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ゴルフお悩みレッスン「ときどき出てしまうヒッカケに悩んでいます……」

連載「われらアマチュアお助け隊」【第20回】

2020/04/04 ゴルフサプリ編集部

巷で人気の個性豊かなティーチングプロが、ワンポイントに絞ったレッスンで、アマチュア読者のお悩み解決に挑む!

鳥井悠治

『ビジネスパーソンに大人気 レッスン書を多数出版』

PGAティーチングプロとして長年アマチュアをレッスン。特にビギナー向けの簡単に100が切れる指導法が注目され多数の著書を刊行。秋葉原駅近にあって会社帰りのビジネスパーソンが集う「アクティブAKIBAゴルフガーデン」での個人レッスンがわかりやすいと人気を博している。

勝又優美

『美しいスイングが持ち味の教え上手な美女プロ』

2013年にPGA A級ライセンスを取得。現在はKEN HORIO GOLF ACADEMYのティーチングプロとして、多くのアマチュアゴルファーを指導しており、女性らしいきめ細やかなレッスンには定評がある。また、新聞、ビジネス誌で連載ページを持つなど、各種メディアでも活躍。

上田栄民

『7つのスクールを運営。教えた生徒は1万人超!』

「エイミンゴゴルフアカデミー」を主宰。多摩センター校や南町田校など、7つのスクールを運営。「曲げずに飛ばす」理論を伝授。プロの指導他、これまで1万人を超えるアマチュアゴルファーのためのスーパーコーチ。「2019 PGAティーチングプロアワード」最優秀賞を受賞。

今月のアマチュア|吉田さんのお悩みは……。

ときどき出てしまうヒッカケに悩んでいます。手打ちを指摘されますが、自分では肩を入れて
打っているように思うのですが……。

今月のお助け隊員|鳥井悠治プロ

始動時にインサイドへクラブを引きすぎていることと、それを戻すためにトップでのクロスシャフトが目立ちますね。

『主な原因は』ココだ!!

テークバックでクラブを手で操作し、いきなりインサイドへ引きすぎていて、
無意識にそれを戻す動きが働き、トップで右ワキを開いてしまい、シャフトがクロスすることによって、さまざまなミスの原因が生まれていた!

いきなりクラブをインサイドに引かない!

(写真右) ○
本来ならこの位置!
クラブヘッドを飛球線後方へ真っすぐ引きたい。

(写真左) ×
手でクラブを操作しすぎてインサイドに入りすぎている。

トップでトが右ワクロキスが気味開いてにシャフトがクロス気味に!

インサイドに上げたクラブを無意識に戻そうと右ワキを開けシャフトをクロスさせてしまう動きが!

右ワキをパカッと開けてしまうとクラブがクロス!

後方からクラブが真っすぐ見えるように右ワキをキュッと!

ワンポイント・LESSON

Point! 上体と腕を一体化させて、大きな力でクラブを持ち上げる感覚で!

両腕にボールを挟んでテークバックしてみましょう!

手でクラブを上げるのではなく、体で上げる感覚を身につけましょう!

× 右ワキが開くとボールが落下してしまう!

両腕でボールを挟んでテークバックする!

(写真右) ○
ボールを両腕に挟んでテークバック!トップで右ワキが締まって……。

ダウンでシャフトが立って下りてきて、軌道が定まる!

(写真左) ×
右ワキが開いてシャフトがクロスすると……。

ダウンでシャフトが寝てしまい、軌道が乱れる。

クラブを持たずにをボールを挟んでテークバックを確認しましょう!

①両腕でボールを挟んでアドレス!
腕でクラブを操作しない意識で

②上体を捻転させ、それに両腕がついてくる感覚で始動させる!

トップでもボールが落ちないように、右ワキを開けずにボディターン!

ミス撲滅のための[お助けドリル]|ボール挟み素振り

実際にボールを両腕に挟んでクラブを振ってみましょう。右腕を内旋(ヒジの内側を下に向ける)させるとボールが落下してしまいます。右腕を外旋(ヒジの内側を上に向ける)させたまま、腕ではなく、上体で振る感覚を身につけましょう。

クラブを手ではなく上体でテークバックする感覚がわかりヒッカケがなくなりました!

GOLF TODAY本誌 No.574 146〜149ページより


われらアマチュアお助け隊 ゴルフお悩みレッスン!

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