e3%2581%2598%25e6%2596%25b9%25e3%2581%25ab%25e3%2581%25af%25e3%2581%2584%25e3%2582%258d%25e3%2582%2593%25e3%2581%25aa%25e8%25a6%2581%25e7%25b4%25a0%25e3%2581%258c%25e3%2581%2582%25e3%2582%258b">重さの感じ方にはいろんな要素がある</h2>


<p>ここで注意したいのは、</p>



<p>この話は、いわゆるスイングウエイトの話だけではないということです。</p>



<p>シャフトを軽くして、ヘッドに鉛を貼り、スイングウエイトを元に戻せば解決する。</p>



<p>そういう単純な話ではありません。実際のクラブの重さの感じ方には、</p>



<p>シャフト重量や硬さなどの特性。ヘッド重量。長さ。重心位置。</p>



<p>それらすべてが影響します。</p>



<p>つまり、人が感じているバランスと、測定器が示すスイングウエイトは必ずしも一致しません。数値上は同じでも、振り感は全く別のクラブになっていることがあります。</p>



<p>さらに、軽いシャフトにする目的は、<strong>その軽さを利用してヘッドスピードを上げるという考え方です。</strong></p>



<p>しかし、ここには一つの矛盾があります。</p>



<p>本来、軽いシャフトのメリットを活かすためには、ヘッドスピードを上げる必要があります。</p>



<p>そもそもクラブを重く感じるようになった方は、以前のように振れなくなってきている方です。</p>



<p>にもかかわらず、軽いシャフトのメリットを活かそうとすると、以前よりもっと速く振らなくてはならなくなります。</p>



<p>つまり、<strong>振れなくなったから軽くしたのに、さらに振らなくてはならなくなる。</strong></p>



<p>そんな矛盾が生まれることがあります。</p>



<p>ですが、すでに軽いシャフトへ替えてしまっている方も多いでしょう。</p>



<p>そして、すでに「以前より振れなくなった」「タイミングが取りにくくなった」</p>



<p>という方は、どうすれば良いのでしょうか。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%2582%25e3%2581%2586%25e8%25bb%25bd%25e3%2581%2584%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2581%25ab%25e3%2581%2597%25e3%2581%25a6%25e3%2581%2597%25e3%2581%25be%25e3%2581%25a3%25e3%2581%259f%25e4%25ba%25ba%25e3%2581%25af">もう軽いシャフトにしてしまった人は？</h2>


<p>そのような時に試していただきたいのが、クラブを短くすることです。</p>



<p>クラブを短くすると、クラブの重心は体に近づきます。すると、実際の重量は変わらなくても、振り感は軽くなります。取り回しが良くなる。タイミングが取りやすくなる。</p>



<p>結果として、以前のように振れる感覚が戻ることがあります。</p>



<p>そして、<strong>この効果は、軽いシャフトの方ほど大きいと考えています。</strong></p>



<p>軽いシャフトほど、クラブ全体の重心が相対的にヘッド側へ寄りやすいからです。さらに、その長さに慣れてくると、重いシャフトへ戻しやすくなることもあります。</p>



<p>長さで振り感を整える。</p>



<p>その上で、本来のタイミングに近い重さへ戻していく。そのような順番の方が、無理なく改善できるケースも少なくありません。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%25a7%25e3%2581%25af%25e4%25bd%2595%25e3%2582%2592%25e8%25bb%25bd%25e3%2581%258f%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b">では何を軽くする？</h2>


<p>ここまで読むと、</p>



<p>「では年齢とともに何を軽くすれば良いのか？」という疑問が出てくると思います。</p>



<p>その答えの一つが、ヘッド重量です。</p>



<p>年齢とともに柔軟性や筋力が低下し、以前と同じようにクラブを扱うことが難しくなる。その結果としてクラブを重く感じるようになる。しかし、その時に真っ先にシャフトを軽くすると、タイミングそのものが変わってしまいます。</p>



<p>本来見直すべきものは、シャフトだけではなく、ヘッド重量や長さです。</p>



<p>そして、もちろんクラブ全体の流れ。そういったものを見直すことで、タイミングを大きく崩さずに振り感を軽くできることがあります。</p>



<p>年齢とともに変えるべきもの。</p>



<p>年齢とともに残すべきもの。</p>



<p>それを見極めることが、長くゴルフを楽しむためには重要です。そして、シャフトの重さは、実はできるだけ残したいものの一つです。</p>



<p>なぜなら、シャフトの重さは単なる重量ではなく、タイミングそのものに影響するからです。</p>



<p>年齢を重ねたから軽くする。ではなく、年齢を重ねたからこそ、タイミングを失わない。そして、シャフトを軽くすることではなく、振り感を軽くすること。</p>



<p>その視点が、これからのクラブ選びには必要なのではないでしょうか。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>



<p><strong>シャフトを軽くしても解決しないことがある</strong></p>
]]></content:encoded>
	<media:content
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	>
		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[ゴルフクラブ重要度ランキング、あなたのはあってる？　【ダグ三瓶　クラブ選びの超知識】]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[一番重要なクラブは？　と聞かれたらあなたは何と答える？　]]></description>
	<pubDate>Sun, 14 Jun 2026 11:55:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20032688/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/20032688/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[
<p>ゴルフクラブの中で、一番重要なクラブは何でしょうか。おそらく多くの方は、</p>



<p>「ドライバー」</p>



<p>と答えるかもしれません。</p>



<p>確かにドライバーは魅力的です。飛距離も出ますし、新商品も多いですし、新製品が出る時は話題にもなりやすいです。ゴルフショップでも、一番目立つ場所に並んでいます。</p>



<p>おそらく、ドライバーが重要だと思っている方ほど、「ゴルフの調子はドライバー次第」と考えているのではないでしょうか？</p>



<p>それだけ<strong>ドライバーのミスがスコアの足を引っ張っている</strong>、と感じているのだと思います。</p>



<p>しかし私は、アマチュアゴルファーの「スコア」という観点で考えると、ドライバーだけを重要視するのは、ゴルフを難しくしている要因の一つだと考えています。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25a2%25e3%2583%259e%25e3%2583%2581%25e3%2583%25a5%25e3%2582%25a2%25e3%2581%25ae%25e3%2582%25b9%25e3%2582%25b3%25e3%2582%25a2%25e3%2582%25a2%25e3%2583%2583%25e3%2583%2597%25e3%2581%25af%25e3%2583%259f%25e3%2582%25b9%25e3%2582%2592%25e6%25b8%259b%25e3%2582%2589%25e3%2581%2599%25e3%2581%2593%25e3%2581%25a8">アマチュアのスコアアップはミスを減らすこと</h3>


<p>まず最初にお伝えしたいのは、<strong>アマチュアゴルファーにとってのスコアアップは、「スコアを崩す要素」を減らすこと</strong>だということです。</p>



<p>スコアアップというより、スコアダウンしないようにするということになります。ナイスショットを増やすことだけを目指していても、なかなかスコアは良くなりません。</p>



<p>例えば、ティショットでOBや林に打ち込んでしまうような大きなミスを減らすこと。</p>



<p>例えば、3パットを減らすこと。</p>



<p>例えば、アプローチのトップやざっくりを減らすこと。</p>



<p>こういったことの積み重ねが、スコアアップにつながります。</p>



<p>その考え方で重要度ランキングを考えてみると、順位は大きく変わります。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2580%25e3%2582%25b0%25e4%25b8%2589%25e7%2593%25b6%25e3%2581%258c%25e8%2580%2583%25e3%2581%2588%25e3%2582%258b%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2581%25ae%25e9%2587%258d%25e8%25a6%2581%25e5%25ba%25a6%25e3%2581%25af">ダグ三瓶が考えるクラブの重要度は？</h2>

<h3 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac1%25e4%25bd%258d-%25e3%2583%2591%25e3%2582%25bf%25e3%2583%25bc">第1位 パター</h3>


<p>私の中では迷うことなく1位です。ゴルフはパターから始まり、パターで終わります。</p>



<p>1mのパットが入る。3パットが減る。これはそのままスコアになります。</p>



<p>ドライバーが数ヤード飛ぶようになっても、スコアはほとんど変わりませんが、1mのパットが1回多く入れば、スコアは確実に変わります。そしてパターが良くなると、アプローチが楽になります。</p>



<p>ショートパットに自信がないと、「絶対にOKに寄せなくてはいけない」「なるべく近くに寄せたい」になります。</p>



<p>しかし、1～2mくらいのパットに自信があると、「1ピンくらいに寄れば十分」となります。</p>



<p>するとアプローチのプレッシャーが減り、結果としてアプローチのミスも減っていく流れになりやすいのです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac2%25e4%25bd%258d-%25e3%2582%25a6%25e3%2582%25a7%25e3%2583%2583%25e3%2582%25b8">第2位 ウェッジ</h3>


<p>パターの次はウェッジです。</p>



<p>近い距離のアプローチ、特にバンカーなどのグリーン周りのショットで、大きなミスをしないことは非常に重要です。</p>



<p>例えば、トップしたり、ざっくりしたり、バンカーから自信を持って脱出できることで、スコアは大きく変わります。（スコアを崩す要素が減ります）</p>



<p>そしてこれもパターが良くなると他が楽になるという原理は同じです。</p>



<p>ウェッジが良くなると、今度はセカンドショットが楽になります。</p>



<p>グリーン周りのアプローチに自信がないから、グリーンに乗せなくてはいけない、ピンの近くを狙わなくてはいけない、考えがちですが、アプローチショットに自信があれば、多少外しても良くなりますし、無理にピンを狙っていかなくても、アプローチのしやすい場所に外れていれば何とかなる。</p>



<p>ボギーでは上がれる、そういう基本的なイメージが、アプローチショットが良くなると浮かぶようになります。</p>



<p>これは、例えば、林からの脱出や、パー5のセカンドショットなどでも同じです。</p>



<p>次のウェッジで乗せることができるとなれば、例えば50ヤード以内に運べれば十分になり、そう考えられるようになると、セカンドショットの選択肢は一気に広がります。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac3%25e4%25bd%258d-%25e3%2582%25a2%25e3%2582%25a4%25e3%2582%25a2%25e3%2583%25b3">第3位 アイアン</h3>


<p>アイアンはクラブセッティングの要です。</p>



<p>アイアンは、狙った方向に打ち出せることと、把握できる距離が打てること、そして番手ごとの距離差がきちんと出せることが重要です。</p>



<p>これらが揃って初めて機能する、つまり、セットで考えるものになります。</p>



<p>3位にはしましたが、クラブセッティングを考える上では、まず最初に整えたい、セッティングの要になるクラブです。</p>



<p>アイアンはグリーンを狙うために欠かせないクラブです。しかし役割はそれだけではありません。</p>



<p>ハザードの手前に刻んだり、障害物を越えたり、番手ごとの距離を打ち分けることで、ゴルフ場で起こる様々な状況に対応する必要があります。</p>



<p>アイアンは、まさに汎用性が求められるクラブと言うことになります。もちろん1本でそれらすべてを実現するわけではありません。アイアンセット全体で、それを実現できるようにしておくことが重要です。そしてアイアンがそこそこ安定すると、ティーショットが非常に楽になります。</p>



<p>近くまで行かないと自信がないとならなければ、1ヤードでも前にという感じで、無理に飛ばさなくてもよいので、ティーショットはそこそこで良い、と考えられるようになるからです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac4%25e4%25bd%258d-%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc">第4位 ドライバー</h3>


<p>ドライバーに求めることは意外と少ない。<strong>ドライバーに必要な要素は二つだけです。</strong></p>



<p>① 普通に振って、自分のクラブの中で一番飛ぶこと</p>



<p>② ティーショットの結果でセカンドショットが打てる場所にあること</p>



<p>これだけです。</p>



<p>私はよく、「ドライバーを含めたすべてのクラブのフルショットは8番アイアンのように振ってください」とお話しします。</p>



<p>ドライバーだからといって、さらに力まなくて良いですし、飛ばそうとしなくて良いはずです。</p>



<p>普通に振れば結果として、自分のクラブの中で一番飛ぶクラブですから、それ以上のことを求めないことが重要になります。</p>



<p>そして、その結果として、セカンドショットが打てる場所にあることが最重要ですね！</p>



<p>林の中や、OBなどのハザード、もしくはもっと曲がって、隣のホールに行ってしまったり、フェアウエイバンカーに入ったりしてしまえば、１打以上、スコアを崩すことにつながります。</p>



<p>そういう場所に行ってしまえば、飛距離の意味はなくなりますから、飛ばなくても、例えばラフでも、セカンドショットが打てるところにある、ということが非常に重要です。</p>



<p>だから私は、<strong>ドライバー選びに必要以上に時間をかけすぎる必要はない</strong>と思っています。</p>



<p>もちろん大切です。</p>



<p>ドライバーはそこそこの結果が出ればよい、となれば、選択肢がググっと広がってくると思います！</p>



<p></p>



<p>1mのパットが入る。</p>



<p>アプローチのトップが減る。</p>



<p>アイアンの大きなミスが減る。</p>



<p>これらは確実にスコアが変わります。</p>



<p><strong>ドライバーが数ヤード飛んでも、スコアアップには直結しません。。。</strong></p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%25a7%25e3%2582%2582%25e6%259c%25ac%25e5%25bd%2593%25e3%2581%25ae1%25e4%25bd%258d%25e3%2581%25af">でも本当の1位は……</h2>


<p>ここまでランキングを作ってきました。</p>



<p>しかし本当は、もっと大切なものがあります。</p>



<p>クラブ単体のお話ではなく、<strong>実は、クラブ全体のつながりです。</strong></p>



<p>パターが良い。</p>



<p>ウェッジが良い。</p>



<p>アイアンが良い。</p>



<p>それでも、ドライバーだけ別物。UTだけ別物。そんな状態では、ゴルフは難しくなります。</p>



<p>私はフィッティングをパターから始めています。</p>



<p><strong>それは、ゴルフがパターから始まり、パターで終わる競技だからです。</strong></p>



<p><strong>そしてスコアもまた、パターから逆算して考えるべきだと思っています。</strong></p>



<p>パターから考えると、ウェッジ選びの幅が広がります。</p>



<p>続いて、ウェッジを考えると、アイアン選びの幅が広がります。</p>



<p>そして、アイアンを考えると、ドライバー選びの幅が広がります。</p>



<p>つまり、どんどんどんどん、クラブ選びの幅が広がるわけです。</p>



<p></p>



<p>ドライバーから考えるのではなく、<br>パターから考える。</p>



<p>それが、</p>



<p><strong>クラブを14本でひとつのセットとして考える第一歩ではないでしょうか。</strong></p>



<p>ご参考になれば幸いです。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
	<media:content
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[“やさしいクラブ”ほど難しいと感じる人いませんか？　その感覚、じつは正しい！]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[みなさんは「やさしいクラブ」と言われたらどういった形状、性格のクラブを思い浮かべるだろうか？　それは本当に万人にとってやさしいクラブなのか、考えてみましょう。]]></description>
	<pubDate>Sun, 07 Jun 2026 11:50:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20032012/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>フィッティングをしていると、よく聞く言葉があります。</p>



<p>「やさしいクラブを探しています」</p>



<p>もちろん、その気持ちはよく分かります。難しいクラブより、やさしいクラブがよりゴルフを楽にする、ということは間違っていません。</p>



<p>皆さんのやさしいの基準はこんな感じでしょうか？</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>球が上がる。</li>



<li>つかまる</li>



<li>飛ぶ</li>



<li>ミスに強い。</li>
</ul>



<p>などですかね。</p>



<p>今のゴルフクラブは、「やさしさ」が一つの大きなキーワードになっています。しかし、長年フィッティングをしてきて感じることがあります。</p>



<p>それは、</p>



<p><strong>“やさしいクラブ”が、逆にゴルフを難しくしている方がいる。</strong></p>



<p>ということです。</p>



<p>例えば、軽いクラブ。</p>



<p>軽いと最初は非常に印象が良い。ヘッドが走る感じがする。振りやすく感じる。スピードも上がって、飛距離も出るようになる。しかし、ここに落とし穴があります。</p>



<p>軽くすると、最初は飛びますが、徐々に慣れてくると、振れなくなってくる。</p>



<p>最初は軽さが助けてくれます。それまでよりも軽いので、それまでの振り方、力の入れ具合で軽いものを打つと、スピードが上がる方が多いです。</p>



<p>ところが身体が慣れてくると、今度は逆に、振り切れなくなっていきます。</p>



<p>そして、その軽さが逆に、振りにいく、合わせにくい、になっていき、タイミングが取れなくなってしまうことが多くあります。</p>



<p>結果として、本来うまく打てていたのに、ある日全く打てなくなる、逆に飛ばなくなるということが起こってしまいます。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2598%25e3%2583%2583%25e3%2583%2589%25e3%2581%25af%25e5%25a4%25a7%25e3%2581%258d%25e3%2581%2584%25e3%2581%25bb%25e3%2581%25a9%25e3%2582%2584%25e3%2581%2595%25e3%2581%2597%25e3%2581%2584">ヘッドは大きいほどやさしい？</h2>


<p>大きいヘッドも同じです。</p>



<p>一般的には、大きいヘッドはやさしいと言われます。確かに慣性モーメントは大きくなり、ミスヒットでも飛距離が落ちにくくなります。しかし、数値上のやさしさと、振りやすさは違います。ヘッドが大きくなることで、取り回しにくい。そうすると、タイミングが合わせにくくなり、結局のところ、動かしたいように動かしにくくなります。</p>



<p>戻ってくるはずのショットも、まっすぐ抜けるようになったり、振り遅れが発生するようになったりします。</p>



<p>やさしいはずなのに、逆に合わせづらさから、ゴルフが難しくなる。そういう方を数多く見てきました。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%25ad%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2581%258c%25e7%25ab%258b%25e3%2581%25a3%25e3%2581%25a6%25e3%2581%2584%25e3%2582%258b%25e3%2581%25bb%25e3%2581%2586%25e3%2581%258c%25e9%25a3%259b%25e3%2581%25b6%25e3%2581%2591%25e3%2582%258c%25e3%2581%25a9">ロフトが立っているほうが飛ぶけれど</h2>


<p>最近増えているロフト角の立ったアイアンも同じです。</p>



<p>飛ぶ方も多いでしょう。「これで7番で150ヤード飛ぶようになった」という方も少なくありません。しかし、逆にロフト角が立ったアイアンは難しい場面も多いです。</p>



<p>止まりやすさ、球の上がりやすさが不足して、結局キャリー不足になったり、番手の距離差がなくなったりして、アイアンが7番までしか入れられなくなり、ＵＴやウェッジが増えていくという状況が多いでしょう。</p>



<p>球の上がりを別の要素で補おうとすれば、タイミングの取りにくいシャフトになることも多々あります。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e6%25ad%25b3%25e3%2582%2592%25e3%2581%25a8%25e3%2581%25a3%25e3%2581%259f%25e3%2582%2589%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2582%2592%25e6%259f%2594%25e3%2582%2589%25e3%2581%258b%25e3%2581%258f%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b">歳をとったらシャフトを柔らかくする？</h2>


<p>シャフトも同じです。</p>



<p>年齢とともに、柔らかくしてやさしく楽に飛ばしたい。しかしながら、シャフトはタイミングに大きく影響します。逆に、年齢とともにシャフトの動きに、自分の動きが合わせられなくなっていきます。</p>



<p>結果として、当たらなくなる。もし、それを当てられるようにするには、よりスピードを落とさないといけない。となり、本末転倒です。逆に、ある程度しっかりしたものの方が、自然に振れて、自分のタイミングで打ちやすくなります。</p>



<p>つまり、柔らかい＝やさしく飛ばせる。ではなく、それによって、ドライバーショットを不安定にしてしまい、スコアを落とす要因となってしまうことが多々あります。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e4%25b8%2580%25e6%259c%25ac%25e5%258d%2598%25e4%25bd%258d%25e3%2581%25a7%25e8%2580%2583%25e3%2581%2588%25e3%2581%25a6%25e3%2581%25af%25e3%2581%2584%25e3%2581%2591%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584">一本単位で考えてはいけない</h2>


<p>そして、多くの方が見落としているのが、</p>



<p>クラブ全体のつながりです。</p>



<p>ドライバーだけ飛びを目指して変える。アイアンが調子悪いので、アイアンだけ変える際に7番アイアン一本だけで選んでしまう。UTだけ変える。</p>



<p>どうしても、一本単位で考えてしまう。</p>



<p>しかしゴルフは一本でやるものではありません。14本すべてのクラブを使いこなしてコース攻略をしていった方がよりスコアアップに有利です。</p>



<p>長さや、重さ、そして、振った時の流れ（タイミング）</p>



<p>そこが揃っていないと、どこかでミスをしだすと、全部がミスにつながったり、どこかが調子よくても、どこかが調子悪い、などが起きます。結果として、コースではその調子を整えることに腐心してしまい、ゴルフそのものが難しくなっていきます。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%25ab%25e9%25a3%259b%25e8%25b7%259d%25e9%259b%25a2%25e3%2581%25a0%25e3%2581%2591%25e3%2582%2592%25e6%25b1%2582%25e3%2582%2581%25e3%2582%258b%25e3%2581%25a8">ドライバーに飛距離だけを求めると</h2>


<p>そして、皆さんご存じのように、ゴルフは、ターゲットスポーツであるということです。</p>



<p>狙った方向と距離に打っていくのは、アイアンやウェッジ、パターなどのショートゲームだけではなく、実はドライバーも含まれます。</p>



<p>ドライバーが飛ぶこともちろん有利です。</p>



<p>しかし、ドライバーだけを飛ばすことを目指しすぎていませんか？ということなんです。</p>



<p>一発の飛びは飛ぶようになったが、当たる時が少ない。</p>



<p>ドライバーを飛ばすために、極端に軽くしたり、長くしたりしている方を多く見かけます。</p>



<p>しかしながら、そのクラブを使っていることで、アイアンやウェッジなど他のクラブとのつながりが悪くなりすぎてスコアになりにくい、という方をたくさん見てきました。</p>



<p>ドライバーこそ、狙った方向に狙った距離に打てる物が重要となります。</p>



<p>ドライバーというのは、フルショットするクラブの中では、一番長くて、ロフトも立っており、そもそも持っているクラブの中では一番飛ぶようにできています。</p>



<p>それをさらに飛ばそうとするのではなく、無理なくタイミングよく振ることで、きちんと方向も距離も確保できるもの、を目指すことが重要になります。</p>



<p>最終的には、ティショットの目的は、セカンドショットがキチンと打てるところにあること。ですから、そこそこのところへ打っていければ、自然と、飛距離も方向性も良くなってきます。</p>



<p>やさしさ、飛び、を求めすぎて、軽くて長くて柔らかいシャフト、などを選んでいくと、なかなかそこには到達できないかもしれません。</p>



<p>実はやさしいと感じることも、主観であって、人がやさしいと言っているものは必ずしも自分自身にとって、易しいものとは限りません。</p>



<p>本当にやさしいクラブとは、「自分のタイミング」で自然に振れるクラブ。</p>



<p>そして、ゴルフゲームで一番重要なのは、</p>



<p>クラブ全体がひとつの流れになっていること。</p>



<p>それが、本当の意味での目指すべき「やさしいクラブ」だと、私は考えています。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[フィッティングはクラブ探しではなく“間違い探し”!?]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[「クラブはフィッティングしてから買う」。かなり浸透してきたが、フィッティングの本質、本来の意味はそれだけではない。スコアアップにつながるフィッティングとは？]]></description>
	<pubDate>Sun, 31 May 2026 11:55:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20031414/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>フィッティングというと、多くの方は、「自分に合うクラブを探すもの」と思われているかもしれません。もちろん、それも間違いではありません。</p>



