ブリヂストンスポーツ「BITING SPIN ウェッジ 」は激スピン! キュキュッと止めて寄せるのが楽しくなる!
話題のギアをロマン派ゴルフ作家が検証する!
ブリヂストンスポーツは『BITING SPIN ウェッジ 』を2024年9月6日に発売。ブリヂストンスポーツ『BITING SPIN ウェッジ 』をコースに持ち込んで、徹底的にレポートする。
『BITING SPIN ウェッジ 』のコピーは、“食いつくミーリングで止める 軟鉄鍛造のNEWツアーウェッジ”である。
実にシンプルなコピーで、自信があるようにも感じるが、逆にそれが心配になってしまうコピーだ。
ツアープロからのフィードバックを参考に、スピン性能にこだわったということだが、『BITING SPIN ウェッジ 』という名称が、そのままなのである。
ヘッドシェイプは、単なるティアドロップ型ではなく、日本の伝統である丸形を入れ込んで、ブリヂストンスポーツのウェッジじゃなければダメだというゴルファーもいるほど実績がある。
蛇足であるが、僕もその一人で、エースとして使っているウェッジはブリヂストンスポーツのものだ。『BITING SPIN ウェッジ 』も、見事に「らしい」と感じさせる美しいヘッドシェイプになっている。
新開発の「バイティングスピン IX ミーリング」は、厳しい条件下でもスピン性能を高めるフェース加工だ。ブラスト加工でフェース面全体を処理し、精密なレーザーミリングで細い溝を刻む。縦方向溝を「I」と呼び、スコアラインへの排水をして、斜め方向溝を「X」と呼び、アプローチのスピンを増やし、特にフェースを開くと効果が最大になるようにしてあるという。この二つが合わさって「IX」なのである。
バックフェースでも、上部に厚みを持たせて、スピン性能が高まるようになっている。
ソールグラインドも、ロフトごとに最適になるように3種類がラインアップされている。
ウェッジは、現場で打たなければわからない。『BITING SPIN ウェッジ 』の特徴を知ってみると、自信があるように感じさせるウェッジになっているとわかった。
試打した日は、薄曇り、気温は24℃〜29℃、やや風あり、グリーンは重めというコンディション。
『BITING SPIN ウェッジ 』は、48度、52度、56度、60度。シャフトはN.S.PRO MODUS3 TOUR120。
打ち慣れていて、クラブの影響だけに集中できる『TOUR B X ボール』を使用した。