ロイヤルコレクション アイアンおすすめ11選｜価格・スペック徹底比較

ロイヤルコレクションは、90年代後半からツアープロの使用者が急増し、特にフェアウェイウッドの評価が非常に高かったメーカーです。国内のみならず、海外の有力プロにも評価され、マスターズや全英オープン優勝者のバッグに入っていたこともあるパフォーマンスの高さが特徴です。アイアンは、軟鉄鍛造アイアンを中心とし、ヘッド単品販売のモデルも加えて、多くのラインナップがあります。今回は、ロイヤルコレクションから発売されているアイアンとその選び方を紹介します。

ロイヤルコレクション アイアンの特徴とおすすめポイント

ロイヤルコレクションのアイアンは現在、軟鉄素材のモデルが7機種。ステンレスボディに高強度のマレージングフェースを採用したアイアンが4機種の計11モデルがラインナップされています。11モデルのうち、4機種はカスタム用のヘッド販売となるアイアンです。どのモデルもキャビティ形状で、上級者向きと初中級者向きアイアンともミスヒットへの強さに考慮したアイアンが多いのが特徴といえます。

ロイヤルコレクションは、ツアープロが好んで使用したことで評価を高めてきたメーカーです。アイアンの形状もプロのフィードバックを活かし、シャープで操作性が高く、本格派のモデルが多いことも特徴です。打感や打音といった部分でもベテランゴルファーが好む、オーソドックスなものに仕上がっています。

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ロイヤルコレクション アイアンの選び方｜幅広いラインナップから自分に合うアイアンを選ぶ

ロイヤルコレクションのアイアンは、やさしさを追求した『RCスター』と中上級者向けの本格派である『BBD』、幅広いゴルファーがやさしく扱える『SFD』、メイドインジャパンの軟鉄鍛造製が特徴の『SG-10』の4ブランドがラインナップされています。

そのうち『RCスター』と『BBD』、そして『SG-10』は1モデルのラインナップ。残りの8機種は『SFD』ブランドのアイアンになります。ロイヤルコレクションのアイアンを使うなら、まず自分がどのブランドにマッチするのかを選択しましょう。

軟鉄鍛造モデルか、マレージングフェースか素材で選ぶ

ロイヤルコレクションのアイアンは、7機種がS20軟鉄鍛造アイアン。3機種がマレージングフェースを採用した飛び系アイアン。残り1機種『RCスター』アイアンが、17-4ステンレス素材を採用したセミラージフェースアイアンです。S20Cとは軟鉄の中でも比較的軟らかい素材で、打感・打音が良いと評価する人も多い素材です。

軟鉄鍛造のアイアンが好きな人は、7機種のうちから選ぶと良いでしょう。アイアンに飛距離を求める人は、フェースにマレージング材を採用したモデル、『SFD X8 マレージング』、『SFD X8 ブラックカスタム マレージング』、『SFD X8 ライトカスタム マレージング』の3機種から選択すると良いでしょう。

寛容性が高いモデルにするか、操作性とシャープな形状を重視するかで選ぶ

ロイヤルコレクションのアイアンのうち、『RCスター』はワイドスイートエリアとワイドソールでミスヒットへの寛容性に優れたやさしいアイアンです。またマレージングフェースを採用した3機種も、ポケットキャビティ形状で非常に寛容性の高いモデルです。さらに7機種の軟鉄鍛造モデルの中でも、『SFD X7 フォージド』や『SFD X7 ライトスペック　フォージド』はセミラージのヘッドと広いキャビティで同じようにミスに強いモデルです。

一方、軟鉄鍛造アイアンのうち『BBD V7 フォージド』や『SG-10ツアー』は、小振りなストレートネックで操作性が高く、飛距離性能よりも操作性やスピン量、シャープな形状を優先したモデルです。自分の好みや腕前に応じて、どちらのタイプが良いかを決めます。

標準スペックのモデルか、カスタムスペックモデルかで選ぶ

ロイヤルコレクションのアイアンのうち、『SFD X8 ブラックカスタム フォージド』、『SFD X8 ブラックカスタムマレージング』、『SFD X8 ライトカスタム フォージド』、『SFD X8 ライトカスタムマレージング』の4機種は、ヘッド単品で販売するカスタム仕様のモデルです。一般的なアイアンセットは、すでに純正のシャフトが装着された状態で販売されますが、カスタム仕様のモデルはヘッドを購入し、純正ラインナップにない好きなシャフトを装着したり、長さやバランスなどをカスタマイズできるのが、特徴です。アイアンをカスタムして使いたい人は、これらのヘッドを選ぶと良いでしょう。

