58度を開いて打つよりミスが少ない? 60度ウェッジをセッティングに入れると、ゴルフはどう変わる?

もう少しでシングルがシングルプレーヤーになった話

2024/09/26 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル



60度のウェッジを使ったことはありますか?私はいつからか忘れてしまいましたが、過去数年間ずっと使い続けています。今回は60度のウェッジを使うメリットとそれによりゴルフがどう変わるかを説明させていただきます。
写真/ゴルフサプリ編集部

先日100切りを目指しているゴルフ友達とラウンドしている時にこんな話になりました。ゴルフ友達は「60度のウェッジを新しく買ってしばらく使っているけど、めっちゃ良い!バンカーからどんなに振っても30ヤードしか飛ばない。ピンに近いアプローチもハーフスイングで15ヤードしか飛ばない。飛ばないことが分かっているので自信を持って振りやすい。」と言っていました。ゴルフ友達は続けて「こんなに良いのに、アマチュアゴルファーには60度のウェッジは難しいから不要と言われているのはなぜ?」と聞かれました。

私は「難しいと言われている理由は主に3点。ハンドファーストで打てないとトップやダフリのミスが出やすい。ラフからダルマ落としのミスになりやすい。ロフト角が大きいのでフェースの上をボールが滑り飛距離のバラツキが大きくなりやすい。難しさに加え、アマチュアゴルファーのアプローチは転がしメインでロブを打つことが少ないことや、58度のフェースを開いて打てば60度と同じというのが不要と言われている理由かな」と答えました。

ゴルフ友達から「前から60度のウェッジを使っているのはなぜ?」と聞かれました。私は「100ヤード以内をクラブを変えて打ち分けたいので、50度、54度、60度の3本入れている。ウェッジのロフト角は4度刻みが王道なので、本来なら58度かもしれないけど、54度と58度の飛距離の階段がイマイチだったので、60度にした。56度も58度も使ったことがあるけど、60度だけが特別に難しいと感じたことは全然ない。58度のフェースを開いて使えば良いと言われているけど、そもそもフェースを開いてアプローチを打つには練習量が必要なので、それなら60度で普通に打った方が簡単!60度のウェッジが難しいと言われているけど、実際に打てて結果も良いなら絶対使い続けた方が良い!」と答えました。