<p>しかし、長年フィッティングをやってきて、今強く感じていることがあります。</p>



<p>それは、<strong>「フィッティングは、正解探しだけではない」</strong>ということです。</p>



<p>むしろ私は、<strong>“間違い探し”</strong>の要素が非常に大きいと考えています。</p>



<p>右に行く。左に行く。ドライバーだけ当たらない。FWだけ苦手。ウェッジだけざっくりが増える。パターが入らない。後半になると崩れる。調子の波が大きい。こういった悩みを持って来られる方は、非常に多くいらっしゃいます。</p>



<p>そして多くの方が、</p>



<p>「もっと飛ぶもの」</p>



<p>「もっとやさしいもの」</p>



<p>「もっと自分に合うもの」</p>



<p>を探し始めます。</p>



<p>しかし、本当に見るべきところは、そこではないことが少なくありません。</p>



<p>何が、タイミングを崩しているのか？何が、クラブ全体の流れを壊しているのか？</p>



<p>何が、ゴルフそのものを難しくしているのか？そこを探していくことが、フィッティングの大切な役割だと考えています。</p>



<p>そして厄介なのは、<strong>問題が起きているクラブと、原因があるクラブは違うことが往々にしてある</strong>ということです。</p>



<p>ドライバーが右に行く。だからシャフトや重さを疑う。</p>



<p>FWが当たらない。だからスイングを疑う。</p>



<p>もちろん、それが原因のこともあります。しかし実際には、そこだけではないことがほとんどです。</p>



<p>ドライバーが悪いと思っていた。でも実際は、アイアンとの流れが崩れていた。</p>



<p>ウェッジのざっくりが増えたのは、ウェッジのせいだと思っていた。でも原因は、ドライバーの変更だった。</p>



<p>後半になると崩れるのは、体力だと思っていた。でも実際には、タイミングの合わないシャフトを一生懸命打っているうちに疲れているだけだった。</p>



<p>こういうことは、本当にたくさんあります。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e5%25bf%2585%25e3%2581%259a14%25e6%259c%25ac%25e5%2585%25a5%25e3%2582%258c%25e3%2581%25aa%25e3%2581%258f%25e3%2581%25a6%25e3%2582%2582%25e3%2581%2584%25e3%2581%2584">必ず14本入れなくてもいい！</h3>


<p>ゴルフのルールは、<strong>「14本まで入れていい」</strong>であって、</p>



<p><strong>「14本入れなければいけない」</strong>ではありません。</p>



<p>もちろん、本数が多い方が有利です。ただし、きちんと全てが機能していれば、という前提があります。ここを誤解されている方は、意外と多いように感じます。</p>



<p>苦手な1本を無理に残したり、当たらない1本を頑張ったりした結果、クラブ全体の流れが崩れてしまう。</p>



<p>たった1本でも、そのクラブから他のクラブまでタイミングが崩れてしまい、ゴルフそのものが難しくなってしまうことがあります。</p>



<p>フィッティングは、足し算だけではありません。その多くは、引き算です。</p>



<p>当たらないものを抜く。無理に頑張らなくてはならない状況を減らす。</p>



<p>クラブ全体の流れを整える。タイミングを整える。</p>



<p>そうやって、どのクラブを持ってもストレスなくショットに臨める状態に戻していく。</p>



<p>私は、ゴルフをシンプルにするために必要なことは、それだと考えています。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2582%2592%25e6%259b%25bf%25e3%2581%2588%25e3%2582%258b%25e3%2581%25ab%25e3%2581%25af%25e7%2590%2586%25e7%2594%25b1%25e3%2581%258c%25e5%25bf%2585%25e8%25a6%2581">クラブを替えるには理由が必要</h3>


<p>これは、クラブを替える時も同じです。クラブを替えること自体は悪いことではありません。</p>



<p>しかし、替えるには理由や目的が必要です。</p>



<p>もちろん、ここでは“正解探し”も必要になります。打ちやすいクラブにしたい。高さを出したい。クラブ全体の流れを整えたい。</p>



<p>そういった目的です。</p>



<p>あるいは、調子の悪いクラブを替える。違和感のあるクラブを替える。そういったことも明確な理由の一つです。</p>



<p>一方で、</p>



<p>「誰かが良いと言っていた」「新しいモデルが出た」</p>



<p>そんな理由で替えてしまう方も少なくありません。もちろん、それ自体が悪いわけではありません。</p>



<p>そして、クラブを替えた直後は、良く感じることが多いのですが、、、時間が経つにつれて、以前より調子を崩してしまう。</p>



<p>そうなってしまうことは決して珍しくありません。</p>



<p>そして実は、調子が良いのに、欲張って替えてしまうことで、崩れていくケースも少なくありません。</p>



<p>今のクラブで十分結果が出ている。タイミングも合っている。流れも悪くない。</p>



<p>それなのに、</p>



<p>「もっと飛ぶかもしれない」</p>



<p>「もっとやさしいかもしれない」</p>



<p>「もっと良くなるかもしれない」</p>



<p>そう考えて替えてしまう。</p>



<p>すると、構え方が変わったり、タイミングが変わったりして、他のクラブとの流れが変わってしまうことがあります。</p>



<p>結果として、それまで自然にできていたことに無意識の調整が入り始め、打てたクラブも打てなくなったりします。</p>



<p>クラブを替えると、変わるのはその1本だけではありません。ゴルフ全体が変わる可能性があります。</p>



<p>だからこそ、<strong>「替えない」</strong>という判断には大きな意味があります。</p>



<p>問題があるものは替える必要があります。しかし逆に言えば、問題がないものまで替える必要はありません。</p>



<p>違和感なく振れている。自然に構えられる。無理なくタイミングが取れる。</p>



<p>そういうクラブは、簡単に動かさない方が良いことも多いのです。</p>



<p>だから時には替える。時には抜く。</p>



<p>そして時には、<strong>何も替えない、</strong>という決断も必要です。</p>



<p>抜かなくても良いのか。替えなくても良いのか。</p>



<p>調整や調律だけで済むのか。本当に変えなくてはならないものは何なのか。</p>



<p>その判断材料を探し、提示することも、フィッターの大切な役割だと思っています。</p>



<p>フィッティングとは、正解を探すだけではありません。最高の一本を探すだけでもありません。</p>



<p>ゴルフを難しくしている原因は何か。</p>



<p>どこに間違いがあるのか。</p>



<p>そこを見つけ出し、取り除いていくこと。 私は、それここそがフィッティングの本質だと考えています。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>



<p></p>



<p></p>
</div></div>
]]></content:encoded>
	<media:content
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	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[スコアの伸び悩みにぶつかっている人はクラブの流れをチェックして！]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[90前後でスコアが安定してしまった、ドライバーがいい日はアイアンが悪い……、そんな人は打ち方に原因があると思って、スイングを変えようとしていませんか？　その原因、じつはクラブにあるかもしれません。]]></description>
	<pubDate>Sun, 24 May 2026 11:33:24 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20030998/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>フィッティングに来られる方の多くは、何かしらの悩みを抱えています。<br>結果が良い時やフィーリングが安定している時は、そもそもクラブは気にならないものです。</p>



<p>特に一番多いのが、「スコアの伸び悩み」です。</p>



<p>長年やっているのに100が切れない。<br>順調に伸びてきたが、ある時から停滞している。<br>90が切れない、80が切れない、シングルになれない。</p>



<p>この“壁”に悩んでいる方が非常に多く見られます。</p>



<p>私のフィッティングに来られる方でも、「85前後までは回れるようになったが、そこから先に行けない」というケースが典型的です。いわゆるシングルハンデ、あるいは片手シングルを目指しているものの、その糸口が見えない状態です。</p>



<p>もちろん技術的要素がゼロとは言いません。<br>しかし、この層に共通している大きな要因は、<strong>クラブの問題</strong>です。</p>



<p>ただしここで言う「合っていないクラブ」とは、単にスペックが合っていないという話ではありません。</p>



<p>実際には、特定のクラブだけが悪いと感じているケースが多いのですが、よく話を聞くと、問題はそこではなく、<strong>クラブ全体のつながりが崩れている</strong>ことにあります。</p>



<p>そして厄介なのは、その状態のままクラブを変え続けてしまうことです。</p>



<p>調子の悪いクラブを気分で替える。あるいは誰かの評判を頼りに新しいものを試す。</p>



<p>目的のないクラブ変更を繰り返すと、むしろ状況は悪化します。<br>結果として、良かった部分まで崩れ、スコアは安定しなくなります。</p>



<p>また、技術論に偏りすぎているケースも非常に多く見られます。手首の角度、トップの位置、コックのタイミング。動画や情報の影響で、細部の動きばかりを修正しようとする。</p>



<p>しかしその結果、自分本来のタイミングを崩してしまっている人が少なくありません。</p>



<p>私が再三お伝えしているように、<br><strong>シャフトの使い方＝スイングのタイミングの取り方は、一度身体に馴染むと簡単には変わりません。</strong></p>



<p>それにもかかわらず、細部の理論に振り回されてしまい、自分の自然なタイミングから外れてしまう。そのズレがミスにつながっているケースを数多く見てきました。</p>



<p>このタイミングは、本来クラブ側とのマッチングによって整っていくものです。<br>しかし一度整っても、また細部の情報に影響されて崩してしまう。</p>



<p>これでは上達の流れが途切れてしまいます。</p>



<p>さらに、この“ズレ”は一本のクラブから始まることもあります。</p>



<p>例えばドライバーだけを変更した結果、ドライバーは良くなったものの、他のクラブとのタイミングが崩れる。結果として、ゴルフ全体のリズムが悪くなることがあります。</p>



<p>長さ、重量、シャフトの種類や硬さ、これらがクラブ間でバラバラになっていると、どこかで必ずミスが出ます。そしてそのミスをきっかけに、全体の調子が崩れていくことも少なくありません。</p>



<p>大切なのは、<strong>クラブ全体を通して「自分のタイミングで振り”やすい状態」に揃っているかどうか</strong>です。</p>



<p>実際の現場でもよくあるのが、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ドライバーは良いがアイアンが合わない</li>



<li>アイアンが良い日はドライバーが悪い</li>



<li>UTだけが安定しない</li>



<li>ショットは良いのにパターが合わない</li>
</ul>



<p>といった“日替わり現象”です。</p>



<p>しかしこれは、技術の問題というより、クラブのつながりが影響しているケースが多く見られます。クラブのつながりが整うと、良い時は全体が揃って良くなり、ミスの傾向も似てきます。そのため原因の把握も容易になります。</p>



<p>スコアに伸び悩んでいる方ほど、一度クラブ全体の流れを見直してみてください。</p>



<p>細かいスイング理論に時間を使うよりも、はるかにスコア改善につながるケースは多いはずです。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>
]]></content:encoded>
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	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[パッティングを改善すると、ショットまで良くなることがある!?　 フィッター目線のパッティングの考察]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[スイングのフォームは改造するのに「パットに型なし」といわれるせいか、特別レッスンもフィッティングも受けずパッティングスタイルを作ってきた人がほとんどなのではないだろうか？　でもここにショットもよくなるヒントがあるとダグ三瓶はいう。]]></description>
	<pubDate>Sun, 17 May 2026 12:39:40 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20030270/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/20030270/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[
<p>当方のフィッティングは、まずパターから始めます。なぜなら、ゴルフは「パターで始まり、パターで終わる」ゲームだからです。</p>



<p>スコアの要であることはもちろんですが、1メートル前後のパットを“自信を持って打てるかどうか”は、その日のプレー全体に大きな影響を与えます。</p>



<p>近年では、「パッティングだけでは大幅なスコアアップには直結しない」というデータも語られるようになりました。確かに、現代ゴルフではショットの重要性が増しています。</p>



<p>ですが、実際のフィッティング現場で数多くのゴルファーを見ていると、私はむしろ逆のことを強く感じています。</p>



<p>それは――</p>



<p><strong>パッティングを改善すると、ショットまで良くなることがある。</strong></p>



<p>ということです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2591%25e3%2583%2583%25e3%2583%2586%25e3%2582%25a3%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e3%2581%25ab%25e3%2581%25af%25e3%2581%259d%25e3%2581%25ae%25e4%25ba%25ba%25e3%2581%259d%25e3%2581%25ae%25e3%2582%2582%25e3%2581%25ae%25e3%2581%258c%25e5%2587%25ba%25e3%2582%258b"><strong>パッティングには“その人そのもの”が出る</strong></h3>


<p>当方では、「ShaftWave」による分析を行っています。</p>



<p>ウェッジのアプローチ、アイアンのフルショット、ドライバー、そして最後にパッティング。この流れで見ていくのですが、データを重ねるほど、あることが見えてきました。</p>



<p>それは、<strong>その人のクラブの使い方のクセは、最終的にパッティングに集約される</strong></p>



<p>ということです。</p>



<p>例えば、フルショットでシャフトを縦方向に強く使う方は、アプローチのような小さな動きでも同じ傾向が出ます。そして、そのクセは、さらにパッティングで色濃く現れます。つまり、</p>



<p>「小さい動きだから別物」ではないのです。むしろ逆で、<strong>動きが小さいからこそ、“本来のクセ”が隠れにくい。</strong>それがパッティングです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%2582%25e3%2581%25a3%25e3%2581%25a8%25e3%2582%2582%25e3%2582%25af%25e3%2582%25bb%25e3%2581%258c%25e5%2587%25ba%25e3%2582%258b%25e3%2581%25ae%25e3%2581%25af%25e3%2582%25a2%25e3%2583%2589%25e3%2583%25ac%25e3%2582%25b9">もっともクセが出るのはアドレス</h3>


<p>特に顕著なのが、構え方です。</p>



<p>「ボール位置」「体重配分」「手の位置」「肩のライン」「スタンス幅」</p>



<p>フルショットで行っていることの多くが、パッティングでは“縮小版”として現れます。</p>



<p>これは当然と言えば当然です。</p>



<p>多くのアマチュアゴルファーは、基本的には自己流です。レッスンを受けている方であっても、「パッティングだけは感覚でやっている」というケースが非常に多い。</p>



<p>実際、「パッティングを体系的に教わったことがありますか？」とお聞きすると、ほとんどの方が首を横に振ります。世の中には、「パッティングに型なし」という言葉もあります。結果さえ良ければよい。</p>



<p>そういう空気も確かに存在します。ですが、その結果として、</p>



<p><strong>パッティングには“素の動き”が出やすくなる。</strong>私はそう考えています。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2591%25e3%2583%2583%25e3%2583%2586%25e3%2582%25a3%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e3%2582%2592%25e8%25a6%258b%25e3%2582%258b%25e3%2581%25a8%25e6%2582%25a9%25e3%2581%25bf%25e3%2581%258c%25e5%2588%2586%25e3%2581%258b%25e3%2582%258b"><strong>パッティングを見ると、悩みが分かる</strong></h3>


<p>最近では、パッティングを見ただけで、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>どんなミスが多いのか</li>



<li>何に悩んでいるのか</li>



<li>ショットでどこが不安定なのか</li>
</ul>



<p>かなり分かるようになってきました。</p>



<p>逆に言えば、<strong>改善のヒントも、そこに詰まっている</strong>ということです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e6%259c%2580%25e3%2582%2582%25e5%25a4%259a%25e3%2581%2584%25e3%2581%25ae%25e3%2581%25af%25e7%25b8%25ae%25e3%2581%2593%25e3%2581%25be%25e3%2581%25a3%25e3%2581%259f%25e6%25a7%258b%25e3%2581%2588"><strong>最も多いのは「縮こまった構え」</strong></h3>


<p>特に多いのが、“窮屈なアドレス”です。</p>



<p>パッティングに自信がない人ほど、小さく、小さく構えようとします。すると、手の動くスペースがなくなります。その結果、ヘッドがスムーズに動かず、ストロークそのものが不安定になってしまうのです。特に手元が窮屈になると、パターヘッドは外側に膨らみやすくなります。</p>



<p>すると、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>引っかけ</li>



<li>プッシュアウト</li>



<li>ショートパットのミス</li>
</ul>



<p>が増えていきます。</p>



<p>そしてミスが増えると、さらに縮こまる。完全な悪循環です。だからこそ当方では、まず、</p>



<p><strong>「大きく構えてください」</strong>とお伝えすることが多いです。しっかりと手が動けるスペースを確保する。</p>



<p>その上で、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>長さ</li>



<li>ライ角</li>



<li>重さ</li>
</ul>



<p>を、その構えに合うよう調整していきます。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2581%25a7%25e6%2582%25aa%25e3%2581%2584%25e3%2582%25af%25e3%2582%25bb%25e3%2582%2592%25e6%2594%25b9%25e5%2596%2584%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b"><strong>クラブで“悪いクセ”を改善する</strong></h3>


<p>ここが、フィッティングの重要な役割です。単に“打ちやすいクラブ”を選ぶのではありません。<strong>悪い動きが出にくい環境を作る。</strong>そのためにクラブを合わせていきます。</p>



<p>そして興味深いことに、パッティングで構えが改善されると、その後のアプローチやショットの構えまで自然に良くなる方が非常に多いのです。</p>



<p>つまり、</p>



<p><strong>パッティングの改善は、ゴルフ全体の改善につながる。</strong></p>



<p>私はそう考えています。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%25aa%25e3%2581%259c%25e3%2583%2591%25e3%2583%2583%25e3%2583%2586%25e3%2582%25a3%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e3%2581%25af%25e6%2594%25b9%25e5%2596%2584%25e3%2581%2597%25e3%2582%2584%25e3%2581%2599%25e3%2581%2584%25e3%2581%25ae%25e3%2581%258b"><strong>なぜパッティングは改善しやすいのか</strong></h3>


<p>パッティングは、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>動きが小さい</li>



<li>スピードが遅い</li>



<li>クラブが短い</li>
</ul>



<p>という特徴があります。</p>



<p>つまり、フルショットに比べて“修正しやすい”のです。フルショットのように高速で動かす必要がないため、「正しい動き」を体に覚え込ませやすい。</p>



<p>だからこそ、まずはパッティングから改善していくことには、大きな意味があります。</p>



<p><strong>最後に</strong></p>



<p>タイガー・ウッズの300ヤード超のドライバーショットを真似するのは難しいでしょう。</p>



<p>ですが、<strong>パッティングなら、真似できる。</strong></p>



<p>名手と呼ばれる選手たちの構えやストロークを、ぜひじっくり観察してみてください。</p>



<p>その動きには、ゴルフ全体を良くするヒントが、数多く隠されています。そしてきっと、</p>



<p>パッティングだけではなく、ショットそのものも変わっていくはずです。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>
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	>
		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[アマチュアにとって本当に扱いやすいクラブとは？　ダグ三瓶がオリジナルブランド〈UPPAR〉を作った理由⑧]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフクラブは、年々進化していると言われます。
「やさしくなった」「飛ぶようになった」――そんな言葉もよく耳にします。
しかし、多くのアマチュアゴルファーはこう感じているのではないでしょうか？
調子よくプレーしていたはずなのに、突然思いもよらないミスが出る。
特にラウンド後半、大事な場面でボールが大きく曲がる。それは本当に、技術の問題だけなのでしょうか？]]></description>
	<pubDate>Sun, 10 May 2026 11:44:53 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20029579/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac8%25e7%25ab%25a0%25e3%2580%2580%25e3%2582%25bd%25e3%2583%25bc%25e3%2583%25ab%25e5%25bd%25a2%25e7%258a%25b6%25e3%2581%25a8%25e3%2582%25aa%25e3%2583%2595%25e3%2582%25bb%25e3%2583%2583%25e3%2583%2588%25e3%2581%25b8%25e3%2581%25ae%25e3%2581%2593%25e3%2581%25a0%25e3%2582%258f%25e3%2582%258a">第8章　ソール形状とオフセットへのこだわり</h2>


<p></p>



<p>前職で10年以上ウェッジを担当してきたこともあり、ソール形状には特に強いこだわりがあります。<br></p>



<p>「すべての人に100％合うソールは存在しない」とよく言われます。</p>



<p><br>それでも、“抜けの良さ”という感覚だけは、多くのゴルファーに共通するものだと私は考えています。だからこそ、条件が合ったときに“気持ちよく抜ける”ソールを目指しました。</p>



<p>まず取り組んだのはウェッジです。<br>バウンス角やソール幅といった基本要素を徹底的に見直しました。ウェッジは「多様性」や「汎用性」と言われますが、優先すべきは“使う場面での使い勝手”です。</p>



<p>たとえばサンドウェッジであれば、バンカーで使いやすくなければ意味がありません。<br>そこで、アプローチウェッジはアプローチに最適化したソール、サンドウェッジやロブウェッジは、それぞれのライコンディションで最も使いやすい形状を明確に切り分けました。</p>



<p>そしてその流れを、上の番手にも展開しています。<br>グリーン周りで使う番手や、距離を打ち分けるショットを担うクラブは、アプローチウェッジの思想をベースに設計しました。</p>



<p>さらに、7番アイアン相当以上のフルショットがメインの番手には「山形ソール」を採用しています。この形状は、以前から抜けの良さに確信を持っていたものです。</p>



<p>ただし問題は、「どの程度の山にするか」でした。<br>ソール前方（リーディングエッジ側）と後方の角度、山の幅――<br>これは実際に作って打たなければ分かりません。</p>



<p>過去の経験からある程度のイメージはありましたが、試作してみると、思ったほど抜けない。<br>そこから1mm単位で幅を調整し、1度単位で角度を詰める試作を繰り返しました。その結果、ようやく“狙い通りに抜けるポイント”を見つけることができました。</p>



<p>もう一つ重要なのが、ヒール側とトゥ側の落とし方のバランスです。<br>一見すると対称の方が抜けが良さそうに見えますが、実際のヘッド挙動はそうではありません。フルショットに近づくほど、クラブヘッドはヒール側から入り、ローテーションしながら抜けていきます。つまり、ヒール側の形状が非常に重要になるのです。</p>



<p>そこで今回は、ヒール側の落としをあえて抑え、わずかに“残す”設計にしています。<br>見た目には少し出っ張っているように感じるかもしれません。</p>



<p>同時にトゥ側は軽量化し、重心距離が長くなりすぎないように調整しました。<br>フェース形状もヒール側を高めに設計しているのは、この重心距離による操作性を損なわないためであり、すべて同じ狙いに基づいています。</p>



<p>ゴルフクラブの扱いを難しくする要因の一つが「トゥダウン」です。<br>これを抑えるためにも、重心距離には徹底的にこだわりました。</p>



<p>続いてオフセットについてです。<br>今回、どうしても試したかったことがあります。<br>それは「長い番手ほどオフセットを減らす」という設計です。</p>



<p>一般的にはロングアイアンほどつかまりを良くするため、オフセットは大きくなります。<br><br></p>



<p>しかし今回は、その逆をあえて採用しました。</p>



<p>背景にあるのは、セベ・バレステロスやリー・トレビノといった往年の名手たちの発想です。<br>ロングアイアンの難しさは「球が上がりにくい」ことにあります。<br><br></p>



<p>オフセットを増やすとつかまりは良くなりますが、その分、球の上がりやすさは犠牲になります。ならば逆に、オフセットを減らせば球は上がりやすくなるのではないか――そう考えました。</p>



<p>UTやショートウッドのように、いわゆる“アゴが出た形状”は球を拾いやすいものです。<br>そのイメージをアイアンでも再現できないか、という試みです。</p>



<p>実際に5番アイアン相当（27度）で試したところ、結果は非常に良好でした。</p>



<p>つかまりは、ヘッド重量やシャフト、長さで調整できます。<br>それよりも「球が上がること」を優先した方が、結果としてやさしいクラブになる。</p>



<p>この考えから、<br>「朝一からロングアイアンが打てる」<br>という今回のコンセプトを実現しています。</p>



<p>さらに、ライ角にも工夫を加えました。<br>一般的には0.5インチごとに0.5度ずつ差をつけ、7本セットで約3度差になる設計が多いですが、フィッティングを通じて「そこまで差は必要ない」と感じていました。<br>そこで今回は、セット内の差を1.5度に抑えています。</p>



