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「短いアプローチがバラつく」を解決|ゴルフお悩みレッスン

連載「われらアマチュアお助け隊」【第4回】

2021/01/08 ゴルフサプリ編集部

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!

悩みを解決してくれる隊員紹介

上田栄民(ブルー)
6つのスクールを運営教えた生徒は1万人超!
「エイミンゴルフアカデミー」を主宰。多摩センター校や南町田校など、7つのスクールを運営。「曲げずに飛ばす」理論を伝授。プロの指導他、これまで1万人を超えるアマチュアゴルファーのためのスーパーコーチ。

勝又優美(ピンク)
美しいスイングが持ち味の教え上手な美女プロ
2013年にPGA A級ライセンスを取得。現在はKEN HORIO GOLF ACADEMYのティーチングプロとして、多くのアマチュアゴルファーを指導しており、女性らしいきめ細やかなレッスンには定評がある。また、新聞、ビジネス誌で連載ページを持つなど、各種メディアでも活躍。

黒川 晃(レッド)
レッドベターの秘蔵っ子ニュージーランド帰りの本格派
ニュージーランドに21年間在住、名門クリアーウォーターGCで専属ティーチングプロとして活動。帰国後デビッド・レッドベターの公認インストラクターに認定され、レッドベターゴルフアカデミー日本校でツアープロからアマチュアまで指導。

お悩み「短いアプローチがバラつく」

今回のアマチュア
藤本吉文さん

●年齢 75歳(1942年生まれ)
●ゴルフ歴    50年
●平均スコア   83
●ベストスコア  69
●ハンデキャップ 9
●スポーツ歴   野球
●球種      ドロー系


短いアプローチが、なぜかバラついてしまうんです。グリーン周りに来ると恐怖感が出てしまうほどで……。
昔は得意なはずだったけど寄せられないと、スコアもまとまりません。

今回の隊員
上田栄民(ブルー)

ブルー:ワンポイントで修正します!おまかせください!!

「短いアプローチがバラつく」原因

藤本吉文さんのスイング

左手首でヘッドをしゃくり上げたり、逆に右手首でヘッドを返したりと、手でクラブを操作する動きが強く見られます。

ブルー:左手首を折ってヘッドをしゃくり上げています

ブルー:逆に右手でヘッドを返す動きもありますね。

\主な原因はココ!!/

手でコントロールしたいという意識が強すぎ、手先を使いすぎてしまい、球に対してフェースがスクエアで捉えられず、方向が定まらずに散らばっていたんです!

ワンポイントレッスン

アドレス時の左手首の角度をキープしたまま、フェースを出すのがいい!

ピンが遠くても、近くても、手元でコントロールしようとはしないこと!

左腕1本だけでスイングをチェック!

左ワキをしっかり締めたまま……。
手首ではなく体で押し出す!

インパクトを低く長く押し出すイメージがいい!

Before And After|ビフォー&アフター

Before:以前は手先で球をコントロールして球が散らばっていた。

After:左手首の角度がキープでき、これなら球の方向性が定まる!

「方向性が安定して、ピタピタと寄せられるようになり、アプローチが怖くなくなりました!」

ミス撲滅大作戦!![今回のドリル]:パターグリップでアプローチ

グリップだけを自分がパッティングをするときの握りにして、8番アイアンでアプローチ。これで短い30ヤードを数球打ってみましょう。フェース面をスクエアのまま、ロフトも変えずにボールをヒットし、パター感覚で体を使ってターゲットに寄せてみる。その後、グリップをアイアン用に戻し、同じように手先でこねずにアプローチする。これで低く長いインパクトが可能に。

協力/東京国際ゴルフ倶楽部
イラスト/野村タケオ

GOLT TODAY本誌 No.556 154~157ページより