1. TOP メニュー
  2. HOTニュース
  3. 国内ニュース
  4. 【売れ筋NOW】ツアー使用率No.1の『SM8』が市場でも1位

【売れ筋NOW】ツアー使用率No.1の『SM8』が市場でも1位

今、ホントに売れているゴルフギアはコレ!

2020/07/24 ゴルフサプリ編集部

『売れ筋NOW』では、最新の店頭売り上げデータを分析し、“今、最も旬なゴルフギア”を紹介していきます!

今、ホントに売れているゴルフギアはコレ!ツアー使用率No.1の『SM8』が市場でも1位

※上記ランキングの「YPSデータ」では定価の40%引き以上、オープンプライスの実勢価格から25%引き以上の商品はマークダウン品として除外しています。

5月も引き続き新型コロナウイルス感染拡大、自粛要請の影響によりゴルフ用品市場は厳しい環境が続いている。その中でもウェッジ市場を見ると、『SM8』が2位以下を大きく引き離してトップとなった。マークダウン品のため、本データの集計対象ではないが前作『SM7』もロングセラーを記録。「さすが王道のボーケイ」といったところである。

上位シリーズを装着シャフト別に分析すると、それぞれの主要ターゲットが見えてくる。トップの『SM8』のシャフト種別販売数量構成比はダイナミックゴールドが54.9%で、NSプロ950GHネオが25.3%、NSプロモーダス3ツアー105が19.8%。一方、2位のキャロウェイ『ジョーズ』はNSプロ950GHネオが43.0%、NSプロモーダス3ツアー105が32.4%、ダイナミックゴールドが24.6%と最も低い構成比率になっている。『SM8』のダイナミックゴールドの販売数が過半数を超えているのは使用プロの影響などもあると思うが、やはりアスリートゴルファーからの人気により売り上げ1位になっていると言えるだろう。

※メーカー別のシェアは、矢野経済研究所調べによる「YPSデータ」に基づき、カスタムモデルを除くプロパー品のみ(マークダウン品等を除く)を分母として算出した数量ベースのデータです。

1位のメーカーに聞いてみました!人気の秘密は?

『SM8』は世界中のツアープロ、ゴルファーより高い評価をいただいています。信頼を得ているポイントとして、進化したプログレッシブCGにより適正なインパクトを迎えやすくなった点、飛距離の安定、豊富なロフトとバウンスの組み合わせで扱いやすさが向上したことだと感じています。

今後の展望は?

4月が50%減なら、5月は30%減まで回復!?

ゴルフ市場では4月の市況が前年比50%というレベルだとしたら、5月は70%弱というイメージに近づいており、徐々に回復基調になっている。今後はツアーなども再開されて、我々の生活が「通常モード」に戻ってゆくのに従って用品市場も「通常モード」に緩やかに戻ってゆくのではないだろうか。

㈱矢野経済研究所 スポーツ事業部 部長
三石茂樹
入社以来、スポーツ部門を担当し、ゴルフ市場を約15年も分析してきたゴルフ界では有名なアナリスト。

このランキングデータは、㈱矢野経済研究所の全国有力スポーツ用品取扱店の販売実績データ「YPSゴルフデータ」(マークダウン品等を除く)による、2020年5月1〜31日の数量ベースによるランキングです。

GOLF TODAY本誌 No.578 122ページより