<p>この設定により、長い番手はアップライトに感じやすく、短い番手はフラットに感じやすくなる。結果として、実戦での扱いやすさが向上すると考えています。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1200" height="585" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/05/アッパースペック-1200x585.jpg" alt="" class="wp-image-29580" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/05/アッパースペック-1200x585.jpg 1200w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/05/アッパースペック-800x390.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/05/アッパースペック-400x195.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/05/アッパースペック-768x375.jpg 768w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/05/アッパースペック.jpg 1222w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>スペックだけを見ると、やや特徴的な設計に感じられるかもしれません。<br>しかし、その一つひとつには明確な意図があります。<br>すべては「どうすれば実際のプレーで使いやすくなるか」という視点から積み上げてきたものです。</p>



<p>従来のセオリーを踏まえつつも、本当に必要な要素を見極め、検証を重ねながら形にしてきました。その結果が、今回のソール形状やオフセット、そして全体設計に反映されています。</p>



<p>このクラブが目指したのは、特別な技術を要求するものではありません。<br>プレーヤーが自然に構え、自然に振ったときに、安定した結果が得られることです。</p>



<p>ラウンドの中で、状況に応じて無理なく使える。<br>その積み重ねが、結果としてスコアにつながっていくと考えています。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[アマチュアにとって本当に扱いやすいクラブとは？　ダグ三瓶がオリジナルブランド〈UPPAR〉を作った理由⑦]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフクラブは、年々進化していると言われます。
「やさしくなった」「飛ぶようになった」――そんな言葉もよく耳にします。
しかし、多くのアマチュアゴルファーはこう感じているのではないでしょうか？
調子よくプレーしていたはずなのに、突然思いもよらないミスが出る。
特にラウンド後半、大事な場面でボールが大きく曲がる。それは本当に、技術の問題だけなのでしょうか？]]></description>
	<pubDate>Sun, 03 May 2026 11:56:44 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20029265/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac7%25e7%25ab%25a0%25e3%2580%2580uppar%25e3%2583%2596%25e3%2583%25a9%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2589%25e3%2581%25ae%25e7%25ab%258b%25e3%2581%25a1%25e4%25b8%258a%25e3%2581%2592"><strong>第7章　UPPARブランドの立ち上げ</strong></h2>


<p>UPPARというブランドを立ち上げるにあたり、最初から決めていたことがありました。</p>



<p>それは――</p>



<p><strong>「日本人のためのクラブをつくる」</strong>ということです。</p>



<p>これまでの開発やフィッティングを通じて、私は何度も同じ光景を見てきました。スペック上は正しいはずのクラブなのに、なぜか扱いにくい。軽くして振れるはずなのに、振り切れない。</p>



<p>その多くは、日本人の体格やスイング特性に対して、クラブが最適化されていないことに原因がありました。</p>



<p>だからこそUPPARは、<strong>特定の一部のゴルファーではなく、“一般的な日本人アマチュア”を中心に設計する</strong>という思想からスタートしています。</p>



<p>そして、<strong>Made in Japanへのこだわりです。</strong>その思想を実現するためには、設計だけでは不十分でした。ここもまた、同じくらい重要です。そこで、日本人のためのクラブは、日本人が理解し、日本人が作るべきだと考えました。</p>



<p>だからこそ、UPPARは<strong>Made in Japan</strong>にこだわります。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2596%25e3%2583%25a9%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2589%25e8%25aa%2595%25e7%2594%259f%25e3%2581%25ae%25e3%2581%258d%25e3%2581%25a3%25e3%2581%258b%25e3%2581%2591"><strong>ブランド誕生のきっかけ</strong></h3>


<p>そうした構想「日本人のための日本人の作るMade in Japan」を掲げていた中で、ひとつの出会いがありました。</p>



<p>テレビ東京のゴルフ専門事業、アトミックゴルフ様からのお声がけです。</p>



<p>この出会いによって、構想は現実へと動き出しました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="uppar%25e3%2581%25a8%25e3%2581%2584%25e3%2581%2586%25e5%2590%258d%25e5%2589%258d%25e3%2581%25ab%25e8%25be%25bc%25e3%2582%2581%25e3%2581%259f%25e6%2584%258f%25e5%2591%25b3"><strong>UPPARという名前に込めた意味</strong></h3>


<p>UPPARという名前は、単なる響きで決めたものではありません。このブランドの思想そのものを、言葉にしたものです。信頼しているデザイナー氏に、これまでの背景とコンセプトをすべて伝え、導き出された名前です。</p>



<p>そこには、二つの意味が込められています。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><strong>UPPER（上級志向）</strong></li>



<li><strong>UP PAR（パー以上を目指す）</strong></li>
</ul>



<p>性能を追求するだけでなく、ゴルファー自身が一段上へ進むためのクラブ。それが、UPPARです。</p>



<p><strong>最大の課題――「作れる場所」</strong></p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e6%259c%2580%25e5%25a4%25a7%25e3%2581%25ae%25e8%25aa%25b2%25e9%25a1%258c%25e4%25bd%259c%25e3%2582%258c%25e3%2582%258b%25e5%25a0%25b4%25e6%2589%2580"><strong>最大の課題――「作れる場所」</strong></h3>


<p>ブランドは立ち上がった。しかし、ここで現実的な問題に直面します。</p>



<p><strong>この設計を実現できる工場をみつけなければなりませんでした。</strong></p>



<p>UPPARが目指したのは、従来のスイングウエイト管理ではなく、<strong>ヘッド重量による振り感設計</strong>です。これは従来の製造思想とはまったく異なります。一般的には、多少の重量公差は許容し、組み立て時に調整します。</p>



<p>しかしUPPARでは、それが通用しません。</p>



<p>ヘッド単体で、精密に重量管理されていなければならない。そこでたどり着いたのが、ササキ社でした。ササキ社は、国内最高レベルの高精度加工を得意とするメーカーです。</p>



<p>その技術によって、<strong>従来の半分以下の重量公差</strong>という精度を実現できる。これによって初めて、「振り感のズレが起きないクラブ」が可能になりました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2581%25a8%25e3%2582%25b0%25e3%2583%25aa%25e3%2583%2583%25e3%2583%2597%25e3%2582%2582%25e5%25a6%25a5%25e5%258d%2594%25e3%2581%2597%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584"><strong>シャフトとグリップも妥協しない</strong></h3>


<p><strong>シャフトとグリップも妥協しない</strong></p>



<p>シャフトは、重要な要素です。当方の目指す振り感を目指し、徹底したテストの結果、採用したのは島田シャフトのK’sシャフトでした。</p>



<p>さらにグリップ。</p>



<p>ここでも既製品では答えが出ませんでした。握りの違和感は、そのままスイングに影響します。そこで芹沢ゴム工業様に依頼し、UPPAR専用の右手を少し太くしたサイズで製作していただきました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%259d%25e3%2581%2597%25e3%2581%25a6%25e5%25bd%25a2%25e3%2581%25ae%25e5%25ae%259f%25e7%258f%25be%25e3%2581%25b8"><strong>そして“形の実現”へ</strong></h3>


<p>すべての準備が整い、いよいよ設計へと進みます。最初に最も重要になるのが、<strong>フェース形状</strong>でした。UPPARが目指したのは、日本人が自然に構えられる形です。</p>



<p>私はこれを、<strong>「和顔」</strong>と呼んでいます。</p>



<p>日本人は、フェース面を基準に構えます。一方で欧米では、輪郭全体で構える傾向が強い。つまり、</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>日本 → フェース重視（和顔）</li>



<li>欧米 → 輪郭重視（洋顔）</li>
</ul>



<p>UPPARは、明確に前者を選びました。フェース面がくっきり見えるように、トップラインの角度、オフセット、ふところの形状。すべてをミリ単位で調整し、「まっすぐに構え易い」「違和感が出ない形」を追い求めました。この感覚的な領域を、正確に形にできたこと。それが、このプロジェクト成功の大きな要因です。</p>



<p>設計に携わっていただいた、ササキ社には感謝しかありません。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e6%259c%2580%25e5%25be%258c%25e3%2581%25ae%25e9%259b%25a3%25e9%2596%25a2%25e3%2583%2598%25e3%2583%2583%25e3%2583%2589%25e9%2587%258d%25e9%2587%258f"><strong>最後の難関――ヘッド重量</strong></h3>


<p><strong>最後の難関――ヘッド重量</strong></p>



<p>そして、最も困難だったのが、<strong>ヘッド重量</strong>でした。</p>



<p>軽くしたい。しかし小さくはしたくない。</p>



<p>この矛盾を解決するために採用したのが、キャビティバック構造です。</p>



<p>本来は慣性モーメントを高めるための構造設計ですが、UPPARでは<strong>重量を落とすための構造</strong>として活用しました。もちろん、ヘッドが軽くなって慣性モーメントが不利になるので、その効果を少しでも、という狙いも含まれています。</p>



<p>こうして完成したUPPARは、飛ばしに特化したクラブではありません。お助けクラブでもありません。<strong>邪魔をしないクラブです。</strong></p>



<p>人の動きを乱さず、クラブを思い通りにコントロールしやすい状態を作る。その結果として、打ちたい距離や球筋、方向も整っていく。</p>



<p>それが、UPPARの設計思想です。</p>



<p>〈<strong>次章へ</strong>〉</p>



<p><strong>“地面との関係”</strong>もアイアン・ウェッジには最重要。<br>ソールが機能しなければ意味がない。そう考えていました。</p>



<p>次章では、ソール形状設計についてお話しします。</p>



<p>それは、UPPARの「やさしさ」の一翼を担う重要な要素です！</p>



<p>（第8章へ続く）</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>
]]></content:encoded>
	<media:content
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		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[左利きのクラブ選びは右打ちに直す必要はない？【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[最近いらっしゃったお客様で、「左利きだけれどゴルフは右で始めた」という方が続きました。そこで今回は、そういった方のクラブ選びについてお話しします。（写真は現代のレフティ最強、ブライアン・ハーマン　撮影／GettyImages）]]></description>
	<pubDate>Sun, 26 Apr 2026 11:55:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20028718/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>我々の世代や少し上の世代では、生まれつき左利きであっても、箸や文字は右で使うように育てられた方が少なくありません。特に習字などは右の方が都合が良く、小さいうちに親御さんが右に矯正するケースが多かった時代です。</p>



<p>そのため、一見すると右利きのように見え、左利きだと気づかないこともあります。ですが、何気ない所作の中で「あれ、左利きかな？」と感じることがあり、実際に伺うと「本来は左利きだが、右を使うようにしている」という方も多く見受けられます。</p>



<p>ゴルフにおいては、特にこの傾向が強いように感じます。</p>



<p>理由の一つは、「クラブは右用の方が揃えやすい」というイメージがあるからでしょう。また、一流プロの中にも、左利きでありながら右打ちで成功している選手がいることも影響しているかもしれません。さらに、右利きであっても左側の使い方を意識するプレーヤーも多くいます。</p>



<p>例えば、トム・ワトソンは、ティアップやボールマークの際に意図的に左手を使うことで知られています。</p>



<p>右打ちのゴルファーに多いミスとして、左手がうまく使えないことや、右手の使い過ぎがあります。そのため、「左手がもっと使えたら」という発想のレッスンも存在します。</p>



<p>こうした背景から、「左利きの方が右で始めるメリット」も確かに理解できます。しかし私は、やはり利き手というのは非常に重要で、本来の利き手でプレーした方が、上達のスピードや将来的な伸びしろにおいて有利になる可能性があると考えています。</p>



<p>利き手は器用であり、力も入りやすいものです。ゴルフクラブという特殊な道具を扱ううえでは、その特性が活きる場面は多いはずです。</p>



<p>それにもかかわらず、「左利きの人は器用だから右でも打てるでしょう」というイメージが先行し、「右の方がいいよ」と善意でアドバイスされるケースが少なくありません。</p>



<p>ここで一度、逆の立場で考えてみてください。<br>右利きの人が、「あなたは器用だから左で始めた方がいいですよ」と言われたら、どう感じるでしょうか。</p>



<p>例えば野球では、右投げ左打ちが有利とされ、多くの成功例があります。しかし、だからといって全員がうまくいくわけではありません。やはり右利きの人は右で打つ方が結果が出やすい、というケースの方が多いのではないでしょうか。</p>



<p>近年は左用クラブのラインナップも充実してきており、「左だから選択肢が少ない」という状況でもなくなっています。</p>



<p>そうした意味でも、左利きの方に対して無理に右打ちを勧めるのではなく、まずは左で始めてみることを検討する価値は十分にあると考えています。</p>



<p>クラブ選びの基本は、左右に関わらず同じです。自分に合った重さ・長さ・シャフトを選ぶことが重要です。</p>



<p>ただしその前に、「左でいくのか右でいくのか」をしっかり決めてスタートすることが大切です。安易に左打ちを避けるのではなく、まずは利き手を優先するという考え方を持っていただければと思います。</p>



<p>ご参考になれば幸いです。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/%E3%83%80%E3%82%B0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93-3.jpg" alt=""/></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>
]]></content:encoded>
	<media:content
		url="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/04/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%B3%E4%BD%BF%E3%81%86-800x427.jpg"
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		<media:description type="plain"><![CDATA[ORLANDO, FLORIDA - MARCH 06: Brian Harman of the United States hits a tee shot on the 18th hole during the second round of the Arnold Palmer Invitational presented by Mastercard 2026 at Arnold Palmer Bay Hill Golf Course on March 06, 2026 in Orlando, Florida. (Photo by Orlando Ramirez/Getty Images)]]></media:description>
		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[アマチュアにとって本当に扱いやすいクラブとは？　ダグ三瓶がオリジナルブランド〈UPPAR〉を作った理由⑥]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフクラブは、年々進化していると言われます。
「やさしくなった」「飛ぶようになった」――そんな言葉もよく耳にします。
しかし、多くのアマチュアゴルファーはこう感じているのではないでしょうか？
調子よくプレーしていたはずなのに、突然思いもよらないミスが出る。
特にラウンド後半、大事な場面でボールが大きく曲がる。それは本当に、技術の問題だけなのでしょうか？]]></description>
	<pubDate>Sun, 19 Apr 2026 00:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20027893/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac6%25e7%25ab%25a0%25e3%2580%2580%25e7%2595%25aa%25e6%2589%258b%25e9%2596%2593%25e3%2581%25ae%25e3%2581%25a4%25e3%2581%25aa%25e3%2581%258c%25e3%2582%258a"><strong>第6章　番手間のつながり</strong></h2>


<p>シャフト、ヘッド重量、スイングウエイト――<br>ここまで私は、クラブを構成する要素を一つずつ見直してきました。</p>



<p>そして次に向き合うべき課題は、「アイアンセット全体を、どうつなげるか」でした。</p>



<p>アイアンは、一本で完結する道具ではありません。<br>複数本が連動して、初めて意味を持つクラブです。</p>



<p>ゴルフは、距離を打ち分けながら進めるゲームです。<br>だからこそ、セットの中で最も重要なのは、<strong>番手ごとに、無理なく自然な距離差が生まれること。</strong></p>



<p>その鍵を握るのが、ロフト角と長さの構成でした。</p>



<p><strong>一般的なアイアン構成の矛盾</strong></p>



<p>一般的なアイアンセットでは、長い番手ほどロフト差は小さく、短い番手ほどロフト差は広く取られています。</p>



<p>たとえば、多くのメーカーでは次のような構成です。</p>



<figure class="wp-block-flexible-table-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>番手</td><td>4</td><td>5</td><td>6</td><td>7</td><td>8</td><td>9</td><td>PW</td><td>AW</td><td>SW</td></tr><tr><td>ロフト</td><td>21</td><td>24</td><td>27</td><td>31</td><td>35</td><td>40</td><td>45</td><td>50</td><td>56</td></tr></tbody></table></figure>



<p>一見すると合理的です。<br>上の番手は3度差、下の番手は4〜6度差。</p>



<p>これは、ヘッドスピードが速いほどロフト差による飛距離差が出やすい、という考えに基づいています。理屈としては正しい。しかし、現場では違いました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%25aa%25e3%2581%259c%25e3%2583%25ad%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e3%2582%25a2%25e3%2582%25a4%25e3%2582%25a2%25e3%2583%25b3%25e3%2581%25af%25e8%25b7%259d%25e9%259b%25a2%25e5%25b7%25ae%25e3%2581%258c%25e5%2587%25ba%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584%25e3%2581%25ae%25e3%2581%258b"><strong>なぜロングアイアンは距離差が出ないのか</strong></h3>


<p>フィッティングを重ねる中で、私は多くのゴルファーに共通する現象を見ました。</p>



<p>それは――</p>



<p><strong>4番・5番・6番の距離が、ほとんど変わらない。</strong></p>



<p>理論上は10ヤード刻みになるはずなのに、実際には差が出ない。</p>



<p>なぜか。理由は単純です。長いクラブほど、当たりにくいからです。</p>



<p>ロングアイアンは長く、難しい。振り切れない。芯に当たらない。結果、ボール初速が上がらず、距離差が消えてしまう。</p>



<p>つまり――</p>



<p><strong>理論値は正しくても、人間が打つと成立しない。</strong></p>



<p>ここに、大きな矛盾がありました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e8%25b7%259d%25e9%259b%25a2%25e5%25b7%25ae%25e3%2582%2592%25e4%25bd%259c%25e3%2582%258b%25e3%2581%259f%25e3%2582%2581%25e3%2581%25ae%25e6%259c%2580%25e5%2588%259d%25e3%2581%25ae%25e7%25ad%2594%25e3%2581%2588"><strong>距離差を作るための最初の答え</strong></h3>


<p>まず私が試したのは、ロフト差を広げることでした。実際のフィッティングでは、7番の上に6番ではなく、5番を入れる。</p>



<p>いわゆる「番手飛ばし」をしてみました。</p>



<p>これで6度差近くになります。すると、多くの場合、明確な距離差が生まれました。</p>



<p>しかし今度は逆に、距離差が大きくなりすぎる。そこで見えてきた最適解が、</p>



<p><strong>5度差</strong>でした。</p>



<p>広すぎず、狭すぎず、人間が扱いやすい現実的な間隔です。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e9%2595%25b7%25e3%2581%2595%25e3%2582%2582%25e3%2581%25be%25e3%2581%259f%25e5%2586%258d%25e8%25a8%25ad%25e8%25a8%2588%25e3%2581%258c%25e5%25bf%2585%25e8%25a6%2581%25e3%2581%25a0%25e3%2581%25a3%25e3%2581%259f"><strong>長さもまた、再設計が必要だった</strong></h3>


<p>次に見直したのは、長さです。</p>



<p>一般的な番手間の長さ差は0.5インチ。しかし、これではロングアイアンで十分なヘッドスピード差を作りにくい。そこで私は考えました。</p>



<p><strong>上の番手は、もっと長くしていいのではないか。</strong></p>



<p>特にロングアイアンでは、0.75インチ差を採用することにしました。これは、UT（ユーティリティ）が飛距離差を出しやすい理由と同じです。</p>



<p>長さが増えることで、無理に振らなくても自然に距離差が出る。しかも、「飛ばさなければ」という力みも減る。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e9%2595%25b7%25e3%2581%258f%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b%25e3%2581%25a8%25e5%2588%25a5%25e3%2581%25ae%25e5%2595%258f%25e9%25a1%258c%25e3%2581%258c%25e5%2587%25ba%25e3%2582%258b"><strong>長くすると、別の問題が出る</strong></h3>


<p>しかし、長くすれば当然、難しさも増します。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>当たりにくい</li>



<li>重く感じる</li>
</ul>



<p>そこで必要になったのが、ヘッド重量の再調整でした。</p>



<p>一般的な番手間重量差は約7gですが、私はこれを約10g差に設定しました。長さ差が増えても違和感が少なく、自然につながるようにするためです。結果として、上の番手ほど軽く感じ、振り抜きやすくなりました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2582%2582%25e3%2581%25a4%25e3%2581%25aa%25e3%2581%258c%25e3%2582%258a%25e3%2582%2592%25e5%25a3%258a%25e3%2581%2597%25e3%2581%25a6%25e3%2581%25af%25e3%2581%2584%25e3%2581%2591%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584"><strong>シャフトも“つながり”を壊してはいけない</strong></h3>


<p>さらに重要なのがシャフトです。</p>



<p>長い番手ほど柔らかく感じやすい。それでは、第4章で否定した「クラブが仕事をしすぎる」状態に戻ってしまう。</p>



<p>だからこそ、上の番手でも柔らかく感じにくい、しっかりしたシャフトを選ぶ必要がありました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="uppar%25e3%2581%258c%25e3%2581%259f%25e3%2581%25a9%25e3%2582%258a%25e7%259d%2580%25e3%2581%2584%25e3%2581%259f%25e6%25a7%258b%25e6%2588%2590"><strong>UPPARがたどり着いた構成</strong></h3>


<p>そうして見えてきたのが、UPPAR独自の番手構成です。</p>



<figure class="wp-block-flexible-table-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td><strong>番手</strong></td><td>4</td><td>5</td><td>6</td><td>7</td><td>8</td><td>9</td><td>PW</td></tr><tr><td><strong>ロフト</strong></td><td>22</td><td>27</td><td>32</td><td>36</td><td>40</td><td>44</td><td>48</td></tr><tr><td><strong>長さ</strong></td><td>38.5</td><td>37.75</td><td>37.0</td><td>36.5</td><td>36.0</td><td>35.5</td><td>35.25</td></tr></tbody></table></figure>



<p>この設計には、明確な思想があります。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e4%25b8%258b%25e3%2581%25ae%25e7%2595%25aa%25e6%2589%258b%25e3%2581%25af%25e3%2581%2582%25e3%2581%2588%25e3%2581%25a6%25e8%25b7%259d%25e9%259b%25a2%25e3%2582%2592%25e9%2587%258d%25e3%2581%25ad%25e3%2582%258b"><strong>下の番手は、あえて距離を重ねる</strong></h3>


<p>一方で、ショートアイアンは逆です。下の番手では、距離差を広げすぎないことを重視しました。なぜなら、ショートアイアンは“打ち分ける道具”だからです。</p>



<p>たとえば</p>



<figure class="wp-block-flexible-table-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>番手</td><td>距離レンジ</td></tr><tr><td>7番</td><td>130〜150y</td></tr><tr><td>8番</td><td>120〜140y</td></tr><tr><td>9番</td><td>100〜125y</td></tr><tr><td>PW</td><td>80〜115y</td></tr></tbody></table></figure>



<p>このように距離レンジが重なっている方が、実戦では圧倒的に使いやすい。</p>



<p>ライや風、球筋によって、同じ距離でも使う番手を変えられるからです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e8%25a8%25ad%25e8%25a8%2588%25e6%2580%259d%25e6%2583%25b3%25e3%2581%25af%25e7%258f%25be%25e5%25a0%25b4%25e3%2581%258b%25e3%2582%2589%25e7%2594%259f%25e3%2581%25be%25e3%2582%258c%25e3%2582%258b"><strong>設計思想は、“現場”から生まれる</strong></h3>


<p>この構成は、机上の計算だけで作ったものではありません。フィッティング現場で見てきた何百、何千という実例。そして、自分自身のプレー経験。</p>



<p>その積み重ねの中から生まれた答えです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e6%25ac%25a1%25e7%25ab%25a0%25e3%2581%25b8%25e7%2590%2586%25e8%25ab%2596%25e3%2582%2592%25e7%258f%25be%25e5%25ae%259f%25e3%2581%25ab%25e5%25a4%2589%25e3%2581%2588%25e3%2582%258b"><strong>次章へ――理論を、現実に変える</strong></h3>


