ヘッドスピード40m/sにもオススメ!【中古アイアン型ユーティリティ5選】大穴モデルはアレ
中古ゴルフクラブ業界に携わっって30年の“中古クラブ専門家・中山功一”が、旬な中古クラブ情報や購入時に参考となる豆知識などをお届けするコラムです。今回は、アイアン型ユーティリティについてお話します。
アイアン型ユーティリティと聞くと「なんか難しそうだな」と感じる人がいるのではないでしょうか。たしかにモデルやロフトによっては、ヘッドの性能を十分に活かし切るために相応のヘッドスピードが求められます。ですが、だからといって、すべてのアイアン型ユーリティが難しいというわけではありません。
自分にとってのベストな使い途、そしてベストなスペックをチョイスできれば、アイアン型ユーティリティは強い味方になることもあります。
例えば、ラフが深くて、草がからむような場面では、ウッド型のユーティリティやフェアウェイウッドでは難しくなります。ですが、アイアン型ユーティリティなら、草を切って打つことができます。それには『力がないと無理でしょ?』と思うかもしれませんが、アイアンのようにフォロースルーをすれば、思った方向にボールが飛び出してくれます。
アイアン型ユーティリティのメリットは、フェアウェイウッドに比べてクラブ長さが短いこと、アイアンの延長でスイングしやすいことです。また、多少悪いライでも、打ち込んだりできることです。
それから、一般的なヘッドスピードでも
・長めのショートホールでティーアップをしてアッパー気味に打てばピンを狙える!
・アイアンのようにボールをつかまえて、ディポットからも脱出できる!
といったメリットを享受できるでしょう。ただし、楽に飛ばしたいというニーズに応えられるタイプのクラブではないので、使い道を明確にイメージできていないようであれば、購入は控えたほうがいいかもしれませんね。