3代目「APEX UW」を男子ツアーで発見! 名器と呼ばれる初代の正統進化ヘッドをプロたちはどう評価した!?
今週、北海道で開催される男子ツアー「ISPS HANDA 夏に爆発どれだけバーディー取れんるんだトーナメント」の会場で、キャロウェイ「APEX UW」の3代目をキャロウェイ契約選手の河本力、山田大晟、杉原大河らが練習ラウンドでテストした。
アスリート向けユーティリティとして2022年に初代モデルが発売された「APEX UW」。翌年の2023年には2代目が登場。フェアウェイウッドとユーティリティの良いとこ取りをしたユーティリティで、長い距離を強い球質で狙えるのが特徴。特に初代モデルは名器として人気があり、石川遼や原英莉花などが「手放せない」と使い続けている。
その3代目となる「APEX UW」は、どこが進化したのか。キャロウェイのツアー担当によれば「3代目は正統進化と言う表現がふさわしいと思います。フェースは『AI APEX FACE』として最新のAiフェース、ソールは段差を付けて抜けを良くする『ステップソールデザイン』を復活、内部構造ではヘッド内部でウェイトを浮かした構造の『スピードウェイブ』を採用するなどし、最新の技術・構造にアップデートしています。そうしながら、見た目ではプロがより構えやすく感じられる形状にヘッドシェイプが見直されています」(ツアー担当)とのこと。
初代にはあったが2代目ではなくなっていた「ステップソールデザイン」に対して、ラフからロフト19度を打ったと言う杉原大河は「ラフからでもきれいにヘッドが抜けてくれて、強い球が打てました。それから、操作性が良いという印象ですね」(杉原)とコメント。
河本力はひと目みて「構えやすくなりましたね」と言いながら、ボールを2、3球コツンコツンと転がして「打球音も変わりましたね」と前作との違いを語りながらも「性能については、もう少し打ってみてからでもいいですか」(河本)ということだった。