<p>こうして、理想のロフト構成と長さの設計は見えてきました。</p>



<p>しかし問題はここからでした。思想はできた。理論も整った。では――</p>



<p><strong>どうやって、それを現実のクラブとして形にするのか。</strong></p>



<p>次章では、この設計思想を、実際の製品へ落とし込む過程に入ります。</p>



<p>UPPARが、“構想”から“ブランド”へ変わる瞬間です。</p>



<p>（第7章へ続く）</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/%E3%83%80%E3%82%B0%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93-3.jpg" alt=""/></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>



<p></p>



<p></p>



<p></p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p></p>
</div></div>



<p></p>



<p id="block-e2b207fd-cfdf-444b-ac68-f64a823f8c56"></p>



<p></p>
]]></content:encoded>
	<media:content
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[アマチュアにとって本当に扱いやすいクラブとは？　ダグ三瓶がオリジナルブランド〈UPPAR〉を作った理由⑤]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフクラブは、年々進化していると言われます。
「やさしくなった」「飛ぶようになった」――そんな言葉もよく耳にします。
しかし、多くのアマチュアゴルファーはこう感じているのではないでしょうか？
調子よくプレーしていたはずなのに、突然思いもよらないミスが出る。
特にラウンド後半、大事な場面でボールが大きく曲がる。それは本当に、技術の問題だけなのでしょうか？]]></description>
	<pubDate>Sun, 12 Apr 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20027242/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac5%25e7%25ab%25a0%25e3%2580%2580%25e3%2582%25b9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e3%2582%25a6%25e3%2582%25a8%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2588%25e3%2581%25ae%25e8%2580%2583%25e5%25af%259f"><strong>第5章　スイングウエイトの考察</strong></h2>


<p>シャフトの研究を進める中で、どうしても無視できない要素がありました。</p>



<p>それが、スイングウエイトです。</p>



<p>いわゆる「バランス」と呼ばれるこの数値は、D0やC9といった表記で示され、<br>長年、クラブ選びの基準として使われてきました。私自身も例外ではありません。</p>



<p>「D0」と聞けば安心し、セット内はすべて同じバランスで揃えるべきだと信じていました。</p>



<p>長さを変えれば鉛で調整し、バランス計の数値が変わらなければ、振り感も変わらないと疑いもしなかった。今振り返れば、完全な――</p>



<p><strong>“バランス信者”だったのです。</strong></p>



<p>しかし、その前提は、あるとき崩れ始めます。シャフトの軽量化が進み、同じD0でも明らかに振り感が異なるクラブが出てきたのです。軽量シャフトでD0を出そうとすれば、ヘッドは重くならざるを得ない。それで本当に「同じ振り感」と言えるのか。</p>



<p>違和感は、次第に確信へと変わっていきました。</p>



<p>その疑問を決定的にしたのが、アメリカでの試打テストでした。当時はちょうど、シャフトの軽量化が進み、80gから60gへと移行していく時代でした。私は、軽いシャフトの優位性を確かめるため、現地のゴルファーに試打をしてもらいました。</p>



<p>まず、80gのシャフトを渡す。そのあとで60gを試してもらい、どちらが良いかを聞く――そのつもりでした。しかし、最初の一打で予想は裏切られます。80gのクラブを打った彼は、こう言いました。</p>



<p>「これ、軽いね」</p>



<p>こちらは、最も重いクラブを渡したつもりでした。しかし彼にとっては、それでも「軽い」。</p>



<p>この一言が、私の中の前提を大きく揺るがしました。</p>



<p>体格や筋力によって、「重い・軽い」という感覚はまったく異なる。それならば――<strong>バランスという指標は、誰の基準なのか。</strong></p>



<p>ここで私は、ひとつの仮説にたどり着きます。D0という基準は、欧米のプレーヤーにとっての最適値であり、日本人には重すぎるのではないか。もし感じ方に総重量で20g以上の差があるなら、バランスも相当軽くてもいいのではないか。そう考え、再び実験を始めました。</p>



<p>テーマはシンプルです。<strong>「どこまでバランスを軽くできるのか。」</strong></p>



<p>まずは極端な方法から試しました。</p>



<p>カウンターバランスを徹底的に行い、グリップ下に鉛で100g以上のウエイトを配置する。同時にヘッドのウエイトをはずせるものははずし、クラブを短くする。完成したクラブは、ついにバランス計が反応しない領域に入りました。</p>



<p>つまり、A0以下。しかし総重量は約430g。</p>



<p>数値だけでは、想像がつかないクラブです。実際に振ってみると――</p>



<p>驚くべきことが起きました。</p>



<p>持つと重い。しかし、振るとめちゃくちゃ軽い。それなのに、コントロールしやすい。ドライバーでありながら、思った通りに振れて、距離も落ちない。</p>



<p>試しに、女性に打たせてみたところ、「軽い！」と表現していました。ここで私は、ひとつの確信を得ます。<strong>振り感は、スイングウエイトだけでは決まらない。</strong></p>



<p>ただし、この方法には問題がありました。単体としては優れていても、クラブセットとしてのつながりが崩れてしまうのです。同じ手法のウェッジやパターでは違和感が強く、逆にミスが増えました。やはり、極端なセッティングは、やはり実戦では機能しない。</p>



<p>そこで次に、アプローチを変えました。</p>



<p>今度は、ヘッドそのものを軽くする実験です。</p>



<p>イアンヘッドを約30g削り、シャフトは100g以上の重量帯を維持する。結果、バランスはB0付近まで低下しました。この状態でラウンドしてみると、再び興味深い変化が現れます。</p>



<p>それまで硬いシャフトでの一つの課題だった「球の上がりにくさ」が、自然に解消されたのです。球は高く上がり、しかも飛距離も落ちない。</p>



<p>むしろ扱いやすくなっている。なぜ、このようなことが起きるのか。</p>



<p>考え続ける中で、ひとつの答えにたどり着きました。それは――</p>



<p><strong>ヘッドが軽くなることで、プレーヤーの動きが自然になる</strong>ということです。</p>



<p>ただし、ここでもやりすぎは禁物でした。30gの軽量化は極端すぎて、セット全体のバランスを崩してしまう。やはり重要なのは、単体の性能ではなく、全体としての整合性です。</p>



<p>試行錯誤を繰り返しながら、私はひとつの結論に至りました。</p>



<p>それは――</p>



<p><strong>総重量は維持しながら、ヘッドを軽くすること。</strong></p>



<p>スイングウエイトを合わせるのではなく、振り感そのものを設計する。数値に合わせるのではなく、動きに合わせる。この考え方は、第4章で見えてきた「クラブの流れ」という概念とも一致します。</p>



<p>クラブは一本で完結するものではない。セットとして、同じように振れることに意味がある。そして私は、こう確信するようになりました。</p>



<p><strong>スイングウエイトは、振りやすさの“答え”ではない。</strong>それはあくまで、ひとつの目安に過ぎないのです。では、本当に設計すべきものは何か。それは――</p>



<p><strong>人間が動きやすいように、クラブを設計すること</strong>。私はこの考えをもとに、クラブ設計をさらに一歩進めることにしました。それが、UPPARの設計思想の核心へとつながっていきます。</p>



<p>（第6章へ続く）</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>



<p></p>
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		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[初心者こそ「クラブ」をないがしろにしないで！【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフは道具を使うスポーツ。だからこそ、道具を一番に考えてほしい――。
今回は、ビギナーが迷わないためのクラブの揃え方を書かせていただきます。
 ]]></description>
	<pubDate>Sun, 05 Apr 2026 11:58:37 +0900</pubDate>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p>最近、私のフィッティングに来られる方で、初心者の方が増えています。<br>これは非常にうれしいことで、これからのゴルフ人生を左右する大切な一歩に立ち会えることに、私自身とてもやりがいを感じています。</p>



<p><br>以前からお伝えしている通り、「最初に持つクラブ」はその人のスイングや、その後のゴルフライフを決定づけるほど重要です。早い段階でフィッティングを受けることは、上達への最短ルートと言っても過言ではありません。</p>



<p><br>よく「初心者は何でもいい」「上手くなってから買い揃えたい」という声を聞きますが、<strong>実は逆です</strong>。最初から完璧なセットを組む必要はありませんが、自分の体格やスポーツ歴に合った「扱いやすい道具」を手にすることを目指してほしいのです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e6%259c%2580%25e5%2588%259d%25e3%2581%25ab%25e6%2589%258b%25e3%2581%25ab%25e5%2585%25a5%25e3%2582%258c%25e3%2582%258b%25e3%2581%25b9%25e3%2581%258d%25e3%2581%25af%25e3%2583%2591%25e3%2582%25bf%25e3%2583%25bc%25e3%2581%25a8%25e3%2582%25a6%25e3%2582%25a7%25e3%2583%2583%25e3%2582%25b8">最初に手に入れるべきは「パター」と「ウェッジ」</h3>


<p>「最初に買うべき1本は？」と聞かれたら、私は迷わず「パター」と答えます。2本と言われたら、そこに「ウェッジ」を加えます。</p>



<p><br>「えっ、ドライバーじゃないの？」と思う方も多いでしょう。<br>豪快に飛ばす爽快感はゴルフの醍醐味ですが、そこはグッと我慢してください。<br>まずはパッティングの楽しさを知ることが、スコアメイクの土台になりますし、将来にわたってゴルフを楽しめるようになります。<strong>パターを選ぶ際、最初から流行りの高価なモデルではなくても大丈夫です、</strong>シンプルで軽いものを探してみてください。<br>例えば「オールドピン（アンサーなど）」は最高です。中古なら数千円、グリップを新品に替えても1万円でお釣りが来ます。これでパターマットを使い、徹底的に練習しましょう。<br>&nbsp;<br>ウェッジ選びのコツは、まず、ロフトは54～56度前後がいいでしょう。<br>そして、ここでは逆に「軽すぎるもの」を避けるのがポイントです。成人男性ならダイナミックゴールド、女性でもNS950程度の重量感がある方が、ウェッジのコツをつかみやすいです。<br>&nbsp;</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25b9%25e3%2583%259d%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2584%25e6%25ad%25b4%25e3%2581%258c%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e9%2581%25b8%25e3%2581%25b3%25e3%2581%25ae%25e9%258d%25b5%25e3%2581%25ab%25e3%2581%25aa%25e3%2582%258b">「スポーツ歴」がクラブ選びの鍵になる</h3>


<p>次にアイアンセットとドライバーを考えますが、ここで重要なのが「<strong>過去にどんなスポーツをしてきたか」</strong>です。<br>一度でもしっかり体を鍛えてきた、いわゆる「体育会系」の方は、どんなスポーツ歴でも、軽いクラブはおすすめしません。<br>男性ならダイナミックゴールド級の重さから入るのが良いでしょう。女性でも、スポーツ経験がある方なら80～90g台のシャフト（メンズの軽量モデル）がちょうど良いケースが多いです。<br>女性は個人差が大きいですが、「女性用＝軽いもの」という固定観念を一度捨てて、選択肢を広げてみてください。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%25ae%25e9%2581%25b8%25e3%2581%25b6%25e9%259a%259b%25e3%2581%25ae%25e6%25b3%25a8%25e6%2584%258f%25e7%2582%25b9%25e3%2581%25a8%25e6%2589%25b1%25e3%2581%2584%25e6%2596%25b9"><strong>ドライバーの選ぶ際の注意点と扱い方</strong></h3>


<p>一番長く、一番当たらないのがドライバーです。<br>当たらないとつまらないので、ここでゴルフが嫌いになってしまう人を私は多く見てきまし<br>だからこそ、ドライバーこそフィッティングが必要と考えてください。<br>&nbsp;<br>初心者の当たらない原因が「しなりすぎ」による振り遅れの場合が多いので、<strong>硬めのシャフトが良いでしょう</strong>。私のフィッティングでは最初からXシャフトを勧めることもあります。<br>その方がタイミングを気にせずに振っていけるからです。</p>



<p>長さも重要です。<br>最近の主流は45.5インチ前後ですが、これは初心者には長すぎます。<br>男性なら最長で44インチ、女性なら43.5インチ以下が理想です。<br><strong>もしカットするのが大変なら、「6センチ短く持つ」だけでも変わります</strong>。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="4-%25e3%2583%2589%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%2590%25e3%2583%25bc%25e3%2581%25ae%25e6%25ac%25a1%25e3%2581%25ae%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2581%25af%25e9%259b%25a3%25e3%2581%2597%25e3%2581%2584fw%25e3%2582%2588%25e3%2582%258aut%25e3%2582%2592%25e9%2581%25b8%25e3%2581%25b3%25e3%2581%25be">4. ドライバーの次のクラブは難しいFWより「UT」を選びましょう</h3>


<p>ドライバーの次は、フェアウェイウッド（FW）よりもユーティリティ（UT）を推奨します。<br>理由はシンプルに「長さ」です。<br>フィッティングに来る方で、絶不調でもUTだけは打てるという方は多い。これはUTの長さとロフトが、ちょうどよいからだと考えています。<br>&nbsp;<br>まずは22〜24度くらいのUTを1本入れてみましょう。<br>ティショットを失敗した後のセカンドショット意向で威力を発揮します！<br>&nbsp;<br>&nbsp;<br>&nbsp;<br>【まとめ】「初心者向けのクラブの揃え方」</p>



<figure class="wp-block-flexible-table-block-table"><table class="has-fixed-layout"><tbody><tr><td>クラブ</td><td></td><td>注意点</td></tr><tr><td>パター</td><td>OLD PING Anser</td><td>グリップは新品に交換</td></tr><tr><td>ウェッジ</td><td>50度と56度</td><td>シャフトは<br>軽くしすぎない<br>短くする（-0.5インチ）</td></tr><tr><td>アイアン</td><td>ブレードタイプ</td><td>シャフトは重い方から<br>試しましょう</td></tr><tr><td>ドライバー</td><td>430㏄クラスがあれば</td><td>44インチ以下で<br>使いましょう！</td></tr><tr><td>UT</td><td>22度から24度くらい</td><td>アイアンのシャフトに<br>近い重量のシャフト</td></tr></tbody></table></figure>



<p>という感じです！<br>ご参考まで！</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>



<p></p>
]]></content:encoded>
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		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[アマチュアにとって本当に扱いやすいクラブとは？　ダグ三瓶がオリジナルブランド〈UPPAR〉を作った理由④]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフクラブは、年々進化していると言われます。
「やさしくなった」「飛ぶようになった」――そんな言葉もよく耳にします。
しかし、多くのアマチュアゴルファーはこう感じているのではないでしょうか？
調子よくプレーしていたはずなのに、突然思いもよらないミスが出る。
特にラウンド後半、大事な場面でボールが大きく曲がる。それは本当に、技術の問題だけなのでしょうか？]]></description>
	<pubDate>Sun, 29 Mar 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20025813/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac4%25e7%25ab%25a0%25e3%2580%2580%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2581%25ae%25e7%25a0%2594%25e7%25a9%25b6">第4章　シャフトの研究</h2>


<p>すべては、シャフトから始めるべきではないか。そう考えたとき、私はまず、クラブに「仕事をさせる」という概念そのものを疑うことにしました。</p>



<p>一般的に言われる「クラブの仕事」とは、シャフトのしなり戻りを活かすことです。つまり、しならせて、戻して、飛ばす。</p>



<p>しかしそれは同時に、タイミングに依存するということでもあります。</p>



<p>では逆に「クラブに仕事をさせない」とは何か。それは、シャフトが過剰にしならない状態をつくることではないか。そう考え、私は一つの仮説を立てました。</p>



<p>「シャフトは、どこまで硬くできるのか。」</p>



<p>まずは、手に入る中で最も硬いシャフトを試すことにしました。いわゆるTXフレックスのシャフトを使い、ドライバーをやや短めに組み上げる。完成したクラブは、振動数でいうと325cpm。一般的には想像もつかないほどかなりハードな部類に入ります。</p>



<p>恐る恐る打ってみると、結果は、想像以上に良好でした。むしろ、振りやすい。しかし、それは「想定内の良さ」でもありました。問題はその先です。</p>



<p>どこまで硬くしたとき、人は違いを感じなくなるのか。その疑問が、次の実験へとつながっていきます。</p>



<p>シャフトメーカーの協力を得て、さらに極端な試作を行うことになりました。意されたのは、振動数500cpmという、通常では考えられないほど硬いシャフトです。初めて手にしたときの印象は、当然ながら――硬い。</p>



<p>しかし、実際に振ってみると、その印象はすぐに変わりました。</p>



<p>振りやすい。打ちやすい。</p>



<p>そして、打ち続けるうちに、ある奇妙な感覚に気づきます。</p>



<p>「硬いはずなのに、しなりを感じる」</p>



<p>ここで、ひとつの確信に変わりました。</p>



<p>シャフトは、どれだけ硬くしても、しなっている。そして、“硬すぎる”という状態は存在しないのではないか。</p>



<p>同時に、私はアイアンにも目を向けていました。一般的なアイアンは、番手ごとにシャフトの硬さが変わります。長い番手ほど柔らかく、短い番手ほど硬くなる設計です。</p>



<p>一見すると合理的です。長いクラブは球を上げやすくするために、シャフトが仕事をする。</p>



<p>しかしここに、ひとつの違和感がありました。本当にそれで、すべての番手が同じように振れるのか？</p>



<p>その疑問を確かめるため、極端な実験を行うことにしました。PW用のシャフトを、5番アイアンに装着する。振動数は約400cpm。通常では考えられない硬さの5番アイアンです。</p>



<p>結果は――明らかに打ちやすい。それならば、と　そのシャフトをすべての番手に入れてみました。すると、クラブ全体の振動数が揃ったのです。</p>



<p>このとき、もうひとつの狙いがありました。一般的には、ヘッドスピードに応じてシャフトの硬さを選ぶとされています。速い人には硬く、遅い人には柔らかく。</p>



<p>しかし、ここでもひとつの矛盾に気づきます。</p>



<p>クラブセットの中では、その原則が成立していないのです。最もヘッドスピードが速いドライバーには、最も柔らかいシャフトが入っている。一方で、最もスピードが遅くなるウェッジには、最も硬いシャフトが入っている。</p>



<p>つまり――</p>



<p>クラブセットそのものが、矛盾した構造になっている。この矛盾を解消するために、私はシャフトの硬さを“揃える”という方向に進みました。実際にラウンドしてみると、長い番手の安定感は明らかに向上しました。しかし同時に、別の問題も現れます。</p>



<p>ショートアイアンの違和感です。</p>



<p>悪くはないが、しっくりこない。やや薄い当たりが増える。ここから見えてきたのは、単純に「すべて同じ」にすればいいわけではない、という事実でした。さらに試行錯誤を重ね、最終的に一つのバランスにたどり着きます。</p>



<p>それが、8番アイアン基準のシャフト構成です。この方法では、ロングアイアンはやや硬く感じられ、ショートアイアンはやや柔らかく感じられる。</p>



<p>全体として、流れが生まれるのです。しかし、ここでも問題は残りました。</p>



<p>番手ずらしによって、シャフト本来の性能ではない違和感が出てしまうという点です。同じシャフトを入れても、シャフトの手元のカット量の違いによってフィーリングが変わる。</p>



<p>結果として、意図とは逆の挙動が生まれてしまうこともある。ここで私は、もう一度立ち止まりました。そして、ひとつの結論に至ります。シャフトは、ただ硬くすればいいわけではない。ただ硬さを揃えればいいわけでもない。</p>



<p>必要なのは――</p>



<p>クラブ全体として“流れ”を持たせること。クラブは一本で完結するものではなく、特にアイアンはセットとして機能する道具です。だからこそ、番手ごとに役割は違っても、プレーヤーの動きは変わってはいけない。</p>



<p>同じように振れ、同じように扱えること。そのための設計こそが、必要だったのです。</p>



<p>私はこの結論をもとに、クラブセットの構造そのものを見直すことにしました。それは、単なるフィッティングではなく、設計思想の再構築でした。</p>



<p>そしてこの考えが、やがて「UPPAR」の設計思想へとつながっていきます。</p>



<p>（第5章へ続く）</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg" alt="" class="wp-image-25816 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-3-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
</div></div>



<p></p>



<p></p>
]]></content:encoded>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[日本人ゴルファーに最適化された操作性重視アイアン「UPPAR IRON」が登場！ ロングアイアンの常識を覆す新モデル]]></title>
	<category><![CDATA[話題のニュース]]></category>
	<description><![CDATA[多くのゴルフファンに好評を得た「UPPAR Wedge」の発売から1年。同じくデザイナーDoug三瓶の設計哲学に基づき、日本人の体格に合ったクラブ造りのコンセプトを継承しながら細部にまでこだわり抜いた「UPPAR IRON」が完成した。操作性とキャリー性能を両立した新たなアイアンが、3月25日にデビューした。]]></description>
	<pubDate>Fri, 27 Mar 2026 17:16:54 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20025548/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/20025548/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e6%2597%25a5%25e6%259c%25ac%25e4%25ba%25ba%25e3%2581%25ae%25e4%25bd%2593%25e6%25a0%25bc%25e3%2581%25ab%25e5%2590%2588%25e3%2582%258f%25e3%2581%259b%25e3%2581%259f%25e8%25a8%25ad%25e8%25a8%2588%25e3%2581%25a7%25e6%2593%258d%25e4%25bd%259c%25e6%2580%25a7%25e3%2581%25a8%25e3%2582%25ad%25e3%2583%25a3%25e3%2583%25aa%25e3%2583%25bc">日本人の体格に合わせた設計で操作性とキャリー性能を両立</h2>


<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1200" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/01-11-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-25556" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/01-11-1200x675.jpg 1200w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/01-11-800x450.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/01-11-400x225.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/01-11-768x432.jpg 768w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/01-11-1536x864.jpg 1536w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/01-11.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>欧米の流れを汲む既存のゴルフクラブの定義から脱却し、日本人の体格にあったウェッジをユーザーへ届けたいという想いから誕生した「UPPAR Wedge」。その流れを汲み、「ヘッドは軽くてシャフトは振れる範囲でしっかり重く」「朝イチからロングアイアンが打てる」を旗印に開発されたのが「UPPAR IRON」である。</p>



<p>年々飛距離性能に特化するあまり低ロフト化が進み、球が上がりづらくなったロングアイアン。その役割はユーティリティや高ロフトフェアウェイウッドに置き換わりつつある。しかし直進性に特化したそれらのクラブは、スコアメイクに必要なターゲットを狙い打つ性能という点では十分とは言えない。そこで操作性に優れ、かつボールを上げやすくスコアメイクに直結する「アイアン」の価値を再提示するべく本モデルは開発された。</p>



<p>7番アイアンで150ヤードといった固定概念に依存するのではなく、1本で複数の役割を担い、コースと対峙するというゴルフ本来の楽しさを体感できる設計である。ロフト角表記を採用し、寛容性を担保しながら創造性豊かなプレーを実現する。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%25ad%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25b0%25e3%2581%258b%25e3%2582%2589%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a7%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2588%25e3%2581%25be%25e3%2581%25a7%25e7%2595%25aa%25e6%2589%258b%25e3%2581%2594%25e3%2581%25a8%25e3%2581%25ab%25e6%259c%2580%25e9%2581%25a9%25e5%258c%2596%25e3%2581%2595%25e3%2582%258c%25e3%2581%259f">ロングからショートまで番手ごとに最適化された設計</h2>


<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1200" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/mik-1200x675.jpg" alt="" class="wp-image-25570" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/mik-1200x675.jpg 1200w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/mik-800x450.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/mik-400x225.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/mik-768x432.jpg 768w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/mik-1536x864.jpg 1536w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/mik.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /><figcaption class="wp-element-caption">写真中央はダグ・三瓶氏。左写真は22度。右写真は27度のアドレスルック。</figcaption></figure>