『ライトカスタム』とは、ヘッド重量がより軽くなっているモデルのことです。通常の重量では重く感じるゴルファーがしっかりとスピード出せる使用になっています。同様にシャフトが装着された状態で販売されている『SFD X7 ライトスペック　フォージド』もより軽量の仕様になっています。こうしたラインナップは、ロイヤルコレクション以外ではほとんど見られないので、軽量のヘッドが欲しいゴルファーにはうれしいラインナップです。

ロイヤルコレクション アイアンおすすめモデル【初心者から上級者向けまで】

2020年春時点で販売されているロイヤルコレクションのおすすめアイアンを紹介します。アイアンは現行モデルで11機種あります。アベレージゴルファー向けの『RCスター』。アスリート向けの『BBD』のブランドが1機種、『SFD』ブランドから、8機種。メイドインジャパンの『SG-10』が1モデルの計11種類です。どのモデルもオーソドックスでクセがあまりないのが特徴で、幅広いゴルファーに扱えるモデルになっています。

ロイヤルコレクション RCスター アイアン

ロイヤルコレクション RCスター アイアン

『RCスター』は、ロイヤルコレクションのアイアンの中でも最も寛容性を高めたアイアンです。低重心＆深重心設計により打ち出し角が高く、7番アイアンで29度というストロングロフトで飛距離性能を高めています。セミラージフェースとポケットキャビティ、ワイドソールとやさしい機能を盛り込み、ダフリやトップなどのミスの他、ボールの直進性も高くなっています。

さらに特筆されるのが、セット売りだけでなく、バラ売りに対応可能なこと。必要に応じて欲しい番手を選ぶことができるので、初心者ゴルファーにも嬉しい仕様です。

ロイヤルコレクション BBD V7 フォージド アイアン

ロイヤルコレクション BBD V7 フォージド アイアン

『BBD V7 フォージド』は、7番アイアンのロフト角が32度と、ロイヤルコレクションのアイアンの中でもっともロフト角が寝ている中上級者向けモデルです。コンパクトなヘッドで操作性が高く、フェース面の厚みはやや厚めの4mmを確保し、心地よく手応えのある打感を実現しています。

CNC加工によって成型されたトゥ＆ヒールに配分した最適な重心設計、厚めにすることでミスヒットに強く打ちやすい抜けの良いソールなど、中上級者が求めるやさしさも搭載しています。トップブレードの厚みは安心感と分厚いインパクトをイメージしやすくなっています。

ロイヤルコレクション SFD X8 フォージド アイアン

ロイヤルコレクション SFD X8 フォージド アイアン

『SFD X8 フォージド』アイアンは、S20C軟鉄鍛造のワンピース構造を採用しながら、トゥとヒール側に重量配分したセミラージヘッドと低重心構造でやさしく仕上がったフォージドアイアンです。さらに7番アイアンのロフト角が、28度とかなりのストロング仕様になっていて、飛距離性能も非常に高くなっています。

単にやさしい飛び系アイアンではなく、構えやすく包み込むイメージを持つ形状が、思い通りの球筋をイメージでき、幅広で丸みを帯びたソールはライを選ばずに振り抜くことができます。やさしさと飛びに加えて、プレーヤビリティにも配慮した高機能アイアンです。

ロイヤルコレクション SFD X8 マレージング アイアン

ロイヤルコレクション SFD X8 マレージング アイアン

『SFD X8 マレージング』アイアンは、新開発のマレージングフェースを採用して、飛距離性能と打感の良さを兼ね備えたポケットキャビティ型アイアンです。反発力の高いマレージング鋼の弾きに加え、極薄フェースにすることで、ボール初速のアップと軟鉄鍛造に引けを取らない、吸いつくような打感を実現しています。

