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昔より初優勝のハードルは低い?PGAツアーでは3試合に1試合で初優勝者が誕生する時代になった!

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2020/05/06 ゴルフサプリ編集部

もし新型コロナウィルスの影響で中止にならなかったら、2020年シーズンは、PGAツアーで初優勝者が続出する1年になっていたかもしれない。それくらいシーズン序盤から初優勝者が続出していた。

欧州ツアーからの転向組とクラス19世代で初優勝者が増加!

ツアーが中止になる直前は“初優勝ラッシュ”が続いていた。2月に大物ルーキーのビクトル・ホブランが初優勝を飾ると、3月1週の「ホンダクラシック」と3月2週の「アーノルド・パーマー招待」では2週連続でツアー初優勝者が誕生。その試合以降、ツアーは中止になったが今シーズンは23試合中7試合で初優勝者が誕生。その確率は30%以上で約3試合に1試合で初優勝者が誕生していることになる。

これは、今年だけの傾向ではない。2000年や2005年のデータでは1年間の初優勝の割合が10%台のシーズンも多かった。しかし、2010年以降に一気に初優勝者の割合が30%台を超えるシーズンが増えた。特に2010年は欧州ツアーからトップ選手が本格参入し、ローリー・マキロイやジャスティン・ローズが2010年に初優勝を飾っている。さらに2019年から2020年にかけては米国で「クラス19」と言われる黄金世代がプロ転向を果たし、その世代からマシュー・ウルフ、コリン・モリカワ、そしてビクトル・ホブランが初優勝を達成している。

2000年頃にはタイガーを中心に“ビッグ4(タイガー、ミケルソン、エルス、シン)”と呼ばれる圧倒的な強さを誇った選手がいたが、今は初優勝者も増えて群雄割拠の時代と言えるだろう。

※PGAツアーの初優勝、試合数については一部のスキンズマッチ、団体戦などは除く。また20年は3月の「アーノルドパーマ招待」終了時点のデータ。

日本男子ツアー

開催が危ぶまれている国内開幕戦「東建ホームメイトカップ」に向けて石川遼は、「自分がコントロールできることをやります」とコメント。

米国男子ツアー

今シーズンは優勝2回、トップ10が6試合と抜群の安定感を見せるトーマスが賞金ランクでもトップに立っている。

今年3月の「ホンダクラシック」でPGAツアー初優勝を飾ると、翌週の「アーノルドパーマー招待」でも3位になり、トップに立った。

男女の世界ランキングは一時凍結。男子はマキロイ、ラームの欧州勢が1、2位になっている。

米国女子ツアー

2月の「ISPSハンダ・オーストラリアオープン」を最後にツアーが休止。その試合で優勝したインビー・パークが賞金1位。

開幕から中止が続く国内の女子ツアー。賞金女王の鈴木愛は、オリンピック圏内である14位で、世界ランキングが凍結。

※下段のランキングのデータは全て3月28日時点のものです。

GOLF TODAY本誌 No.575 128〜129ページより


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