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先週2位の久常涼に触発された!? 松山英樹、平田憲聖が揃って好発進 【「WMフェニックス・オープン」初日】
先週、久常の好スタート、そして今週早い組で好位置でのフィニッシュに触発されたか日本人選手が好スタート。(写真は2026年ウエイスト・マネジメント・フェニックス・オープン 撮影/Getty Images)
日没サスペンデッドとなったアメリカPGAツアー「ウエイスト・マネジメント・フェニックス・オープン」初日(5日=日本時間6日)は松山英樹。久常涼と平田憲聖の3人が揃って3アンダーの暫定13位で好発進した。久常が先週2位となったことに触発されたのか、松山英樹は7回のスクランブリングの機会で全てパーセーブに成功。平田は初体験の名物モンスターホールでバーディーを奪って大歓声を浴びた。
松山はスクランブリング100%! グリーンを外した7ホールすべてパーセーブ!!
松山は3バーディー、ノーボギー。
スコアカードはおとなしいものでしたが、スクランブリング(パーオンできなかったホールをパー以下のスコアでホールアウトすること)の機会が実に7回ありました。
その全てに成功してのノーボギーです。
PGAツアーは、世界中のゴルファーの“頂点”に君臨する人たちの集まりです。
ですがスタッツを見ると昨シーズンのスクランブリングのツアー平均値は58.52%でした。
グリーンを外すと3回に1回超はパーセーブできていないのです。
松山はこのカテゴリーで昨シーズン10位(64.97%)でした。
それでも1ラウンドで7回全て成功というのは、すごいこと。
外してもボギーになるような所には行かない。
さすが2016、2017年大会で連覇しているコースは、外しても大丈夫な場所を把握していて、しっかりマネジメントもできているのでしょう。
優勝争いの中で、パーオンを逃してもスコアを落とさない相手は脅威です。
惜しいバーディーパットも何度もあり、首位との5打差は数字ほどの差はないといっていいでしょう。
平田憲聖は初のモンスターホールで挨拶代わりのバーディーに大歓声
試合会場のTPCスコッツデール、16番パー3といえば約2万人収容の巨大スタンドに囲まれた名物ホールです。
平田は今シーズン下部コーンフェリー・ツアーから昇格したルーキー。
初日ですから、試合では初体験となった“モンスターホール”で見事なバーディーを奪いました。
しかもティショットはマウンドを越えてカップへ向かうような転がり方をしたので、大観衆からは地鳴りのような歓声が起きます。
スピンが効いたボールは2メートル手前で止まりましたが、バーディーパットを決めるとまたも歓声。
練習ラウンドでもバーディーを奪っているので、相性がいいのかもしれません。
タイガー・ウッズの再現に期待!!
ちなみに1997年大会の3日目には、前年夏にプロ転向して実質ルーキーシーズンだったタイガー・ウッズがホールインワンを達成しています。
ここまで相性がいいなら、2日目以降はタイガーの再現を期待したいものです。
久常はシグニチャーイベントへ確実に近づく
PGAツアーは来週から「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」「ジェネシス招待」とシグニチャーイベント2連戦となります。
ランキング上位者などしか出られないエリート大会には、直近のシグニチャーイベント以降のフルフィールドの試合での獲得ポイント上位5人が出場資格を得られる「スイング5」というカテゴリーがあります。
先週の「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で2位だった久常はここで4位に。
現在の順位で「フェニックス・オープン」を終えた場合の想定ランキングでは2位に浮上しました。
「ペブルビーチ」と「ジェネシス」は予選落ちがなく、獲得ポイントも通常よりアップします。
ですが、出られないとこの2週間は試合なし。
シード獲得へ向けてのポイント獲得には天と地の差があるので、なんとか出場資格をゲットしたいところです。
さらに3月5~8日に開催される、やはりシグニチャーイベントの「アーノルド・パーマー招待」も、その前週の「コグニザント・クラシック」と今週までの獲得ポイントを合算した上位5人が「スイング5」の資格を得るので、今週次第で一気にエリート大会3つの出場に大きく近づくのです。
今シーズンは、予選落ちした「ソニー・オープン」の初日以外は10ラウンド連続でアンダーパーを継続中。この勢いのまま、シグニチャーイベントの資格を獲得して、本番にも臨みたいところです。
(文/森伊知郎)
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