<p>ロングアイアンは「球が上がりづらくキャリーが出ない」という固定概念を払拭するため、オフセットを極力排除し、球を拾いやすく上げやすい設計とした。軽量ヘッドによりヘッドスピードを高めやすく、朝イチからでもロングアイアンが打てる性能を実現している。</p>



<p>一方でショートアイアンは、狙ったエリアにボールを運ぶ番手の特性を活かし、つかまり過ぎを防ぐため適度なオフセットを採用。プレーヤーの不安を軽減する設計となっている。</p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="899" height="1200" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27125-899x1200.jpg" alt="" class="wp-image-25573 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27125-899x1200.jpg 899w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27125-600x800.jpg 600w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27125-300x400.jpg 300w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27125-768x1025.jpg 768w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27125-1151x1536.jpg 1151w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27125.jpg 1199w" sizes="(max-width: 899px) 100vw, 899px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>さらにソールには「V字ソール」を採用。谷の位置をミリ単位で調整し、芝の薄い難しいライでも抜群の抜けの良さを発揮する。多少打ち込んでもバウンスが機能し、安定したショットを可能にする。</p>
</div></div>



<p></p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e7%25b4%25a0%25e6%259d%2590%25e3%2582%25b0%25e3%2583%25aa%25e3%2583%2583%25e3%2583%2597%25e3%2581%25be%25e3%2581%25a7%25e5%25be%25b9%25e5%25ba%2595%25e3%2581%2597%25e3%2581%259f%25e3%2581%2593%25e3%2581%25a0%25e3%2582%258f%25e3%2582%258a">シャフト・素材・グリップまで徹底したこだわり</h2>


<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="1200" height="899" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27140.jpg" alt="" class="wp-image-25559 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27140.jpg 1200w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27140-800x599.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27140-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27140-768x575.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>ライ角は従来よりややフラットに設定され、正しいアドレスを取りやすくするとともにバウンスを効果的に使える仕様とした。シャフトは全体的に硬めとし、番手を2番手ずらした設計を採用。短く硬くすることで、より自在なコントロール性能を追求している。</p>
</div></div>



<p>44度、48度にはウェッジ用シャフトを採用し、UPPAR Wedgeとのつながりも意識。グリップは右手側を太くすることで、利き手による操作性向上を狙っている。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1200" height="1059" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/02-10-1200x1059.jpg" alt="" class="wp-image-25563" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/02-10-1200x1059.jpg 1200w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/02-10-800x706.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/02-10-400x353.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/02-10-768x678.jpg 768w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/02-10-1536x1356.jpg 1536w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/02-10.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p></p>



<div class="wp-block-media-text is-stacked-on-mobile"><figure class="wp-block-media-text__media"><img decoding="async" width="1200" height="899" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27148.jpg" alt="" class="wp-image-25565 size-full" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27148.jpg 1200w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27148-800x599.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27148-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/2.20m27148-768x575.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure><div class="wp-block-media-text__content">
<p>素材には大同特殊鋼製の軟鉄「S-20C」を採用し、製造はすべて日本国内で実施。キャビティ構造でありながら打感がぼやけないよう、打点部を肉厚にするなど、Doug三瓶のこだわりが随所に反映されている。</p>
</div></div>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%25a9%25e3%2582%25a4%25e3%2583%25b3%25e3%2582%25a2%25e3%2583%2583%25e3%2583%2597%25e3%2581%25a8%25e8%25b2%25a9%25e5%25a3%25b2%25e6%25a6%2582%25e8%25a6%2581">ラインアップと販売概要</h3>


<p>ラインアップは27度、32度、36度、40度、44度、48度の6本セットで展開し、22度は別売りで用意されている。日本人ゴルファーの体格やプレースタイルに最適化された設計により、操作性と寛容性を兼ね備えた新たなアイアンとして市場に投入される。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img decoding="async" width="1200" height="924" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-41-1200x924.jpg" alt="" class="wp-image-25645" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-41-1200x924.jpg 1200w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-41-800x616.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-41-400x308.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-41-768x591.jpg 768w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-41-1536x1183.jpg 1536w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-41.jpg 1600w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /></figure>



<p>UPPAR ブランド 公式HP</p>



<p><a href="https://www.atomicgolf.jp/uppar">https://www.atomicgolf.jp/uppar</a></p>



<p></p>
]]></content:encoded>
	<media:content
		url="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/kv-37-800x450.jpg"
		type="image/jpeg"
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		height="450"
	>
		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[アマチュアにとって本当に扱いやすいクラブとは？　ダグ三瓶がオリジナルブランド〈UPPAR〉を作った理由②]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフクラブは、年々進化していると言われます。
「やさしくなった」「飛ぶようになった」――そんな言葉もよく耳にします。
しかし、多くのアマチュアゴルファーはこう感じているのではないでしょうか？
調子よくプレーしていたはずなのに、突然思いもよらないミスが出る。
特にラウンド後半、大事な場面でボールが大きく曲がる。それは本当に、技術の問題だけなのでしょうか？]]></description>
	<pubDate>Sun, 15 Mar 2026 11:28:09 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20024642/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[<h2 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac2%25e7%25ab%25a0%25e3%2580%2580%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2581%25af%25e4%25bb%2595%25e4%25ba%258b%25e3%2582%2592%25e3%2581%2599%25e3%2582%258b-%25e3%2581%259d%25e3%2582%258c%25e3%2581%25a8%25e3%2582%2582%25e3%2581%2595%25e3%2581%259b%25e3%2581%25aa%25e3%2581%2584">第2章　クラブは仕事をする？ それとも、させない？</h2>


<p>忘れられないショットがあります。</p>



<p>ラウンド後半の13番ホール。170ヤード強のパー3でした。</p>



<p>その日のゴルフは、ほぼ完璧でした。ショットも安定し、スコアも良い。「今日はいけるな」<br>そんな手応えを感じながらティーインググラウンドに立っていました。</p>



<p>ピンポジションも難しくない。5番アイアンで普通に打てばグリーンに乗る距離です。</p>



<p>私は、いつも通りスイングしました。ところが――</p>



<p>ボールは信じられないほど左へ曲がり、あわやOBという場所まで飛んでいきました。</p>



<p>一瞬、何が起きたのか分かりませんでした。その日、それまでOBとは無縁のゴルフをしていたからです。</p>



<p>当然、最初に疑ったのは自分の技術でした。もともと左へのミスは出やすいタイプです。<br>「たまたま大きく出ただけだろう」</p>



<p>そう思おうとしました。しかし、そのショットにはどうしても引っかかる感覚がありました。</p>



<p>シャフトが、いつもより柔らかく感じたのです。そして、ヘッドが“勝手に”走ったような感触。</p>



<p>その瞬間、頭の中に初めてある疑問が浮かびました。</p>



<p>――これは、本当に自分のミスなのだろうか？</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2581%25af%25e4%25bb%2595%25e4%25ba%258b%25e3%2582%2592%25e3%2581%2597%25e3%2581%25a6%25e3%2582%2582%25e3%2582%2589%25e3%2581%2586%25e3%2582%2582%25e3%2581%25ae">クラブは仕事をしてもらうもの？</h3>


<p>実はその頃、クラブのセッティングを変えたばかりでした。重いシャフトから軽いシャフトへ。さらに、少し柔らかめの設定にしていました。</p>



<p>開発者としての常識が、そこにはありました。</p>



<p>「ロングアイアンやミドルアイアンは、　シャフトが柔らかい方がやさしい」</p>



<p>当時の私は、それを疑いませんでした。なぜなら、ゴルフクラブとは<strong>クラブに仕事をしてもらうもの</strong>だと信じていたからです。</p>



<p>シャフトがしなり、ヘッドが走る。クラブがボールを上げてくれる。クラブが飛ばしてくれる。そう考えるのが、当たり前だったのです。</p>



<p>しかし、そのショットをきっかけに私は別の考えを持つようになりました。</p>



<p>もしクラブに仕事をしてもらうのだとしたら、それを扱う側には相当な技術が必要なのではないか。そして、もう一つの考えが浮かびました。</p>



<p>――いっそ、クラブが　　「仕事をしない」ようにしたらどうだろう。</p>



<p>ここから私は、ゴルフクラブの常識を一つずつ見直すことにしました。その中で、まず疑問に思ったのがよく言われるこの言葉です。</p>



<p>「ヘッドスピードが遅い人は　シャフトを柔らかくすると良い」</p>



<p>ゴルフ界では、長くそう言われてきました。理由としてよく挙げられるのは、次の2つです。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li>球が上がりやすい</li>



<li>ヘッドスピードが上がりやすい</li>
</ul>



<p>球が上がりやすい理由は比較的わかりやすいものです。<br>シャフトがしなることでダイナミックロフトが増え、<br>結果として球が上がりやすくなる。</p>



<p>問題は、もう一つの理由でした。<strong>「ヘッドスピードが上がる」</strong></p>



<p>これは多くの場合、シャフトがムチのようにしなり、ヘッドが走るというイメージで語られます。確かにムチの先端は、驚くほど速く動きます。しかし、ここで私はあることに気づきました。</p>



<p>ムチの先端には、<strong>重たいものが付いていない</strong>のです。</p>



<p>一方で、ゴルフクラブの先端にはクラブの中で最も重い「ヘッド」があります。</p>



<p>この違いは、決定的です。つまり、ゴルフクラブはムチとは構造が違う。</p>



<p>むしろイメージとして近いのはハンマー投げではないか。ハンマー投げでは、先端のハンマーが非常に重い。そしてそのスピードは、手元の動きによって生まれます。</p>



<p>つまり手元のスピードが上がらなければ、先端のスピードも上がらない。しかもハンマー投げでは、ハンマーと手をつなぐ鎖は投げる瞬間にはピンと張っています。しなりを使ってスピードを生んでいるわけではありません。この構造を考えると、ゴルフクラブもまたムチのようにしならせるより<strong>クラブ全体が一体となって動いた方が　効率よくスピードが出る</strong></p>



<p>のではないか。そう考えるようになりました。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2598%25e3%2583%2583%25e3%2583%2589%25e3%2582%25b9%25e3%2583%2594%25e3%2583%25bc%25e3%2583%2589%25e9%2581%2585%25e3%2581%2584%25ef%25bc%259d%25e6%259f%2594%25e3%2582%2589%25e3%2581%258b%25e3%2581%2584%25e3%2582%25b7%25e3%2583%25a3%25e3%2583%2595%25e3%2583%2588%25e3%2581%25a7%25e3%2581%2584%25e3%2581%2584%25e3%2581%25ae">ヘッドスピード遅い＝柔らかいシャフト、でいいの？</h3>


<p>ではなぜ、「ヘッドスピードが遅い人は　柔らかいシャフトが良い」と言われるようになったのでしょうか。</p>



<p>私はその理由を、<strong>球が上がること</strong>に求めました。</p>



<p>おそらくこの考え方が生まれたのは、かなり昔の時代。パーシモンヘッドとスチールシャフトの頃だと思われます。当時のクラブは、今ほど性能差がありませんでした。その中で飛ばない人の多くは、<strong>球が上がらない</strong>という特徴を持っていたはずです。</p>



<p>球が上がらないとキャリーが出ません。<br>キャリーが出なければ飛距離も出ない。</p>



<p>そこでシャフトを柔らかくすると、球が上がるようになった。</p>



<p>結果として距離も伸びた。そうした経験則が「柔らかいシャフトは飛ぶ」という常識になったのではないか。ただし、そこには一つの条件があったはずです。</p>



<p>それは――</p>



<p><strong>タイミングが合えば飛ぶ</strong></p>



<p>ということです。</p>



<p>よく言われる「一発の飛びはカーボン、安定はスチール」という言葉も、まさにその象徴でしょう。つまり柔らかいシャフトは誰でも飛ぶわけではありません。</p>



<p><strong>タイミングが合った時だけ飛ぶ。</strong></p>



<p>逆に言えば、毎回タイミングを合わせるのは簡単ではないということです。柔らかすぎるシャフトは、球は上がりやすくなるかもしれません。しかし同時に、タイミングの再現性を難しくしてしまう。ムチのようにしなるクラブで、毎回同じタイミングでナイスショットを打つ。それは実は、かなり高度な技術を要求することなのです。</p>



<p>つまり、<strong>クラブに仕事をさせる。</strong>シャフトをしならせ、ヘッドを走らせる。</p>



<p>この考え方は理屈としては成立します。</p>



<p>しかし実際のゴルフでは、それを毎回再現するのは簡単ではありません。</p>



<p>そこで私は、もう一つの可能性を考え始めました。</p>



<p>もしクラブが<strong>余計な仕事をしない</strong>としたら。</p>



<p>もしクラブが<strong>人間の動きを邪魔しない</strong>としたら。</p>



<p>その方が、アマチュアゴルファーにとって本当にやさしいクラブになるのではないか。その答えを探すために、私はクラブ設計をもう一度ゼロから考え直すことにしました。</p>



<p>それが、後に <strong>UPPAR</strong> というブランドの出発点になったのです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2581%25a7%25e3%2581%25af%25e3%2581%25a9%25e3%2582%2593%25e3%2581%25aa%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2581%258c%25e3%2581%2584%25e3%2581%2584%25e3%2581%25ae%25e3%2581%258b">では、どんなクラブがいいのか？</h3>


<p>そして次に私が考えたのは、もっと根本的な問いでした。</p>



<p><strong>そもそも、ゴルフクラブはどんな動きをするべき道具なのか。</strong></p>



<p>その答えを探すため、私はクラブの構造そのものを見直すことになったのです。</p>



<p>（第3章へ続く）</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-1.jpg" alt="" class="wp-image-24645" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-1.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-1-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-1-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-1-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
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	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[アマチュアにとって本当に扱いやすいクラブとは？　ダグ三瓶がオリジナルブランド〈UPPAR〉を作った理由]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ゴルフクラブは、年々進化していると言われます。
「やさしくなった」「飛ぶようになった」――そんな言葉もよく耳にします。
しかし、多くのアマチュアゴルファーはこう感じているのではないでしょうか？
調子よくプレーしていたはずなのに、突然思いもよらないミスが出る。
特にラウンド後半、大事な場面でボールが大きく曲がる。それは本当に、技術の問題だけなのでしょうか？
]]></description>
	<pubDate>Sun, 08 Mar 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20023590/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p></p>



<p></p>



<p>私はかつてゴルフクラブメーカーの開発部で、数字をもとにクラブを分析し、「やさしいクラブとは何か」を考える仕事です。ところが、そんな私自身がゴルフに悩むようになりました。</p>



<p>そしてある出来事をきっかけに、「クラブに対する考え方」が大きく変わることになります。</p>



<p>アマチュアにとって、本当に扱いやすいクラブとは何なのか。<br>その答えを探し続けた結果、たどり着いたのがオリジナルブランド〈UPPAR〉のクラブでした。</p>



<p>このコラムでは、その考えに至るまでの経験と、クラブに対する新しい視点についてお話ししていきます。</p>


<h2 class="wp-block-heading" id="%25e3%2582%25aa%25e3%2583%25aa%25e3%2582%25b8%25e3%2583%258a%25e3%2583%25ab%25e3%2583%2596%25e3%2583%25a9%25e3%2583%25b3%25e3%2583%2589uppar%25e3%2581%25ae%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2582%2592%25e5%2589%25b5%25e3%2581%25a3%25e3%2581%259f%25e7%2590%2586%25e7%2594%25b1"><strong>オリジナルブランド〈UPPAR〉のクラブを創った理由</strong></h2>

<h3 class="wp-block-heading" id="%25e7%25ac%25ac1%25e7%25ab%25a0%25e3%2580%2580%25e6%259c%25ac%25e5%25bd%2593%25e3%2581%25ab%25e6%2589%25b1%25e3%2581%2584%25e3%2582%2584%25e3%2581%2599%25e3%2581%2584%25e3%2582%25b4%25e3%2583%25ab%25e3%2583%2595%25e3%2582%25af%25e3%2583%25a9%25e3%2583%2596%25e3%2582%2592%25e6%25b1%2582%25e3%2582%2581%25e3%2581%25a6"><strong>第1章　本当に扱いやすいゴルフクラブを求めて</strong></h3>


<p><strong>第</strong></p>



<p>今からおよそ25年前、私はあるゴルフクラブメーカーの開発部に所属していました。</p>



<p>担当していたのは「評価グループ」という部署。発売されるクラブを測定し、その性能を比較・検証する仕事です。</p>



<p>自社製品はもちろん、他社製品も数多く測定する。重量、バランス、シャフトの硬さ、ヘッド性能（重心位置・慣性モーメントなどなど）――。</p>



<p>あらゆるデータを集め、それをもとに次のモデル開発の方向性を提案する。<br>それが私の役割でした。</p>



<p>当時の私は、完全に「数字の人間」でした。</p>



<p>クラブは数字で評価するもの。性能はデータで説明できるもの。そう信じて疑わなかったのです。一方で、プライベートのゴルフもかなりやっていました。20代の頃はとにかくゴルフが好きで、ラウンドも練習も相当な量をこなしていました。</p>



<p>開発のヒントにもなるので、自分のクラブにもいろいろな工夫をしていました。<br>シャフトを替える。<br>バランスを調整する。<br>気になるクラブがあれば、とにかく試す。</p>



<p>いわば、自分のゴルフでクラブの実験をしているような状態でした。ところが、30代に入った頃から少し変化が出てきます。20代の頃のように、思い切りクラブを振れなくなってきたのです。</p>



<p>そこで私は、開発の仕事で得た知識をもとにクラブを調整しました。</p>



<p>シャフトを少し軽くする。少し柔らかくする。スイングウエイトはきちんと揃える。ライ角やロフト角もきれいに並べる。</p>



<p>いわゆる「理想的なセッティング」です。</p>



<p>当時の私は、それが正しいと信じて疑いませんでした。</p>



<p>ところが――。</p>



<p>ラウンドの後半になると、突然ミスショットが出るようになったのです。しかも、その日の調子とは関係ありません。順調にプレーしていても、大事な場面でボールが大きく左へ曲がる。</p>



<p>当時はかなりの頻度でゴルフをしていましたし、練習量も十分でした。<br>スイングに対しても、ある程度の自信はありました。それなのに、なぜかミスが出る。</p>



<p>当然、最初は自分の技術を疑いました。練習量を増やし、スイングも見直しました。しかし、状況はほとんど変わりません。</p>



<p>半ばあきらめかけていた頃、ふとこんなことを思ったのです。もしかしたら、原因はクラブなのではないか？</p>



<p>試しにクラブを以前のスペックに戻してみると、明らかに調子が戻る。これは、私にとってかなり衝撃的な出来事でした。</p>



<p>それまで私は、クラブは「数字で説明できるもの」だと思っていました。<br>しかし、その経験は、その考え方を大きく揺るがすものでした。</p>



<p>そしてちょうどその頃、私のゴルフ人生に大きな影響を与える人物と出会うことになります。</p>



<p>後藤修さんです。</p>



<p>その出会いをきっかけに、私はある疑問を持つようになります。それまで当然のように信じてきた考え方です。</p>



<p>「クラブは仕事をしてくれるほど、やさしい」</p>



<p>本当にそうなのでしょうか？</p>



<p>もしかすると、力のないアマチュアにとって本当にやさしいクラブとは、まったく違うものなのではないか？そんな疑問が、私の中に生まれ始めていました。</p>



<p>その答えを探す旅が、ここから始まることになります。</p>



<p>（続く）</p>



<figure class="wp-block-image size-full is-resized"><img decoding="async" width="900" height="675" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん.jpg" alt="" class="wp-image-23594" style="width:1200px" srcset="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん.jpg 900w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-800x600.jpg 800w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-400x300.jpg 400w, https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/03/ダグちゃん-768x576.jpg 768w" sizes="(max-width: 900px) 100vw, 900px" /></figure>



<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
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		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[シャフトを換えるときにチェックして！　同じ加工でもタイプによって感じ方が違う]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[クラブの調整は楽器でいう「調律」。好評だったゴルフクラブを自分に合わせる調整・調律のお話は今回で最終回！]]></description>
	<pubDate>Sun, 22 Feb 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/20022223/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/20022223/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[
<p>それでは、このシリーズの最終回として、シャフト交換の話をしてきましょう～。</p>



<p>工房さんでシャフト交換をお願いする際に、指定する項目は、以下のような感じでしょうか？<br> 長さ<br> チップカット量<br> 挿し方（入れ方）<br>などでしょうか？</p>



<p>長さは単純に自身の使い心地の良い長さを指定されるのが良いでしょう。<br>これは、以前書かせていただきました、長さの記事をお読みいただけると嬉しいです。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e3%2583%2581%25e3%2583%2583%25e3%2583%2597%25e3%2582%25ab%25e3%2583%2583%25e3%2583%2588%25e3%2581%25a3%25e3%2581%25a6%25e4%25bd%2595">チップカットって何？</h3>


<p>なので、まずは、チップカットのお話をさせていただきます。<br>チップカットというと、シャフトを硬くするためにする、とお考えの方も多いと思います。<br>もちろん、その目的と結果は間違ってはいないのですが、どこが硬くなるのか？ということも考慮しなければなりません。<br>つまり、<strong>チップカットというくらいですから、先端を切ることによって先端が硬くなる</strong>、ということになります。<br>実際に、振動数などを測ってみても、硬い数値になることも間違いありませんが、フィーリングとしては、誰もが硬く感じるとは言い切れないのが難しいところです。<br>これも、以前に書かせていただきましたように、「ShaftWave」 の計測でよくわかるのですが、シャフトの使い方のクセから想定される、シャフトの先端が硬い方が好きなのか？　柔らかい方が好きなのか？　シャフトの手元が硬い方が好きなのか？柔らかいのが好きなのか？ということによって、このチップカット後のシャフトの感じ方が真逆になる場合があります。<br><br>例えば、シャフトの使い方が、タテ型の場合、<strong>手元が硬い方が好きな場合が多く、こういった方は、先端は少し走ってくれた方が振りやすいと感じます</strong>。<br>そのため、タテ型の方に、チップカットしたものを渡すと先が硬くなりすぎてしまうことからその相対差で手元が緩く感じやすく、振りにくくなる方が多いです。<br>逆に、ヨコ型と呼んでいる、<strong>手元調子系がお好きな方は、チップカットの効果は良い方向に感じやすく、タイミングが取りやすくなって、コントロールもしやすいとなる方が多い</strong>と考えています。<br><br>つまり、<strong>チップカットは、全体も硬くなるが、実は手元はあまり硬く感じにくくなる</strong>という現象も起きやすく、それをメリットと感じる方は良いですが、デメリットに感じる方もいると考えていただけると嬉しいです。<br><br>では、逆にそういったタテ型の方はどうしたらよいか、というと、単純にバット側を切っていった方が良いでしょう。<br>もし、それで硬さが足りないと感じた場合には、フレックスを上げるか、重さを上げていくことをオススメします。<br><br>たとえば、<strong>気に入っているシャフトが「50gのRシャフト」で、少しだけ硬くしたいと考えた時に、タテ型の方は50ｇのままでSRやSにすることや、重さを同じ種類の60gのRにするなどの方が良い場合が多く、ヨコ型の方は、チップカットでも良い場合が多い</strong>、とご理解いただけると嬉しいです。<br><br>これは、番手ずらしでも同様のことが言えます。<br>番手ずらしで、柔らかくずらしたはずなのにしっかりしているということや、逆に硬くずらしたのにタイミングが取れなくなったなどがあると思いますが、これは、シャフトの手元と先のどちらを多く切ることになるのか？ ということが原因です。<br><br>例えば、<strong>柔らかめに番手ずらしをすると</strong>、カット前のシャフトが長いものを短い番手に入れますから、手元の切る量が増えます。そのため、<strong>手元は硬く感じやすくなります</strong>。<br><br>逆に<strong>硬めの番手ずらしをすると</strong>、手元を切る量は減りますから、<strong>手元が硬くなりにくい（柔らかく感じやすい</strong>）ということになりえます。<br><br>先ほどの、タテ型（シャフトの手元側が硬いのが好き）の方と、ヨコ型（シャフトの手元側が緩いのが好き）の方では、感じ方は全く逆になるということになります。<br><br>さらに、番手ずらしの場合、重量も変わります。<br>柔らかい方に番手ずらしをすると、シャフトを切る量が増えますので、軽くなりやすいです。<br>逆に硬い方に番手ずらしをすると、シャフトを切る量が減りますので重くなりやすいです。<br><br>番手ずらしの際も、このシャフトの好みや、やりたい目的に沿ってやっていかないと、単純にこのシャフトが好きだけどちょっと硬くしたい、柔らかくしたいということだけでやってみると、全然合わないものになる、ということは往々にしてありますので、ご注意下さい。</p>


