5番ウッドは本当にやさしい? 3番ウッドとの違いとフェアウェイウッドの正しい選び方

吉本巧のゴルフギア教室 第105回

2026/02/07 ゴルフサプリ編集部



フェアウェイウッドの中でも「3番ウッドは難しい」「5番ウッドはやさしい」とよく言われるが、その違いを正しく理解している人は意外と多くない。ロフトやシャフト長といったスペック差だけでなく、球の上がりやすさやミート率、さらには実戦での使いどころまでを考えると、両者はまったく役割の異なるクラブと言える。今回は3Wと5Wを比較しながら、それぞれが活きる場面と、どんなゴルファーが5Wをセッティングに入れるべきなのかを吉本巧コーチが解説する。

難しいと言われる3番ウッド(以下3W)と、3Wよりやさしいと言われる5番ウッド(以下5W)は、実際のところ何が違うのか? それぞれどんな人に合うのかを、ここでもう一度確認しておきましょう。

まずはロフトの比較から。いまはロフトが立ったストロングロフトや、逆に寝たハイロフトのモデルもあり、さらにメーカーやブランドによっても多少違いがありますが、3Wで13~16度、5Wで16~19度といったところ。3Wの方が3~4度ロフトが立っています。ロフトのある5Wは球が上がりやすく、3Wは上がりづらいですが後者は飛距離が出ます。

ヘッドの大きさは3Wが170~190cc、5Wで150~170ccといったところで20ccほど3Wの方が大きいですが、460ccがメインのドライバーと比べると、いずれも半分にさえはるかに及ばない大きさで、ともに急にヘッドが小さくなる印象があります。そのせいか20ccの差はそれほど感じません。また、ヘッドの大きさはフェースの芯の広さに反映されますが、この程度の違いだと数字的な差はあるものの、感覚的には差がなくほぼ同じと言っていいでしょう。

シャフトの長さは3Wが42.5~43インチ、5Wが42~42.5インチ。これもメーカーやブランドによって違いがありますが、セッティング的には0.5インチ差があるのが標準です。0.5インチは1.27センチと、ほんの少し違うだけですが結構影響があります(これについては後述します)。