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JTカップ最終日|石川遼、メジャー連覇に向けて静かな立ち上がり

2020/12/06 ゴルフサプリ編集部

最終日を迎えた2020年の国内男子ツアー最終戦「第57回ゴルフ日本シリーズJTカップ」。天候が回復し、選手たちはプレーに集中しやすいコンディションとなった。上位陣は1打差で並ぶ混戦模様。しかし、ビッグスコアが出やすいこともあるので、この後の試合展開からは目が離せない。

石川遼の出だしは4Hまで連続パー。逆転への猛チャージはどこからかかる?

2019年の覇者であり、連覇のかかる石川遼(CASIO)は首位と4打差の3アンダーでティオフ。同組には、ともに5アンダー・3位タイから優勝を狙う金谷拓実(東北福祉大学)とチャン・キム(PING)がいる。

「(最終日は)11Hまでにいくつで回れるかがキーになる。天気はいいみたいなので、各選手スコアを伸ばすと思うので、今日までとマネジメントを変えてチャレンジしていければと思います。」と、昨日の試合後にコメントしていた石川遼。連覇に向けて、スコアを伸ばしていくためのプランは構築済みのようだった。

現在、4Hを終えてイーブン。パーを重ねる静かな出だしとなっているが、続く5H、6Hあたりではバーディを奪ってきそうだ。キーとなる11Hに至るまで、良い“貯金”ができるかどうか。そして、11H以降をどうマネジメントしていくのかが、連覇を決める重要なポイントとなりそうだ。

同組で回る金谷拓実について聞かれた石川は「プレーヤーに例えるならジョーダン・スピースがわかりやすい。感覚でプレーするのがうまいし、イマジネーション、メンタリティが非常に長けている選手、特にメンタリティは素晴らしい。一緒に回っていて楽しい、大好きな選手です」とベタ褒めしていた。

撮影/相田克巳
取材・文/ゴルフサプリ編集部