<h3 class="wp-block-heading" id="%25e6%258c%25bf%25e3%2581%2597%25e6%2596%25b9%25e3%2581%25af%25e3%2582%25ab%25e3%2583%2581%25e3%2583%25a3%25e3%2582%25ab%25e3%2583%2581%25e3%2583%25a3%25e3%2581%25aa%25e3%2581%25bf%25e3%2581%25ae%25e5%258a%25b9%25e6%259e%259c%25e3%2582%2592%25e7%2594%259f%25e3%2582%2580">挿し方は「カチャカチャ」なみの効果を生む</h3>


<p>つづいて、挿し方というのも少しお話させてください。<br>すごく小さい話ではありますが、結構重要な要素です。<br><br>挿し方というのは、シャフトをヘッドに挿す際の方向と言ってもいいでしょう。<br>ヘッドのシャフトを装着する穴（ホーゼル内径）と、シャフトの外径はぴったりではありません。<br>少しホーゼル内径の方が太くなっており、少し隙間があるように作られています。<br>例えば、アイアンのホーゼル内径は9.1mm のものが多いですが、シャフトは9.0mmの外径で作れます。<br>もちろん、これは接着剤を注入するために必要な差でありますから、必要な差ではありますが、この隙間を活用することで、シャフトを、自由な方向からいれることが可能になります。<br><br>よく、右から挿して、とかフラット目に入れて、なんていう注文をされる方がいると思いますが、このシャフト外径と、ホーゼル内径に隙間があるからできることになります。<br><br>では、どういったことが狙いとしてできるか？となります。<br>ウッド系の場合、最近では、可変式ホーゼル（通称：カチャカチャ）があるので、それで、ライ角やロフト角を変更できますが、可変式ホーゼルではない場合、ライ角やロフト角を調整するのは、なかなか難しく、その場合に、この挿し方で調整するという方法をされる方も少なくないです。<br>可変式ホーゼル式で変更できる１度や２度の変更は難しいですが、0コンマ何度は変更できます。<br>それによって、見え方や構え方に変化をもたらせられるので、効果的です。<br><br>厳密に言えば、可変式ホーゼルに装着する際にも、これは活用できますので、細かい調整や、可変式ホーゼルの最大値よりも変化させたい時などに活用できるとよいかもしれません。<br><br>すこしマニアックになってきましたので、まとめさせていただきますと、やはり、こういった細かい調整ができるのが工房さんのメリットだと思います。<br><br>シャフト長も、グリップも、ライロフト調整も、チップカットも、シャフトの挿し方も、いろいろとこだわっていくことで、より、自分にフィットしたクラブになっていくことでしょう。<br>そういった意味でも、信頼のできる工房さんを見つけて、相談しながら自分のための最高のクラブセッティングを見つけ出すというのも、より良いゴルフライフには必要なこととご理解いただけますと嬉しいです。<br><br></p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://golfsapuri.com/wp-content/uploads/2026/02/big_7019588_202602221124465708611.jpg" alt=""></figure>



<p>ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。</p>
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	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[なんでドライバーを打ったあとにアイアンを打つとトップするのか？正しい「振り感」の合わせ方]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[「C9」、「D2」などクラブには「スイングウエイト」というスペックがある。これはどれだけ気にして、どういう値にすればいいのか？　ダグ三瓶が答える！]]></description>
	<pubDate>Sun, 15 Feb 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/10014007/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/10014007/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[
<p class="postTxt">
今週はスイングウエイト（バランス）のお話に行きましょう。<br />
<br />
現在、各メーカーのゴルフクラブは、品質管理として、長さとスイングウエイトを活用しています。もちろん、公差というのがあり、その中で管理されています。<br />
<strong>メーカー側とすれば、ベストなスイングウエイトは人それぞれで違うということがわかっていても、どうしても平均的なところで製品を作ることになりますので、なにか特別はコンセプトとして打ち出さない限り、ほぼ、このD0～D3くらいの間に収めることを目指しています</strong>。<br />
<br />
このスイングウエイトで使われている「D０」や「D3」といった記号と数値の組み合わせがメーカーの基準になっているので、軽いか重いかのイメージや、振り重さの基準を、このスイングウエイトで感じられる方が多いのはそういう状況が影響していると考えています。<br />
これまでのゴルフクラブの歴史を振り返っても、長く主流として、このスイングエイトが活用されているので、なじみのある判断基準が他にはない、ということも言えるかもしれません。<br />
<br />
<strong>ところが、現状では、あまりかけ離れたスイングウエイトで販売されているクラブが少なく、ほぼD0～D3くらいが多いので、その中での小さい範囲での重いか軽いかの判断をするしかなく、それから外れてしまうと、イメージが難しいという方も少なくないでしょう</strong>。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">スイングウエイトにこだわりすぎてしまうと…</h3>
<p class="postTxt">
このような現在の状況から、どうしてもそこから外れたものを受け入れにくい環境であるというのを理解しています。<br />
<br />
かく言う当方も、メーカーに入った当初は、スイングウエイト至上主義で、スイングウエイトを合わせることが振り感をそろえることであり、スイングウエイトが変わらないような微調整は、ほぼ振り感には影響がないと考えていました。<br />
<br />
その後、これまで、いろいろな体験をしてきたり、様々な実験をしてきたりした結果、スイングウエイトを軽視するわけではないのですが、<strong>スイングウエイトは一つの参考になる数値でしかなく、この数値にこだわりすぎてしまうと、かえって振り感を損なうことがある</strong>ということがわかってきました。<br />
<br />
そのあたりを踏まえていただき、スイングウエイトの話を続けさせていただければ嬉しいです。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">鉛0.5gでも明らかに振り感は変わる</h3>
<p class="postTxt">
当方のフィッティングでは、クラブの細かい調整や調律を行っていきます。<br />
1本1本打っていただき、振り感の差があるものをなるべく近づけていく、ということをやっていきます。<br />
その際に<strong>一番やるのが細かい鉛での調整です</strong>。<br />
本当にそのくらいで変わるの？ という方もいらっしゃいますが、実際に打ってみると、本当に「0.数グラム」の鉛で変化をします。<br />
まだ、感覚的なものでしかないですが、確実に変わることは実感できます。<br />
<br />
たとえば、グリップ下に0.5ｇくらい鉛を貼ってみるとわかるのですが、<strong>振った感じは確実に変わります。感覚としてわからないという方でも、結果が変わります</strong>。<br />
そして、この状態でスイングウエイトを測っても、鉛を貼る前と貼った後の数値はほぼ変わらないでしょう。<br />
<br />
なので、<strong>まずは、スイングウエイトだけでは推し量れない、振り感の差がクラブにはある</strong>、ということをご理解いただければ嬉しいです。<br />
本当に細かく計測できるようになれば、違いが出るとは思いますが、現状の計測器ではそこまでの差にはならないということになります。<br />
<br />
そのため、例えば、アイアンセットを当方のやり方で調整していくと、上の番手から下の番手まで、スイングウエイトが誤差なくそろうことの方が少ないです。<br />
もちろん、近い数値にはなっていたりしますが、数値だけを見るとバラバラになっていると感じる方もいるかもしれませんが、実際の振り感はそろっているように感じる方が多いです。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">そもそも、形も違う、それぞれ誤差があるパーツを組み立てているので…</h3>
<p class="postTxt">
それでは、それはなぜ起きるのか？<br />
というと、ゴルフクラブは大まかに言って3つのパーツ（ヘッド、シャフト、グリップ）でできていますので、その一つ一つに工業製品であることによる公差がありますから、組み上げる際にそもそもバラバラになりやすいものです。<br />
<br />
メーカーは、そこからスイングウエイトが揃うように組み立てしますが、そこにも公差がありますし、上記しましたように、そもそもスイングウエイトをそろえても、各パーツのバラつきの方を感じてしまうことが多くなってしまいます。<br />
<br />
もちろん、それでも普通に使うことができる方も少なくないですが、そういう方でも、使っていくうちに、得手不得手の番手が出てきたりすることが多いです。<br />
<br />
例えば、上記しましたようにアイアンセットで見てみましょう。<br />
アイアンセットで、同じモデルのシャフトで上から下まで揃えたとしても、実は、シャフト自体が番手設計なので、厳密に言うと、各番手で違うシャフトが入っています。<br />
そして、長さも番手ごとに変わります。<br />
<strong>ヘッドの形も、大きさもライ角も、ロフト角も違いますので、同じ振り感にする方が難しい状況にあり、それをスイングウエイト（＝クラブの重心位置）だけをそろえたところで、同じように振れるようになるか？　と言われても、イメージがわかないのではないでしょうか？</strong><br />
<br />
「振り感」というのは、主にやはりフィーリングの部分ですから、<strong>フィーリングの差が出やすいことから調整していく</strong>、ということを目指していくと、<strong>グリップの下の持っている手に近いところの重量の変化をさせることが良い</strong>、と考えています。<br />
そして、手元から遠いところほど、クラブの変化が大きいですから、ヘッドに鉛を貼るとフィーリングの差が出にくいのに、振り感には相当大きな影響が出ると考えていただければ嬉しいです。<br />
<br />
スイングウエイトの話ではありますが、スイングウエイトからいったん離れていただき、<strong>フィーリング重視にて調整することをオススメいたします</strong>。<br />
その上で、最終の確認で、スイングウエイトを計測しておくのは良いと思います！<br />
0.5ｇくらいの鉛でも、シャフト重量が10ｇくらい変わったと感じる方もいるくらい大きな変化があります！<br />
<br />

 </p>
<p class="postTxt">
続いて、では、「ドライバーとアイアンなどでは、どうしたらよいのか？」というお話にしましょう。<br />
なぜかというと、ドライバーとアイアンでは、その長さがが大きく違いますし、また、シャフトの重さも大きく違う場合が多いです。<br />
メーカーの標準スペックでも、ドライバーのシャフトは50ｇ台が多く、アイアンは90ｇ台くらいが多いとみています。<br />
<br />
そうなると、すでにシャフト重量だけで40ｇも差があるわけで、かつ、長さも、ドライバーと7番アイアンでは、8インチ（20センチ以上）も違います。<br />
<strong>これを同じスイングウエイトで比較するのは、なかなか難しい</strong>ということをまずはご理解いただけると嬉しいです。<br />
<br />
<strong>基本的に言えば、スイングウエイトは総重量が重くなれば、重い数値になり、軽くなれば、軽い数値になります</strong>。<br />
<br />
ドライバーと7番アイアンの総重量の差は、100ｇにもなることがあり、本来はスイングウエイトも大きく変わってくるはずですが、メーカーの基準では、どちらも「Ｄ0」近辺に設定されていることが多いです。<br />
そのため、<strong>たいていの場合、ドライバーはすでに振り重い可能性がある</strong>ことを考えていただければ嬉しいです。<br />
<br />
当方のフィッティングでも、アイアンを打っていただいた直後にドライバーを打っていただくとダフる方が多く、ドライバーを打っていただいた直後にアイアンを打っていただくとトップしたりする方が多いのは、この影響です。<br />
ドライバーの方がアイアンよりも振り重い、と感じている証拠となります。<br />
<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">振り重いドライバーを調整するには？</h3>
<p class="postTxt">
こうなった場合に、調整する方法としては、2つ考えられます。<br />
<strong>ドライバーを軽くしていく、もしくは、アイアンを重くしていく</strong>、ということです。<br />
基本的には調子のよい方に合わせていくのが良い場合が多いですが、コースでの使用状況から考えて、アイアンを中心に考えて行きたいので、アイアンの重量をしっかりと合わせていき、振りやすくしたうえで、そのアイアンにドライバーを合わせていくことが良いでしょう。<br />
<br />
となると、<strong>たいていの場合で、ドライバーを軽くしていくことが多くなります</strong>。<br />
では、どのくらい軽くしていくのか？という話に移っていきましょう。<br />
<br />
そこで、上記しましたように、Ｄ０～Ｄ３くらいの狭い範囲から一度離れて欲しいというお話になってきます。<br />
<br />
例えば、<strong>数値だけのお話をすると、総重量10ｇでスイングウエイトは1ポイント変わります</strong>。<br />
つまり、もし、アイアンとドライバーで総重量の差が100ｇということであれば、10ポイント変わっても数値上はおかしくない、ということになります。<br />
<br />
簡単に言えば、総重量が400ｇの7番アイアンの振り感が「Ｄ０」で良くて合わせたい、となった時に300ｇのドライバーのスイングウエイトは「Ｃ０」くらいから考えて行った方が数値的には良い可能性があります。<br />
「Ｃ０」！と聞くと、「軽すぎる！」と反応する方がいらっしゃいますが、そのスイングウエイトで実際に打たれたことがある方は少ないと思います。<br />
<br />
もちろん、どういった構成で「Ｃ０」にするのかによっても振り感は変わりますので、スイングウエイトだけで語るのは難しいのですが、当方が考えている「Ｃ０」は、ヘッドのウエイトを下げて行って、かつ、44インチくらいに短くしたドライバーという感じでご理解いただけると嬉しいです。<br />
<br />
実際のフィッティングの際に、本当によくあるパターンとして、もちろん、まずは、ドライバーに悩んでいる方という前提でフィッティングに来られた際に、よくあるパターンは、<br />
<br />

 </p>
<p class="pick_upTxt">
ドライバー：Ｂ８～９<br />
アイアン：Ｃ６～７
 </p>
<p class="postTxt">
みたいになります。<br />
<br />
<strong>この時のシャフトは、ドライバーで60ｇ台、アイアンで120ｇ前後、といういう感じです</strong>。<br />
<br />
おそらく、見たことのない数値に感じる方も多いでしょう。<br />
<br />
少し極端には述べていますが、このようにしたことで、結果が良くなっていることが多いので、このくらいやってみてからいろいろと試していくことをお勧めしたいと考えております。<br />
<br />
よく、ヘッドを軽くすると飛ばなくなるのでは？　と聞かれる方が多いです。<br />
もちろん、物理の現象では軽いヘッドはボールに与えるエネルギーが減るのは間違いないのですが、これまでの実験結果から、<strong>ドライバーのヘッド重量は180ｇ以上あれば、そこまで大きな影響は出ない</strong>、と考えています。<br />
<br />
<strong>それよりも振りやすくなって、確実にボールを捉えられるようなる方が先決ですし、ヘッドを軽くしていって、振りやすくなるとヘッドスピード自体が上がるので、当フィッティングにて飛距離が落ちたという方はいないと言っても良いでしょう。</strong><br />
<br />
スイングウエイトを軽視した方が良いということではなく、スイングウエイトも一つの数値であり、参考にはしても良いのですが、それだけに頼るのは危険ということで、いくつかの例を挙げさせていただきました。<br />
<br />
狭い範囲で軽い、重いを決めつけず、幅広くお試しいただくことで、自身の最適なスイングウエイトも見つかると思います。<br />
お試しいただけますと嬉しいです。<br />
<br />

 </p>
<div class="fieldType_A">
<div class="photoArea">
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</div>
</div>
<p class="postTxt">
ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
</p>
</div>
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<item>
	<title><![CDATA[クラブが劇的に使いやすくなって飛ぶ、ある方法とは？【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[数多存在する、クラブをやさしく打つための調整方法。でも、これを試したことがあるという人はまだまだ少ないのでは？　意外と簡単な方法で劇的に変わります。]]></description>
	<pubDate>Sun, 08 Feb 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/10013983/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p class="postTxt">
今週は長さの話をしていきましょう。<br />
<strong>ゴルフクラブを振り切る、コントロールする、という意味では、この長さがというのが最重要項目だと考えています</strong>。<br />
<br />
前回、ライ角調整のお話の中で、ライ角が変わっただけでも、長さの感覚が変わることがあるということを書かせていただきましたが、それくらい微妙な長さの違いでも、人は感じることができます。<br />
<br />
 また、長さ＝ヘッドスピードにも直結しますから、コースでは様々な距離を打ち分ける必要があるゴルフゲームでは、いろいろな長さのクラブをコースで使用する、ということが求められます。バッグの中に入っているゴルフクラブ14本が違う長さで入っているというのはそういう意味合いが強いです。<br />
<br />
特に、ドライバーなどは、最大距離を求める方も少なくないため、長さにこだわる方も少なくないでしょう。もちろん、そういった考え方、クラブに対するアプローチも重要ですが、まずは、コントロールのしやすさを重点的に考えていただき、長さを決めて行っていただけると嬉しいです。では、その長さをどのように考えて行って、どのように調整していったらよいのか？そて、当方がフィッティング中にどのように調整することが多いのか、を書かせていただきます。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">①パター</h3>
<p class="postTxt">
当方のフィッティングはパターから行っていきます。<br />
「パッティングに型なし」、とは言いますが、同じ人間が扱うクラブの１本ですから、やはりそこにはその人なりの癖が出ます。もっといえば、凝縮されて出ていることが多いです。<br />
<br />
そのため、このパッティングを見ることで、その日のフィッティングの内容そのものも変わってくることがあると考えて、重要視をしています。<br />
<br />
そして、傾向的なものがあります。それは、<strong>パターが短すぎる人が多い</strong>ということです。<br />
これにはいろいろな要素があるので、一概には言えないのですが、一番は自信がなくなってくるとどんどん構えが小さくなってくるということだと考えています。<br />
どうしても、入らないことが続いてくると、ボールを確実に打ちたいという意識が働きすぎてしまって、ボールに近付きすぎてしまう方が多いです。<br />
その結果、窮屈なアドレスになってしまい、余計に手が動きにくくなって、ミスが出やすくなる、ということが起きていると考えています。<br />
そういったケースの場合、まずは、手の通り道を確保してもらうためにも、長くしていただくことが少なくありません。長くすることが最終目的ではないのですが、それによって、正しい姿勢を思い出していただけるようになるということがあります。<br />
<br />
そして、ここで気を付けなくてはいけないのが、<strong>長くしただけでは、振り感が重くなりすぎてしまい、ただの振りにくいパターになってしまいますから、同時にヘッドの重さを軽くしていくことをする</strong>ことをオススメいたします。<br />
<br />
それに、伴いライ角も変わってきますので、フラット方向にすることもあります。また、長くなることで振り遅れが出やすい方には、パターのシャフトも硬くすることもあります。<br />
<br />
つまりは、こうやって適正な長さを考えて行くと、重さも、ライ角もそして、グリップもいろいろと考えて行かないとコントロールしやすいものにはなりにくい、ということがわかってきます。一度長くしてみて、クラブをコントロールしやすい姿勢（アドレス）をつかめると、その中での適正なクラブ長さというのが見えてくることが多いです。<br />
<br />
パッティングの場合だけではなく、クラブと言うのは、シャフトも含めたグリップまでをしっかりとコントロールすることが重要になります。そのためには、支えている手が、そして腕がきちんと動くようにセットアップしなければならないでしょう。<br />
<br />
パッティングは他のフルショットをするクラブとは大きく違って、より、その手、腕の動きが強調されますから、されに、その動きやすいセットアップというのが重要になります。そのための、長さをしっかりと確保する、というのがパターの長さに対する考え方となっていきます。<br />

 </p>
<div class="post_photo"><figure style="display: inline-table;">
<picture>
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</figure></div>
<h3 class="typeA_ttl">② ウェッジ</h3>
<p class="postTxt">
まずは、ウェッジの小さいストローク時のアプローチショットのことからお話をしていきます。大半の方が、短く持たれていることでしょう。もちろん、そのままお使いの方も少なくないですが、小さい距離を打つためには、短く持つ方が楽ですよね！<br />
<br />
ウェッジというは、実際には他のクラブもそうなのですが、その中では比較的、こうやって長さを変えて使う方が多いクラブだと思います。つまり、それを見越して、クラブの長さを決めていくのが良いということになっていきます。<br />
<strong>本当にその長さでしか使わない、ということであれば、その長さにしてしまうのが一番良い</strong>です。<br />
ウェッジはヘッドが重いものが多いですし、フィッティング中にも短くすることが多いクラブの代表でもあります。<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">③ アイアン</h3>
<p class="postTxt">
アイアンも長さを変えてくクラブの一つでもあります。<br />
アイアンというクラブは、1本だけで使うクラブではないので、それぞれを長くして距離を求めなくてはならないクラブではありません。例え、飛ばなくなってしまったとしても、違う番手で補えるのがアイアンでもあります。そのため、全体の振り感重視で調整をすることが多いです。<br />
<br />
<strong>もともと、国産ブランドは今より短い長さが主流だった</strong>のですが、欧米のブランドが主流になってきた現在では、その長くなった長さで使っている方が多いです。<br />
<br />
アイアンは、一発の距離よりも結果の安定性が重要視されますから、<strong>本来であれば、短い方が良いでしょう。例えば、1/4インチ変わるだけでも、その確実性は大きく変わります</strong>。劇的に変わる方も少なくないです。<br />
<br />
短くすることでのデメリットで考えられるのが、ボールが飛ばなくなる、上がりにくくなるなどなのですが、もともと長すぎるクラブで苦労されている方が、短くすることで、振り切れるようになり、元の長さだった時より、飛距離が伸びて、球も上がるようになる方をたくさん見てきています。<br />
<br />
アイアンの場合、上記しましたように、セット（4本～7本）で考えることが必要なので、特定の番手だけ短くするというのはあまりないのですが、上の番手、5番くらいになってくると、確実性が下がりやすいので、<strong>5番だけさらに短くして、6番との差を縮めるということをやることがあります</strong>。<br />
<br />
また、ここで、一番多いのが、バランス（スイングウエイト）を気にされる方でしょう。<br />
この辺りは、全体のお話にもなりますので、のちほど書かせていただきます。<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">④ドライバー</h3>
<p class="postTxt">
長さの順で行くと、ＦＷやＵＴのお話になりそうですが、ここはドライバーからお話をさせていただきます。当方のフィッティングでもこの順番で確認していきます。<br />
<br />
それにはいくつかの理由があります。<br />
１つは一番長いクラブを先に決めることによって、他のＦＷやＵＴの長さが決めやすいということです。それから、やはり、ＦＷやＵＴよりもドライバーの方が確実にコースでの使用頻度が高いから、ということにもなります。<br />
<br />
 また、ドライバーに悩んでいる方も多数いらっしゃるので、そこから解決策を見出すことで、他のクラブも順ずることができるということもあります。<br />
<br />
 <strong>では、トライバーは、どうすることが多いかというと、これは、もう当読者の方なら一番気にされていることかと思いますが、短くすることがほとんどです！</strong><br />
<br />
飛距離に直結するドライバーの長さを短くする、ということには、抵抗感がある方が本当に多いです。ですが、なかなか、45インチ以上のドライバーを使いこなせている方は少ないと考えています。特に当方のフィッティングにお越しになる方のほとんどが、ドライバーが振り切れない、結果が出ないという状況ですので、この場合、バッサリと切ることが多いです。<br />
<br />
<strong>一番短くした方で43.5インチという感じで、44インチくらいで落ち着く方が多いというのが印象です。</strong><br />
<br />
短くすることのメリットは以下のように考えています。<br />