適度なオフセットを持つセミグースネックが、球を楽につかまえられるイメージとアドレス時の安心感を両立し、やさしいアイアンにありがちな大き過ぎるヘッドではなく、引き締まったサイズ感にすることで、ターゲットに構えやすく、集中力を高める仕様になっています。トゥ側とヒール側のラウンドを強くした「マルチラウンドソール」の採用し、様々なライで打てる実戦での強さを備えたモデルです。

ロイヤルコレクション SFD X7 フォージド アイアン

ロイヤルコレクション SFD X7 フォージド アイアン

『SFD X7 フォージド』アイアンは、S20C軟鉄鍛造のワンピース構造を採用しながら、『SFD』シリーズ史上最も低い重心と広いスイートエリアによって、安定性を高めたモデルです。安心感のあるセミグースネックと適度なトップラインの厚みで、安心感のある軟鉄鍛造アイアンに仕上がっています。

やさしいヘッドでありながら、フェースセンターの打点エリアをやや厚めの約4.5mmに設定し、軟鉄らしい手応えある打感を確保。トゥとヒール側の打点エリアは更に厚みを増していて、打感の向上だけでなく、ミスヒットに強い設計です。さらに7番アイアンのロフト角が、30度で飛び過ぎを抑えつつ、十分に飛距離をサポートしてくれるセミストロングロフト仕様です。

ロイヤルコレクション SFD X7 ライトスペック フォージド アイアン

ロイヤルコレクション SFD X7 ライトスペック フォージド アイアン

『SFD X7 ライトスペック フォージド』アイアンは、その名の通り、『SFD X7 フォージド』を軽量にしたモデルです。軽くなるため、ヘッドスピードアップが期待でき、非力なゴルファーがよりパフォーマンスを発揮しやすいアイアンです。通常モデルの7番アイアンのヘッド重量が、269gですが、『SFD X7 ライトスペック フォージド』では265gと4g軽くなっています。どの番手も数g軽くなっている仕様です。

やさしいヘッドでありながら、フェースセンターの打点エリアをやや厚めの約4.5mmに設定し、軟鉄らしい手応えある打感を確保。トゥとヒール側の打点エリアはより厚みを増していて、打感の向上だけでなく、ミスヒットに強い設計です。さらに7番アイアンのロフト角が、30度で飛び過ぎを抑えつつ、十分に飛距離をサポートしてくれるセミストロングロフト仕様です。

ロイヤルコレクション SFD X8 ブラックカスタム フォージド アイアン

ロイヤルコレクション SFD X8 ブラックカスタム フォージド アイアン

『SFD X8 ブラックカスタムフォージド』アイアンは、『SFD X8 フォージド』のカスタム専用モデルで、ヘッドパーツで販売されているアイアンです。純正ラインナップにない好きなシャフトを装着したり、長さやバランスなどをカスタマイズできるのが特徴で、よりカスタムして使いたい人は、これらのヘッドを選ぶと良いでしょう。ロフト角・ライ角、ヘッド重量や重心位置など、詳細なスペックは『SFD X8 フォージド』と同じです。

S20C軟鉄鍛造のワンピース構造を採用しながら、トゥとヒール側に重量配分したセミラージヘッドと低重心構造でやさしく仕上がったフォージドアイアンです。さらに7番アイアンのロフト角が、28度とかなりのストロング仕様になっていて、飛距離性能も非常に高くなっています。

ロイヤルコレクション SFD X8 ブラックカスタムマレージング アイアン

ロイヤルコレクション SFD X8 ブラックカスタムマレージング アイアン

『SFD X8 ブラックカスタム マレージング』アイアンは、『SFD X8 マレージング』のカスタム専用モデルで、ヘッドパーツで販売されているアイアンです。純正ラインナップにない好きなシャフトを装着したり、長さやバランスなどをカスタマイズできるのが特徴で、よりカスタムして使いたい人は、これらのヘッドを選ぶと良いでしょう。ロフト角・ライ角、ヘッド重量や重心位置など、詳細なスペックは『SFD X8 マレージング』と同じです。

新開発のマレージングフェースを採用して、飛距離性能と打感の良さを兼ね備えたポケットキャビティ型アイアンです。反発力の高いマレージング鋼の弾きに加え、極薄フェースにすることで、ボール初速のアップと軟鉄鍛造に引けを取らない、吸いつくような打感を実現しています。

