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幡地隆寛の「下半身の回転主導スイング」を解説!ドライビングディスタンスはなんと平均308ヤード!

2024/10/01 ゴルフサプリ編集部 宮川岳也

幡地隆寛

先週末に行われた国内男子ツアー『バンテリン東海クラシック』は7バーディ、1ボギー、65でまわった幡地隆寛選手が優勝。今年5月の『関西オープン』に続き、ツアー通算2勝目を挙げた幡地選手のスイングを解説。
写真/ゴルフサプリ編集部(2024セガサミーカップ・練習日)

力任せのスイングはご法度。幡地選手のように下半身の回転主導のスイングなら飛距離も方向性もアップ!

幡地選手はドライビングディスタンス平均308ヤード、ランク3位(2024.9.30現在)の飛ばし屋といえるプレーヤーです。しかしスイングはムダな力感がなく、極めてスムーズ。ある意味、スインガーと言って差し支えないバランスのよさが見てとれます。

アベレージゴルファーをはじめとした多くのアマチュアゴルファーは飛ばしたいがゆえ、どうしても手や腕のチカラだけでクラブを振る傾向が。これではクラブヘッドの重さやシャフトのしなりといったものを感じとることができません。またカラダを淀みなく回転させることも難しく、幡地選手のようなスムーズスイングはできません。

本人が意識的に行っているか否かは不明ですが、幡地選手のスイングは腰や骨盤などの下半身をきちんと回転させ、その動きに上半身、腕、クラブを追随させて振っているように感じます。つまり、下半身の回転主導のスイングです。

ドライバーの飛距離アップはもちろんのこと、ショット全般の正確性をあげるには手や腕のチカラに頼ったスイングはおすすめできません。幡地選手のようにカラダもクラブもスムーズに動かし、バランスのとれたスイングを目指してほしいと思います。

小手先の動きを抑え、三角形をキープしたまま下半身、上半身を回転させてテークバック。
上半身をしっかりとネジって、下半身との捻転差をつくり、飛ばしのためのパワーを蓄える。
手や腕で振らず、下半身の回転主導で振り抜くため、フォローでも三角形が崩れない。
クラブを寝かさずにクラブはフィニッシュへと向かう。寝かさないから、ボールにより確実にチカラが伝わる。

幡地隆寛
はたじ・たかひろ。1993年06月30日生まれ。B型。プロ初勝利は2024年のアジアンツアー「ニュージーランドオープン」。国内ツアーでは2024年5月の「関西オープン」で初優勝、先週末の「バンテリン東海クラシック」でツアー通算2勝目を飾った。

解説:宮川岳也(みやかわ たけや)
USGTFティーチングプロ。埼玉県の練習場とインドアスタジオでレッスンを行っている。

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