“落ち葉ルール”でトラブルすら楽しめるのが上級ゴルファー でもグリーン上で対応しきれないときはどうする?

ロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が現場で感じたゴルフエッセイ【毒ゴルフ・薬ゴルフ】第94回

2023/11/26 ゴルフサプリ編集部 もう少しでシングル



ゴルフの虜になってもうすぐ半世紀。年間試打ラウンド数は50回。四六時中ゴルフのことばかりを考えてしまうロマン派ゴルフ作家・篠原嗣典が、コースや色々な現場で見聞きし、感じたことを書いたのが【毒ゴルフ・薬ゴルフ】です。大量に飲めば死んでしまう毒も、少量なら薬になることは、ゴルフにも通じるのです。

写真提供/篠原嗣典

晩秋のコースは紅葉が美しくて癒やされる、と喜んでいるうちはゴルファーとして半人前だと、上から目線でいうオールドゴルファーがいます。詳しく聞いてみると、落ち葉の中に入ってロストボールになることが頻発したり、寒くなって急に厚着になるからスイングがしにくくなったりして、スコアが悪くなるから、と。晩秋のゴルフはどんなに目から入ってくる情報に癒やされても面白くはないし、楽しくもない、ということでした。

一理あると納得できる人もいると思いますが、それでも楽しくゴルフをするために、落ち葉ルールがあるのです。