ゴルフのスコアが好調なら80台だけど不調だと100叩きという人。原因は”いい加減なプレー”にあり
スコア80台でラウンドするためのゴルフ学|メンタル&マネジメント Season2 VOL.11 メンタル編
スコアをうまくまとめるにはプレーヤーの作戦や戦術はそのままスコアに表われる。スコアを無駄にしないための「ゴルフ脳」を磨くことも90切りの絶対条件となる。
ゴルフトゥデイ本誌643号/98〜99ページより
取材・文/三代 崇 イラスト/北山公司
「好不調の波が大きくてスコアがなかなか安定しないのはどうして?」
A.「不調のときこそ1打1打を無駄にしない気持ちを忘れないことです!」
調子が悪い日でもいい加減な1打を絶対になくそう
前回のラウンドは好調だったのに今日は絶不調。そんなことは誰でもよくありますよね。好調の時は何も困ることはないからOKとして、問題は不調のときです。
私が思うには好不調の波が激しいと思い込んでいる人たちって、必ず言えるのは「大叩き」があるのです。それも1回だけでなく2回3回と続いてしまうケースが結構多い。好調なら80台が出そうなスコアで回れるのに、不調だと110も叩いてしまう。どうしてそれが起こるかといえば、いい加減にプレーしているからです。
好調のときは丁寧にプレーしているはずなのに、不調のときはティショットでOBを打ってしまったホールではショートパットを適当に打っている。最後でポロッと外してスコアの上塗りをしてしまっているわけです。これって、あるあるのパターンだと思いませんか?
10打目だか11打目だかどうでもよくなっているメンタルがいけないのです。11よりは10で上がろう、10よりは9で上がろうという具合に、1打でも大切にする丁寧さがスコアメイクの上で重要なポイントになります。大叩きしてしまうのは仕方ないとしても、3つも4つもスコアを無駄にしないようにする心がけが大切なのです。
調子がよくない日でも1打1打を大事にして、102よりも101で上がろうといった気持ちを忘れなければなんとか100以下でおさまり、好不調の波が小さくなります。自分の実力の幅を狭めることができ、「ゴルフの根っこ」が太くなるのです。
池ポチャしたときは前から打てるのに、悔しいから同じ場所から打とうとしたとします。そこでスコアが1打以上変わってくるわけで、要するに不調のときは感情が優先されやすいのです。右にOBを打ったら打ち直しは左を向いて打てばいいのに意地でもドローを打とうとしたりで、スコアに執着したゴルフになっていない。1打でも無駄にしない気持ちでプレーすることが一番の解決策です。
北野正之(きたの・まさゆき)
1966年5月18日生まれ。93年プロ入り。松原ゴルフガーデン(埼玉県草加市)やサザンヤードCC(茨城県水戸市)などで多くのアマチュアをレッスン。