「日本オープン」開幕。日本代表HC、ガレス・ジョーンズ氏の目に最年少アマ王者はどう映った?
日本代表ヘッドコーチの目に最年少日本アマチャンピオンのプレーはどう映った?(写真は2024年日本オープン/写真提供JGA)
国内男子メジャーの「日本オープン」(東京ゴルフ倶楽部=パー70)が10日開幕。史上最年少(15歳344日)で6月の「日本アマチュア選手権」を制した松山茉生(福井工大付属1年)は長いラフとパットの不調に苦しんで6オーバーの78位と出遅れた。それでもナショナルチームヘッドコーチ(HC)のガレス・ジョーンズ氏は熱い視線を送り、本人と周囲へ期待を込めたエールを送った。7アンダーの池村寛世が首位。
松山は「日本アマ」王者ということで予選ラウンドは2013年の「マスターズ」覇者アダム・スコット。さらにディフェンディングチャンピオンの岩崎亜久竜が同組という「メインイベント」に組み込まれました。
その大役に向けてジョーンズHCがまず言ったのは「ガマンシテ」でした。
夏の暑さと最近の雨で想定以上に芝生が元気になったコースは「スーパーヘビーラフで難しい。だから我慢することが大事です」と同HCは続けました。
超豪華な同伴メンバーとあって学ぶことも多いはずでは? と聞くと「アダムはアグレッシブにプレーするだろうけど、その中で我慢しながらやっている。どういうゲームプランでプレーしているかを学んでほしいですね」と、超一流選手の「mindset」 を身近で感じ取ってほしい、と言いました。