知ってた? スコッティ・キャメロンのセンターシャフトはフェースバランスじゃないんです
ゴルフライターT島が切り込む!フィッティングショップだから分かるゴルフギア最新事情/第175回
ザ・セントリーで圧巻のプレーで完勝した松山英樹。そして、ゴルフファンの間では、この試合で使用していたスコッティ・キャメロンのセンターシャフトパターの話題で持ちきりだ。ゴルフライター・T島と大蔵ゴルフスタジオの金子氏がセンターシャフトについて語り合います。
開幕戦から松山英樹が勝ちました!
35アンダーってすごいですね。飛ぶし、乗せるし、パターは入りまくりだし。
センターシャフトのパターが大流行の予感。
すでにT島さんはネットで物色しまくったのでしょ?
どうしてバレている? もちろん物色しましたよ。しかし、ブレードタイプのヘッドにセンターシャフトというのは、なかなか製品化されていないのです。
そうですね。センターシャフトだとマレットなどに組み合わせることがほとんどです。
そうだね。センターシャフトのメリットは、シャフトの先端で打てる感覚があるので、芯に当てやすいです。打点に集中しやすいというメリットがあると思います。
でも、芯に当てやすいけど、芯を外したらヘッドがブレやすいというデメリットがありますよね。
はい。シャフトを持ってヘッドを竹とんぼみたいに回転させるとスムースにくるくると回ります。このことから、芯を外したらヘッドがブレやすいということがわかります。でも、ブレードタイプだったら、慣性モーメントは大きめだし、重心深度が浅くなる。その分、打感がしっかりして、ヘッドを動かしやすいから打点が安定している人には良いと思うけどね。