幡地隆寛の「下半身の回転主導スイング」を解説!ドライビングディスタンスはなんと平均308ヤード!
先週末に行われた国内男子ツアー『バンテリン東海クラシック』は7バーディ、1ボギー、65でまわった幡地隆寛選手が優勝。今年5月の『関西オープン』に続き、ツアー通算2勝目を挙げた幡地選手のスイングを解説。
写真/ゴルフサプリ編集部(2024セガサミーカップ・練習日)
幡地選手はドライビングディスタンス平均308ヤード、ランク3位(2024.9.30現在)の飛ばし屋といえるプレーヤーです。しかしスイングはムダな力感がなく、極めてスムーズ。ある意味、スインガーと言って差し支えないバランスのよさが見てとれます。
アベレージゴルファーをはじめとした多くのアマチュアゴルファーは飛ばしたいがゆえ、どうしても手や腕のチカラだけでクラブを振る傾向が。これではクラブヘッドの重さやシャフトのしなりといったものを感じとることができません。またカラダを淀みなく回転させることも難しく、幡地選手のようなスムーズスイングはできません。
本人が意識的に行っているか否かは不明ですが、幡地選手のスイングは腰や骨盤などの下半身をきちんと回転させ、その動きに上半身、腕、クラブを追随させて振っているように感じます。つまり、下半身の回転主導のスイングです。
ドライバーの飛距離アップはもちろんのこと、ショット全般の正確性をあげるには手や腕のチカラに頼ったスイングはおすすめできません。幡地選手のようにカラダもクラブもスムーズに動かし、バランスのとれたスイングを目指してほしいと思います。