12月24日、中央競馬の1年を締めくくる有馬記念が中山競馬場で開催された。見事勝利したのは武豊、その手には……

競馬ファンのゴルファーにとっては年の瀬に欠かせないビッグイベント、第68回有馬記念が12月24日に中山競馬場で開催された。勝ったのは2番人気のドウデュース、鞍上はレジェンド武豊だった。

10月29日にレース後、騎乗した馬に蹴られ右太もも筋挫傷を追うアクシデントに見舞われた武は、先週12月16日に復活したばかり。クリスマスイブに開催される有馬記念は武豊が勝つ、のジンクス通り見事に復活勝利を飾った。

なんで、ゴルフのサイトで競馬の話……、と思う方もいるかもしれないが、ドウデュースを勝利に導く手綱捌きを生んだ武豊騎手の手元に注目してほしい。そう手袋がゴルフグローブなのだ！　もっとよく見ると「XXIO」の文字が見える。メーカーに問い合わせたところ『（写真を見る限りでは）2019年発売のモデルで、GGG-X013です』とのこと。

父の影響で「初めてゴルフクラブを握ったのは18歳のとき」という武は初ラウンドのスコアが99、ベストスコアが78というゴルフの腕前。平塚哲二や矢野東などプロゴルファーとも親交があり、あのタイガー・ウッズともラウンドした経験もある。

ゴルフグローブの伸縮性やグリップ力に注目して試しに使ってみたところよかったため、当時知り合ったダンロップ契約の加瀬秀樹を通じてお願いしたのが始まりという。それからというもの悪天候や寒い日の騎乗時に「ゼクシオ」のグローブを愛用し続けている。

武豊といえば、ステッキやゴーグル選びにもかなりのこだわりをもち、特注品を使うことで有名だが、その厳しい目、お眼鏡に叶ったのが「ゼクシオ」のグローブというわけだ。

そういえば、前回2017年に有馬記念をキタサンブラックで制したときの手にも「ゼクシオ」グローブ。「クリスマスイブの有馬記念は武豊」のジンクスに続き、「有馬のときに『ゼクシオ』の武」は今後ジンクスになるかもしれない!?