ロイヤルコレクション SFD X8 ライトカスタム フォージド アイアン

ロイヤルコレクション SFD X8 ライトカスタム フォージド アイアン

『SFD X8 ライトカスタムフォージド』アイアンは、『SFD X8 フォージド』のカスタム専用モデルで、ヘッドパーツで販売されているアイアンです。純正ラインナップにない好きなシャフトを装着したり、長さやバランスなどをカスタマイズできるのが特徴で、よりカスタムして使いたい人は、これらのヘッドを選ぶと良いでしょう。

その名のとおり、通常の『SFD X8 フォージド』と比べて、ヘッド重量が軽くなっているのが特徴で、ヘッドスピードアップが期待でき、非力なゴルファーがよりパフォーマンスを発揮しやすいアイアンです。通常モデルの7番アイアンのヘッド重量が、269gですが、『SFD X7 ライトスペック フォージド』では264gと5g軽くなっています。さらに、ロフト角は同じもののライ角はよりアップライトになり、重心位置も少しですが変更されています。

ロイヤルコレクション SFD X8 ライトカスタムマレージング アイアン

ロイヤルコレクション SFD X8 ライトカスタムマレージング アイアン

『SFD X8 ライトカスタム マレージング』アイアンは、『SFD X8 マレージング』のカスタム専用モデルで、ヘッドパーツで販売されているアイアンです。純正ラインナップにない好きなシャフトを装着したり、長さやバランスなどをカスタマイズできるのが特徴で、よりカスタムして使いたい人は、これらのヘッドを選ぶと良いでしょう。

その名の通り、通常の『SFD X8マレージング』と比べて、ヘッド重量が軽くなっているのが特徴で、ヘッドスピードアップが期待でき、非力なゴルファーがよりパフォーマンスを発揮しやすいアイアンです。通常モデルの7番アイアンのヘッド重量が、269gですが、『SFD X7 ライトスペック フォージド』では264gと5g軽くなっています。さらに、ライ角はよりアップライトになり、重心位置も少しですが変更されています。

新開発のマレージングフェースを採用して、飛距離性能と打感の良さを兼ね備えたポケットキャビティ型アイアンです。反発力の高いマレージング鋼の弾きに加え、極薄フェースにすることで、ボール初速のアップと軟鉄鍛造に引けを取らない、吸いつくような打感を実現しています。

ロイヤルコレクション SG-10ツアー フォージド アイアン

ロイヤルコレクション SG-10ツアー フォージド アイアン

『SG-10ツアー　フォージド』は、腕利きの日本職人がひとつひとつ丹念に手仕上げして作った軟鉄鍛造アイアンです。S25C軟鉄を採用し、粗研磨跡を意図的に残して風合いを出すなど、細部にまでこだわったクラフトマンシップを感じられるモデルです。

7番アイアンのロフト角が30度と、中上級者向け軟鉄鍛造モデルとしては、飛距離性能も高くなっています。ストレートネックで重心距離が短異ヘッドは、非常に高い操作性を実現しています。厚みのある軟鉄鍛造ならではの打感と打音を味わうことができ、非常にコンパクトなヘッドが集中力を高める中上級者向けアイアンです。

ロイヤルコレクション アイアンおすすめモデル価格比較表

多彩なラインナップに様々な個性とプレーヤビリティを備えているのが、ロイヤルコレクションのアイアン

ここまで2020年最新のロイヤルコレクションアイアンを紹介してきました。

11機種のラインナップがあり、その中で軟鉄鍛造にこだわったモデルから、マレージングフェースを採用したやさしくて飛ばせるモデル、さらにヘッドパーツ専用モデルや軽量タイプのモデルなど、他のメーカーにないバリエーションを豊富に持っているのが、ロイヤルコレクションのアイアンの特徴です。

ラインナップは多いですが、奇抜な形状や性能なものはなく、あくまでもオーソドックスで、コースでのプレーでいかに恩恵があるかが考えられた、プレーヤビリティのあるモデルで揃えているのも大きなポイントです。ヘッド形状もシンプルなものになっていて、ベテランゴルファーでも違和感なく使えそうです。

このあたりは、ツアーでのフィードバックを多く持っているロイヤルコレクションならではのものづくりといえるでしょう。あくまでも実戦派で質実剛健なモデルがそろっているのが、ロイヤルコレクションのアイアンだといえるでしょう。