 </p>
<p class="pick_upTxt">
➢ バランス（スイングウエイト）が軽くなり、振り切れるようになる<br />
➢ シャフトを硬く感じるようになり、振り遅れが減る<br />
➢ 以上のことから、当てやすくなる
 </p>
<p class="postTxt">
一方でデメリットもあります<br />

 </p>
<p class="pick_upTxt">
➢ ヘッドスピードが遅くなる<br />
➢ 球が上がりにくくなる
 </p>
<p class="postTxt">
という感じでしょうか？ ですが、せっかくのメリットを生かしたいので、デメリットが出ないように短くしていく方法を考えてみましょう。<br />
<br />
ヘッドスピードが遅くなるのは、物理的に致し方のないところなのですが、ボールスピードに着目していくと、ある程度短くしていただいた方が確実に上がる方がいらっしゃいます。もちろん、長いクラブできちんと振れて芯に当たった時にはかないませんが、それでも、平均でいくと、かなりの方が、短い方がボールスピードが速くなる、ということになりがちです。<br />
<br />
これには2つ要因があります。<br />
<br />
一つは<strong>短くすることで芯に当たりやすくなる</strong>ということです。<br />
<br />
<strong>もう一つは、きちんと振りきることができる</strong>ということです。<br />
<br />
長いクラブで、芯に当てようとすると、実はスピードを落としてうまく合わせている方がほとんどです。そうなると、実際には当たっているのにボールスピードが上がらない、つまりはヘッドスピード自体が落ちている、という現象になります。<br />
<br />
実は、最大距離を出すためには、長い方が有利なのですが、ヘッドスピードを出し切れる長さというのに限界があると考えていただけると嬉しいです。<br />
<br />
その長さ、というもの見極めるのが重要になります。<br />
よほど身長の高い方出ない限り、44インチ以上になる方は少ないと考えています。<br />
<br />
<strong>球が上がらない部分は、ロフトで補いましょう。短くしていって、ロフト角の多いドライバーに変更していくのが良いと思います。44インチでロフト角12度くらいのドライバーで飛距離が伸びた、という方をたくさん見てきています</strong>。<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">⑤ FW＆UT</h3>
<p class="postTxt">
ドライバーの長さがある程度見えてくると、ＦＷやＵＴの長さもおのずと決まってきます。ＦＷはドライバーほど、振り切れないという方は少ないです。<br />
<br />
ただし、ＦＷはティアップをしないで打つ場合もありますから、そうなると短くすることでコントロールしやすくなる場合が多いです。地面から打つボールを拾いやすくなる、ということにつながりやすいです。<br />
<br />
ＵＴは比較的そのままの長さでも打てる方が多い印象です。<br />
以前にも書きましたが、ＵＴを持つ場面を考えると、比較的シビアな結果が求められない時に使うことが多いと考えています。そのため、全く振り切れない、という長さではない限り、使いこなすことができるクラブだと考えています。<br />
<br />
ドライバーの時と同様に、短くすると球の上りが確保しにくくなります。その分を、やはりロフト角で補うのが良いでしょう。<br />
<br />
<strong>シャフトで上がりやすいものを選んでしまうのは、また、本末転倒。</strong><br />
<br />
折角短くしたのに、また、振りにくいクラブに逆戻り、ということもあり得ますのでお気を付けください。<br />
<br />
以上の様に、基本的には短くする、ということを念頭に置いてフィッティングをすることが多いです。<br />
<br />
もちろん、長くする場合もあります。<br />
<br />
それは以下のような場合になります。<br />

 </p>
<p class="pick_upTxt">
➢ スコアメイクの上で他のクラブはほとんど問題なく、もう数ヤードでもドライバーが飛ぶことでスコアアップが望める、競技ゴルファーのドライバー<br />
➢ どうしても短く持ってしまって打ち急ぎが出ることでミスをしやすいウェッジ
 </p>
<p class="postTxt">
という感じです。<br />
他のクラブで、どうしても長くしたくなったことは皆無と言っても良いでしょう。<br />
<br />
 そして、ここで、バランス（スイングウエイト）のお話に戻らせていただきます。スイングウエイトというのは、振り感の目安になる数値ですので、ここにこだわっている方も多いと思います。クラブは短くするとバランス（スイングウエイト）は軽くなりますから、それを鉛などで戻すように調整すべきでは？と考えることかと思います。<br />
<br />
<strong> ここで一つ、原点に戻っていただきたいのですが、今回の長さ調整の目的が「長さを短くする前の状態では振りにくく、振り感を変えて振りやすくするため」ということです。<br />
<br />
つまり、スイングウエイトを変えるということと目的は同じであり、振り感をよくするために、長さ変更した、ということになりますから、スイングウエイトを考える前に、短くしたまま振ってみる、ということをオススメいたします。</strong><br />
<br />
もちろん、数値通り、軽く感じますが、その軽く感じることで、今までのミスの要因である、振り遅れや、当てにくさが改善されているとしたら、それが一番良い重さ、ということになります。<br />
<br />
鉛を貼ることで確実に振り感は変わります。振り感を変えるために、もっと良くするために貼っていくのであればよいのですが、単純にスイングウエイトを変えたい！ということを目的にしてしまうと、本末転倒になりやすいです。<br />
<br />
<strong>スイングウエイトはあくまで結果であって、目的にしてしまうと混乱しやすいですから、お気を付けください。</strong><br />
<br />
 <br />
そして、最後になってしまいますが、つながりのお話もさせてください。<br />
<br />
<strong>ここが一番難しいですが、一番重要です。</strong><br />
長さの流れは、本当に大切で、いろいろな場面で、いろいろな距離を打ち分けるためには、沢山の長さ違いを入れていくことが合理的でしょう。<br />
<br />
ワンレングスという考え方も良いアイデアではありますが、距離の打ち分けに有利であるとは言い切れません。そのため、そのワンレグスの様に長さの違うクラブの振り感をそろえる、ということが目標になってきます。<br />
<br />
 長さを全体的に短くしただけでも、振り感が良くなり、かなり確実性が上がることが多いので、それでも問題ないです。<br />
<br />
ドライバーからアイアン、ウェッジまで、振り感をそろえるためには、そのシャフトの特性だったり、ヘッドの重さなども考慮していかなくてはなりません。<br />
<br />
 <strong>ただし、言えることは、短くしすぎて失敗する例は少ないということです。</strong><br />
<br />
また、どんなに短くしても振りにくいものはあります。その場合には、やはり、シャフトの選別が良くなかったと考えて行くべきでしょう。短く使ってみて初めて、シャフトの特性に気づく、ということもあります。<br />
<br />
 いきなり切るのは、抵抗感があると思いますが、短く持つことでその効果は実感できます。是非、お気楽にお試しいただき、短くできるものはやってみてください。<br />
<br />
 ご参考になれば幸いです。<br />
<br />
<br />

 </p>
<div class="fieldType_A">
<div class="photoArea">
<div class="photo">
<picture>
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</div>
</div>
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ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
</p>
</div>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[フラットにすると振り感が重く、アップライトにすると軽い！　感じている人もいるのでは？]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[クラブの調整は楽器でいう「調律」。今回はライ、ロフト調整のお話。]]></description>
	<pubDate>Sun, 01 Feb 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/10013944/</link>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p class="postTxt">
前回のグリップに続いて、ライ角ロフト角調整です。<br />
<br />
こちらも以前にも書かせていただいておりますが、振り返ってみましょう。<br />
<br />
まずはライ角のお話からです。<br />
ライ角というと、方向性に関わる重要なパラメーターと認識している方も多いでしょう。<br />
もちろん、それは間違っていないのですが、当方は、それにプラスして、顔の向きや、構え易さに直結する要素として考えています。<br />
もちろん、ライ角がずれていると、物理的に、インパクト時のフェースの向きがストレートになりませんので、右に行ったり左に行ったりするでしょう。<br />
ですが、それだけでは、そこまで曲がらないのでは？　ということも多いと思います。<br />
2度のような大きくズレているなら、それもわからないではないですが、0.5度くらいの差で、大きく変わるということはすこし考えにくいです。<br />
<br />
また、ライ角調整したのに、球筋までは変わらない、という方もいらっしゃると思いますので、その要因を考えてみましょう～。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">ライ角調整したのに球筋が変わらないのは？</h3>
<p class="postTxt">
この場合、どんなことが起きているのでしょう？<br />
<br />
ライ角を変更した場合、見た目が変わります。<br />
細かいところまで、わからない、という方もいらっしゃいますが、人間の目は認識しています。<br />
そして、それを構える時に、変更前と違う構え方になる方がほとんどです。<br />
例えば、フラット方向にライ角を調整すると、自然とフラットなクラブですわりが良いようにアドレスする人がほとんどです。<br />
たいていはボールから離れて遠くに立とうとします。<br />
逆にアップライトにすると近くに立つということをする方が多いです。<br />
<br />
その結果として、<strong>ヘッドの軌道が変わりやすく、打点も変わったりで、その影響で、球筋も大きく変化する</strong>、と考えています。<br />
<br />
本来ならば、すわりが良いように構えているのだから、球筋が整うのでは？と 考えがちですが、そこが、上級者・プロと初級者との大きな違いとなります。<br />
上級者・プロの方々は、小さい変化に合わせて、微妙に変化させることができます。<br />
それは、それまで培ってきた感覚だったり、もともとそういったセンスがある方だったりします。<br />
ですが、ゴルフ慣れしていない、まだ、練習も少ない方は、そういった微妙に合わせるコツを知らないので、大きく変化させてしまう、ということが起きます。<br />
<br />
動きの方は、ここで、再三述べさせていただきましたように、なかなか変わらないというのがわかってきておりますが、このアドレスの微調整ができるかできないかで、結果が大きく変わるということが起きています。<br />
<br />
<strong>つまりクラブの変化は小さいのに、打ち手の変化が大きくなりすぎて、結果が大きく変わってしまう、ということが起こっていると考えています</strong>。<br />
<br />
ロフト角も同じことが言えます。<br />
ロフト角を調整すると、同時に、フェース向きも変わる場合が多いです。<br />
また、アイアンなどの場合、オフセット量も変わるので、そこで過剰に反応してしまう方も少なくありません。<br />
<br />
<strong>ロフトが立っているな～と感じれば、上げに行きたくなりますし、逆に寝ていると見れば、上げたくない、という動きになりやすいです</strong>。<br />
これも、同様に、小さい変化ができるのが、上級者・プロで、初級者の方は大袈裟にやりすぎてしまいます。<br />
<br />
だからこそ、このライ角ロフト角調整というのは、数字だけではなく、打ってみて違いがきちんと目的通りに出せるかどうか？ が非常に重要です。<br />
<br />
打席のついている工房さんなどでしたら、1球ずつ打ちながら、球筋や打点などを確認して、少しずつ変化させていくのが良いでしょう。<br />
<br />
また、このライロフト調整は、バウンスの効果が増えたり減ったりすることも考慮してやらなければなりません。<br />
この辺りは、ソールの抜け感にも大いに関わってきます。<br />
ロフト角とバウンス角は連動するので、寝かして増やしたり、立てて減らしたりということは頻繁に行われています。<br />
<br />
そして、ライ角も重要です。<br />
キチンと振った感じで、タイミングよくとらえたのに、なんか、ダフっているように感じる、ということがあると思います。<br />
それは、ライ角がフラットすぎて、トゥ側が先に当たってしまっていることが多いので、少しアップライトにしてみましょう。<br />
<br />
さらに、<strong>このライ角によって、振り感の重さも変わります。</strong><br />
微差と重れるかもしれませんが、０．何ミリでも、重く感じたり軽く感じたりします。<br />
ライ角をフラットにすれば、クラブは長くなりますし、アップライトにすれば、短くなります。<br />
そうなると、<strong>フラットにした方が、振り感が重いということが起きますし、アップライトにすれば、軽く感じるということが起きやすいです。</strong><br />
<br />
ライ角ロフト角調整というのは、このようにかなり奥が深く、やればやるほど大変さがわかる調整となります。<br />
そのため、グリップ交換時と同様に、熟練のクラフトマンのいる工房さんを見つけることが重要です。<br />
そして、明確にこちらの意図を伝える必要があるでしょう。<br />
<br />
1本1本もきちんと整えることも重要ですが、やはり、これも、13本のつながりというのは非常に重要です。<br />
シャフトも違い長さも変わってくる中で、上記しましたようにそろえていくのはなかなか難しいです。<br />
この場合、数値がそろっていれば良いというものでもなく、シャフト一本一本にもばらつきがあり、ヘッドも同じモデルでも見え方や重量など少しずつ違っています。<br />
それをきちんとセットなりにそろえていく必要がある、ということをご認識いただけますと嬉しいです。<br />
<br />
<br />

 </p>
<div class="fieldType_A">
<div class="photoArea">
<div class="photo">
<picture>
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</div>
</div>
<p class="postTxt">
ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
</p>
</div>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[グリップは右手が強い人は右手部分を細くする…？　逆じゃないの？【ダグ三瓶・クラブ選びの超知識】]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[クラブの調整は楽器でいう「調律」。前回の鉛チューニングに続き、今回からはグリップのお話。]]></description>
	<pubDate>Sun, 25 Jan 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/10013914/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/10013914/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[
<p class="postTxt">
前回、簡単に自分でできる、クラブの調整方法として、鉛を使った調整方法をご紹介しましたが、今回はそこから少し深堀しまして、当方がやっている鉛調整を含む、調整・調律のお話をさせていただきます。
 </p>
<p class="postTxt">
クラブ調整と聞くと何を想像されますか？<br />
工房さんで取り扱ってくれる調整というと以下のものが上げられると思います。<br />

 </p>
<p class="pick_upTxt">
１．グリップ交換<br />
２．ライ角ロフト角調整<br />
３．長さ調整<br />
４．バランス調整<br />
５．シャフト交換<br />

 </p>
<p class="postTxt">
などでしょうか？<br />
<br />
これまでも、それぞれのことを書かせていただきましたが、今一度、ここでまとめさせていただき、全体像をつかんでいただき、ご自身がどのような調整を必要としているかのご参考にしていただけると嬉しいです。<br />

 </p>
<h2 class="a_ttl">グリップ交換</h2>
<h3 class="typeA_ttl">どういう力の入れ方をしてる？</h3>
<p class="postTxt">
まずは、グリップ交換の話から行ってみましょう。<br />
以前、書かせていただきましたように、グリップは定期的に交換をした方が良いです。<br />
また、新規のクラブを買った場合、それに装着しているグリップがいつも使っているものと違ったら、交換をしてもらいましょう。<br />
カスタムでオーダーできる場合は、最初からそろえていくのが良いでしょう。<br />
<br />
グリップは、再三申し上げているように、唯一の体とクラブとの接点ですから、非常に重要です。<br />
自身の力を効率よくクラブに伝えるためには、サイズ、硬さなど、きちんと合っていることが必須です。<br />
そのため、当方のフィッティングでも、まずは、今お使いのクラブのグリップサイズが合っているかどうか？を確認することからはじめます。<br />
<br />
その際に、<strong>一番気にするのは、どういう力の入れ方をしているか？</strong>となります。<br />
<br />
右打ちの場合、ほとんどの方が右利きで、かつ、左右で比べれば、右の方が力が強いでしょう。<br />
よく巷の理論で、「強い力は抜いて使いましょう～」というようなこともありますが、当方は、逆に、せっかくある力なので、有効に使える方法を考えたいと思っています。<br />
<br />
そのために、少しグリップを工夫するだけで、それが実現できることがあります。<br />
ただし、スイングは、特に右手を使いなさい！とか、左手リードだ！ということではなく、両手がバランスよく使えるための工夫、と考えていただければ嬉しいです。<br />
<br />
例えば、<strong>右手をギューッと握るような方</strong>、おそらく、グリップが右の方から指の跡がついて減っていくような方、は右手の力を抜きましょう～と言っても、抜くことは難しいでしょう。<br />
そういう方には、<strong>右手を細くするか、もしくは左手を太くする</strong>というような工夫をします。<br />
<br />
もともと、グリップというのは、そういう構造になっており、右手側の方が細くなるように、いわゆるテーパーがついています。<br />
そのままでも、右手に力が入っても逃げるようになっていますが、より右手を強く握る方には、さらにそのテーパーをきつくしてあげるのも良いでしょう。<br />
そうすることで、ぎゅっと握っても右手の力が分散しやすく、かつ、左手を太くすることで弱い左手の力を補助できると考えてください。<br />
<br />

 </p>
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<picture>
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</figure></div>
<p class="postTxt">
逆に、右手を太くすることもよくやります。<br />
もちろん、同じく右利きの方で、右の方が力が強い方のためなのですが、太くすることで、効率よくクラブが動かせるという感覚ができると、太くした方が、右手をうまく使えるようになるからです。<br />
いい意味で、力が入りすぎないように握れるようになる、と言えばよいでしょうか？<br />
<br />
クラブは動かすためには、かなりの力が必要ですが、とはいえ、重すぎるものでもありませんので、必要以上の力で動かす必要はないはずです。<br />
その力の入れ具合とクラブを動かすための力が拮抗することが良いと考えていますので、右手を太くして、クラブを動かすための最低限の力を入れるようになり、スムーズに始動できるようになる、と考えています。<br />
<br />
<strong>これは切り返し時でも同様で、右手と左手の力がバランスよく発揮できて、クラブに力が伝わるようにするというのが重要になります</strong>。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">硬さは？</h3>
<p class="postTxt">
つづいて、硬さです。<br />
太いグリップというのは、ゴムの肉厚が厚く、柔らかく感じやすいグリップも多いです。これは、シャフトとの関連性にも関わってきます。<br />
<br />
こちらも以前、書かせていただきましたように、シャフトのしなりと同様に、グリップもスイング中にしなります。<br />
ですから、例えば、<strong>手元側がしっかりしたシャフトを好む方は、グリップもしっかりしたフィーリングのものを好む傾向があります。<br />
逆に手元が柔らかいシャフトを好む方は、グリップもソフトなものを選ぶことが多いです</strong>。<br />
<br />
そのあたりを加味して、グリップは選んでいくべきで、上記しました太さのお話も、太くてしっかりしているものなのか、柔らかいものなのか？ ということに念頭に置いて選択してほしいです。<br />
下巻きは、両面テープでやる場合が多いですから、ゴムよりも硬く感じる場合が多いです。<br />
そのため、<strong>硬さを維持したい場合には、グリップを太くするのではなく、下巻きを増やした方が感覚的には良い場合が多いです</strong>。<br />
<br />
当方は、グリップは、手とクラブがしっかり密着しているものを目指します。俗に、隙間のないグリップ、というものです。<br />
<br />
よくPGAツアーの選手で、インパクトで右手を外すような方もいるので、そういうのを真似したくなる気持ちはわかりますが、それは、プロだからこそできる熟練の技と考えていただけると嬉しいです。<br />
本来、<strong>ゴルフクラブを振るというのは、それなりの力が必要だと考えていただき、しっかりとそれをコントロールするためには、ちゃんと握れているかが非常に重要です</strong>。<br />
<br />
そのためにも、この、太さ、硬さというのを慎重に選んでいただければと思います。<br />
<br />
また、これは、1本1本のお話で、クラブと言うのはショットするクラブが13本もありますから、このグリップの握り感をそろえていくというのが重要になります。<br />
ただし、全く同じにしなければならないというものでもありません。<br />
例えば、ウッド系はすべて同じ、アイアン～ウェッジはすべて同じフィーリングを目指すのは良いでしょう。<br />
ですが、使い勝手によって、多少の違いを設けても良い場合があります。<br />
<br />
例えばですが、もっとも振るのに力が要るのは、ドライバーのような長いクラブだと考えてください。<br />
そうなると、<strong>より密着させるためにも、ウッド系などの長いクラブのグリップを、他のクラブよりも太くするというのも良い</strong>と思います。<br />
逆に、総重量の重いウェッジは始動でスッと上げたいので、より太くする、などもありでしょう。<br />
これも、その方のクセだったり、力のあるなしだったりで、決まると考えていただけると嬉しいです。<br />
ですが、まずは、<strong>上から下まで同じフィーリングで握れるようにそろえるところから始めてみましょう</strong>。<br />
<br />
その揃えるにあたって、単純にグリップの種類をそろえればよいというわけではないのが、また、難しいところです。<br />
<br />
一番気を付けないといけないのは、シャフトの太さです。<br />
シャフトの太さが違うと、同じグリップを入れても、太さが違うように感じます。なので、細いシャフトと太いシャフトが混在しているようなセットでしたら、細いシャフトの方の下巻きを増やしてあげてください。<br />
<br />
つづいて、グリップも工業製品ですから、重量のバラつきが多少あります。基本的には、<strong>重いものほど太く感じやすく、軽いものほど細く感じやすい</strong>です。<br />
たったの±２ｇくらいのバラつきかもしれませんが、きちんとそろえた方が太さの違いのリスクが減ります。<br />
工房さんにお願いして、同じくらいの重量のものを入れてもらってください。<br />
<br />
というような感じで、グリップひとつとっても、選び方、入れ方など様々な要素があります。<br />
そのため、信頼できる工房さんを見つけるということは非常に重要です。<br />
こだわりの強いプロは、入れる職人さん人を指定して、毎回その人に入れてもらう、ということをやっています。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />

 </p>
<div class="fieldType_A">
<div class="photoArea">
<div class="photo">
<picture>
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</div>
</div>
<p class="postTxt">
ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
</p>
</div>
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</item>
<item>
	<title><![CDATA[次のラウンドまでにやっておきたい、自分でできる鉛調整の仕方]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[ラウンド後に反省して次のプレーまでどうするか？　自分でできるチューニング方法をダグ三瓶に教えてもらった。]]></description>
	<pubDate>Sun, 18 Jan 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/10013880/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/10013880/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[
<p class="postTxt">
前回、ラウンド中の対処方法を述べさせていただきましたが、ラウンド中にできることは限られています。<br />
<br />
ですが、様々な気づきがあって、次回のラウンドまでに改善したいと思うことも多いと思います。<br />
<br />
その際に、行きつけの工房さんがある方は、そちらに持ちこんで、いろいろと相談に乗ってもらったり、スペックを替えていったりすることもできますが、なかなかそういう環境にいらっしゃらない方もいるでしょうから、もう少し簡単に、自身で試したり判断することもできるようにしたいと考えています。<br />
その方法の一つが、今日ご紹介する鉛での調整です。<br />
今回はその鉛の調整方法と効果について書かせていただきたいと思います。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">鉛で球筋は変わる？</h3>
<p class="postTxt">
以前から鉛の貼る位置によって球筋が変わるということが言われていますが、本当でしょうか？<br />
<br />
もちろん、ヘッドの重心位置が多少変わることによってそういうこともあり得ますが、その効果は非常に小さいです。<br />
では、なぜ、鉛を貼ると実際に球筋が変わるのか？<br />
それは、<strong>鉛の効果によって、コントロールしやすくなったり、クラブを動かしやすい方向が変わったりするからです</strong>。<br />
つまりは、意図した方向に動かしやすくなり（逆もあり）、その結果として軌道などに影響して球筋が変わるということが起こっていると考えていただけると嬉しいです。<br />
<br />
つまりは、<strong>鉛を貼ることによる直接的な効果は限定的で、それよりも、振り感が変わることによって、球筋が変わりやすくなる</strong>、とご理解いただけますでしょうか？<br />
<br />
ですから、<strong>鉛を貼る目的は、この振り感を変えるために行う、と考えてください！</strong><br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">一番はバランスの調整</h3>
<p class="postTxt">
皆さんが鉛を貼る理由として一番多いのが、バランス調整ではないでしょうか？<br />
ヘッドに鉛を貼って、バランス（スイングウエイト）が重くなり、振り感が変わります。<br />
その結果、自身のタイミングで打ちやすくなり、打ちやすくなるということです。<br />
<br />
バランス＝振り感の目安でもありますから、それを変えたいから貼る、ということになるでしょう。<br />
「鉛を貼る」ということですから、重くなる方向にしか変化はありません。つまりは振り感を重くしたいから、貼るということになっていきます。<br />
振り感が重くなるとどうなりやすいか？というと、ゆっくり振りやすくなります。切り返しで間が欲しい時など、少し重いクラブの方がやりやすいですよね？<br />
また、重く感じることで、バックスイングの始動がやりやすくなったりすることもあるでしょう。打ち急ぎ防止などに良いかもしれませんね！<br />
<br />
よく、<strong>ヘッドを重くした方が飛ぶから貼る、ということを聞くことがありますが、あまり効果はないと考えた方が良いです</strong>。<br />
もちろん、インパクトは衝突ですから、ヘッドが重い方がその効率はあがります。ですが、それ以前に、重くすることによってスピードが減少してしまったら本末転倒ですし、振りにくくなってしまって、キチンととらえられなくなってしまったら、何のためにやったのかわからなくなってしまいます。<br />
ということで、このヘッドに鉛を貼るということによる直接的な効果は限定的ですし、貼りすぎてしまうことで全く思ったように振れなくなってしまうようになる方が要注意です。<br />
のちほど、ヘッドに貼る時のことをもう少し詳しく書かせていただきます！<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">どこに何グラム貼ると効果的？</h3>
<p class="postTxt">
では、この振り感を変えるためにはどこに鉛を貼るのが効果的でしょう？<br />
基本的には、シャフトに貼ることをお勧めします。<br />
鉛を貼るということは重くするということになりますから、軽く感じている場合に貼ることになります。<br />
それは、どこを軽く感じているかというと、大体の場合、手元に近いところの重量だと考えてみましょう。<br />
ということは、グリップの下のシャフトの部分が一番感じやすいとなります！<br />
<br />
「クラブがなんか軽いな」「当たりがイマイチ薄いな」というときは、グリップ下に鉛を巻いてみてください。<br />
<br />
この際どのくらいの鉛を貼ったら良いか？とよく質問をいただくのですが、<strong>1gでも大きな効果が期待できますので、1gくらいから貼ってみましょう</strong><br />
ちょうど、グリップ下に薄い鉛をぐるっと1周くらい巻く感じで大丈夫です！<br />
<br />
１ｇ？それだけ？って思う方が大半だと思いますが、これで十分に振り感は変わります。<br />
振り感が変わっても、あまり結果が変わらないという時は、もう少し貼ってみましょう～。<br />
ですが<strong>５ｇも貼らなければならないような場合、それは、シャフトの重量が合っていない</strong>、と考えていただけると嬉しいです。<br />
そこで初めて、シャフトをしっかりと見なおしをしてみても良いと思います！<br />
そういう意味でも、鉛でいろいろと調整することで、シャフト交換が必要なのかどうかの確認ができると言っても良いでしょう。事前の情報として得るには良い実験だと思います。<br />
<br />

 </p>
<div class="post_photo"><figure style="display: inline-table;">
<picture>
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</picture>

</figure></div>
<h3 class="typeA_ttl">ヘッドには「シャフトに影響ない」ように貼る</h3>
<p class="postTxt">
そして、それでも、まだ、軽いと感じている方で、初めてヘッドに貼ることを考えてみてください。<br />
そして、ヘッドに貼る際には気を付けて欲しい点があります。<br />
それは、<strong>シャフトに対してあまり影響を与えないように貼るということです</strong>。<br />
出来ればシャフト軸上に近いところに貼っていくのが良いでしょう。<br />
当方がよくフィッティング時に貼る位置は、<strong>ヘッドのホーゼルの裏（ヒール側）です。ここに、0.5ｇ以下の鉛を貼ります。</strong><br />
シャフトの手元に１ｇ貼るだけでも反応しますので、ヘッドに１ｇも貼ってしまったら、かなりの影響だと思っていただけると嬉しいです。<br />
もちろん、やっていくうちに１ｇやそれ以上の鉛を貼らなくてはならない場合もありますが、ここは0.5ｇくらいずつ増やすことをやってみてください。<br />
<br />
どうしても効果を大きくしたいといことで、トゥ側に貼ることもダメではないですが、シャフトの挙動にも大きく影響しますので、もし、そこに貼りたいようでしたら、それは、やはりシャフトが合っていない結果と考えた方が良いでしょう。<br />
<br />

 </p>
<div class="post_photo"><figure style="display: inline-table;">
<picture>
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</figure></div>
<p class="postTxt">
ここまで読んでいただいて、あれ？これだとバランス（スイングウエイト）はどのくらい変化するのだろう？と疑問に思っている方も多いでしょう。<br />
もちろん、ヘッドでもシャフトでも鉛を貼ればバランス（スイングウエイト）は変化します。ですが、シャフト側に１ｇ以下のものを貼っても、バランス計は動かないかもしれません。<br />
また、ヘッド側に0.5ｇ貼ったとしても、バランス計は少し変化するくらいかもしれません。<br />
<strong>そんな微々たる変化で、本当に効果があるの？と疑われるのも当然ですが、実際には人は反応します。</strong><br />
言葉にできるほどの変化ではない人も多いですが、打ってみると結果が変わるということが起きますので、確実に反応で来ているということになります。<br />
<br />
鉛調整はお手軽簡単でだれでもできることですが、慎重に行かないと、クラブとして使い物にならなくなってしまうこともあると考えてください。<br />
<br />
では、どういう時に鉛を貼っていったらよいかをまとめてみます。<br />
<br />

 </p>
<p class="pick_upTxt">
①	トップや薄い当たりが多い＝クラブを軽く感じている⇒シャフトの手元に１ｇくらい貼る<br />
②	ダフる＝ヘッドが落ちている可能性がある＝手元が重い方が良い⇒シャフトの手元に１ｇ～２ｇくらいの鉛を貼る<br />
③	トップの切り返しでタイミングが取りにくい＝軽く感じている⇒ヘッドに0.5ｇ鉛を貼ってみる<br />
などになります。
 </p>
<p class="postTxt">
そして、鉛を貼った後は、その貼った後のクラブを基準に結果を見ていきましょう。その上で、上記のような症状がまだ出るようでしたら、鉛を追加していきましょう～。<br />
少しずつ追加していくことをオススメします。<br />
そして、<strong>その際に注意していただきたいことは、あまり同じクラブを打ちすぎないことです。</strong><br />
何球も打ってしまうと、慣れてきますので、重く感じているのか、軽く感じているのかがわからなくなりがちです。<br />
なので、理想は1球、多くても2球くらいで判断するのが良いでしょう。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">本当の目的はクラブ間の振り感を合わせる</h3>
<p class="postTxt">
そして、当方が鉛を貼る最大の目的は、これから挙げる、クラブ間の振り感の差を埋めるためです。<br />
いろいろと1球ずつクラブを持ち換えて打っていくと、確実に直前に打ったクラブとの相対比較ができます。前のクラブより重く感じるのか軽く感じるのか？で結果が変わります。<br />
わかりやすく結果が出ることもあります。<br />
それらを整えていき、<strong>まとまりのあるセッティングにしていくというのが鉛を貼る主目的だと思ってください</strong>。<br />
例えば、一番多いパターンは、ドライバーを打って、続いてアイアンを打つとダフるパターンでしょうか。<br />
これは、アイアンを重く感じたという結果ですので、その場合はドライバーのシャフトに鉛を貼って重くして見ましょう。<br />
逆もあります。ドライバーを打った後にアイアンを打ったらトップした、というものです。<br />
この場合、アイアンを重くする、ということも良いですが、ドライバーが重すぎるということも考えられますので、アイアンに鉛を貼る前に、ドライバーのヘッドのウエイトを軽くしていってみましょう。<br />
ウエイトのお話は、また、近いうちに書かせていただきます。<br />
このように徐々にクラブ間の振り感の違和感を減らしていき、全体を整えていくことで、コースで使いやすいクラブセッティングになると考えていただけると嬉しいです。<br />
もちろん、単体で、一本一本の振りやすさのために調整することも大事ですが、打ちにくい、振りにくいクラブがなるべく少ないセッティングの方が、コースでは機能する道具になります。<br />
これを当方は、<strong>「クラブの調律」</strong>、と呼んでいます。<br />
<br />
ピアノの調律から頂いた言葉ですが、ピアノの調律は一つ一つの音を良いものにするのと同時に、他の音との違和感がないものにしていくことだと理解しています。<br />
ド～シまでオクターブごとに、よどみなく音がそろっていないと演奏した時に違和感になりますよね？ たとえ、ドの音がすごく良い音でも、他の音と違う旋律ではちゃんとした演奏は難しいと思います。<br />
それと同じで、ゴルフクラブも14本の中に、1本でも違和感のあるものがあると他のクラブに多大な影響を与えます。<br />
そうならないために、一つの手法として、細かく鉛で調整をするということを覚えていただけるとより扱いやすいクラブセッティングになることでしょう！<br />
<br />
この確認作業や鉛貼り作業は一人だと大変かもしれませんので、お友達同士で確認しながらやってみましょう！<br />
<br />
<br />

 </p>
<div class="fieldType_A">
<div class="photoArea">
<div class="photo">
<picture>
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</picture>
</div>
</div>
<p class="postTxt">
ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
</p>
</div>
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	</media:content>
</item>
<item>
	<title><![CDATA[ダフり、トップにチョロ……ラウンド中に困った時のクラブ的対処法は？]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[毎日の練習での調整はバッチリ！新しいクラブも導入した！でも、ラウンドで上手く打てない当たらない。そんなときクラブ的な対処法は？]]></description>
	<pubDate>Sun, 11 Jan 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
	<link>https://golfsapuri.com/article/10013852/</link>
	<guid>https://golfsapuri.com/article/10013852/</guid>
	<content:encoded><![CDATA[
<p class="postTxt">
ゴルフクラブを買ったはいいけど、上手く打てない、今日はなんか体調がすぐれずに当たらない、そんなことが結構あると思います。<br />
技術的な要素も多分にありますが、クラブの特性を捉えることで、ある程度満足のいく結果になる可能性もありますので、今日はそんな話をしてみましょう。
 </p>
<h3 class="typeA_ttl">ダフる</h3>
<p class="postTxt">
コースに出て、一番多いミスではないでしょうか？<br />
練習場との一番の違いである、芝生の上から打つことからくるイメージの違いから起こりえるミスですね！<br />
この要因は主に
 </p>
<p class="pick_upTxt">
①	クラブを重く感じている<br />
②	長すぎる<br />
③	シャフトが柔らかすぎる
 </p>
<p class="postTxt">
などが考えられます。<br />
そのため、<strong>対処方法としては、短く持つ、ことでかなり改善されます</strong>。ただし、一定層に短く持つことに抵抗感がある方がいらっしゃいます。<br />
それは短く持つと飛ばなくなるのでは？ と考えるからです。<br />
もちろん、それも間違いのないことなのですが、コースでは当たらないでダフって大ミスするよりは好結果になることが重要なので、思い切ってやってみましょう。<br />
また、傾斜地などで同様に対処方法としては、短く持つ、ことはかなり有効です。<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">なぜ短く持つと結果が良くなりやすいのか？</h3>
<p class="postTxt">
まず、①の重さを感じにくくなります。いわゆる<strong>スイングウエイトが軽くなる効果があります</strong>。<br />
続いて、③のシャフトが硬く感じやすいです。しなる量が減れば、タイミングを合わせなくてよくなりますから、<strong>当てやすくなる</strong>、ということになります。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">どのくらい短く持つといいの？</h3>
<p class="postTxt">
これは、状況によって変わってきますが、指一本分短く持つだけでもだいぶ変わります。<br />
これでも改善しなければ2本、3本と増やしていくのが良いでしょう。<br />
短く持つことに抵抗感がないのであれば、グリップの一番下まで短く持っても良いです！<br />
実際には練習しておくのが良いと思いますので、練習場でも短く持ってやってみましょう！<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">冬ならではのダフリの原因</h3>
<p class="postTxt">
また、もう一つ、冬ならではのダフリの原因もあります。<br />
それは、着ぶくれしたことによって、ボールとの距離感が変わってしまうことから起こるダフリです。<br />
どうしても手元が窮屈になりがちで、そのまま打つとクラブの行き場がなくなってダフる、ということになります。<br />
そうならないためにも、厚着した時のアドレスの感覚をつかんでおきたいところです。<br />
<br />
もし、<strong>ラウンド中に気になりだしたら、やはり、これも短く持ってグリップエンドを余らすのが良いでしょう</strong>。<br />
グリップエンドが邪魔にならないように構えれば、結果的にボールとの距離感が整うことが多いです。お試しください。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">まだダフる気がするときは……</h3>
<p class="postTxt">
ですが、これらの対処方法を施しても、まだ、ダフっているような感じがすることがあります。<br />
この場合で一番多い要因は、ライ角が合っていない場合です。<br />
主にフラットすぎることで、トゥ側が先に当たってしまうので、ダフっているように感じやすいです。<br />
打った後のターフなども確認してみて下さい。<br />
トゥ側の方が深く掘れている、などの症状が出ていましたら、是非、ラウンド後にライ角調整をしてもらってください。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">トップする（チョロする）</h3>
<p class="postTxt">
この要因はいくつかありますが、代表的なものとしては<br />
<strong>軽すぎる</strong><br />
ということになります。<br />
これはなかなか握り型だけでは解消しませんが、アプローチなどで、極端に短く持っている方でこの症状が出る方もいらっしゃいますから、その場合には長く持ってみましょう。<br />
あとは、<strong>いつもよりゆっくり振ろうとするのが良い場合も多いです</strong>。<br />
どうしてもコースに出ると、飛ばしたい、という意識も強く、急いでしまいがちですが、その結果クラブが速く動きすぎてしまい、思ったよりも上をたたいてしまうということがあります。<br />
そうならないように、少しゆっくり振ることで、クラブを重く感じるように動かしてみましょう！<br />
<br />
アプローチショットなどは、この長く持つことで、ゆったり振れるようになることもあります。お試しください！<br />
これは、短く持つのと逆の効果を狙っています。<br />
長く持てばヘッドを重く感じやすいですし、シャフトも柔らかく感じやすいです。<br />
この結果、ゆっくり振りやすくなります。<br />
<br />
ルール上はダメですが、もし、遊びのラウンド等でしたら、途中でシャフトに鉛を貼ることもありです。<br />
クラブを重く感じるように調整してみましょう。本当はラウンド前か後にやるのがベストです！<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">右に行ってしまう</h3>
<p class="postTxt">
これは、振り遅れが出ている場合が多いです。振り遅れの要因としては
 </p>
<p class="pick_upTxt">
①	長すぎる<br />
②	シャフトが柔らかすぎる<br />
③	ヘッドが重すぎる
 </p>
<p class="postTxt">
などが多いです。<br />
これらをラウンド中に解消する方法は、ダフる時と同様に、<strong>短く持つ</strong>、ということになります。<br />
短く持つことで、ダフリの対処方法で述べましたように、長すぎを解消し、シャフトも硬く感じやすく、ヘッドも軽く感じやすくなります。<br />
特にドライバーなどでこの症状が出る方が多いですから、是非とも、お試しください！<br />
<br />
ヘッドのウエイトを変えてみる（減らしてみる）などが効果的な場合が多いですので、ラウンド後に試してみてください。<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">左に行ってしまう</h3>
<p class="postTxt">
これは右に行ってしまうことの逆の現象になります。<br />
とはいえ、なかなかクラブが短すぎたり、シャフトが硬すぎたりする方は見たことがないので、ご参考までにしてください。<br />
フィッティングを通じて考えられる主な要因は、シャフトの特性が合っていないということが考えられます。<br />
タイミングを合わせづらいことから左に行く方を多く見ています。<br />
こちらも、短く持つことで対処することができる場合もありますので、お試しください！<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">アプローチでざっくりする</h3>
<p class="postTxt">
この要因はやはり、重すぎることから起こることが多いです。<br />
特にヘッドが重いと起こりやすいですよね！<br />
ヘッドが重く感じる要因に、ウェッジのシャフトが軽すぎるということもあります。<br />
実際はスイングウエイト（バランス）は軽く出ていたとしても、振り重く感じやすいです。<br />
特にウェッジのヘッドはクラブの中で一番重いですから、シャフトを軽くすることで、よりヘッドを重く感じやすいです。<br />
短く持つことで、ある程度対処はできますが、今度は振り感が軽くなりすぎてトップする要因にもなりやすいです。<br />
バウンスのお話にもなってきますが、ここでは、まずは、クラブの重さで解消してみましょう。<br />
これはラウンド後の対処になってしまいますが、シャフトの重いものにスイッチしていくのが良いと思います。<br />
<br />
今回挙げさせていただいた、対処方法は、クラブを新調したばっかりのラウンドでも役に立ちます。<br />
タイミングが今一つ取りにくい、安定しない、などの症状がありましたら、短く持って試してみましょう！<br />
ただし、上記しましたように、本来は、まずは練習場で試してみることをお勧めします。<br />
<br />
上記しましたように、どうしても短く持つことに抵抗感がある方もいらっしゃいますが、ゴルフ場ではあらゆるライコンディションに対応するためにも、短く持つことに慣れていくことは上達のための一歩だと考えていただけると嬉しいです。<br />
クラブをコントロールできる長さというのは人それぞれと申し上げてきましたが、短いほどコントロールしやすくなることも実感していただけると思います。<br />
<br />
もちろん、長く持った場合の効果も実感していただければ嬉しいです。<strong>球を高く上げたいとき、ゆっくり振りたい時、などは、長く持った方がやりやすいでしょう。</strong><br />
<br />
14本のクラブがキチンとそろっていれば、抜けのない距離を打ち分けられる、というものでもないのが、ゴルフ。<br />
実際には、中間の距離や、傾斜地などで番手通りの距離や球筋が狙えない場合の方が多いはずですから、今回ご提案しましたような持ち方の工夫をして対処していくことが必須になってきます。<br />
<br />
是非、いろいろな長さで持ってみて、いろいろなショットができるようになっていただき、さらにゴルフを楽しんでください！<br />

 </p>
<div class="fieldType_A">
<div class="photoArea">
<div class="photo">
<picture>
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</div>
</div>
<p class="postTxt">
ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
</p>
</div>
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		<media:credit role="author"><![CDATA[ゴルフサプリ]]></media:credit>
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<item>
	<title><![CDATA[冬はセッティングを見直すチャンス！ でもどうやって見極める？]]></title>
	<category><![CDATA[ギア]]></category>
	<description><![CDATA[2026年、明けましておめでとうございます。
本年も、沢山ゴルフクラブのことを書かせていただきますので、宜しくお願いいたします。（ダグ三瓶）]]></description>
	<pubDate>Sun, 04 Jan 2026 12:00:00 +0900</pubDate>
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	<content:encoded><![CDATA[
<p class="postTxt">
冬のゴルフは、いわゆるオフシーズンの方も多いので、その間に、クラブをいろいろと調整するタイミングでもありますね！<br />
そういう意味でも、まずはご自身のクラブの状態を振り返るのが良いでしょう。<br />
<br />
では、どういったことを振り返ってみるといいのかを、表にしてみましたので、ご参考にしていただけると嬉しいです。<br />
ご自身で見やすいように整理してみましょう～！<br />

 </p>
<div class="post_photo"><figure style="display: inline-table;">
<picture>
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</figure></div>
<p class="postTxt">
ちょっと極端な例ですが、ざっと挙げてみました。<br />
<br />
もちろん、これだけではない状況として、つながり、も重要になってきます。
 </p>
<p class="pick_upTxt">
●ドライバーの調子が良い日はアイアンの調子が悪い<br />
●UTは当たるけど、他は全く当たらない日がある<br />
●ショートゲームが良い日はショットが悪い
 </p>
<p class="postTxt">
この逆もありますね！<br />
<br />
これらは、クラブ同士のつながりが悪いために起こります。<br />
練習場では良かったのに、本番でダメ、というのもこれが要因の時が多いです。<br />
<strong>練習では、当たらないクラブがあると、どうしてもそのクラブを中心に練習してしまいますから、その結果、そのクラブは打てるようになるけど、他のクラブとタイミングの差が生じてしまい、他のクラブが調子悪くなったり、そもそも何球も練習しないと当たらないクラブということは、本番の一発勝負ではミスの方が出る確率の方が高くなりがちです。</strong><br />
<br />
このようにして、クラブを1本1本評価していただき、自身に合っていないクラブをしっかりと見極めて、このオフシーズンに入れ替えを検討してみましょう。<br />
<br />

 </p>
<h3 class="typeA_ttl">苦手なクラブを抜いてゴルフに行ってみる</h3>
<p class="postTxt">
その評価方法で一番簡単な方法は、その苦手なクラブを抜いて行ってみましょう。<br />
例え、それがドライバーだとしても、思い切って抜いて行ってみて下さい。<br />
その結果がよければ、やはりドライバーが要因だったということが理解できます。<br />
<br />
一見、遠回りのように感じますが、その結果、実は他にも要因があることがわかったり、本当にドライバーのみだったりするのかが良くわかります。<br />
<br />
<strong>物事、要因がわからないと、対処方法が見つかりませんので、まずは、それを特定する、という意味でも、一旦、徹底的にやってみるのはいかがでしょうか？</strong><br />
<br />
もしかしたら、本数が半分（７本）くらいになってしまうかもしれませんが、その方が快適に回れる可能性もありますので、躊躇せずにお試しすることをオススメします。<br />
<br />
以外とスコアも変わらなかったりすることもあり得ますし、今後の快適なゴルフのための準備としてお考えいただけると嬉しいです。<br />
<br />
また、<strong>どうしても抜いていくのができない方は、その当たらないクラブを短く持って打ってみましょう</strong>。<br />
短く持つことで、シャフトの影響や、重さの影響を軽減することができます。<br />
そして、やはり、その方が結果が良いということであれば、長さや重さが合っていないということの確認にもなります。<br />
<br />
アイアンが、番手によって方向性がずれやすいということであれば、工房さんに持っていって、ライ角を確認してもらいましょう。<br />
数値がきれいに並んでいなければならないというものではありませんが、方向性の改善にはつながりやすいですから、番手ごとの症状をお伝えいただき、調整していただくのが良いでしょう。<br />
<br />
それから、グリップ交換もこの時期がいいかもしれませんね。<br />
以前にも書かせていただきましたが、グリップは消耗品です。<br />
車で例えるならオイル交換というお話もさせていただきましたので、年1回くらいは替えるのが良いでしょう。<br />
その時期が今、と言えるかもしれません。<br />
<br />
比較的、ラウンドや練習場に行く間隔が空きやすいこのシーズンにグリップを替えておくことをオススメいたします。<br />
<br />
その際に、太さも試してみるのは良いと思います。<br />
苦手なクラブから、少し太めにするだけでも、大きく変わることがあります！<br />
<br />
楽しく、調子のよいゴルフシーズンを迎えるにあたり、このような準備をするのにちょうどよいタイミングです。<br />
皆様のより良いゴルフのために、少しでも参考になりますと嬉しいです。<br />
<br />

 </p>
<div class="fieldType_A">
<div class="photoArea">
<div class="photo">
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</div>
<p class="postTxt">
ダグ・三瓶（だぐ・みかめ） ブリヂストンスポーツ、アクシネット ジャパン インクと日米２つの大手メーカーに所属。その中でクラブ開発、ツアー担当、マーケティング、フィッティングなどを担当。ツアーレップ時代にはあのボブ・ボーケイ氏に日本で唯一の弟子と認められていた。現在、フリーとなり迷い多きアマチュアゴルファーにアドバイスを送ってくれることとなった。
</p>
</div>
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